私の今住んでいるベルリンの街は、日本の神社やお寺のように、とっても古い歴史のある建築物が多くのこっています。
1920年に戦争があった時からここに建っているGedaechtnis Kirche(記念教会)や東と西の間にあるBrandenburger Tor(ブランデンブルク門)、オペラ劇場やホールなど、古く歴史ある素晴らしい場所がいっぱいあります。
昨日友達の家に遊びに行ったのですが、その友達が住んでいる家も戦争の頃にたったもので、石でできているステキな家なのですが、弾丸のあたった痕が外の壁にのこっていて、スゴイと思いました。
2010年になった今でも歴史がそのままにのこっているというのは感動的です。
様々なことを考えさせられますが、素晴らしいことだと思います。
楽器と音楽もそれと同じく、300年もの歴史をこえて現代に息づいている。
わたしたちは何百年も前にできた音楽をきき、その当時できたであろう楽器を演奏することは、本当に感動します。楽器が見てきたものが、本で読めたらどんなに面白いでしょうね!
川久保賜紀(ヴァイオリン)