
こんにちは!
昨日はヴァイオリンのタタル ヘンリが、私達の夏休みの様子を書かせて頂いたので、今日はピアノの木下順子が夫婦でデュオを結成して来年10周年を迎える私達について書かせて頂きます。
この10年、私生活でも様々な事がありました。
2人の娘を授かった事…。
アートウェイデュオ最初のリサイタルは最初の子供の妊娠8ヶ月の時で、周りの心配を背に大きなお腹で仙台、横浜で開催しました。
子育てがこんなに幸せで、しかもこんなに大変だったとは…!
世の中全ての「母の偉大さ」を再確認しました。神経質な長女だったので、四六時中泣いてばかり。
私は眠気と戦い、朝まで一度でいいから起こされずぐっすり寝たい!と思っていました。
2人目も女の子。
こちらは、妊娠中は大人しく演奏活動を中断していたせいか、産まれて来てからも、よく食べ、よく寝て、楽な子育てでした。
ピアノの練習は朝9時に二人を保育園へ送り届けると同時に始め、お腹を空かせて帰ってくる娘達に夕飯の準備をしてからお迎えに行き、、、という周りに助けられながらの生活でした。
親を始め、今も、どれだけ周りの人達に助けられ、お世話になっているかわかりません。
一生足を向けて眠れません。
今は二人とも小学生。
一昨年はスロバキアツアーに出掛け、ソリストとして2つのオーケストラと計4回共演する機会も頂きました。
スロバキアのオーケストラは、肩肘張る雰囲気が無く、まるで合宿所で朝起きて団員が台所で「おはよう~」と会うような…そんな雰囲気でした。
嬉しい事にまた来年もお世話になります。
日本での演奏活動でも実に様々な事が起きましたが、日本の皆様に支えられている事に日々感謝して、これからもマイペースに皆様と共に歩んで参りたいと思います!
最後に…。
3日間、ブログにお付き合い下さりありがとうございました。
せんくらの会場で皆様とお会い出来るのを心より楽しみに、今後とも皆様の近くにいるアートウェイデュオでいたいと思っています。
どうぞお付き合いをよろしくお願い致します!
ピアニスト
木下順子