「スリー・マレッツ」の誕生秘話✨

2018.07.10| スリー・マレッツ

今回のブログ担当のスリー・マレッツの熊谷昇子です😊

 

イベントでたまたま一緒に演奏したのをきっかけに、亀山侑楓さんの手料理でお酒を飲むことになり、ほろ酔い気分になった3人は

 

「今度コンサートやらない?」

「何弾く?」

「何着る?」

「どこで?」

 

話はとんとん拍子に進み…

 

律子さんが「スリー・マレッツ」と命名して…

 

飲んだ勢いで結成されました😅

 

 

使い方がよくわからないのにプリクラ撮ってみました!

(左)律子さんは、お話上手で色々と気配りをしてくれるリーダー的存在です。

(中)侑楓さんは、お料理も上手なファッションリーダーで、スリー・マレッツの衣装担当です。

(右)私は編曲を担当しています。編曲は得意なわけではありませんが、マリンバ用に書きなおされた楽譜はまだまだ少ないので頑張ってやっています。

 

 

2017年6月アコーディオン奏者の桑山哲也さんのコンサートで♫

私は、桑山哲也さんの演奏も作品も大好きです❣

彼の作品の「哀愁のミュゼット」を聞いた時に、絶対に演奏したい!!と思い、すぐ曲名をメモして楽譜を探したのですが…

見つからず(T-T)

そんな時に桑山さんのソロコンサートが開催され、鎌倉まで聞きに行き、「哀愁のミュゼット」の楽譜の事を本人に尋ると…なんと!!

その時に使っていた楽譜をくださったんです!!

 

 

桑山さんに感謝✨

 

哀愁のミュゼット〜〜💕

 

嬉しすぎです(≧∀≦)

 

今回「哀愁のミュゼット」も演奏いたします!

一生懸命演奏したいと思います。

 

ぜひ会場に聴きにいらして下さい。

お待ちしております😊

 

スリー・マレッツ 熊谷昇子

ジプシープリマーシュ

2018.07.06| ハンガリー・ブダペスト・ジプシートリオ

こんにちは!!
日本で唯一のプロフェッショナルジプシーヴァイオリニスト古館由佳子です。

 

毎日発信していたこのブログも最終日となりました。

 

3日間のブログでは、お伝えしたいジプシー楽団の魅力のほんの一部しかご紹介できなくてごめんなさい。

 

昨日のブログでは、私の初めて触れたジプシー楽団の「ラースロー・ベルキ楽団」の凄さの説明を試みましたが、ハンガリーの首都、ブダペストにはきら星のように輝くジプシープリーマーシュがまだまだ沢山います。

 

2004年に「ボノー・パール・バイ」という国際ジプシープリーマーシュ・コンクールを受けたことで、私の名前がハンガリーの殆どのジプシー音楽家に知られるようになったのですが、そのコンクールに出るように勧めてくれたのが、当時ベルギーに住んでいたロビー・ラカトシュです。彼の演奏は表向きはロビー印のコンサートピースですが、ハンガリーで一番有名なラカトシュ一族の血を引く彼も、ブダペストのレストランに出没するときはマジャール・ノータを演奏して居合わせたハンガリー人のお客さんを沸かせたりしています。

 

 

日本でレストランで演奏していると、よく「クラシック奏者になる事を諦めたのでここで弾いているんだろう」と、いらぬお世話の発言をよくされたものです。実際にはそんな事はなく、ジプシー音楽を演奏しながらクラシックの仕事現場にいつもいましたし、スタジオやカルテットのお仕事も普通にしていました。

 

どうして、レストランで演奏している事が仕事のステージが低いと思われるのか、それこそハラスメントを受けたような嫌な気分になったものです。音楽教育を受けていない趣味のヴァイオリニストがやっとありつく仕事だと思われていたのでしょう。

 

