
南東からのうねりのため、あまり遠出はできなかった様だが順調に慶良間の座間味島に到着しました。
東側、黒前崎と北平瀬の間の大きな湾の辺りに(牛の島灯台下)と言うポイントまであります。
その湾の南には「レディードラゴン」とか「トウマ」と言うダイビングポイントが連なっているとてもなだらかで大きな湾があり、その間、要所々に番号で呼ばれているポイントがあります。
それらの中の「六番崎」に潜る事になりました。
さて海の中はどうなのか行ってみよう。
ボートからエントリーして沖に出る。
まずはコクテンフグやマダラタルミの幼魚が出迎えてくれた。
さらに沖に出て大きなヤギのある所まで(水深-25メートル)行ったが特に何も見付からず、右へ迂回して水路を辿りゆっくりと戻りながら
ベニイロハオウギガニ、ハナゴンベ、キンチャクガニを見ながら、浅瀬へ・・・モンツキカエルウオを見てエキジットしました。潜水時間は59分。
次はボートでそのまま東に5キロ程進むと、渡嘉敷島の最北端の北側の儀志布島に着きます。
そのすぐ北側に自津留と言う島と大変大きな岩と言うか…
そのさらに北側に、まさに「ジツル」と言うポイントがあります。そこで再びダイビングをすることになりました。
エントリーするとまずは小さな根があり鮫(ネムリブカ)と遭遇、やや北西よりに大きな根、そのさらに隣にまた根があり、そこに大きな穴がありミズヒキガニを見る事が出来ました。
勿論そこにいたるまでにシモフリタナバタウオも発見、回りはグルクンの群れ、まさに大群でした・・・
北西に沖だしして普通にキンギョハナダイ、カスミチョウチョウウオを眺めながらコバルトブルーの海に癒されながらのドリフトダイビングを満喫しました。
その日は最後に、そこからさらに西北西に進むと黒島が現れます。
黒島の南側と行ってもかなり南側。ちょうど儀志布島の最北端から西へ4キロ程の所でしょうか。
黒島南隠れ根(別名リッピョウ)まさに「リッピョウ」があるんです。
リッピョウの南から海に入り左に迂回してドリフト、リッピョウの北西で船に拾ってもらうコースでした。
最初はかなり波に逆らって流される感じでしたがマンタのクリーニングステーションと呼ばれている小さい根を5つ程点々と見て回る。
次第に波に乗って(私の様に)快適にダイビングを終えましたが、そこでも主に岩陰にイセエビの群れ(笑)、ネムリブカ、カサイダルマハゼ!
普通に泳いでいるとバラフエダイ、ウミウシではミスジアオイロウミウシ等、生物満載。
この日も、のべにして3時間弱の海中を楽しんだのでありました。
Photo 駒井那津樹 ant for diving life. http://www.ant-dive.com/
赤坂達三(クラリネット)