演奏会ツアー中の楽しみ

2018.09.04| 安藤赴美子

あっという間に最後のブログです。

 

 

世界中をツアーで回る音楽家たちの話を聞く機会があると一番驚くことはその移動の距離と頻度です。

 

ほとんどのプレイヤーはツアーで訪れた都市で観光やその土地でしかできないこと忙しい合間にしているようです。

 

それが新たな力やインスピレーションに繋がり、ステキですね。

 

 

私も演奏などで各地を訪れる時、ちょっとした楽しみを持つようになってきました。

ようやく、少し気持ちの余裕が生まれてきたかもしれませんね。

 

ここ最近、気になりつつ行っていないところに出掛けました。

スカイツリーの展望台。

 

地上まで見えるガラスの床に恐る恐る…

すごいですね。

 

 

またオペラやコンサートで他国へ出かけ出演させて頂く機会もあるかもしれません。

 

新しいものを見て大切なことに気付いていける感性を持っていたいです。

 

 

こちらはスペイン、テアトロ・レアルにて、新国立劇場のオペラ「蝶々夫人」2017年版全幕上映された様子です。

 

 

仙台でも新しい発見、そして楽しみを見つけられると予感しております!

 

 

コンサートでお会いしましょう。

 

 

久々のせんくら出演が楽しみでなりません。

 

安藤赴美子(ソプラノ)

リサイタル

2018.09.03| 安藤赴美子

せんくらブログ2日目

拙いブログですがまたお付き合い頂けましたら嬉しいです。

 

 

今日は、最近「朝と夜」を中心に選曲しているリサイタルについて書きたいと思います。

 

 

こんなアイデアが出たキッカケは、ヨーロッパのちょっとしたリサイタルに何を歌おうかとコレペティトゥーア(お稽古してくれるピアニストのことです)に相談したところから始まりました。

 

 

同時代の作曲家や連続した作品を演奏するのが良いかと思いますがより身近なことに近づいてみるのは面白いのではないかとこの案が膨らんでいきました。

 

そして何より、お客様と共にドラマを楽しむことを第一に。

 

 

 

圧倒的に夕方から夜の曲が多いのですが、朝の情景を表現した名曲がたくさんあります。

 

しかし想いに耽るのは夕暮れ時以降のようですね。

 

朝の曲、探してみましょう。

 

安藤赴美子(ソプラノ)

4年ぶりのせんくら

2018.09.02| 安藤赴美子

仙台の皆さま、こんにちは

 

<せんくら>への出演を毎回楽しみにしております!

 

 

早いもので前回から4年経ち、その間にオペラ「椿姫」演奏会形式やトヨタ・マスター・プレイヤーズで仙台へ来ておりました。

 

 

<せんくら>は声楽出演者にとって一つ一つのコンサートのみならず、最後に「歓喜の歌」も歌わせて頂ける事でファイナル・コンサートまで地元の皆さまと心を通い合わせられたような感覚が残ります。

 

最後まで良いコンサートになるよう努めさせて頂きたいと思います。

 

このせんくらブログにも書いたことがあると思いますが、北国に生まれた私としては東北、仙台へ行く機会はいつもとても楽しみなのです。

 

今年に入ってから全国、福岡から札幌まで演奏会で良い時間を過ごしております。

滞在中は時間をかけて市内を見て回る時間がないもので、移動や宿泊、体に良い食事、各コンサートの喜びいっぱいと改善点ばかり頭にある状態であります。

 

 

生きることと音楽が常に一緒であるウィーンの音楽家たちとハッピーな時間を満喫しました。

 

そしてこのようにツアーなどで訪れる際、地元の皆さまからの歓迎は大変心が温まり、いつも深謝しております。

 

 

怒涛のような時期が過ぎ、久しぶりに故郷の北海道で自然に触れてきました。

鳥や動物の声と共に早朝の涼しい散歩(1日の温度差は20度くらいありました!)でリフレッシュします。

鶏小屋で鶏の産みたて卵に出会えました。

 

 

北国の純度の高い凛とした空気大好きです。

 

 

仙台の滞在もきっと体と心を新鮮な状態にしてくれるでしょう。

 

安藤赴美子(ソプラノ)

ラジオのお仕事

2018.09.01| 金子三勇士

皆さまこんにちは!