本場のハンガリーでは、日本のそんな誤解とは全く違っていて、ジプシー音楽家はその演奏功績に応じて国から勲章をもらうようなエリートに属しています。そして、ハンガリーのジプシー音楽家はクラシック界の人々にも尊敬されています。その中の一人、プカ・カーロイが演奏していたレストランにはズーカーマンが遊びに来ていました。

 

また、友人のプリーマーシュ、ホルバート・ジュラがスイスのホテルで演奏していた時、ローラ・ボベスコがホテルに泊まっていて、ある時楽器を取り出して古いマジャール・ノータを弾きだしたのでとても驚いた、という話など、たくさんのクラシック関係者との繋がりがあります。

 

私の先生になってくれたボロシュ・ラヨシュも、メニューインの映画にも出演しています。ボロシュ・ラヨシュはプリーマーシュの王様と言われ、実際にジプシーヴァイオリンの王様という称号を国から授与されています。ある日、私がボロシュ先生の演奏しているレストランに遊びに行くと、アメリカから里帰りしている母娘のテーブルの隣に案内されました。聞いてみると、娘さんはメトロポリタンで歌っているソプラノ歌手。

 

そのお母さんがいうには、「娘について行っていろんな国に行ったけど、本当の音楽はここにしかないわ。」その言葉を、音色を聞くだけですぐに鳥肌がたってしまうボロシュ・ラヨシュの演奏が脇で鳴ってる時に言われたので、ものすごく納得したのでした。

 

歴史的に見ても、ハンガリーのジプシー楽団がいなかったら、今ではクラシックヴァイオリニストの定番曲のあの名曲もこの名曲も、ピアニスト泣かせのあの曲も存在してなかったわけですから、ハンガリージプシー音楽家の影響力はすごいものがあります。

 

 

そんな本物の音楽の流れるブダペスト出身のチェリストとピアニストの二人と私とで結成したブダペストジプシートリオ。いよいよ仙台で初ステージを踏みます。

 

日本では、謙遜が美徳とされていますが、ハンガリーのジプシーミュージシャンの辞書には謙遜という言葉が薄れています(笑)なので、思い切り宣伝になりますが、二人のプロフィールをちょっとだけご紹介いたしますね!!

 

チェロのカーロイ君は、ブダペストの殆どの有名プリーマーシュの元で演奏して来ました。今も、アンタル・サライ・バンドや、プカ・カーロイの楽団で演奏してます。ライコー・オーケストラの出身で、8歳位の頃から世界中をコンサートで巡業していました。

 

ピアノのデジュー君は、ベルキ楽団のクラリネット奏者の息子さんです。15歳の時にブダペストのジャズコンクールで優勝して以来、モナコで10年間自分のバンドで有名ホテルの専属ピアニストとして活躍し、そのあと再びブダペストでローランド主催のバーピアニストコンクールで優勝した後、スイスのルツェルンの高級ホテルで演奏しています。

 

あれ、話が違うんじゃない??

ジプシー楽団って、ツィムバロムとかコントラバスとか、そういう編成だって言ってましたよね?第一、チェロって以下省略ってぐらい最優先楽器じゃなかったような??

 

うん、

これはね、

ピアノは、ツィムバロムとコントラバスとビオラの代わり、チェロはビオラとセカンドヴァイオリンの代わりになるんです。言うなれば、二人で五人分。

 

あは、随分とエコな楽団ですね。

 

いやいや、日本向けレパートリーも充実してるから。やっぱり日本でコンサートするんだから、日本人のわかる選曲しないとね〜〜。観客満足度が高くないとジプシー音楽家じゃないからね。あと、楽器問題もあるしね(ゴニョゴニョゴニョ)

 

というわけで、斜め上からのジプシー楽団編成でお届けするブダペストジプシートリオの出番は、9月29日です!!

 

是非是非お越しくださいね!!

