こんにちは!ピアノの三舩優子です。
今年もせんくらで皆さんとお会い出来て嬉しいです。
今回は、サックス界のカリスマ、平野公崇さんとのデュオ公演が2回あります。
平野さんとは、東日本大震災のときに同世代の仲間たちと集まって
チャリティーコンサートを始めたのを機に共演しました。
そのコンサートは今でも毎年続けており、
それ以外にも、時々デュオをさせて頂いたりもしています。
サックスのみならず、作曲、編曲も手がけられ、
サックス・クァルテット「ブルーオーロラ」のリーダーでもあり、
とにかく才能が爆裂している、素晴らしいアーティストです!
普段は冗談ばかり言っているような、おちゃめな方なのですが、
ひとたび演奏に入ると、人が変わったように「天才」ぶりを発揮され
その豹変ぶりにいつもビビります。
彼の演奏を聴いてから、サックスの概念が完全に覆されました。
今回せんくらでお聴き頂くのを、
誰よりも私が楽しみにしています。
バッハから、Jazzyなものまで、
プログラムも多彩です。
ぜひぜひ!絶対!
☆平野ワールド☆を体験しにいらしてください!
私の母校でもあり、今ヴァイオリンのクラスを持っているオランダ・マーストリヒト音楽院の様子をご紹介します。
橋から眺めるマーストリヒト
生徒は外国語の授業に楽曲アナリーゼのプレゼン、室内楽の練習と目まぐるしい一年を過ごしますが、学年末の試験が終わった6月頃、クラスでボートトリップに行くという行事がご褒美のように待っています。
いつも横目に見つつ急ぎ足で通り過ぎるマース川を、10人程の小さなボートでベルギーの国境の方へ向かいます。持ち寄ったドリンクとフルーツを分け合いながら、いつものレッスン室では見られない、溢れんばかりの笑顔を皆見せてくれます。
ボートの操船をやってみたいとすぐに教えてもらい乗り回す子、好きな洋楽のCDを持ってきて歌を歌う子、みんな思い思いの時間を過ごしながら…
あっという間に夜。
近くの陸に上がり、キャンプファイヤーの様子
今年は大学4年間、長い子は大学院まで6年間一緒に勉強した生徒さんが巣立っていきます。この経験はちょっぴり切なくもありますが、かわいい子には旅をさせよ、ですね。
9月の新学期にまた新入生の出会いに期待、そして10月のせんくらでの出会いも楽しみに。
今年の仙台国際音楽コンクールの熱気も冷めやらぬままの今、人生初のブログを書いています。
私にとっての仙台は、チャイコフスキーコンクール・ジュニアの時からの記憶も相まって、絶えず音楽がある街というイメージがありますが、何十年経った今もこのように続いている国際コンクール、フェスティバルなどのイベントの数々に、きっと音楽家にはアットホームに感じられる場所で、同時に何かが起こりそうとワクワクする場所でもあります。
嬉しいことに今年は、再び仙台に戻ります!今から待ち遠しいです!!
早速、今年のせんくらでは何を弾こうかしら…とプログラムについて思い巡らせていました。
皆さんに聴いて頂きたい曲のリスト(たくさんあり悩みました…)の中から、こちらに決定しました…!
第一日目(公演番号18)はフランクのソナタ。
同郷のヴァイオリニスト/ウジェーヌ・イザイの結婚式に捧げた愛に溢れる、時に甘酸っぱいこのソナタをメインにしたプログラム。他、イザイが作曲したヴァイオリン1丁のみで表現する世界、ソロソナタから1楽章をピックアップ。「妄執」というタイトルから皆さんはどんな曲を想像しますか?
その他には皆さんご存知のクライスラーの愛らしい小品も演奏します。…100年程前にタイムスリップです。
ピアノは2015年頃から機会があるごとに共演を重ねています、菊池洋子さんです♪
菊池さんとのフランク、どうぞお見逃しなく!
そして、
ヴィヴァルディ:四季(公演番号27)はこのコンサート限りの豪華メンバーでエキサイティングな空間となりそうです。私は夏を担当しますが、四季の移り変わりがどのようになっていくのか…?私自身興味津々です。
最終日(公演番号63)は、モーツァルトプログラムです。
B-durの曲から始めます。Si♭の調は、私は森など自然を想像します。二曲目は開放弦のLaの音が基調のA-durの曲。ピアノが大活躍の曲です。息つく間もない長大な3楽章も要チェック。
2年という時間をかけてモーツァルトプロジェクトを遂行された菊池洋子さんとの完全デュオプログラムです。
菊池さんとの公演は、いずれも午後の早い時間の公演です。
昼下がりにまったりモーツァルト、フランク、いかがですか?
