こんにちは!ヴァイオリニストの川久保賜紀です。
皆さま、お元気ですか?
今年もせんくらに出演の機会をいただき、だいすき💕な仙台へ行けることをとても嬉しく思っています。
それでは、恒例のSencla 2023ブログをお届けします!
今回の せんくらでは、2002年チャイコフスキー国際コンクールで出会った 大好きなピアニストであり、友人の彩子ちゃん(上原彩子さんをいつもそう呼んでいるので、あえてそのまま書きます)とドイツをテーマにしたプログラムを演奏します。
ロマンティックでファンタジーたっぷりなシューベルトD.934とロベルト・シューマンのヴァイオリン・ソナタ1番。
シューベルトのFantasie in C Majorは、今回初挑戦。ずっと前から弾いてみたい曲でしたので、彩子ちゃんと一緒に演奏できることはもちろん、自分としても、とても楽しみな作品です。
バリエーションごとに可愛らしく(チャーミングで)ありながら、 技術的にはチャレンジングな曲!なので、今からワクワクしています!
そして、なんとも大人っぽいシューマンのソナタ。 このソナタには、人生に対しての葛藤や混乱、深い愛情や喜びなど、生きて経験する様々な感情が一つの作品に表れている感じがします。
2つの作品を通して素晴らしい音楽の世界を味わっていただければ嬉しいです。
今年も皆様にお会いできることを心から楽しみにしています!
それでは会場で!
川久保賜紀
ブログを読んでくださっているみなさま、こんにちは。ピアニストの外山啓介です。
幸運なことに仙台では、リサイタルや仙台フィルさんとの共演で、何度か演奏させていただくチャンスに恵まれましたが、「せんくら」は初出演です。今からとても楽しみにしております。
まずは同郷の後輩でもある西本幸弘さんとのデュオ。クロイツェルは昨年録音し、各地で一緒に演奏させていただきました。あれから約1年の月日が経ち、作品を通して見える景色がどのように変わっているのかワクワクしております。
(昨年ご一緒した西本さんとの写真)
翌日は「若き作曲家の恋文」とのサブタイトルを掲げたリサイタルです。リストによって編曲されたシューマン、ベートーヴェン、ショパンの歌曲、ショパンのスケルツォ第2番を演奏いたします。
愛をテーマに書かれた歌曲と、恋人との破局の苦悩の中に書かれたスケルツォ。まるで真逆のキャラクターですね。
みなさまにその「陰と陽」を楽しんでいただけましたら幸いです。
演奏の他にも素晴らしい街並みや美味しい食事など、「せんくら」が今から楽しみでなりません。
みなさまにお会いできるのを心から楽しみにしております!
外山啓介
せんくらを毎年楽しみにして下さっているお客様方、
こんにちは!ピアノの青柳晋です。
今回は3回の公演に出演させていただきます。
一つ目は初共演、ヴァイオリンの米元響子さんとの共演です。
クロイツェルは何度も挑戦していますが、
弾く方で全く違うドラマになるので、
米元さんとどんな世界を築きあげられるか楽しみにしております!
二つ目のコンサートは、竹馬の友、
せんくら皆勤賞!のチェリスト、長谷川陽子さんとの共演です。
ある作曲家の新作を取り上げた時に
「あなたたち息が合いすぎてるので、少しズラしてもらってもいいですか?」
とリクエストをいただいた事もあるほどお互いの呼吸を知り尽くした2人です。
お初の曲もあり、今回も楽しみです。
そして三つ目の公演は米元さん、長谷川さんとのトリオ「ドゥムキー」です。
メロディーが泉の如く次々と思い浮かぶので、ブラームスが羨ましい、
とコメントしたと言われるドヴォルザーク。
ドゥムキーは至るところに郷愁、家路、子供の頃‥といった
ノスタルジックなキーワードが思い浮かぶような
メロディーが散りばめられています。
皆様と一緒に最後まで楽しめたら幸いです。
ぜひお運びください♪
青柳 晋
仙台フィルに在籍していた年数と、辞めてからの年数が同じになってしまいました。長かった?いやあっという間だった?いずれにしてもこんなにも歳月は流れていたの?というのが実感です。
今回このような形で歴代の方々と演奏できること、とてもいい思い出となります。次の50年後の100周年記念はどのようなものになっているのでしょうか?
歴史を刻んでくれることを心から願っています。
澁谷 由美子
こんにちは!せんくら事務局です。
いよいよ本日、7月14日(金)10時より、せんくら2023のチケット一般発売が開始しました。
皆様、お目当てのチケットは手に入りましたか…?