僕が担当しますせんくらブログ最終日となりました。

今日は最近取り組んでおりますラジオのお仕事について少し書かせていただこうと思います。

 

今年度より毎週日曜夜放送のNHK-FMリサイタル・ノヴァの支配人役に、本田聖嗣さんの後任として就任致しました。僕と同世代の若手演奏家の皆さまをお迎えし、演奏とトークをお届けしておりますので機会がありましたら是非聴いてみてください!

 

そして最近では他のラジオ番組へゲストとしてお伺いする事もあります。写真は先日お邪魔しましたインターネットラジオOTTAVAさんの番組「伊藤悠貴 The Romantic」の収録時のものです。番組司会は僕と同じ平成元年生まれの素晴らしいチェリスト、伊藤悠貴さんです。番組でご一緒するのは今回がはじめてでしたが、とても楽しく、お話も大変盛り上がってしまいました(笑)

 

なんと!再放送がちょうど明日、9月2日22時からございますので、お時間がありましたら是非こちらもお聴きくださいませ!

 

 

以上、コマーシャルでした…

 

さてさて、今年もせんくら開催まであと1ヶ月弱となりました。各会場にて皆さまにお目にかかれます事を心から楽しみにしております。

 

それではまた今月末、ここ、せんくらでお会いしましょう!

 

金子三勇士(ピアノ)

カレー

2018.08.31| 金子三勇士

皆さまこんにちは!いかがお過ごしですか。

 

すでにご存知の方も多いかと思いますが、僕は大のカレー好きでして…食べるのも、作るのもかなりこだわりが多く、最近では周りから「カレーの評論家」と言われてしまう事も多々あります(苦笑)

もうおわかりですよね?はい、本日のテーマはカレーでございます!

 

 

写真に写っていますのは最近東京で見つけました、夏限定の激辛カレーです。基本は日本風の牛すじ煮込みカレーに多種類のスパイス、生の唐辛子や粉のホットペッパーが加えられています。香り豊かな熱々の一品、夏バテで食欲があまりない季節にぴったりです。

 

カレー(カリー)には日本風、インド風、エスニック風など色々とありますが、基本的にはどちらもスパイスの種類や分量、ブレンドの仕方や火の入れ方によってクオリティが決まっていきます。特にインド風のカレーはスパイスが命です。一つの例ですが、クミン一種類を取りましても、インド産、中央アジア産、ヨーロッパ産、アフリカ産でかなり味も香りも変わってきます。原産国、量や火の入れ方を間違えてしまいますと香りが強すぎてしまう恐れや味が苦くなる危険性があります。

 

また、スパイスは漢方の世界に近いとも言われており、極端な言い方をしますと同じスパイスでも量によってはお薬、量によっては「体に毒」となる事も…

このように、スパイスから作るカレーはこだわり出しますとキリがありませんのでこの辺りで一旦ストップさせていただきます(笑)

 

そこで、せっかくですので今日は自家製スパイスカレーではなく、市販のルーで日常的にカレーを作られる方々に向けた簡単!ワンポイントアドバイスを書いてみようと思います。

実は、市販のルーで作るカレーも、複数のルーを少量ずつ混ぜて使う事でさらに味わい深いカレーへと生まれ変わります!特におすすめはジャワのような辛めのものと、バーモントのような甘めのものを混ぜることです。また隠し味には少量のウースターソース、少量のイチゴジャムや適量のココナッツミルクを加えるのもまた新たな楽しみ方へと繋がり、おすすめです!是非やってみてください!

 

最後に、もし仙台でおすすめのカレー屋さんがございましたら是非ともお知らせください!せんくら公演のサイン会の時にでもお声かけいただけましたら大変嬉しいです、よろしくお願い致します!

 

金子三勇士(ピアノ)

三勇士と「み・ゆ・じ」

2018.08.30| 金子三勇士

せんくらブログをご覧の皆さま、こんにちは!本日から3日間掲載を担当しますピアニストの金子三勇士です、どうぞよろしくお願い致します。

 

今年もせんくらに参加出来ます事を大変嬉しく思います。

今回は9月30日の2公演に出演致します。ソロ企画の「0歳児さん、いらっしゃい!」はお陰様で一瞬で完売となりました、本当にありがとうございます!

