
「エク仙台初見参!」
エクマネージャー(以下E):せんくらブログを読んでいらっしゃるみなさま、はじめまて、エクのマネージャー(通称 エクマネ)です。ブログの最後2日間に登場させていただきます。
E:エクのみなさん、こんにちは!いつも練習ご苦労様です。突然ですが座談会を設けて「せんくら」と「エク」について、みなさんにブログの最後2日間にわたって語って頂こうと思います。司会は私、エクマネです。よろしくおねがいします。
一同:よろしくお願いします。
大友(以下O):いやいや、今日もたくさん練習しましたけれど、天才ばかりの作曲家を相手に奮闘するのは大変です。
西野(以下N):ホントに!せんくらは2日間で2種類のプログラムを4回こなすから今から体力つけて、がんばっています。
吉田(以下Y):私は司会もあるから。。。。
一同:(吉田さんに向かって拝む)ありがたや、ありがたや
山田(以下M):そういえば、私はエクとしてまだ仙台には行ったことがありませんが、みんなは?(山田は新メンバー として3年目)
E:実はエク、仙台は初デビューなんですよ! この機会にエクの魅力を存分にお知らせしなくては!クァルテットってなんだろう?って思っていらっしゃる方も多いと思いますし。
O:弦楽四重奏のことをクァルテットといいます。第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロという4つの楽器で構成されています。4重唱と同じで聴いていて心地よく、バランスよく音の高低を出す事が可能な組み合わせです。
E:今回のエクのコンサートには珍しくタイトルがついてますね。「めぐり逢う響き」このタイトルの意味についてもお話してください。
M:見えないもの「音」これがめぐり逢うって不思議に思われるかもしれませんが、クァルテットの作曲家、演奏家、聴衆、そしてコンサートに関わってくださるすべての方の気持ちが響き合い、めぐり逢う瞬間をこのコンサートで感じて頂けたらうれしいな、という思いでつけました。
Y:2種類のコンサートはそれぞれにタイトルがあります。これは各プログラムの特徴からつけたものです。Vol.1「響きの出会い」は、旅三昧だったモーツァルトが影響を受けた国や人々に触発されて書いた作品、そして日本の名曲「八木節」でクァルテットに出会って頂けるのも面白い体験かな?と思っています。
E:日本民謡「八木節」をクァルテットで、って割と普通に聞こえますけれど?
Y:それは少し違います。弦楽四重奏を便利に思っている作曲家も多くて、いろんな曲をアレンジすれば4人でなんでもできると利用される事もしばしば。まあ、実際にはかなり様々なことが可能な組み合わせだからこういう現象が起こるのですが、この日本民謡集はテーマを素材にして弦楽四重奏のために書かれています。
E:うーん、ちょっぴり難しい。でも聴けばその作品のすばらしさがわかる?
一同:もちろん!お祭りのようににぎやかで楽しいですよ!
E:この日はモーツァルトもたくさん演奏しますね。やはり生誕250年を意識して?
M:はい、もちろん。傑作「ハイドンセット」から必ず1曲という指示もプロデューサーの平井さんからあり、だったらモーツァルトをたくさん演奏したいと。
N:それにモーツァルトの作曲のおおまかな歴史も一回で追えます。kv.159は17歳のイタリア旅行のときに、kv.387は26歳でハイドンに献呈、kv.575はチェロの名手プロシア王のために33歳で書いています。
E:それはすごい、享年35歳だったモーツァルトの人生の大きなポイントを示していますね。エクにとってモーツァルトは特別ですか?
Y:もちろん!クァルテットを書いた作曲家はどの人もすばらしいですが、モーツァルトは本当に特別です。毎回発見があるし、とにかく驚かされます。
O:ほんまもんの天才です。僕はkv.387で宇宙を感じます。(遠い目、、、)
M:曲ごとに各楽器の特徴を捉えているのも面白いですよ。
N:モーツァルトが生涯にたくさん出会った響きをどうぞ聴いてくださいね。
E:楽しみにしています。明日はVol.2についてお話して頂きましょう。お疲れさまでした。
一同:お疲れさまでした、また明日!
http://www.quartet-excelsior.jp/
クァルテット・エクセルシオ(室内楽アンサンブル )