チケット購入方法について、事務局に多数お問い合わせがありますので、ここでおさらいしましょう!
【窓口購入】
3か所の窓口で購入いただけます。
・日立システムズホール仙台 2階 交流ホール (7月14日のみ!)
・日立システムズホール仙台 1階 事務室 (7月15日~9月28日)
・仙台銀行ホールイズミティ21 臨時事務所 (7月18日~9月28日)
仙台市泉区泉中央3-9-1 恵泉ビル1階
※大規模改修工事のため事務所を移転しております。ご注意ください。
【インターネット・コンビニ】
・チケットぴあ
詳しくはこちら
・コンビニ(セブンイレブン)
詳しくはこちら
【座席選択について】
インターネット、窓口での購入は座席選択可能◎
コンビニ、での購入は座席選択不可×
コンビニで購入する場合、座席はコンピューターによって自動選択されます。
また、一般販売初日に窓口で購入する際は、混雑が予想されるため、原則座席をお選びいただけません。
ややこしいですが、皆さまのご理解とご協力をお願いします。
【お支払方法について】
・窓口
現金のみ
・インターネット、コンビニ
各種カード、コンビニ店頭で支払い(現金、カード、バーコード決裁など)、イーコンテクスト、atone
様々お支払方法がございます。
詳しくはこちら
【手数料について】
インターネット、コンビニでの購入は手数料あり
窓口での購入は手数料なし
インターネット、コンビニで購入される場合、システム利用料、発券手数料のほか、決済手数料がかかる場合があります。
詳しくはこちら
ご不明な点がございましたら、せんくら事務局 (TEL.022-727-1872、平日9時30分~17時)にお問い合わせください。
各公演は予定販売枚数に達し次第、販売を終了します。また、前売りで販売を終了した公演の当日券はありません。
また、最新の販売情報や公演情報をお届けしますので、
公式サイトNEWS(お知らせ)
公式Twitter
公式Facebook
こちらもぜひご確認ください!
そしてそして、せんくら恒例のアーティストブログは、明日7月15日(土)からスタート!
せんくら2023への出演者の熱い思いや各公演の聴きどころ、普段は見られない意外な一面も発見できるかも!ご期待ください♪
せんくら事務局
本日、せんくら2023の情報解禁となりました!
今年のテーマは「奏でる、つながる、せんくら。」
音楽を通してみんなでつながりたい、そんな想いを込めて、17回目のせんくらをお届けします!
パンフレットは各会場、仙台市役所本庁舎1階「市民のへや」、市内各区役所のほか、
地下鉄の泉中央駅/旭ヶ丘駅/勾当台公園駅/仙台駅/長町駅/長町南駅/八木山動物公園駅/国際センター駅/荒井駅/青葉通一番町駅
に設置しています。
パンフレット送付(無料)をご希望の方は公式サイト内の「パンフレット請求」からお申込みいただけます。遠方にお住まいの方はぜひご利用ください。
チケットの一般発売日は7月14日(金)!
「せんくらアーティストブログ」も同じ日にスタートします!お楽しみに♪
Twitter → @sen_cla
Facebook → 仙台クラシックフェスティバル
エマニュエル ジラール です。
せんくら、いよいよ開催しました!
