今日は自分のプロフィールの裏側を少し。
これまでの私の住民票の主な移動は
石巻→東京→パリ→ベルリン→ドレスデン→ベルリン→東京
今の所このような感じになっています。
私が初めて留学した当時、10代で日本からヨーロッパへ留学する人の数は現在に比べればまだそんなに多くはなかったため “若くて右も左もわからない国へ一人でいくとは勇気がありましたね” と言われることは度々ありましたが、正直にいいますと、私にとっては、一番勇気をふりしぼったのは15の時石巻から高校進学のため上京し、過ごした東京での3年間でした。
あの時のカルチャーショックの激しさに勝ることはその後なかったと思います(笑)
親から離れ、初めて自分一人だけの視点でみたものというのはやはり印象が強くなるものなのでしょうか。
もちろん国が変わると文化の違いは明らかにあるわけで、何をカルチャーショックとするかですが、ここではあくまで日常生活の視点でと言う意味です。
今思えば田舎育ちの私にとって、全般的にヨーロッパのテンポは、東京のような都会よりは、案外とらえやすいテンポだったのかもしれません。
実際向こうに行ってやはり少し安心感がありました。
15歳から数えるとその倍以上も歳をとった今現在、東京暮らしに再挑戦中!
帰国して東京に住み始めてもう4年は経ちますが、歩いていても、車を運転していても常に若干緊張気味というのは未だ変わらず・・・(笑)
ゲルティンガー祥子(ピアノ)