NHK仙台少年少女合唱隊は、毎週土曜日NHKのスタジオで練習をしています。
練習は、姉歯先生による体操や発声指導で、心と体の準備をすることから始まります。
美しい声、美しいハーモニーを目指し、熱心なご指導が続きます。そして、大泉先生のユーモアにあふれたお話を聞きながら、時には厳しくも優しさに満ちあふれた練習が行われます。現在、合唱曲だけでなく、原語でのオペラや定期演奏会に向けてのミュージカルなど、様々なジャンルに挑戦しています。
合唱隊では、夏休みに毎年3泊4日の合宿も行い、子供たちの楽しみな行事となっています。約7時間の練習でたくさんの歌を歌い、生活を共にすることで、お互い助け合ったり、思いやりの心が育まれ、合唱隊の気持ちが一つになります。
この合唱隊の魅力は、小学生から高校生まで年齢の異なるお友達ができ、一つの音楽を目指し、練習できることだと思います。音楽をする喜びを分かち合い、さらに友情も深まります。
「せんくら」に向けては、『動物の謝肉祭』のゆったりとしたメロディーをなめらかに美しく歌えるように、『くるみ割り人形』では、曲の雰囲気を感じながら早口言葉など様々な練習に励み、気持ちを込めて練習しています。
今回は、これらの曲を妹との連弾で伴奏させていただきます。
心を合わせて子供たちの合唱のサポートができればと思っております。
NHK仙台少年少女合唱隊 伴奏者 尾澤香織