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せんくらブログ

2021
2021.09.02

出演アーティスト 福田進一さんからのメッセージ

第1回「せんくら2006」のトップバッターとして参加、以後は震災の2011を除き、毎回レギュラーのように参加させて頂いています。

今秋、第15回「せんくら2021」にも招いて頂き、せんくらでは今回が2度目となる「アランフェス協奏曲」のソリストを務めます。アランフェスの作曲家、ホアキン・ロドリゴ(1901-1999)は、今年が生誕120年、20世紀を丸々生き切った長寿作曲家でした。第2楽章アダージョの哀愁に充ちた名旋律は有名で、クラシック界に限らず、巨匠マイルス・デイヴィスや先頃亡くなったチック・コリアなどが取り上げたことによって、ジャズの世界にとってもスタンダードとなっています。また、フラメンコのリズムによる溌剌とした両端楽章は高度な技巧が要求され、弾きごたえ、聴きごたえのある音楽になっています。

さて、このコンサートでは、私の長年の友人でデュオのパートナーでもある工藤重典さんがモーツァルトのフルート協奏曲のソリストとして出演されます。

長年、沢山のステージで共演してきた工藤さんとコンチェルトのソリスト同士として仙台フィルとのステージをシェアするのは初めてで、これまた楽しみな「せんくら2021」になりそうです。

もう2つの楽しいコンサートは今や女流トップ・ギタリスト朴葵姫さんとのステージ。そして藤原道山さんの尺八と切り拓く新しいアンサンブルのステージです。

葵姫さんは、15歳の時に私に習うために日本にやって来た天才少女でした。あれから20年、世界が注目する女流ギタリストに成長した彼女とのデュオはいつも楽しく心躍る瞬間の連続です。

 

 

今回はブラームスの変奏曲や、ソルのファンタジアなど通向きのコアなギター名曲と先のロドリゴのアダージョを私がギターデュオに編曲したバージョンをお聴き頂きます。ここでは葵姫さんが独奏パート、私がオーケストラパートを演奏します。

 

尺八の貴公子、藤原道山さんとは今年生誕100年を迎えるタンゴの巨人アストル・ピアソラ(1921-1992)の名作タンゴの歴史(1985)を中心に、和の尺八と洋のギターという、ちょっとイメージしにくい未知のアンサンブルに挑みます。

 

 

変幻自在な道山さんの尺八との共演は、昨年すでにプライベートな某所で実験済み。この素晴らしい組み合わせを「せんくら2021」で披露出来ると思うと今からワクワクしてきます。

 

「せんくら2021」ファンの皆さま、

今年もよろしくお願い致します!

 

福田進一

福田進一
2015.08.16

せんくらブログ③

今年のせんくらでは、長い人生の中でほとんど御縁のなかった楽器、バンドネオンとの共演、しかもその若手実力派の三浦一馬さんとの共演ということで、ドキドキワクワクしています。

ほとんど御縁がなかったと言いましたが、20年以上昔には大御所の京谷弘司さんとはピアソラのギターとバンドネオンの為の協奏曲を初演したり、デビューしたての頃の小松亮太さんとも演奏したのですよ…

が、その後タンゴの世界とのお付き合いが少なくなってしまいました。

というわけで、三浦さんのような若い世代のバンドネオン奏者との出会いは、私にとって久しぶりに刺激的な事件です!

ピアソラだけでなく、様々なクラシック作品も披露します。

4日11時45分から
エル・パーク仙台/ギャラリーホール

お楽しみに!

 

福田進一

福田進一
2015.08.15

せんくらブログ②

さて、今回二つ目の公演は日本を代表する女流フルート奏者 高木綾子さんとのデュオ・コンサートです。

高木さんとは、彼女の清々しいデビュー以来、何度も共演させていただきました。

そのスケールの大らかな歌心に溢れた演奏に、いつも横で伴奏しながら…感動しています。

もう11年ほど前になりますが、高木さんとは共通のレコード会社であった日本コロムビアの企画で「海へ」というアルバムを作りました。

イタリア経由でスイスのバーゼル近郊の教会での録音は実に楽しいセッションでした。

今回の「せんくら」では、この時からのレパートリーであるラヴェル、イベール、ピアソラなどの小品にヘンデルやバッハのソナタを加え、フルートとギターならではの楽しいアンサンブルを聴いて頂きます。

ヘンデルのソナタは公式サイトではハ長調となっていますが、イ短調作品1の4
を演奏させていただく予定です。

3日11時45分からエル・パーク仙台/スタジオホールでのコンサートです。

 

2015.8.15
福田進一

福田進一
2015.08.14

せんくらブログ①

さて、再び「せんくら」の季節が近づいてきました。

 

仙台クラシック・フェスティバル、「せんくら」なんと今年で10周年を迎えました!

 

10年、なんと言う重みでしょう!この画期的な音楽フェスティバルに、私は幸運にもその第一回から参加させていただいています。震災の2011年を除いて9回目の参加です。本当に名誉なことだと感謝しております。

 

多くの皆様から、毎年10月に「せんくら」でギターが聴ける事が嬉しいという喜びの声を頂き、様々なジャンルの音楽が集うこの絶好の機会に、ギター音楽の魅力を少しでも多く知って頂こうと、毎年のプログラムには趣向を凝らしています。

 

(と、ここまで書いて、なんと!これに酷似したブログを去年書いてる事が判明しました。トホホです!)

 

でも、主旨を変えるわけにいかないので続けますね。

これまで、せんくらでは、バッハの組曲や19世紀古典派の知られざる作品、武満徹さんの現代作品やビートルズ・アレンジ、またフルートや弦との室内楽、そして「アランフェス協奏曲」と幅広いレパートリーを披露してきました。

 

というわけで、今年ひとつ目の公演は昨年好評だったスタンダード名曲集の拡大バージョン。ギターの姉妹楽器、リュートの名手ダウランドの名作やバッハのチェロ組曲から抜粋、そしてブラジルの楽聖ヴィラ=ロボスの名曲5つのプレリュードをメインに聴いていただきます。10月3日(土)16時からエル・パーク仙台ギャラリーホールで開演です。

 

もうチケット完売との事、満場のお客様との楽しい時間、いまから想像してワクワクしています!

実は…

今、韓国/楊平で行われている国際ギターフェスティバルに招かれています。

毎日のコンサートの合間に続きを書きます!

 

福田進一

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