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SENCLA BLOG

ブログ

2021
2021.09.16

出演アーティスト 神谷未穂さんからのメッセージ

仙台フィルコンサートマスターの神谷未穂です。

もう夏も終わり、いつの間にか芸術の秋、そしてせんくらシーズン到来ですね。

 

 

2021年、今年のせんくらは仙台国際コンクール受賞者で、演奏家、指導者としても大活躍の佐藤彦大さんとソナタ最高峰と言われるフランクのソナタをメインにしたプログラムバロックチームとはブクステフーデ、テレマン作品を、仙台フィルでは山下一史マエストロとのBE公演のコンサートマスターを担当します(AとCは西本さん担当)。

 

 

佐藤さんとはフランクを既に4月に新潟りゅーとぴあで演奏し、

せんくらに常連出演させて頂いている神谷、小池、ジラール、梅津のバロックチームは、3ヶ月前から4人のリハを開始するという意気込み。

 

 

沢山練習を重ねて練り上げても、本番の会場やお客様とのコミュニケーションから生まれる、響きや間(ま)によって新たにその場で創り出されたり、変わったりするのが、生演奏、ライブの面白いところ。

コロナ禍で中止、キャンセルが続いた苦しい経験により、そんなライブマジックがいかに大切かを、再認識しました。

せんくら会場でお会い出来たら嬉しいです🎶。

 

 

 

 

以下、写真と綴るコロナ禍に行った事。

 

コロナ禍で健康を見つめ直してダイエットしたり、ヨガを再開したり、フォームを見直したり、基礎練習をしたり、旅行に行けない分、色々な世界の音楽を聴いたり、本を読んだりしています。

この本、面白い!!

数年前のせんくらで指揮をされた山田和樹氏と浦久さんの御本。

ちなみに、みほのみは、未来の未です。。。笑

 

 

 

コロナ禍に発売となった、エマニュエルがフランスチームと録音した新CD。私も一曲参加。

音楽雑誌でご高評頂いています。

エマニュエルはコロナ禍にYouTubeチャンネルも開設しました。こちらもどうぞよろしく。

演奏もバッハの無伴奏組曲の解説もとてもいいですよ。

、、、と身内(夫)を褒める妻。

今年は祝・結婚20年!

 

https://m.youtube.com/channel/UC4x82jW7kgG7eKLX11Sn5wg

 

 

 

 

音楽雑誌「サラサーテ」10月号に基礎練習についての記事が載りました。

コロナ禍でオンラインレッスンも増えました。

教えている宮城学院女子大学の生徒もせんくらに出演します。

 

 

 

 

息のあったバロックチーム。

リハを行った小池さんのお部屋との色合いもバッチリ🎶。

コロナ禍に宮城県立美術館で開催されたモリス展を思い出す、モリステイスト満載の素敵なお部屋。

 

 

 

 

先日オペラシティで行った仙台フィル東京公演を聴きにいらして下さった山下一史氏と舞台裏にて。

この日、山下氏はパラリンピック2020の聖火を持つイベントの後にいらして下さいました。

スポーツのお祭りの後は音楽のお祭り!

 

 

 

 

神谷未穂

2021
2021.09.01

出演アーティスト 西本幸弘さんからのメッセージ

皆さん、こんにちは!

仙台フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスターの西本幸弘です。

昨年は新型コロナウィルスの影響でせんくらとして皆様にはお会いできませんでしたが、今年はせんくらでお会いできますね😊

 

皆様はstayホームなどどんな時間をお過ごしだったのでしょうか?僕は普段ゆっくりと時間の取れない趣味の料理やギターの時間を増やしつつ、今後のアーティストキャリアを考えたりの日々でした。料理では初めてカワハギを捌いたりと、少し腕を上げられた気がします。(笑)

そしてそんな時間の中で、登山という、もう一つ趣味の様な、自分と向き合う貴重な時間を作ることが出来ました。父がワンダーフォーゲル部だったこともあり幼い頃は山登りに行ったこともあったので、昔も思い出せる時間です。登山中は少しの間だけ完全に音楽と離れて足元に気を付けながら一歩一歩頂を目指し、一つ一つ色々なことを考えられます。貴重な時間です。登山に向けては、数日前から気温や天気を調査しながら、色々なリスクを想定して荷造りをする。そして地図を読みながら目の前の景色を見ながら進んでいく。数時間かけて行き着いた先には絶景も待っています😆その達成感足るや快感です!そして、遠足と一緒で家に帰るまでが登山。実は危険は下り道の方が多くて、集中力を要します。ある意味音楽から完全に離れるけど音楽とも似ている気がしています。一つのコンサートを制作して演奏して終演後にフィードバックしてのような。

そんなわけで、これからも登山は時間の許すときに続けていこうと思います。

 

 

さて、肝心の今年のせんくらの出演公演についてです。仙台フィルの公演はもちろん、個人では、今年は久々のフェスティバルソロイスツと、どしゃ降りバンドでの出演です♪

 

毎回ソロイスツでは素晴らしいメンバーと限られた時間で最大限の化学反応を目指す時間です。きっと今年もお楽しみいただけること間違いなしです!

