
さて、私のブログも今日で最終日。
ここで私の出演するせんくらのプログラムを少し紹介しましょう。
コンサート番号40、ソプラノの菅英三子さん、テノールの中鉢聡さんとのオペラ・アリア名曲集。
菅さんは、長野オリンピックで初演した私のオペラ「善光寺物語」に出演して頂き、その美しい声にすっかり魅了されました。中鉢さんは、初めてご一緒させて頂きますが、やはり美しい声で、東風のメンバーも楽しみにしているコンサートです。「夜の女王のアリア」、「誰も寝てはならぬ」、「メリー・ウィドー」など、名曲ばかり。
2日目のコンサート番号78は、和太鼓の天才・林英哲さんとの「飛天遊」、新進気鋭の津軽三味線奏者・浅野祥さんとの「津軽三味線協奏曲」。林英哲さんとは、もう30年来のお付き合い。一緒に太鼓を持って「飛天遊」のベルリンでの初演に行って以来、彼にはこの曲を150回ぐらい世界各地で演奏してもらっています。2000年のベルリン・フィルとの共演は素晴らしかった。大親友でもあるが、同じ年の筈なのにあの若さは許せない~~~!!!浅野さんとは初共演ですが、若さ溢れるバチさばきに大きな期待を持っています。
コンサート番号79は、ピアノの津田裕也さんとモーツァルトのピアノ協奏曲を競演します。津田さんは目下、私も住んでいたベルリンで勉強しているそうですが、私の大好きなイ長調のこの曲をご一緒出来る事を楽しみにしています。
コンサート番号45は、オーケストラの楽しい作品を集めたコンサートです。「ハンガリー舞曲」や、「愛の挨拶」などもありますが、是非、幻想曲「通りゃんせ」をお楽しみ下さい。今や、横断歩道の曲と思われている「通りゃんせ」が、手拍子も入るスペクタクル作品となっています。一緒に参加して下さい。
第2日目は、コンサートが3回あり、リハーサルもその間に入ってくるので、東風にとっては忙しい一日になりそうですが、仙台名物・牛タンだけは、しっかり食べに行きますよ。
3日目のコンサート番号82は、モーツァルトの「フルート、ハープのための協奏曲」を、早川りさ子さん、荒川洋さんと競演します。名作中の名作ですが、演奏難しいところばかりです。一生懸命演奏して、皆さんに楽しい一時をお送りしたいと思っています。
10月に私の大好きな杜の都・仙台でお目にかかりましょう!
そして、今後もアンサンブル東風を宜しくお願い致します。
松下 功(ホームページもご覧下さい。http://www14.ocn.ne.jp/~isaomtst/index.htm )
*2007年10月26日、私の『飛天三部作』の初演時の写真。応援に駆けつけてくれた人たちと、左から作曲家のファブリチオ・カルローネさん(森さんのご主人)、ヴァイオリニストのジェラール・プーレさん、私、ソプラノの森麻季さん、和太鼓の林英哲さん。