 

最後に3日間このブログをお読みいただきありがとうございました。こんなにたくさんジプシー楽団についてブログで語ったことは殆ど初めてかもしれません。

 

この続きは、いつになるかわかりませんが、古館由佳子のfacebookで続けたいと思います。

このブログが面白かったらぜひfacebookで繋がってくださいね。

古館由佳子フェイスブック https://www.facebook.com/yukako.furudate

 

3日目の最後のYouTubeは、私のハンガリーで出場したジプシープリーマーシュ・コンクールの映像を紹介いたしますね!!
https://www.youtube.com/watch?v=pjOiD5yOaXI

 

3日間ありがとうございました。

あとはせんくらの会場でお会いいたしましょう!!

 

古館由佳子
https://www.facebook.com/gypsyviolinyukakofurudate/

 

ハンガリー・ブダペスト・ジプシートリオ

ジプシー楽団

2018.07.05| ハンガリー・ブダペスト・ジプシートリオ

こんにちは!!

日本人で唯一、ハンガリアンジプシー音楽を本格的に演奏している古館由佳子です。

 

昨日のブログ、いかがでしたか??

コンサートのチラシを見つけたところで終わってましたね。

 

 

コンサートの主役の「ラースロー・ベルキ・ジプシー楽団」

リーダーのラースロー・ベルキさんは、当時、ハンガリーの国立舞踊楽団のリーダーで、100人のブダペストジプシー楽団の創立メンバーでした。

 

彼のステージで驚いたこと、それは、彼の楽団の音楽合奏の一体感。それは、日本で聞いた事のあるどの音楽アンサンブルをも遥かに越える緻密さでした。

 

各パートがアドリブ演奏で伴奏をしているのにひとつにまとまって、プリーマーシュというソロ奏者を引き立てつつ、ソロ奏者も楽団の伴奏パートを完全に「飼い慣らして」いる。

 

ここで、豆知識ですが、ジプシー楽団の編成は、

 

プリーマーシュ(ソロヴァイオリン)
ツィムバロム
ダブルベース
ビオラ
セカンドヴァイオリン
クラリネット
チェロ

 

概ねこんな編成です。あとは各々の楽器の人数が増えることで全体の楽団の大きさが決まります。

 

クラシックの楽器の表記の順番に慣れてる人は、あれっ? と思いましたよね??実はこれ、重要な楽器順に書き出しました。

 

ツィムバロムは、東欧地方独特の楽器で和音が演奏出来る打楽器です。

昨日のYouTubeを聴いてくれた方なら、打楽器と言っても、とても繊細な表現が可能な楽器と感じてもらえたと思います。ソロヴァイオリンと同じくらいツィムバロムはやはりジプシーバンドにはなくてはならない楽器です。

 

重要な楽器順、というのは、上から順に足していくと段階的にアンサンブルが充実してくるという意味です。

最小単位は、

ソロヴァイオリンとツィムバロム、

次に足すとしたら、コントラバス、

次に足すならビオラ、

次に足すならクラリネットかセカンドヴァイオリン・・・以下省略。

 

面白いことにジプシー楽団は、編成が大きくても小さくても、それなりに形になるように伴奏形態が出来ています。もちろん、奏者の力量によりますが、大抵の奏者はソロも伴奏もどちらもイケるのです。これは、楽譜に頼らず、コード進行を基準としてアドリブ演奏(伴奏)するから出来ることなんです。

 

なんと言っても、ソロのメロディーからしてアドリブ肉付けしています。

 

と、大体の様子がわかったところで、 ベルキ楽団の凄さ、に戻ります。

 

速いチャールダーシュと呼ばれる楽曲で日本人には考えられないくらい目も眩む速さでアドリブを繰り出すのは彼らにとっては序ノ口です。本当の凄さは違うところにありました。

 

その1、

「あ、うん、の呼吸で演奏をしているので、非常に遅い曲でのバンドの一体感が際立つ。」

 

特に、コントラバスの強拍、ビオラの弱拍のペアの間合いを取る呼吸が絶妙。実はこの「間合い」に、グサリと心臓を射抜かれたのでした!このときのビオラは、ヴァーラディ・ガビ。コントラバスはマカ・ジュラ。後にハンガリーで再会してとても楽しく彼等と過ごしました。

