
こんにちは。法貴彩子です。
ブログ担当最終日です。
今日はせんくらで演奏します曲について少しだけ書きます。
私は、鈴木美紗さん、米津真浩さんとのコンサート(公演番号43)で即興曲第1番とバラード第2番を演奏いたします。
近頃、自分のソロコンサートでは近現代曲中心のプログラムばかりでしたので、久しぶりのショパンに、 “ロマンチックすぎて歯が浮く!”と思いながら弾いている今日この頃です。
バラード第2番は、“あの”シューマンに献呈されていることもあってか(?)、やさしく穏やかな語り口のメロディーと、激高しているかのような気性の荒いくだりが交互に出てくるという二重人格。
全4曲あるバラードの中でも独特なオーラを出している変態チックな曲、という印象を私は持っています・・・
そしてもう1曲、即興曲第1番はショパン初期の作品です。
さわやかな春風のようなメロディに始まり、美しく叙情的な中間部・・・
ショパンの数多ある曲の中でも特に親しみやすい曲のひとつではないでしょうか。
鈴木さん、米津さんもそれぞれ演奏なさる曲に思い入れを持っておられるはずですし、濃いコンサートになるのではないかと思います!
それでは、仙台でみなさまにお会い出来ますことを楽しみにしています!
法貴彩子(ピアノ)