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SENCLA BLOG

ブログ

2021
2021.08.20

出演アーティスト 渡辺玲子さんからのメッセージ

皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか?

10月には、仙台で皆様にお会いすることをとても楽しみにしています。

昨年から続くコロナ禍で、最近でもいくつかの海外でのコンサートがキャンセルや再延期になるなど、家にいる生活が長期間続いています。

 

そんな中での私の息抜きは、洋服をネットで買うこと、かな? といっても、外出はほとんどしないので、コンサート用ドレスも含めフォーマルなものは必要なく、大学のオンライン授業を楽しくするためのユーモラスなTシャツとか、そんな感じのカジュアルでファンキーな洋服をひたすらポチっています。

 

実は今日、ハイ・ブランドの素敵なドレスやブラウスのお下がりが、知人から届きました。

段ボール2箱分を全部出して、自分で色々組み合わせてファッション・ショーをしましたが、こういう素敵な素材のお洋服もやっぱり楽しい!  その中でも、特に気に入ったブラウスがあったので、セルフィーを載せます。袖のフリルを見せたいという理由もあるのだけれど、「せんくらに向けて頑張るぞー!」の思いを込めて、一応ファイティング・ポーズをとってみました(笑)。

 

 

さて、せんくら参加公演のご紹介ですが、10月1日の公演No.15「ヴァイオリンとチェロの響き」 、10月2日公演No.23「フェスティバル・ソロイスツ」、そして2日公演No.40「渡辺玲子ヴァイオリン・リサイタル」の3つの公演に参加します。

 

「ヴァイオリンとチェロの響き」では、バッハの「シャコンヌ」の独奏と、ヘンデルの「パッサカリア」のDUOを長谷川陽子さんと。

 

「フェスティバル・ソロイスツ」ではバッハなどの名曲を、ソロ演奏も交えて聴いていただく予定ですが、フェスティバルならではの華やかなメンバーとの再会も、今からとても楽しみです。

 

そして「渡辺玲子ヴァイオリン・リサイタル」では、せんくらで出演コンサート数が毎年最も多い(と私は思います!)

ピアニスト、青柳晋さんにパートナーを務めていただき、東欧・北欧の作曲家たちの情熱的で民族的な音楽を演奏いたします。

プログラムはグリーグの「ヴァイオリン・ソナタ第3番」、そしてドヴォルザークの「4つのロマンティックな小品」、それに私の初挑戦、フバイによる「カルメン幻想曲」。サラサーテとワックスマンによるカルメンは、せんくらでも何度も演奏していますが、フバイのカルメンは私にとって今回が初めて。ホセの婚約者ミカエラや闘牛士エスカミーリョのアリアなど、他の2つとは異なるメドレーが楽しい作品。どちらかというと、カルメンを取り巻く人たちに重きを置いた印象ですね。

 

秋の演奏会でお目に掛かれることを楽しみにしています。

 

渡辺玲子

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