 

その2、

「伴奏のアドリブメロディが限りなく美しいアンサンブルを醸し出す。」

 

ビオラとセカンドヴァイオリンとチェロ、これらのソロヴァイオリン以外の弦楽器がすることは、如何にソロヴァイオリンよメロディを引き立たせるか。(かつ自分もどうやって目立つか(笑))これが、素晴らしいのですよ。時には非和声音を駆使して、その時々で一番、メロディーとその興奮度にぴったり合った居心地のいい対旋律を紡ぎ出すこと。それこそが、彼らの楽団での存在意義であるし、彼らの音楽家としての価値を高めているのです。もちろん、プリーマーシュと同じくらい演奏技術が無いと出来ない事です。

悲しい旋律はより悲しく、

美しい旋律はより美しく、

速いパッセージはより速く??あ、それは、いけませんね。

次の3つ目にも関係あります。

 

因みに、このときのチェリスト、ヴァイダ・バルナバーシュが後にハンガリーで私の先生になってくれました。

彼の自由なアドリブ・オブリガートに憧れました。

 

その3、

「プリーマーシュが、すべてのテンポを決める。」

 

ジプシー楽団には指揮者が居ません。俗に言う弾き振り、という状態なのですが、曲始めに弓等で指揮するプリーマーシュは不粋というもの。マジャール・ノータ、という、ハンガリーの国民的歌謡曲があり、その伴奏はほとんどジプシー楽団が受け持ちます。日本では歌謡曲の伴奏にオーケストラが必用になったときはクラシックのオーケストラ的な編成で演奏しますが、ハンガリーでは、クラシックのオーケストラが呼ばれることはほとんどありません。

 

そうです、ここに、

コンサートなのにレストラン演奏と関係あるの??

の答えがあります。

 

ジプシー楽団のもともとの成り立ちというと、観客に演奏を提供する立場から発生しています。観客とは、何かを楽しみたい人達。ジプシー楽団が提供したのは、生演奏でのその場を盛り上げるということでした。

 

それなので、ジプシー楽団はハンガリーでは冠婚葬祭や式典、歌謡曲コンサート等、事あるごとに引っ張りだこです。その上、レストランでの毎晩の演奏。時には、国外の大富豪に呼ばれての結婚式演奏ツアー。

 

私が日本でしてきたレストランでの生演奏のプロフェッショナルが、正に彼らだったのです。

 

 

コンサートで演奏するのは彼らの演奏形態のほんの一角。

彼らの良さが引き立つのは、側でお客様が彼らの演奏を聞いて盛り上がってくれるとき。時にはバンドの音楽で観客が一緒に歌ったり、踊ったり。

観客の満足がバンドの評価基準なのです。

 

あのー。忘れてませんか?

最初のバンドのテンポはプリーマーシュが、決めるって、結局なんなの??

 

あはは、激しく脱線してしまいました。

 

要するに、観客に盛り上がって貰うには、次に演奏する曲をプリーマーシュの裁量で決めるので、どんな曲をどんなテンポで演奏するのか、話してる暇はありません。はじめのフレーズを聴かないとなんの曲かわからないので、大抵は曲初めは伴奏無しのアカペラ状態!!!もちろん弾きたいテンポで始める責任がプリーマーシュにはありますね。

 

弾きはじめに伴奏なくなるのは面白いですよね。彼らの知恵ですね。 クラシックの音楽会で、もしもソロヴァイオリニストが突然予定と違うコンチェルトを弾き始めたら暗譜で付いて来てくれるオーケストラはありませんよね(笑)

 

プリーマーシュがどんな曲を弾き初めても楽団メンバーは付いていけるように、知ってる曲の多さも半端ない彼らでした。

 

 

いかがでしたか?