最後に、この写真は、私がチャイコフスキー国際コンクールに出場したとき。懐かしい・・・
せんくらブログをご覧の皆さま、こんにちは !
ヴィオラ 井野邉 大輔 です。
今日は大阪伊丹空港を発つ機中より随想です.。o○
現在、JR東日本品川駅と田町駅間に、山手線内では何十年ぶりとなるらしい駅を新設していて、此処を通る度、新駅の全貌が明らかになっていく様を見ることは楽しい限りです。
この新駅にアプローチできる最寄り道は、箱根駅伝でお馴染み、国道15号、通称第1京浜(ケイヒン)国道。この辺りから駅への道を造るのかな、と思しき箇所は新駅名の一部になっている城南地区高輪地域にあります。
新駅最寄りの国道地点から少し東に向かうと、赤穂四十七義士と主君 浅野内匠頭が眠る泉岳寺、時を経て江戸城開城の折、幕府側の勝海舟と新政府軍 西郷隆盛が会談した屋敷跡などが点在しており、新入団員だった28年近く前、歴史好きな私は時たまこれらの地を訪れたものでした。
そう、NHK交響楽団練習所もこの近くなのです!
そういえば、N響在職時に旅行規定(出張に関する労使の約束事)の話を同僚達としていた際のことを思い起こしました。
計画通りに進んでいれば、リニア新幹線開業まであと数年のはず…
先程の新駅の隣、一大ターミナルの品川では既に、リニア新幹線駅を設置するのか地下へ入っていく通路が設けられ、工事用車輌の種類が作業内容により変わっていく様もみてとれます。
これが開通すると名古屋はもとより、大阪、岡山、広島、博多?!公演日帰り出張が可能になるだろうから、近い将来宿泊費を圧縮する議論が出てくる、というのがその同僚達との話の内容なのでした。その開通は、計画通りならば我々の60歳を目処とする定年退職の2年前。って、本当にあと数年です。あっという間にリニア新幹線が開通しそう。
「ご搭乗機、最終着陸態勢に入りました」
厚めの雲をかわしながら高度を下げている視界のその先には、見慣れた島が見えてきて… あの島の上で大きく左へと旋回するはず。
あと15分足らずで着陸します。
締め切りまでに書けた!!
伊丹空港へ向かう朝、部屋から 4:52 am
せんくらブログをご覧の皆さま、こんにちは!
ヴィオラ 井野邉 大輔 です。
2019年、今年で14回目になるせんくらは、オーケストラ公演と3つの室内楽コンサート、計6つのコンサートに出演します!
No.27公演はまさにフェスティバルならでは、一期一会のドリームチームで見た目はもちろんのこと、丁々発止のやりとりを楽しんで頂けるコンサート♪
No.54公演は、仙台市宮城野のホール名を冠したレジデントカルテット、Quartet PaToNaの一員としてドヴォルジャークの名曲をメインに♪
No.8公演、こちらは有名であったり聴きやすい曲が集まるせんくらの中で、1つくらいこんな公演があってもいいでしょう? と始めさせてもらった、毎回仙台フィル若手を招いてこだわりの選曲でお届けする公演です。今年は楽員からの信任が厚いクラリネットの鈴木雄大選手。
ピアニストはウィーン国立音大課程を修了した三輪郁さん。お隣山形でも教授として教鞭をとる、ウィーン仕込みの彼女のサウンドに寄り添いつつ、隠れた名曲をお届けします!