尚、イズミティ21大ホールで行われますベートーヴェン3大ピアノソナタ公演はまだまだチケットがございますので皆様、是非お越しください!

有名な悲愴、月光、熱情を所属事務所の大先輩であります横山幸雄さん、リスト音楽院時代の先輩でありますファルカシュ・ガーボルさんと手分けして演奏致します。乞うご期待ください!

 

 

ここで突然ですが、自己紹介代わりに一つ、私の名前について書かせていただきたいと思います。

 

デビューから6年が経ちますが、未だ各地で三勇士というのは「芸名ですか?」「なんてお読みするのですか?」「音楽家を意識して付けられたのですか?」など、多くの質問をいただいています。

せっかくですのでこの機会に真実を発表致します!

三勇士というのは本名であり、正しい読み方は「み・ゆ・じ」です。

 

元々は音楽の「ミュージック」から来たものではなく、三番目の子どもですので漢数字の「三」そして勇ましく、武士のように育って欲しいという両親の思いがあっての事です。

音楽家になった今となっては、良かったかな、と思っている次第です(笑)

 

一点だけ皆さまへお願いがございます。

多くの場合「美勇士」と大変に美しく書かれてしまう事がありますが、こちらはある芸能人の方のお名前になりますので、お間違いの無いようにくれぐれもよろしくお願い致します!

 

金子三勇士(ピアノ)

皆さんへ

2018.08.29| 宮城教育大学リコーダーず

ついにブログ最終日となってしまいました…( ; ; )

 

今回はせんくらでお届けする曲と、メンバーからのメッセージを紹介します。

 

今年度のせんくらでは、みなさんおなじみの「ピタゴラスイッチ・メインテーマ」を始め、組曲「展覧会の絵」、ゲストの2人をお招きして「真夜中のミサ」など、盛りだくさんのプログラムを予定しています。リコーダーならではのあたたく、優しいひびきを存分にお楽しみください。

 

それではメンバーを代表して木村くんからのメッセージをどうぞ!

 

 

『みなさんはじめまして。今年度、リコーダーずとして初めてせんくらに参加させていただきます。宮城教育大学3年の木村侑矢です。私自身、小学校の頃から大好きだったリコーダーを大学に入っても吹いているなんて夢にも思っていませんでした。今回は、みなさんおなじみの曲からバロック時代の曲まで盛りだくさんのプログラムとなっております!9/28はソプラノリコーダーを持ってぜひお越しください(^.^)』

 

みなさんと素敵な時間を共有できることを、私たちリコーダーず一同楽しみにしています!

 

宮城教育大学リコーダーず

リコーダーとゆかいな仲間たち

2018.08.28| 宮城教育大学リコーダーず

こんにちは!リコーダーずです!今回はメンバーを紹介します(^_^)

 

宮城教育大学リコーダーずは、リコーダーが大好きな音楽科の学生で構成されています。

 

 

 

 

普段は自分の専攻する楽器を練習したり、サークル活動に参加しながら、日々音楽にふれています。中には作曲をしている人も!

 

そして今回はスペシャルゲストをお招きします!!!

 

ヴァイオリン:田代七菜美(たしろななみ)さん

 

ソプラノ:尾留川諒子(びるかわりょうこ)さん

 

今回はリコーダーず&スペシャルゲストと、リコーダー博士の原田博之先生の皆でお届けいたします!

優しいひびきをぜひ、会場でお楽しみいただければ幸いです。

 

 

次回は演奏する曲と、メンバーからのメッセージを紹介します(^.^)

 

宮城教育大学リコーダーず

今年もやってきました!

2018.08.27| 宮城教育大学リコーダーず

みなさんこんにちは。

宮城教育大学リコーダーずです!今年も9/28(金) 太白区文化センター展示ホールにて「放課後の音楽室」を開催します(^∇^)

 

せんくらは今年で4回目!

今年もみなさんと素敵な時間を共有できるのを、リコーダーず一同楽しみにしています!