ジプシー楽団の凄さが少しでも伝わったら嬉しいですね。

 

ベルキのコンサートに初めて接したときは、コンサート会場でCDを購入してそれから2年間、毎晩毎晩、聞いていました。そして、2年後に、ベルキ楽団との奇跡的な再会があり、その出会いのお陰でブダペストに音楽修行に行くことが出来たのでした。なぜ奇跡なのかは、また他の機会にお話ししますね!!

 

ハンガリーで色々なバンドの演奏を聞いて色々な事を沢山学び直したことで、こうやって皆さんに凄さをお知らせすることが出来ましたが、実際に演奏を聞いてみないと、やはりピンと来ないですよね!!

 

今日は、ラースロー・ベルキさんのYouTubeをご紹介します。

https://youtu.be/XECo4H8bxno

 

 

ハンガリーのテレビ番組ですが、バリエーションの編曲が得意だった彼独特の世界に触れることが出来ます。

 

明日のブログは、仙台に来るメンバーをご紹介しますね。彼らは若いメンバーですが、凄いですよ。

 

ハンガリー・ブダペスト・ジプシートリオ

ハンガリージプシー音楽との出会い

2018.07.04| ハンガリー・ブダペスト・ジプシートリオ

こんにちは!!

ジプシーヴァイオリン奏者の古館由佳子です。

今回は仙台の皆様に私の大好きなハンガリアンスタイルのジプシー音楽をお伝えできるという事でとても楽しみにしています!!

 

今日のブログは私がどんな風にハンガリージプシー音楽に出会ったかをお話ししますね。

 

音楽大学を卒業してから、オーケストラなどのクラシックの仕事をする傍ら、生演奏を提供しているレストランで演奏を始めました。レストランでの演奏は、ピアノ伴奏ではなく、ギターやアコーディオンとのデュオ演奏でした。レパートリーと言えば、映画音楽、ブラジルのボサノバ、ドイツビヤソング等。 レストランでの演奏は、オーケストラの演奏会とは全く違う環境で、お客様が絶えず音楽以外の雑音がある場所です。

 

そのなかでどうやって私の演奏を聞いてもらえるのか、生演奏がBGMにならないようにするにはどうしたらよいのか。きっと日本ではわからない特別な演奏パターンがヨーロッパにはあるはずだ、なぜなら、レストランで西洋から来た楽器で演奏すること自体が、ヨーロッパ文化を日本に持ってきた訳だから。 こんなことを思いながらレストランで演奏する毎日でした。

 

そんなとき、たまたまコンサートホールでオーケストラのリハーサルに参加していたとき、あるチラシが目に入ったのです。

そのチラシは、黒髪の男性がヴァイオリンを構えてアップで写っていました。右手の指には大きな金の指輪が目立っています。チラシの題名は、

「ラースロー・ベルキ・ジプシー楽団コンサート」

 

わたしは、そのチラシを見たとたんに、

「これだ!!このコンサートに行かなければ!!」

一瞬で閃きが走りました。

それが後に私の演奏家運命を変えてしまうほどの出会いとは知らず・・・。

 


夏のハンガリー民謡野外コンサートに出演

 

どうですか??

コンサートホールでのジプシー楽団のコンサートが、どうしてレストラン演奏の生演奏と関係があるのでしょうか??

それは、明日のブログでお話しします。

 


ボロシュ・ラヨシュとのレッスン風景

 

今日のブログの最後に、ハンガリーで私の先生になってくれたボロシュ・ラヨシュの演奏のYouTubeをご紹介します。

とてもロマンチックなメロディーです。

是非お聞きくださいね。

 

https://youtu.be/GIljarHlAVA

 

ハンガリー・ブダペスト・ジプシートリオ

今年のせんくらは…!!

