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SENCLA BLOG

ブログ

長谷川陽子
2012.09.27

いよいよ明日から! 

さて、1週間お付き合い下さったせんくらブログ、本日が最後です。

そして明日からいよいよ【せんくら2012】が始まります!!!
まるでアイスクリームのテイスティングのように次から次へと色々な音を聴くことができるこのスタイルが大好きで、沢山の演奏家仲間に「せんくら、楽しいよ~!」と吹き込んでいます。

「陽子ちゃんが、あまりにもせんくら、せんくらって言うから・・・」と今ではほとんどの演奏家たちがこの期間に仙台で集合します。

さあ、【せんくら2012】いよいよ明日開幕です、
今年も沢山の音楽の天使が舞い降りてくる音楽祭となりますように!!
是非仙台でお会いしましょう!!
長谷川陽子(チェロ)

長谷川陽子
2012.09.26

パワードリンク!

今年も幸せなことに色々な各地で演奏させていただいています。
たくさんの出会いがあり、これだけあちこちにお邪魔していても未だに初めて目にする物や事があったり。
なかなか人生興味が尽きません。

これから芸術の秋のシーズンに突入するのですが、なんといっても健康第一!
健康管理も仕事のウチ。
私の健康法は「バナナミルク卵入り青汁ジュース」♪
これを毎朝バーミックスでがーっとシェイクして飲んでいます。

すごいでしょ、長谷川流パワードリンク、最強です^^
長谷川陽子(チェロ)

長谷川陽子
2012.09.25

ニューアルバム 

今年も残すところあと数か月ですが、今年は11月に新アルバムがリリースになります!!

ちょうど先日編集作業が終わりただ今曲順を考えているところで、このブログを書いている今もプレイリストで流しているところです。
リリースは11月21日。
ビクターエンタテイメントから仮タイトル【シャコンヌ】。
共演はせんくらでも何度も共演させていただいています仲道祐子さん。

今年は自分の可能性にずっとチャレンジしているのが、バッハのシャコンヌ。
そしてエストレリータやシューベルトの「夜と夢」など珠玉の名曲たち。
そして今年は大河ドラマ「平清盛」で番組最後の紀行の音楽も担当させていただきました。そのテーマ曲・吉松隆さんの作品。
それからオフィシャルサイト上で皆さまからリクエストを募った中から素敵なアイディアを頂いて、それらを1枚のアルバムにまとめました。

ステージに立つ以上常に自分の、それからチェロの可能性にチャレンジし続ける演奏家でありたい。
この25年間ずっと思っていた想いを込めてしっかり最後の一音まで弾いてきました。
特別な一枚となりそうです。
ぜひお聞きください。
長谷川陽子(チェロ)

長谷川陽子
2012.09.24

チェロ・ソナタ 

せんくら最終日は私が最も大好きなチェロ・ソナタ、ラフマニノフのチェロ・ソナタを皆さまにお送りします。

毎年「今年のせんくらで弾こうかしら?」と思いながらも、大切にとっておきました!!
この曲の美しさは何と言ってもメロディの壮大さ華麗さ、そして滋味深さ、そしてそれを支えるハーモニーの繊細さと大胆さ。
無人島にもし一冊だけ楽譜を持っていくとしたら、間違いなくラフマニノフを私は選ぶことでしょう。

初共演の青柳晋さんは桐朋の同級生。懐かしい再会となりそうです。
大好きなこの曲を青柳さんとの共演でどんな化学反応を起こすことができるか、ぜひお立会いください!!
長谷川陽子(チェロ)

長谷川陽子
2012.09.23

無伴奏に挑戦 

せんくら2日目は無伴奏でお送りします。
何か自分にチャレンジすることを課したいという想いから、今年はバッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番から【シャコンヌ】をチェロで弾くことに挑戦しています。

人生の縮図のような壮大なこの曲。
朝から晩まで練習しても興味が尽きることがありません。
こちらの公演は嬉しいことに既にソールドアウトだそうですが、12月22日に東京文化会館小ホールにて、

【長谷川陽子デビュー25周年記念チェロリサイタル チェロの個展2012】
でも演奏する予定です。
長谷川陽子(チェロ)

長谷川陽子
2012.09.22

シューベルトの魅力 

今年は、ギターの福田進一さんとの共演
「せんくら【16】 チェロとギターで聴くウィーン・シューベルトの薫り」で今年の私のせんくらはスタートします。
大先輩との共演は何度目でしょうか。
毎回福田さんの大きな懐をお借りして、自分の幅を広げることができるのは、とても幸せなことです。

今年はシューベルトをお送りする訳ですが、シューベルトは私にとって永遠の憧れで、実はなかなか振り向いてもらえない片思いの作曲家です。

恋い焦がれ過ぎて簡単には弾けない作曲家の一人。
今年は福田さんから「そろそろまたシューベルトに話しかけてごらん」と背中を押されて、アルペジオーネをプログラムに入れることにしました。

シューベルトの魅力は、皆が見過ごしてしまいそうなごく日常の小さな幸せを、ほっこりと味わう事ではないでしょうか。
誰が植えたわけでもないのに道端でけなげに咲く花の可憐なこと。
青い空に白い雲がそよそよと浮かんでいる清らかさ。
ありきたりな休日の午後に開け放した窓から秋の風が頬をなでていく瞬間のささやかな幸せ。
今日も一日が無事に終わろうとしている贅沢な静けさetc etc…

まだまだシューベルトへの憧憬は続きます。
今年デビュー25周年を迎えた私ですが次のデビュー30周年に向けた目標は「アルペジオーネを手のひらで慈しむように、美しく弾けるようになりたい」です。

もっとうまくなりたい!!
長谷川陽子(チェロ)

長谷川陽子
2012.09.21

こんにちは! 

皆さま、こんにちは!!チェロの長谷川陽子です。
今年も【せんくら】の季節がやってきました。
実に第一回目から本年も皆勤賞で参加させていただける事、心から嬉しく光栄に思っています。

実はワタクシ、何と今年でデビュー25周年。
25年もの間ひたすらチェロ、音楽だけを見つめ続けて生きてこれたこと、これもひとえに皆みなさまの長年の温かい支えのおかげ、と心から感謝でいっぱいです!!

「あっという間に・・・」と言いますが、四半世紀というものは、そんな軽いものではなく、本当に沢山の経験をさせていただきました。
四半世紀弾き続けていても、毎回何かしら「気づき」があり、考えたり、反省したり、閃いたり・・・。
そんな経験をさせていただく中で、ここ数年は音楽はツールであって、それを通じて今まで沢山の愛を下さった方々にお返しをしていきたい。
「チェロを弾くこと」の意味を、そんな風に考えるようになりました。

今年のせんくらでは、この25年の間に培ってきた全てを音に託して皆さまにお聞きいただけたら・・・と思っています。
どうぞよろしくお付き合い下さい。
長谷川陽子(チェロ)

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