霧島でのリハーサル

2013.08.02| トリオ・ダンシュ・フロイデ

せんくらブログでの担当最終日になりました。
トリオダンシュ・フロイデの井上です。

今は鹿児島県の霧島国際音楽祭へ参加中です。
今年のせんくらで僕が出演するトリオダンシュ・フロイデ、実はもともとこの霧島国際音楽祭で誕生したグループなんです。

2011年に霧島で誕生して以来、霧島国際音楽祭、縄文の森博物館、いちき串木野市金山蔵、東京・四ツ谷サンパウロ教会でコンサートを重ね、今回は初めて東北の地・仙台で演奏することになりました。

僕たちもせんくらでのコンサートをとても楽しみにしています。

さて今年の霧島でのトリオダンシュ・フロイデは高千穂小学校でのコンサートです。
小学生向けにアレンジしたアンパンマンやドラえもんもレパートリーに入れて早速楽しいリハーサルです。

3人でアンパンマンやドラえもん…ってどんな音がするんだろう?
それが予想以上にちゃんとした音がするんです!

これは聴いた人しか分からないので、是非せんくらで僕たちの演奏を聴きにいらしてくださいね。

…あ。仙台ではアンパンマンもドラえもんも演奏しないんでした。
それ以上に楽しいア ンサンブルをお聴き頂けると思います。
是非ご期待を!

早速リハーサル…
でも世界各地から著名なアーティスト達が集っている中で僕らがアンパンマンやドラえもんをマジ顔でリハーサルしているのを見られるのが、ちょっと恥ずかしいです。

ベルリン国立歌劇場のコンサートマスター、ローター・シュトラウスさんに「君たちはトリオでどんな曲を演奏するんだい?」

と聞かれた時には思わず「日本の名曲を演奏するんです」と冷や汗で答えて何とか窮地をしのぎました。

きっと今回も楽しいコンサートになるでしょう。
またせんくらでのコンサートへ向けて準備していきます。
是非聴きにいらしてください。

3日間ありがとうございました。
トリオ・ダンシュ・フロイデ
井上俊次(ファゴット)

 

霧島より

2013.08.01| トリオ・ダンシュ・フロイデ

昨日から引き続き、トリオ・フロイデの井上です。

7月24日からはホームグラウンドの読響を離れて遠く鹿児島県の霧島へ来ています。
ここ霧島では日本で最も歴史の長い『霧島国際音楽祭』が開催されており、そこでのコンサートに出演するために来ています。
今年で34回目を迎えるこの霧島音楽祭へは日本のみならず世界各国から著名なアーティストが来日していますが、今年は何とベルリンフィルの第1コンサートマスターの樫本大進君も来ています。
景色が素晴らしく食べ物が美味しいこの霧島の地で、世界的な演奏者の様々な演奏会が低料金で開催されているので、クラシックファンにとっては桃源郷そのものです。
そんな中に混じって僕も演奏できる事を光栄に思いつつリハーサルやコンサートで音楽三昧の日々を送っています。

さて、今年の霧島音楽祭招待フルーティストは、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団首席フルート奏者、エミリー・バイノンさんです。
エミリー・バイノンさんは世界で今最も輝いているフルート奏者の一人です。
日本でもその美貌ゆえに多くのファンがいらっしゃいますが、フルートという楽器がこんなにも無限の可能性がある楽器なんだと改めて関心してしまうほど表現力が豊かな演奏をされます。
また性格も優しく可愛らしくチャーミングで、アンサンブルを一緒にやっていてもとても楽しく、あっという間にリハーサル時間が過ぎ去ってしまいます。
ますます彼女のとりこになってしまいそうで怖いです。
「天は彼女に二物を与えてしまった…」
そんな憧れの眼差しと長くなった鼻の下を彼女に気づかれないように必死に隠しながらの霧島での毎日です。

写真は霧島音楽祭「音楽の散歩・その3」の公演を終えたメンバーです。
エミリー・バイノンさん(右から4番目)とトリオダンシュ・フロイデのオーボエ南方総子さん(一番左)、そして僕(左から2番目)です。
トリオ・ダンシュ・フロイデ
井上俊次(ファゴット)

はじめまして

2013.07.31| トリオ・ダンシュ・フロイデ

せんくらブログを今日から3日間受け持つことになりましたファゴットの井上俊次です。

今回は「トリオダンシュ・フロイデ」というリード楽器による三重奏でせんくらデビューすることになりました。
どうぞよろしくお願い致します。

石巻出身の僕は現在、読売日本交響楽団で首席ファゴット奏者として演奏をしております。
見た感じはよくある痩せ型のちょっと目つきの悪い普通のおじさんです。

よくある事ですが本業のオ-ケストラとは別に室内楽チームも二つ組んでいて、一つは今回せんくらで演奏するトリオダンシュ・フロイデ。
そしてもう一つはアミューズ・クインテット(木管五重奏)です。
アミューズ・クインテットは昨年3月に立ち上げたばかりの新しい団体です。
そのクインテットで今年9月に福岡、11月には新潟でコンサートがあるので、今日はそのリハーサルです。

映画音楽で有名なモリコーネ・メドレーを作曲家の日下部進治さんに依頼してオリジナル曲を作ってもらいました。
作曲家の方にとっても木管五重奏はなかなか編曲しづらいらしく、僕らも演奏しながら「あーだねー。こーだねー」と議論しながら一緒に曲を作って行きました。

写真はちょっと斜めになってしまいましたが、日下部さんに聴いてもらっているリハーサル時のショットです。
日下部さんは僕らの要望に一つ一つ丁寧に応えてくれました。

仕上がりが楽しみです。

さて、リハーサルは楽しく充実しているのですが、実は今日は二つの苦難がありました。
一つ目はリハーサル会場へ向かう途中で2回もゲリラ豪雨に遭ってしまったこと。
会場へ着いた時には下半身ずぶ濡れです。
そしてもう一つの苦難は口内炎が潰瘍状態になっており、舌でタンギングする度に口に激痛が走ることです。
管楽器奏者にとって口内炎は天敵ですが、今回は豪勢に二つの大きな口内炎が出来てしまい、痛みをこらえて涙を流しながらのリハーサルでした。

「でもきっと今日辛かった分だけ良い演奏に繋がるはずだ…!」
と何の関連も無いのにハッピーエンドにこじつける僕でした。
トリオ・ダンシュ・フロイデ
井上俊次(ファゴット)

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