©小島 竜生
平日昼間の公演ではありますが、違いの解る、一歩先をお聴きになりたいお客さまへ自信を持っておススメするこの公演へ是非お越しください♪
せんくらにお世話になって4年目となり、私もいっちょまえに仙台のお気に入りの場所がたくさんできました。
1、松島 瑞巌寺
あれ、いきなり仙台ではありません。宮城県宮城郡松島町です。
昨年せんくら街なかコンサートの練習の合間に行きました。
日本三景を拝みたかったのはもちろん、震災復興支援コンサートなどで何度も歌っている宮城県民謡の斉太郎節に「松島の サーヨー 瑞巌寺ほどの 寺もないトエー」という歌詞があり、実感しに行きたかったのです。
ちょうど2か月前に修理が終わったばかりの瑞巌寺。
ツアー客に混じってガイドさんのお話を聞きながらその素晴らしさに、歌詞通り、瑞巌寺ほどの寺もないトエー、と実感して参りました。
2、銭湯「駒の湯」
楽器を運んで演奏して疲れた体をあたためようと、国分町から歩いて、遂に念願の銭湯に行って参りました!!
銭湯は身体を癒せるだけでなく、地元の方々の雰囲気や方言がわかるので旅先でよく行きます。
ちなみに仙台駅近くにあるおすすめの銭湯をご存知の方がいらっしゃいましたら演奏会後に教えてください。
3、楽天生命パーク宮城
7月16日現在、私の贔屓のチームと楽天イーグルスは1ゲーム差で競っており、目を離せない状況です。
昨年は松島に行った後、雨の中で観戦しました。
せんくら当日はクライマックスシリーズとのこと、楽天生命パーク宮城でおこなわれていたらどうしよう!!と
ひやひやドキドキしています。
書き始めると止まらなくなるので、ここらでやめておきます。
今年も仙台を楽しみ尽くしたいと思います!
よろしくお願いします。
有り難くせんくら4年生。池山由香です。
ラテンアメリカの竪琴「アルパ」を弾いたり歌ったりしています。
今年もせんくらに参加させて頂けることをとても嬉しく思っています。
よろしくお願いします。
せんくら2019本編では2公演出演致します。
6日(日)のお昼は、せんくら初登場、女優・二木てるみさんによる宮沢賢治作品『永訣の朝』『やまなし』の朗読の世界に、音楽で寄り添います。
『永訣の朝』は、賢治の妹との永遠の訣れの朝が哀しくも美しい言葉で書き綴られた詩。
『やまなし』は、二匹の蟹の子供たちの様子が描かれた、可愛くて不思議な世界のおはなし。
国語の授業で出会ってクラムボンが心に残り続けていたところ、改めて向き合うことになりました。
提供:横浜市泉区民文化センター テアトルフォンテ
こちらは6月2日に別作品でご一緒させて頂いた際の写真。
二木てるみさんの素晴らしい朗読によって作品の世界に引き込まれて泣きそうになったり、出番を忘れそうになったりしています。
是非、一緒に作品の世界に引き込まれにいらして下さい。
10月6日(日) 12:15~ 13:00
日立システムズホール仙台 交流ホール
¥1000 (3歳以上)
出演
https://sencla.com/program/1845/
5日(土)の夕方は、2年前にもご一緒した
ハープ奏者・中村愛(めぐみ)さん、馬頭琴奏者・美炎(みほ)さんとのトリオ“3つの琴”で世界各国の曲を演奏します。
こちらは今年1月、川口リリア・音楽ホールでのコンサート写真。
ハープとアルパ、合わせて84本の弦で
華やかにディズニーの「アンダー・ザ・シー」。
馬頭琴の民族性あふれる音色との合奏で「コンドルは飛んで行く」。
ソロでは、私が昔住んでいたアルゼンチンの人気タンゴ歌手カルロス・ガルデルの名曲「想いの届く日」の弾き語り。
様々な世界の空気を持ち込んで、せんくらを盛り上げられればと思っています。
●3つの琴で奏でる異国の調べ ~南米のアルパ、西洋のハープ、東洋の馬頭琴(公演番号41)
10月5日(土) 17:15~ 18:00
エル・パーク仙台 ギャラリーホール
¥1000 (3歳以上)
出演
https://sencla.com/program/1818/
そして、本編の一週間前の土曜午後は、せんくら街なかコンサート!
