みなさんこんにちは!仙台フィルの小川有紀子です。またせんくらが迫ってきました。すでにいくつかの公演が完売だとか。嬉しいですね!やはり演奏家は、お客さまが自分達を聴きたいと集まってくださると思えた時、アドレナリン、イマジネーション共にアップします。
ちなみに、これまでの演奏経験で体験した最小観客数は二名。暖炉のある素敵なお部屋で、バッハのシャコンヌなどを弾きました。もっといらっしゃるはずでしたので最初は驚き戸惑いましたが、でもこれはこれでまた特別な空気がありました。
今回のせんくらで楽しみなことといえば、まず仙台フィルの公演では指揮が山田和樹さん(≧▼≦)この話は次回に。
そしてもうひとつの目玉はキム・ボムソリちゃん(^^)とのカルテットです。
【公演番号46】
10/4(土)11時00分~11時45分
イズミティ21 小ホール
ボムソリちゃん!なんて書いてしまいましたが、そりゃもう可愛いのです。仙台国際コンクールで私達はお馴染み。可愛い、そして誰にでもその愛らしさで微笑んでくれる。でも演奏は、一本筋の通ったしっかりしたものを感じます。
その彼女とカップリングされたのが、セレーノで一緒、元同僚のヴィオラの佐々木真史と、ずっと知り合いだったのにひょんなことから同僚になってくれた?チェロの首席ソロ奏者、三宅進。
みなさんセレーノはご存知ですね?!西江辰郎、ワタシ、佐々木真史、原田哲男で組んでいるカルテットです。けっこういいものやってたんですよ!
通常カルテットはある程度組んでいるグループのことを指しますが、今回はボムソリちゃんを迎えて、新しいカルテットの結成になりますね。
曲目も、有名どころつかみ取り…といった贅沢なプログラム。普段はお目にかかることはないでしょう。
初めてのカルテットデビューにもぴったりです。
みなさんでケーキバイキングに行くような気分で、どうぞ!!
仙台フィルハーモニー管弦楽団
ヴァイオリン奏者 小川有紀子