明日の公演が楽しみです。
神谷未穂、小池まどか、梅津樹子、私、の4人による結成10年を迎えたアンサンブルは、10月1日のコンサートに出演し、ブクスフーデ、テレマン、ラインケンの作品を演奏します。
北ドイツの素晴らしいオルガン奏者でもあったブクスフーデとラインケン、私達が大尊敬し、毎回取り上げている大作曲家・テレマンによる、弦楽器と通奏低音(チェンバロ)の為に作曲されたものを、当時使われていた様式の楽器や弦、弓でつくる、あたたかい音色でお届けしたいと思います。
このコンサートで使用する楽器はこちらのヴィオラ ダ ガンバです。
フランスの黄金時代に大活躍した楽器ですが、ドイツまでその影響が行き、素晴らしい作曲家達がこの楽器の為に名作を遺してくれました。
せんくらの私達のコンサート、早々完売だそうですね。
有難うございます。
続いて、私が普段使っている楽器を少し紹介したいと思います。
こちらはバリトン。
表の弦はヴィオラ ダ ガンバと同じく6弦、裏はプラス共鳴弦(左の親指ではじく)が9弦という、全15弦もある楽器です。
この楽器は今年の12月7日に、教えている桐朋学園大学の私の特別講座「ドイツの18世紀のガンバ曲」で使用する予定です。
ハイドンはこの楽器を演奏したエステルハージ侯の為に、この楽器を使う125ものトリオ(バリトン、ヴィオラ、チェロ)を作曲しました。
19世紀まで生きていたハイドン、彼の全盛期にこの楽器の為の作品が多く作曲されました。
こちらはリローヌ。弦は13弦あり、弓で奏でるとオルガンの様な音色がする楽器です。
この楽器で近々コンサートが仙台の川平教会と、東京・上野の東京文化会館であります。
未穂が演奏するコレッリのラ・フォリアとルクレール、そしてヴィヴァルディのリュートコンチェルトで一緒に弾きます。
本当に素晴らしい作品が沢山あり、歴史にも興味があるので、チェロとガンバだけでなく、高い音が出せるパルドゥシュ・ドゥ・ヴィオール、弓で弾きながら、指で弦をはじいたりするバリトン、同時に四つの弦を弾いて和音を作るリローヌ、と様々な楽器を演奏しています。
ご興味ある方は、私のYouTubeでチェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ(バッハ、フォルクレ)の演奏動画をご覧頂けたら幸いです。
https://m.youtube.com/channel/UC4x82jW7kgG7eKLX11Sn5wg
それではせんくらでお会いしましょう(川平教会&東京文化会館でも是非)🎶。
パンパカパーン‼️
毎年せんくらに出演させて頂いているこの四人によるアンサンブル、
なんと、なんと、結成10年を迎えました㊗️‼️
そして早々チケットも完売という何ともおめでたいニュースも。
(どうもありがとうございます🎶)
メンバーの小池まどかさんもせんくらブログに書いていましたが、今回もなんて素晴らしい作品なのだ...。
リハ時に「選曲、今回も良かったね❣️」と自画自賛する私達。
10年経った私達の、息の合ったアンサンブルも、是非お楽しみ下さい🎶。
ドイツは乗り継ぎ以外、もう20年近くも訪れていませんが(ハノーファー国立音大ソリストクラスのコンチェルト試験で、パリから受けに行った時が最後でした)、今回演奏する作品を通して、ドイツを旅をしている様な気分になっています。
つい最近、レジデントアーティストをさせて頂いているサントミューゼのアウトリーチやコンサートで長野・上田に6日間滞在しました。
ホテルの雑誌に今をときめくピアニストの反田恭平さんのインタビューが載っており拝見したところ、モーツァルトの名言である「旅をしない音楽家は不幸だ」が引用されていました。
音楽家にとって、作曲家の街の景色、建物、香り、食べ物、衣服、言葉、文化、芸術等に触れる事はとても重要だと思いますが、この未だに治まらないコロナ禍、フランスの家族にも三年も会えていないという...。
義理の弟のところの子供も、まだ会わぬ間にもう走り回っているそうな。
そろそろ会いに行きたいところです。
せんくら公演が完売㊗️なので、こちらの自主公演の宣伝をさせて下さい。
こちらのアンサンブル『アンサンブル・マレッラ』も、時代様式に基づき、作曲当時に使われていた楽器を用いて演奏します。
コロナ禍でなかなか出来なかった自主公演、やっと、やっと、開催です‼
10月29日には、ギターの大萩さんがせんくらブログで書かれていた、登米の三浦屋旅館(素晴らしいお料理付き)で、10月30日には仙台川平教会、11月2日には東京文化会館で開催します。
音楽による『フランス&イタリア音楽紀行』どうぞよろしくお願いします。
(創設者エマニュエルの動画です。→https://m.youtube.com/channel/UC4x82jW7kgG7eKLX11Sn5wg)
もちろん仙台フィル公演でもコンマスを担当します🎶。
太田弦さん、仙台ジュニアオケでもご一緒させて頂いていますが、毎回素晴らしい、と思える指揮者です。
外から鈴虫の歌が聴こえてきました。
音楽の秋、皆様にお会い出来る事を、楽しみにしています。
皆様、こんにちは!
仙台クラシックフェスティバル初出演のオペラユニット「Pivot!」です!
