今日はハープとチェロとヴァイオリンという珍しい組み合わせで初合わせでした。
ピアノが会場に持ち込めないとのことで、チェロとヴァイオリンのデュオを思いついたのですが、なんとなく華がない。そこで宮廷やサロンを連想させるハープは良いのではと思い提案したところ、演奏場所が美術館との事もあり思いのほか良い返事が。ハープの色々な奏法上の問題や、ハープならではの良さが分かった一日でした。
さて、今回せんくら2015での曲目ですが、
ツィゴイネルワイゼンは言わずと知れた名曲中の名曲。ヴィオリニストを目指す人ならだれもが弾きそうな曲ですが、私はわりと弾かずに過ごしてきたので、今回お話をいただけて良かったです。
ジュゼッペとのブラームス「雨の歌」では最初のひと雫がすでにとても難しい所。
グリークの弦楽四重奏曲は以前から小川さんが取り上げてみたいと言っていた曲で、セレーノだからこそのアンサンブルをしたいと思います。
いまはみなあちこちに暮らしていますが、それぞれに新しく身に着けた感性や技術でお互いに刺激しあえれば楽しいかな!
あと2か月少しとなりましたが、2015年の我々を聴きにいらして頂ければ幸です。
皆様と会場でお会いできるのを楽しみにしています。
暑い日が続きますが、どうぞご自愛ください!
写真はグリークの作曲部屋から

西江辰郎