2018.07.03| 長谷川陽子

さて、せんくらblog。本日最終日。今年のせんくらの出番は3回です。

まずオープニングガラ。今年バッハ生誕333年を記念して、

バッハの無伴奏チェロ組曲第一番を演奏させていただきます。

一番は全6曲中で最も瑞々しい曲。きらきらと陽の光に輝く新芽のような・・・

一粒の種から新芽が発芽する瞬間のような神秘と奇跡の曲です。

 

そして初共演になる加羽沢美濃さんとのリサイタル。

チェロの王道の名曲をめいっぱい詰め込みました。

美濃さんとは同世代。オトナ女子トークも今から楽しみです!!

 

そしてガラコンサートでは、賑やかにヴィヴァルディの協奏曲を。

この曲実はヴァイオリンの曲なのですが、

今回初挑戦です!!頑張ります!!

 


写真提供:ビクターエンタテインメント

 

今年もエネルギー全開でせんくら参加します。

ぜひ聞きにいらしてくださいね!!

お会いできることを楽しみにしています^^

 

長谷川 陽子

健康と体力

2018.07.02| 長谷川陽子

今年のお正月、久しぶりに自転車を購入しました。

健康は自分で作るもの。そう思ってスポーツクラブに入っても、

なかなか通えない。会費という名の寄付金ばかりが飛んでいくばかり。。。

それなら、楽器なしの会議や打ち合わせ、取材の時は移動の時間を、体を動かす時間に充てよう!と思い立ったのがきっかけです。

 

これが、予想外に気持ちいいんです。

車の移動では感じられない、風が運んでくる新緑の匂いの力強いこと。

季節の花々の艶やかなこと。

アジサイってこんなに色々な色や種類があるんですね。

梅雨のこの時期は、湿り気を帯びた空気に「自転車で行けるかしら」と

空を見上げることも多くなりました。

頬をなでる風の気持ちよさは、

想像以上で、休日には20キロくらい移動していたり。

おかげで、それまで全く歩かなくて脚力に自信がなかったのですが、

ずいぶん体力もついたように思います!

 

せんくら開催期間は、私が最も大好きな季節。

仙台の街のケヤキ並木やイチョウ並木、本当に美しいですね!!

毎年せんくら期間中は早起きして、

美しい並木を眺めながら仙台の街を小一時間ほど散歩するのが、

私の幸せな仙台の過ごし方。

今年はウォーキングシューズ持参で、颯爽と(?)歩きたいと思います!!

ウォーキングに、ココおすすめ!というコースがありましたら、

ぜひ教えてくださいね☆

 

 

長谷川 陽子

我が家のアイドル「すばる」

2018.07.01| 長谷川陽子

皆さん、こんにちは!今年もありがたいことに、
第一回目から皆勤賞☆せんくらに今年も出演できること、
本当に幸せに思っています!!
そして、せんくらと言えば、この出演者ブログも
今年も今日から3日間担当させていただきます。
どうぞよろしくお願いします。

 

まずは、昨年も書いたかもしれないですが、
我が家のアイドルすばるについて。
「すばる」というのは西洋名のプレアデス星団ですが、
「たくさんのものを結んで一つにまとめる」という意味もあるんですって。

 

そんなすばるクン、実は音楽鑑賞が趣味?!
私が譜読みをしている間は、すばるは練習室から
一番遠いところで寛いでいます。
でも少しずつ本番が近づいてきて、曲が体に入ってくると、
練習室の扉の数メートル先に。その次の日はまたもっと近くに。
そしていよいよ明日本番!というくらいに弾けるようになってくると、
練習室の扉をあけると、数センチ前に鎮座しているのです。
まるでだるまさん転んだ、みたいでしょ。

 

 

かなりのって練習しているときは、練習が終わっても、
ずーっと扉の前から離れません。
まるで「もう少し弾いてよ」とリクエストされているような気分になります。
いや、実は「もっと練習しろよ?!」と言っているのかも?!
猫ちゃんは、賢い子だと5歳くらいの知能があるんですってね。
せんくらも、すばるのOKサインを頂いて臨みたいと思います!!