念願叶い、せんくらで皆様にお会いできますことがメンバー一同とても楽しみでなりません♪
さて、Pivot!の主なメンバーは皆新国立劇場オペラ研修所の修了生です。
今回出演のメンバーも上は12期から、下は16期修了生で構成されております。
研修生は月曜日から金曜日まで、公演が近ければ土曜日、日曜日もずっと劇場の地下にあるお部屋で歌のレッスンはもちろん、社交ダンスや日本舞踊、英語にドイツ語等の外国語、演技の授業等数えきれないほどたくさんの研修をさせていただきました。
そんな日々をずっと共に切磋琢磨し合った仲間の作るハーモニーは格別です♪
これまでに新国立劇場内にあるレストラン「マエストロ」で5年にわたり毎月ランチタイムコンサートを開いてきました。
また、メンバーはそれぞれ様々なオペラやコンサートの舞台で活躍しています。
それでは、今回せんくらに出演させていただくメンバーを紹介をさせていただきます!
♪清野友香莉(ソプラノ)
なんと仙台発上陸!
ソプラノの中でも最も高い声を出す〝コロラトゥーラソプラノ〟!
♪今野沙知恵(ソプラノ)
仙台市出身!
たまに出る仙台弁もご愛嬌!どうもね!
♪岸浪愛学(テノール)
高校から大学院を中国に渡った強者!
彼の歌う「誰も寝てはならぬ」は必聴!
♪山田大智(バス・バリトン)
大阪府富田林市出身!
なんと先日富田林市ふるさと応援アンバサダーに就任!とても低い低音ボイスに圧倒されます!
♪髙田絢子(ピアノ)
メンバー一同信頼している10本指のオーケストラ!実は歌もとても上手!
先日皆で集まり練習をしましたが、笑いが絶えず、笑って笑って歌っておりました!
皆様にも素敵なハーモニーと笑いをお届けすることをお約束致します♪
10月1日(土)
【36】オペラユニットPivot!がお届けする 時代を煌めく名曲コンサート
10月2日(日)
【50】オペラユニットPivot!がお届けする チャオチャオファミリーコンサート
皆様にお会いできますことをメンバー一同心から楽しみにしております!!
今年も「せんくら」の時期が近づいてきました。
私は2006年の第1回の最初のコンサートを担当して以来、震災のあった2011年、とコロナ禍でスキップした2020年以外は、毎年楽しく参加させていただいています。
去年は仙台フィルとの2度目のアランフェス協奏曲を披露しましたが、今年はクラシックギターのデュオ、そしてギターとチェロという室内楽で仙台に伺います。
「ギターは美しいが、2台のギターはさらに美しい」と、かのショパンが言ったとか言わなかったとか、いったい何処でそれを聴いたのか…まあそれ程に褒めるなら、一曲くらいギター二重奏の為に書いて頂きたかった…と大作曲家への恨み節のひとつも出そうです。
が、クラシックギターの世界はその言葉を実現するべく様々な新作や編曲の試みが何世紀も重ねられてきました。
そして今、その大きな実りの時を迎えています。
様々な音楽ジャンルの中で、ソロ楽器として最も豊かな音色の変化を誇るギター。
それが2台のアンサンブルとなると、当然ながら音色の可能性は、3倍にも4倍にも増えていきます。
6弦と6弦、合わせて12弦が織りなす音のタペストリー。
そこには豊かな音楽世界が広がっているのです。
ただ、弾いた瞬間から一気に立ち昇り、減衰するギター特有のタッチを2人のギタリストがピタリと合わせるには、相手の音を聴きながら演奏する熟練の技術と、お互いの音楽性の相性が要求されます。
と言うわけで、今年「せんくら」に初登場するギタリスト、大萩康司さんがデュオの相棒です。
大萩さんとのお付き合いは、ちょうど30年になります。
九州の博多にあるフォレストヒルというギター音楽院で、私が公開レッスンをした折に、当時の先生に連れられて宮崎県の小林市から遠路やってきたのが当時14歳の大萩少年でした。
非常に聡明で、類い稀な集中力を持った彼の存在は周囲を圧倒して光るものがありました。
その後の成長と活躍は、説明するまでもないでしょう。
ほぼ同い歳の村治佳織さんと共に、現代の日本のギター界を牽引するギタリストのひとりとして大活躍しています。
今回のデュオは、ベートーヴェンと同時代のギタリストである古典派のカルリの作品から、スペイン国民楽派のアルベニス、さらに現代のビートルズ・アレンジまで、互いのソロも交えながら、2020年のアルバム「DUO 2」に収録した作品を中心にお届けします。
すでに今夏は何度もステージを一緒にしたので、息もぴったりに仕上がっています。
どうぞお楽しみに!