 

誰もが一度は吹いたことのあるリコーダー、実はとっても歴史のある楽器なんです。15〜16世紀頃、現在とほぼ同じ形まで完成したと言われています。ということは、日本では江戸幕府ができたころにはもう現在とほぼ同じ形のリコーダーがあったんですね( ˙-˙ )

 

 

 

 

リコーダーにはこんなにたくさんの仲間がいるんです!ここに写っているもの以外にも、フルートや尺八もリコーダーの仲間です。

今回の「放課後の音楽室」では大きいものから小さいものまで、たくさんのリコーダーが登場します♪お楽しみに!

 

また、今回もみなさんと一緒に演奏するコーナーがあります。おうちにあるソプラノリコーダーを持って遊びにきてくださいね〜!

 

宮城教育大学リコーダーず

リサイタルのプログラム

2018.08.26| 庄司雄大

こんにちは!

ブログ第3回目、今回で最後です!

 

29日に太白区文化センターで45分のリサイタルをやる訳ですが、実は僕はリサイタルは初めてでして、このブログを書いてる今も既に緊張しております…(汗)当日曲間に曲の解説を挟むつもりではいますが、なにぶん人前で話すのが苦手なもので、うまく説明ができなかった時のための保険として今回は軽く曲目紹介を書いていきたいと思います(笑)

 

まず1曲目、「ダンス」です。

この曲はフランスの作曲家カントルーブが作曲した2分ほどの短い曲です。フランスらしい色彩豊かな曲想の中で流れるような、時には弾むような様々な表情を短い時間でみせてくれる曲です。

 

2曲目はオーストリアのお馴染みの作曲家、モーツァルトの「ホルン協奏曲第1番」です。

協奏曲は基本は3楽章形式なのですが、この曲は完成前にモーツァルトが亡くなってしまったので、楽章は2つしかありません。1楽章はバラエティー番組でも使われており、聴き馴染みがあると思います。

 

2楽章はおそらくあまり耳にする機会はないと思いますが、実はこの楽章、常盤木学園を受験する時に吹いた曲でして、非常に思い出深いのです!人前で演奏するのは受験以来なので楽しみです!

 

続いて3曲目はフランスの作曲家ボザの「森にて」

この曲はもともとフランスの音楽院の試験のために作曲された曲で、とても技巧的な曲です。また、弱音器やゲシュトップ奏法(ベルを右手で完全に塞ぎ金属的な音を出す奏法)を使う音色の変化、狩りの音楽やグレゴリオ聖歌の引用などの曲想の変化に富んでおり、ただ技巧的なだけでなく聴き応えがあると思います!!

 

4曲目はドイツ、R.シュトラウスの「アンダンテ」

アンダンテ(歩くような速さで)の名のとおりゆったりとしたテンポですが、とてもドラマティックな曲です。R.シュトラウスのオーケストラ作品ではよくホルンが大活躍しますが、実は父親がフランツ・シュトラウスというホルンの名手だったんです!

 

5曲目、6曲目はロシアの作曲家グリエールの「4つの小品よりノクターン、間奏曲」

この2曲もアンダンテのようにゆったりとした曲ですが、シュトラウスに比べとよりロマンティックな印象を受けます。ホルンのための小品はテンポの遅い曲が多いので、どう吹き分けるかがとても重要ですね(汗)

 

最後はチェコの作曲家コフロニュの「ソナチネ」です。

この曲は3楽章ありますが、全部合わせてもそこまで長い曲ではありません。あまりメジャーな曲ではありませんが、とても可愛らしく親しみやすい曲です!プログラムの最後にきっとお楽しみいただけると思います!!

 

ご覧いただいたとおり、今回は様々な国の作曲家による作品、をテーマにプログラムを組んでみました!公演まであと1ヶ月、着々と準備をしております。ピアニストの伊東陽さんは高校からとてもお世話になっているので、今回の共演がとても楽しみです。

もちろん会場でお客様にお会いできるのもとても楽しみにしております!

 

公演番号49のリサイタル、また公演番号82の室内楽、よろしくお願いします!

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!!

 

庄司 雄大(ホルン)

カテゴリー