
こんにちは!
今日はこの夏に参加した音楽講習会について書かせていただきます。
今年はなんとフィンランドの講習会へ!
私にとって初めてのフィンランド滞在ということもあり、毎日が新鮮で刺激に溢れたものとなりました。
会場はフィンランドのサヴォンリンナという、湖と古城が美しい街でした。
サヴォンリンナは、毎年世界的なオペラフェスティヴァル、またバレエフェスティヴァルが開かれることで有名です。
この講習会ではソロのレッスンの他に室内楽も受講することができ、講習会参加者の生徒と先生によって、グループが編成されます。
私はメンデルスゾーンのオクテットで第一ヴァイオリンを、その他にもブラームスのピアノクインテットを演奏しました。
フィンランドからはもちろん、ドイツやアメリカ、オーストラリア、キューバ、エジプトなど、様々な国籍のメンバーや先生との演奏でしたが、短い期間の中でお互いへの理解を深めながらコンサートに向けて曲を練り上げていくのは、本当に楽しいものでした。
毎日レッスンやリハーサルに追われながらも、充実した日々を過ごすことが出来ました。
今日の写真は、メンデルスゾーンのオクテットのコンサート会場となったケリマキ教会(Kerimäki Church)の内部です。
この教会は3400席を持つ世界で最も大きな木造教会として有名です。
白い木製の壁が非常に美しく、ろうそくと窓から差し込む光が、幻想的で厳かな雰囲気を醸し出していました。
もちろん、モーツァルトの協奏曲にも日々取り組んでいました!
次回はモーツァルトについて書かせていただきます。それではまた!
佐藤 優芽(ヴァイオリン)