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SENCLA BLOG

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2019
2019.09.21

仙台といいますと、今から3年前の2016年に仙台国際コンクールの審査員を務めさせていただき、その折に約2週間というまとまった時間を過ごさせていただきました。

 


*審査員の皆さまと。

 

 

 

海の幸、山の幸の豊富な仙台、食いしん坊の私はその美味しさに舌鼓を打ち、熱演を繰り広げる若き才能に刺激を受けながら充実した時間を過ごさせていただきましたが、仙台駅に降りついて、最初に目に飛び込んで来たのは、駅構内に飾られていたフィギュアスケートの羽生結弦選手の大きな写真!実は、私は大のフィギュアスケートのファンで、シーズンが始まると、各大会手にあせ握りながら見入ってしまいます。今や世界の観衆を魅了する大スターの羽生選手の地元にいる、と思うだけでも、ここで小さい頃から頑張ってこられたんだな、と思い巡らし胸が熱くなります!フィギュアスケートという競技はスポーツでありながらも、数々の技や身体の動き、表現が音楽と直結しているだけに、とても様々な共通点を感じるのです。1人娘も大のファンで、生活していたパリから電車でグルノーブルに行き、グランプリシリーズ、フランス国際大会を見に行った事もありました。ノンフィクションライターであり、フィギュアスケートのライターもされている田村明子さんは、ニューヨーク時代からの友人なのですが、彼女からいつもフィギュアスケート情報を入手、かなり熱心にフォローしております、、、。

 


*グルノーブルの山

 


*フェルナンデス選手優勝、宇野選手は2位でした。

 

竹澤 恭子(ヴァイオリン)

2019
2019.09.20

こんにちは!ヴァイオリニストの竹澤恭子です。この度初めて「せんくら」に出演させていただきます!

 

2回の公演となりますが、10月4日のコンサートは仙台フィル高関健さんの指揮でメンデルスゾーンのヴァイオリンコンチェルトを、そして10月6日には、ピアノの津田裕也さんとのリサイタルになります。

 

仙台フィルの皆さまとは今まで幾度かご一緒させていただいておりますが、今回久しぶりの共演となりますし、先日もご一緒させていただきました私の桐朋での大先輩にあたりますが、指揮の高関さんとのメンデルスゾーン、とっても楽しみにしております。メンデルスゾーンは2曲のヴァイオリンコンチェルトを書いておりますが、言わずもがな、誰もが知るこのホ短調のコンチェルトは、華やかな技巧を盛り込みつつも、メンデルスゾーンらしい透明感のあるハーモニーのもと流麗で軽やかで、且つ情熱的で、一度聴いたら忘れられない魅力的な美しい旋律は、皆を虜にしてしまいます。

 


*高関さんとバーバーのコンチェルトを共演。

 

地元仙台のご出身でありますピアニストの津田裕也さんとは、昨3月に初共演させていただきましたが、とても自然体で美しく細やかでしなやかな魅力を持っていらっしゃるピアニスト、そして、端正で穏やかなお人柄でもあり、今回の共演もとても楽しみにしております。今回のプログラムは、私がレパートリーの中でも、長年大切に思ってまいりました作品を演奏させていただきます。特にプログラムの中心になります、ブラームスのソナタ1番「雨の歌」、この曲はヴァイオリンソナタの中でも私の最も好きな作品の一つで、学生の頃から演奏し続けておりますが、演奏する度にこの作品お魅力にあらためて気付かされ、少しでも理想に近づきたくさまよい続けております。そして、ヴァイオリンの名手でもありましたクライスラーの数ある魅惑的な小品の中でも名曲中の名曲、愛の喜び&悲しみを演奏します。

 


*私の地元愛知県大府市にて30周年記念コンサートで宮田大さん、津田裕也さんとトリオコンサートを開催。

 

竹澤 恭子(ヴァイオリン)

 

 

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