 

もう一つのどしゃ降りバンドは、大学時代の同級生と結成した何でもありのボーダーレスバンドで、僕が雨男であることも理由で、音のどしゃ降りをも起こしたい「どしゃ降りミュージックアワー」というのをスローガンに活動しています。メンバーの健ちゃん(髙杉健人さん)は、ここまで行くか!といつも思う超絶アグレッシブなコントラバシストです。クラシックはもちろん、どんなジャンルでも活躍していて、特に今ではタンゴのスペシャリストでマルチなアーティストです。そして今回はピアニストのポチ(髙橋翔吾さん)が諸般の事情で参加できないこともあり、スペシャルゲストとして信頼しているピアニスト山中さんとのコラボをします。作曲家でありピアニストでもある山中さんとどんな音楽が出来るのかは、僕ら自身も未知数で今から楽しみです。

きっと、レンジが広くてクラシックもこんな表現にチャレンジできるんだということをお伝えできるのではないかなと思いますし、純粋にライブ感のある「ライブコンサート」を目指していきます。ぜひ心よりお待ちしております🙇

 

最後になりますが、せんくらではこんなときだからこそ心が柔らかくなり豊かになるようなコンサートが沢山あると思います。ぜひ楽都仙台の音楽祭楽しんでいただけると幸いです🙏

 

Ciao!!

 

西本幸弘

2021
2021.08.18

出演アーティスト 浦田誠真さんからのメッセージ

皆さんこんにちは。仙台フィルハーモニー管弦楽団トランペット首席奏者の浦田誠真です。

 

毎年、仙台フィルとしてせんくらに出演するのを楽しみにしておりましたが、今年はソロでも演奏する機会をいただき、大変光栄です。

 

今回の公演では、コントラバスの田中洸太郎さん、クラリネットの鈴木雄大さん、そして私トランペットの浦田の3名がピアニストの石丸友貴さんとの共演でそれぞれソロを演奏します。弦楽器、木管楽器、金管楽器のそれぞれの違った魅力を堪能していただますし、今回一人ずつ聴くことでこれからオーケストラを聴く際により立体的に音を感じていただけるのでは、と思ったりもしています。

私も田中さん、鈴木さん、そして石丸さんがどんな演奏をしてくださるのかとても楽しみです。

 

ピアニストの石丸友貴さんとは、2019年3月の新進演奏家育成プロジェクト オーケストラ・シリーズにて、オーディションに合格し、それぞれソリストとして仙台フィルと協奏曲を共演した際にご一緒した時が初対面でした。石丸さんはシューマンのピアノ協奏曲を素晴らしく演奏されていたのを覚えています。その時は二人共ソリストだったこともあり、共演は今回が初になりますので、やっとご一緒することができて嬉しいです。

 

 

ところで皆さん、トランペットと言う楽器にどのようなイメージを持っていますか?

 

式典などでファンファーレを吹いていたり‥

ジョン・ウィリアムズをはじめ沢山の映画音楽でかっこいいテーマを吹いて大活躍していたり‥

テレビドラマで渋いメロディを朗々を歌っていたり‥

オーケストラや吹奏楽ではここぞの瞬間に登場して活躍していますよね。

 

今回、私が演奏する、A.アルチュニアン作曲のトランペット協奏曲は、そんな分かりやすい「トランペットらしさ」がギュギりュッ!と全部詰め込まれた、美味しいどころ取りの贅沢な作品です。

 

作曲者のアレクサンドル・アルチュニアン(1920-2012)はアルメニアの作曲家で、アルメニアの民族音楽を取り入れたオーケストラやソロ、室内楽作品を生み出し、中でもトランペット協奏曲は名作で、トランペット奏者にとって非常に大切なレパートリーになっています。もともとはオーケストラとトランペットの為に作曲されていますが、今回はピアノ版でお送りします。

 

アルメニアと言うと日頃あまり馴染みがないかもしれませんが、吹奏楽がお好きな方はアルメニア民謡を素材として作曲された、アルフレッド・リード作曲の『アルメニアンダンス』が思い浮かぶのでは無いでしょうか。

 

『アルメニアンダンス』でも今回のアルチュニアンでもそうなのですが、ワクワクと心が浮き立つような特徴的なリズムと、ゆったりとした叙情的で少し淋しげな旋律が非常に魅力的です。

 

この協奏曲は、単一楽章で14分ほど続けて演奏されます。劇的な序奏に引き続いてリズミカルな主題と叙情的なメロディが交互に現れるのですが、つい口ずさみたくなってしまうような魅力的なメロディばかりで、私自身とても大好きな曲です。曲の一番最後に登場する、大カデンツァにもご注目ください。

 

トランペットの魅力がたっぷり詰まったアルチュニアンのトランペット協奏曲、皆さんのお気に入りの曲にもなったらとても嬉しいです。

 

浦田誠真

 

公演番号:9
公演日:10月1日(金)13:15~14:00
仙台フィル若手メンバー大集合!

