ウィーンはどこもかしこも夏の休暇の真っ最中! 私も昨晩は、夫の兄弟家族たち皆一緒に「ホイリゲ」のワイン棚の下で過ごしました。(「ホイリゲ」に付いてはちょっとグーグルッてみてください!)
ブログも今日が最後。この一週間、私は少しだけ“気楽なプライヴェートの日々” からご紹介したのですが、ちょっと覗いてみましたら、皆さん結構きちんとしたまじめなブログを書いていらして、これでよかったのかしらと溜息をついています・・・。(もう遅い!!)
毎年秋のツアーは夫と一緒で、「せんくら」も今までいつも彼に弾いてもらっていたのですが、今年はアンゲリカ・キルヒシュラーガーの録音やらトーマス・クヴァストホーフのリサイタルなどのオファーが来てしまい、そちらを優先してもらいました。(その代わり来年は春に、彼とアンサンブルでの「日本の歌」のツアーが計画されています。)
でもそんな場合にも、心強いピアニストが私を日本で待ってくれていますので、 私にとってもいい経験のコンサートができます。自分の中で感じることを言葉で表現して相手に伝えなければならない時、さまざまなイメージがはっきりとした輪郭を持ちますし、どれだけきちんと消化できているかが自覚されます。「せんくら」と、そのあと各地でのリサイタルでは経験もレパートリーも豊富な丸山滋さん、そしてその前にロンドンでの小さな演奏会と名古屋でのリサイタルで、小川典子さんがご一緒してくださいます。小川さんとは初リサイタルのお仕事、歌の合間にコンセプトに合ったピアノの小曲もいくつか弾いてくださるのです。
それでは「せんくら」で皆様にお目にかかれる日まで。どのコンサートにも、たくさんの皆様のご来場をお待ちしておりま~す!!
鮫島有美子(ソプラノ)