 

長谷川 陽子

魅惑のメロディ

2018.06.30| 宮城学院女子大学

「せんくら」ブログ読者の皆様、こんにちは!
宮城学院女子大学音楽科の松山 裕美子です。
9月30日に開催されるコンサート「及川浩治と宮城学院女子大学の仲間達」について紹介させていただくこのシリーズ、最終日の今日はメゾ・ソプラノの井坂 惠先生にご登場いただきます。

 

−今回のテーマは「魅惑のメロディ」。井坂先生は、どんな声楽曲を選ばれたのでしょうか。
「普段はドイツ歌曲を歌わせていただくことの方が多いのですが、今回はロシア歌曲を歌います。チャイコフスキーの《ただあこがれを知る者だけが》です。歌詞はゲーテがドイツ語で書いたものがもととなっていて、同じ歌詞のドイツ歌曲はいくつもあるのですが、今回はチャイコフスキーによる、ロシア語の曲にいたしました。」

 

−今回の公演では現役の学生さんたちも出演しますね。どのような学生さんたちなのでしょうか?
「研究生という、学部を卒業してからさらに研鑽を積まれている方が2名出演します。それから《アヴェ・マリア》では、学内のオーディションで選ばれた学生が歌います。きっと若いエネルギーが満載のコンサートになると思います!」

 

 

−及川浩治先生との共演は今回で3回目になりますね。
「及川先生というと、独奏者のイメージを強く持っておられる方が多いのではないかと思うのですが、実際にお会いして、いろいろお話を伺ったり、大学でのレッスンの様子などを拝見していると、アンサンブルにもとても力を入れていらっしゃるのがわかります。演奏の際は、とても相手を気遣ってくださる方で、こちらが何をしたいのか、感じとっていつも盛り立ててくださいます。今回で3回目ですが、なかなかない機会ですので、大切に準備したいと思います。

 

−公演当日が今から楽しみで、ワクワクしてきました。最後にブログをお読みの皆様に向けて、メッセージをお願いします。
「私自身は出演させていただくことだけでも、ありがたく光栄なので、コンサートでは将来のある学生たち、共演する先生方同士のコミュニケーションや、音楽科の和気藹々とした雰囲気などをお客様に感じ取って、楽しんでいただけたら、本当に嬉しいです。」
−ありがとうございました。

 

以上、3日間にわたり、「及川浩治と宮城学院女子大学の仲間達」の聞きどころについて、出演される先生方とともにお伝えしてまいりました。本番は9月30日。当日は私がコンサートの進行をつとめさせていただきます。それでは皆様、エル・パーク仙台ギャラリーホールにて、お会いできることを楽しみにしております!

 

宮城学院女子大学

クラリネットとラフマニノフの魅力

2018.06.29| 宮城学院女子大学

「せんくら」ブログ読者の皆様、こんにちは!
宮城学院女子大学音楽科の松山 裕美子です。
昨日に引き続き、宮城学院女子大学音楽科のこと、それに9月30日に開催されるコンサート「及川浩治と宮城学院女子大学の仲間達」について紹介させていただきます。

 

宮城学院女子大学音楽科は女学校時代も含めると、100年以上の歴史を持つ学科で、小規模ながら、音楽全般のことを幅広く、深く学べる点が特色です。
本日ご登場いただく副島 謙二先生には、クラリネット専攻のレッスンのほか、副科アンサンブルの授業もご担当いただいています。最近は宮城学院中学校・高等学校のウィンドオーケストラの指導などでお忙しい副島先生ですが、本公演では独奏者として、ラフマニノフの《ヴォカリーズ》にご出演いただきます。

 

 

−今回演奏するラフマニノフの《ヴォカリーズ》について。

「仙台フィルハーモニー管弦楽団に在籍していた頃に、ラフマニノフの《ピアノ協奏曲第2番》や《交響曲第2番》を本当に何度も、演奏しました。それらの曲の中に出てくるクラリネット・ソロの味わいを、《ヴォカリーズ》の演奏でも活かせればと思います。」

 

