
こんにちは。
ピアノの三又瑛子です。
せんくらへの出演は数年ぶり!とても嬉しいです。
今日は、10月4日に出演する演奏会 『ファミリーコンサート 音楽と世界の絵本~ペール・ギュント~』 について書いていきたいと思います。
今回は、朗読の木村美砂恵さんとご一緒させて頂き、朗読と連弾によるコラボレーションが実現します。
波乱万丈なペール・ギュントの人生と愛を描いた物語と、美しく異国情緒あふれる、どこか切なく懐かしい音楽が一体となった、19世紀北欧からの風をお届けいたします。
さてさて。
題材はペール・ギュントにしよう!と決めた私達デュオ(名前未定。募集中です(*^^)v)。
どんな風にお話と演奏を絡めていこうか?
テキストはどういう風にする?
などとウキウキ話し合っていたのですが、ここで壁が出現。
…もしかして、楽譜とお話の順番が違う?よ、ね?
そうなのです。
全く無知だったのですが、この作品には以下のような経緯があります。
(とっても要約して書くので、ご興味ありましたら検索してみてください!)
原作は、ノルウェーの作家イプセンによる戯曲『ペール・ギュント』。5幕もあります!
これに同郷の作曲家グリーグが音楽をつけ、もともとの27曲(!)のうち8曲を抜粋し、コンサートでの演奏にふさわしいように曲順も入れ替え、まとめたのが 『ペール・ギュント組曲』。
今回私達が使用する連弾の楽譜も、グリーグ本人による編曲です。
以上のようなことが判明し、
どうやったら音楽とお話を融合させてお客様に届けられるか企画会議を行い、
紆余曲折を経て!
先日めでたく!!
《せんくらスペシャルヴァージョン》が完成いたしました!ぱちぱち!
ここでしか聴けない曲もあるかも・・・?
朗読と合わせたらどのようになるのか、私もとても楽しみです。
皆さま、ぜひご家族で、お友達同士で、おひとりさまでも!足をお運びいただけましたら幸いです。
三又瑛子