~今後、よろしくお願いします!~
会場:日立システムズホール仙台|交流ホール
出演者:
浦田 誠真(トランペット)
田中 洸太郎(コントラバス)
鈴木 雄大(クラリネット)
石丸 友貴(ピアノ)
我妻 雅崇(ナビゲーション)

 

仙台フィルハーモニー管弦楽団
2018.06.15

映画を観て演奏会を楽しもう!

仙台フィル事務局スタッフ、最終日担当の力石と申します。

 

せんくらの仙台フィル公演は全部で5公演。5公演目は、全体のファイナル・コンサートでもあり、毎年「第九」を演奏するのがお馴染みですね。

 

演奏会も旅行と同じで、予習をしておくとより一層楽しめます。…というわけで、「第九」をより一層楽しめる映画を2本ご紹介します。

 

1本目は、昨年、チャーチル首相を演じてアカデミー主演男優賞を獲得したゲイリー・オールドマンが、24年前にベートーヴェンを演じた「不滅の恋/ベートーヴェン」です。

 

ベートーヴェンの遺書に記された『不滅の恋人』の正体をベートーヴェンの生涯を振り返りながら、明かしていくミステリー仕立てのお話で、ベートーヴェンの数々の名曲に触れながら、恋人と思われる女性たちとのエピソードが語られます。個人的には、不自由な耳への憤りを不協和音でピアノにぶつけた後、ふと「月光」を弾きだすシーンの澄み切った響きが印象的でした。

 

2本目は、ベートーヴェンと写譜師アンナ(複数の写譜師をモデルとした架空の人物)の交流を描く「敬愛なるベートーヴェン」。お話しは「第九」完成真際のドタバタから始まり、初演成功、その後日談を描いています。

こちらは、ベートーヴェンをハリウッド俳優のエド・ハリスが演じ、前作の孤高でナイーブな人物像より、豪快で親しみやすく、こちらのベートーヴェンなら友だちになれるかもしれません(笑)

 

劇中のエピソードはもちろん、当時の街並みや人々を観た後で「第九」を聴くと、いろんなイメージが浮かんで面白いと思いますので、事前の映画鑑賞はおススメです。

 

そして、別の予習方法として、その作曲家の他の曲を聴く…という手もありますね。

 

偶然ですが、仙台フィル今月(6/15、16)の定期演奏会は、オール・ベートーヴェン・プログラム!交響曲第2番と第3番「英雄」です。こちらも、ご来場をお待ちしております。

 

仙台フィルハーモニー管弦楽団

仙台フィルハーモニー管弦楽団
2018.06.14

Twitterからつながる演奏会へ!

こんにちは! 仙台フィル事務局2日目。担当は、いぬ派の後藤です。

仙台フィルでは、事務局・楽団員でTwitterを運用している人がたくさんいるのですが、みなさまご存知でしょうか?私が把握しているアカウントは…と、ご紹介しようと思いましたが数が多いのでここでは省力します。雰囲気はこんな感じです(>_<)

 

 

仙台フィル公式のフォロワーから、愉快な楽団の仲間たちを探してみてください。

お気に入りのアカウントがあったら、ぜひフォローしてくださいね♪

 

昨日の「忖度(そんたく)さん」もTwitter上で話題の?人物で、「忖度(そんたく)」が読めなかったことから命名されました。仙台フィルのチラシとネコちゃんがでてきます。しかし、最後につぶやいたのは2018年の3月!!

なかなかレアな出現率です。今後の活躍に期待しましょう。

 

仙台フィルハーモニー管弦楽団 【公式】 @sendaiphil (中の人 )

仙台フィルと第九をうたう合唱団【公式】 @sendaiphil_chor  (影の人 )

ねこったー  @spo_nekotter (忖度さん )

 

 

仙台フィル公式・中の人は、「堅苦しい、敷居が高い、と言われているオーケストラやクラシックをより身近に感じてほしい」という思いから、ツイートに励んでいます。最近では、Twitterを見てファンになってくださった方が、演奏会を聴きにきてくださったこともあるのですよ!

 

オーケストラ初心者の方にオススメのせんくら公演は、【54番「クラシック・オン・アイス」】です。

どこかで聞いたことのある名曲が、ワクワク・ドキドキと感動をお届けします。

 

それでは、長くなりましたので、このへんで(^^)/~

明日は、ねこ派の力石さんが担当します。どうぞお楽しみに♪

 

仙台フィルハーモニー管弦楽団

仙台フィルハーモニー管弦楽団
2018.06.13

ねこも気になる、「せんくら」

本日から3日間、仙台フィル事務局スタッフが日替わりでお届けいたします。

トップバッターの忖度です。ねこと音楽、そして仙台が大好きです。

 

どうやら、ねこも「せんくら」に興味深々の様子。

ド・レ・ミ・し・よ・う・かにゃん。

 

ちなみに、仙台フィルは2154568687番の5公演に出演します。

会場はすべて「仙台銀行ホール イズミティ21(大ホール)」です。

最寄りの泉中央駅は地下鉄南北線の終点なので、うっかり寝過ごしても大丈夫です。

Zzz…^_ _^

 

あしたは、後藤美幸さん(いぬ派)が担当します。どうぞお楽しみに♪

 

仙台フィルハーモニー管弦楽団

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