−ラフマニノフの音楽の魅力はどんなところにあるのでしょう。

「非常にエネルギッシュで情熱的なところでしょうか。その一方、交響曲などを聴くと、クラリネット独特の透明感のある響きが遠くから聴こえてくるようで、内に秘めた繊細さを感じます。極めて深い音楽だと思います。」

 

 

−及川 浩治先生との共演について。

「これまでにオーケストラの奏者としては何度もご一緒させていただいているのですが、独奏者としては今回初めて共演させていただきます。ソリストとして第一線で活躍されている及川先生と、《ヴォカリーズ》を通して音楽的なやりとりができればと願って、楽しみにしています。」

 

−ブログをお読みになる皆さまに向けてメッセージをお願いします。

「ラフマニノフの音楽ならではの、クラリネットの音色を味わっていただければありがたいです。」

−どうもありがとうございました。

 

いつも穏やかで、笑顔が素敵な副島先生ですが、シンプルな言葉の端々から、音楽への熱い思いが伝わってくるようでした。クラリネットとピアノが奏でる、2018年の宮城学院ならではの《ヴォカリーズ》。9月30日の公演をどうぞお聞き逃しなく!

 

宮城学院女子大学

及川浩治先生との対談

2018.06.28| 宮城学院女子大学

「せんくら」ブログ読者の皆様、こんにちは!
宮城学院女子大学音楽科の松山 裕美子です。

本日から3日間、宮城学院女子大学音楽科のこと、それに9月30日に開催されるコンサート「及川浩治と宮城学院女子大学の仲間達」について書かせていただきます。

 

まずは大学音楽科特任教授であり、本公演では全曲にご出演いただく及川 浩治先生に、コンサートのテーマについて、お話をうかがうことにしましょう。

 

−今回のテーマ「魅惑のメロディ」について。

「前回(2017年)は「踊り」をテーマに、いろいろな国の舞曲や3拍子の曲をお聞かせしましたが、今回はメロディが綺麗な作品を集めようと思いました。まずはチャイコフスキーのバレエ音楽《白鳥の湖》《眠りの森の美女》の中から、メロディが印象的なもの。ラフマニノフの《ヴォカリーズ》。それに《アヴェ・マリア》も加えました。この《アヴェ・マリア》はカッチーニ(1556-1618)が書いた作品とも言われているようですが、実際にはウラディーミル・ヴァヴィロフ(1925-1973)が書いたことが明らかになっています。」

 


音楽科のスタッフ

 

−副島 謙二先生、井坂 惠先生との共演について。

「副島先生は仙台フィルハーモニー管弦楽団で吹いてこられた方で、宮城学院女子大学に特任教授として着任されてからずっと親しくさせていただいています。温厚な方で、一緒に仕事をしていて楽しいです。もちろん、クラリネットの演奏も素晴らしいので、共演できることを楽しみにしています。

井坂先生との共演は3度目になります。ロシア音楽ということで、今回はチャイコフスキーの歌曲から、《ただあこがれを知る者だけが》(作品6)を取り上げてくださいました。学生の頃は歌の伴奏をたくさんやりましたが、プロになってからはあまりやっていません。女性の歌を伴奏する機会というのも、そんなに多くはありませんので、今回もまた、新鮮な気持ちで臨めそうです。」

 

−最後に、ブログをお読みになる皆さまに向けて、メッセージをお願いします。

「今回のプログラムは《眠りの森の美女》のイントロダクションで始まり、《白鳥の湖》の終曲で終わる構成になっています。美しいメロディが皆様の心に届くように、心を込めて弾きたいと思います!」

−どうもありがとうございました。

 

ということで、今回の「及川浩治と宮城学院女子大学の仲間達」のテーマは「魅惑のメロディ」です。曲ごとに美しい情景が浮かび上がってくるようなプログラムですので、皆さま、ぜひご来場ください!

 

2日目の明日は、クラリネットの副島 謙二先生にお話をうかがってみたいと思います。

 

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