こちらは有り難く3年目。
前半は私のソロコンサート、後半は仙台の子どもたちの合唱を指揮させていただきます。
演奏会の前に仙台に伺って、元気いっぱいに歌ってくれる子どもたちと練習するのがこれまた楽しいのです。
今年も伴奏してくださるのは仙台在住のピアニスト、和久佳菜さんです。
わくわくさんや、スタッフの皆様にお会いできるのも楽しみです。
●アルパ奏者 池山由香と仙台の子どもたちが奏でるみんなの歌 Part3
9月28日(土)14:00~15:00
会場
仙台市戦災復興記念館 記念ホール
※席に限りがありますので、お早めにご来場ください。立ち見はできませんのでご了承ください。
出演
池山由香(アルパ・メゾソプラノ)、和久佳菜(ピアノ)、
仙台市立立町小学校合唱団、中野栄児童館
共催
公益財団法人仙台ひと・まち交流財団
戦災復興記念館指定管理者 ひとまち・東北共立グループ
お問い合せ
戦災復興記念館 Tel.022-263-6931
どの公演も、ご来場をお待ちしております!
唐突ですが、
私は歌の神様にいつも見守られています。
それは、
往年のテノール、ルチアーノ・パヴァロッティ氏。
私の自宅の練習室の特等席にはいつも彼がいます。
2007年パヴァロッティ氏の突然の訃報。そして葬儀の報道。
いてもたってもいられなかった私は、当時住んでいたボローニャから、
会場であるモデナの大聖堂へ向かいました。
そこは人々で埋め尽くされていました。
当然、葬儀の様子は大勢の一般市民に混じり教会の外のモニター越しで。
しかし私はそれだけでも、少しだけパヴァロッティを肌で感じれている気がしていました。
式も終わり町のベンチに座っていると、一人の老人が話かけてきました。
「君は何をしにイタリアに居るの?」
「僕はテノールで、ボローニャで勉強している。」
「そうか。。。ならばこれは君が持っていた方が良いね。」
と、差し出されたのがこのカード。
これは葬儀の際の式事カード、式に参列した方だけに配られるものでした。
しかも世界でたった1500部!!
はじめはなんだかよく分からなかったが、手にした瞬間の高揚感は今でも覚えています。
そう!スーパースターが私の中に入った瞬間でした。
今ではあの老人が、私と神様を結び付けてくれたのかもしれない、そう確信しています!
声楽を学んでいると、悩んだり立ち止まったりすることが沢山あります。
その時にこのカードを手に取ると、ふっと楽になる。
それに持っているだけで歌が少しだけうまくなる気がします(笑)。
きっと神様が、「頑張れ!ずっと見ているぞ!!」とささやいているのでしょうね。
そして今ではこのカードが我が家の家宝です。
これを持っている限り、私はきっと歌う事が好きでいるに違いない。
皆さんこんにちは!
この度せんくら2019に出演させて頂きます、テノールの西村悟です。
せんくらの魅力はなんといっても100名を超えるアーティストが勢ぞろい!
毎日いたるところでクラッシックが生で聴ける、しかも格安で!
こんなフェスティバル全国でもなかなかありません。
参加できることが毎年楽しみで仕方がありません。
皆さん!
クラシックは敷居が高いなんて言われていますが、決してそんなことはないのです。
楽しみ方は千差万別。
気軽にジーパンでふらっと寄ってみるもよし(赤ちょうちんで焼き鳥派)。
今日は着飾って、非日常を楽しむもよし(レストランでフレンチ派)。
一番大切なのは生で聞く事、ただこれだけ!
どお?簡単でしょw
ぜひぜひ参加してみては?ちなみに私は焼き鳥派!!
そんな私は今回、「イタリアの愛」をバリトンの加耒徹さんと歌います。
愛といってもさまざまな感情が存在します、幸福も失恋も嫉妬なんかも。
その感情をイタリアならではの情熱的な音楽と、ストレートな言葉の表現で皆様にお届けします。
私も4年間イタリアに住み、イタリアの風を肌で感じました。
そんな雰囲気を皆様におすそ分けいたします。
歌曲あり、カンツォーネあり、オペラあり、笑いあり。
ぜひふらっと寄ってみてください(笑) お待ちしております。
今年は日本とフィンランド国交樹立100年です。5月には私がフィンランドでやっている室内オーケストラと父舘野泉による”記念日本ツアー”が行われました。写真は5月25日東京オペラシティーコンサートホールで行われたコンサートとコンサート後のレセプションでフィンランド大使ご夫妻と。*撮影はボックリ博士中村義政さん
私カメラ小僧?です。いつもカメラ持って生きています。
私が撮ったフィンランドの風景です。
◎日が沈まない白夜の夏2枚
◎海が凍る冬(この近くに母がやっているギャラリーがあります。時々ギャラリーコンサートもします。)