2006年08月10日

2006.08.10| 森下幸路

不器用なくせに出たがり。三つ子の魂はかわりません。

そんな僕、初見力がなくて今でも指使いを楽譜に書かないと弾けない。なんでも弾けていいですね、なんてとんでもない!(恥)。

タイスの瞑想曲、通算何百回も(正の字つけときゃよかった!)弾いてるのに暗譜できないし。もうこうなりゃ諦めの境地。某クラリネット吹きのA.T.さんと『暗譜をしない会』を作ってます。

随時入会受け付け中。ま、モチヤはモチヤってことで許してもらいましょう。

森下幸路(ヴァイオリン)

2006年08月09日

2006.08.09| 原田哲男

今日、泣いて(?)お願いしたのは、仙台フィルの定期公演などで、会場受付のお手伝いをしてくださっている、渡辺美幸さんです。コンサートは、演奏者以外に沢山の方が関わって成り立つものですが、その中でも受付業務は、お客さまを笑顔で迎えつつ、時には苦情も受けなければならない。大変な仕事だと思います。

【せんくら】では市民ボランティアの方々が会場運営のサポートをして下さるそうですね。その方達の参加は、フェスティバルをより華やかに、活気に満ちたものにしてくれることでしょう。

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はじめ、この“せんくら”の企画を知った時。正直な感想を言ってしまえば「仙台でこの企画?え。ありえない!(かなり驚きの意味で)」でした。なぜ、「ありえない」なのか。それはこのラインナップ。豪華すぎません?パンフレットを手に入れた瞬間、この演奏会は絶対に行く!!とチェックしたのは、わたしだけじゃないはず。

クラシックという単語を聞くと、イメージ的に「硬い」とか「すました感じ」など、とっつき難い雰囲気がします。それでも今は、クラシック音楽マンガの大ヒットによって、だいぶ見方も違ってきているのでしょうけど。

けれどあえては聴かないよ、という方もまだまだ多いと思います。今でこそ大好きなクラシック音楽ですが、わたしも楽器を弾くようになり、オケに入ってからです。ちゃんと聴くようになったのは。ほんの小さなきっかけ。私の場合は自分が演奏する方にまわったことがそう。

クラシック音楽って、実は日常の至るところで溢れている。TVから流れてきたり、お店や歯科医院など、様々な場所で。意識的に聴いてなくても、毎日のように耳に入ってくる名曲たち。本当はとても生活に身近だったりして。

わざわざ聴きに行くのは抵抗が、という方々への、ちょっとした“きっかけ”。

この“せんくら”って、きっとそう。

演奏時間も通常の演奏会の半分くらい。チケットだって、びっくりするくらい、安い。なんかそこら中でやってるし、ちょっと行ってみようかな・・と、気軽に行けてしまうと思うんです。

わたし、個人的に、ぜひ生でクラシックを聴いてもらいたいです。(特に、聴いたことがない、あんまり気乗りしないという方に!)CDでだって名演と言われるすごい演奏は聴けるけど、録音では味わえないものを、たっぷり感じ吸収することができるのではないかと。

例えば、その曲そのものの音楽的なものはもちろん、奏でる演奏者のひとつひとつの表情や、息づかい。その会場を包む空気。音楽って、“音楽”なだけじゃない。ひとつの物語。同じ曲でも演奏者によって全く違うし、聴く人の捉え方でもいくらでも変わってくる。そんな時間を演奏する側・聴く側で一緒になって味わうことができるのは、生で聴くことの醍醐味なんだと思います。

音楽は読んで字のごとく「音を楽しむ」もの。“せんくら”では、音だけではなく色々な「ちょっと特別な楽しい時」を過ごせるのではないかと、今から楽しみにしています。

渡辺美幸

仙台フィルハーモニー管弦楽団 http://www.sendaiphil.jp/

2006年08月09日

2006.08.09| クァルテット・エクセルシオ

はじめまして。エクのヴィオラ、吉田有紀子です。

「せんくら」のチラシを初めて拝見したときにはビックリ!!!一分一秒を争うかのようなスケジュール、パワフルですね!!!とても 楽しみです(^ o ^)

実は私、仙台にお邪魔させていただくのは、たしか二回目、しかも一回 目は遠〜い昔。。。牛タンを食べたことぐらいしか覚えてないんです(^^;)なので、とても楽しみにしています。(食べ物も楽しみですが、皆様に、お会いできることが、です!)

今回のプログラムにあるドヴォルザークの「アメリカ」。ぶっちゃけこの曲、昔は嫌いだったんです、私。でも、今は大好きです!子供の頃嫌いだった食べ物が、今は大好き・・・みたいな感覚(?)あの土臭さが、心にしみると言うかなんというか。

あれはエクがまだ卒業して間もない頃だったでしょうか。クァルテットのセミナーでウィーンへ行き、その時にチェコのプラハ・クァルテットの「アメリカ」を聴き、「こんなにも素晴らしい曲だったんだ!!!」と感動しました。その後、同じチェコのスメタナ・クァルテットでヴィオラを演奏していたミラン・シュカンパ(先生)のレッスンを受けました。

ドヴォルザーク万歳!!!「アメリカ」万歳!!!この曲は、日本の曲もしくは日本人の感覚に通ずるものがあるのではないか・・・と思います。「アメリカ」が好きな方はもちろん!むしろ嫌いな方!仙台で是非、エ クを聴きにいらしてください!!!何か新たなる感覚、発見がある!・・・といいなぁ・・・!

せんくらで皆様にお会いできることを楽しみにしています!!!

クァルテット・エクセルシオ(室内楽アンサンブル )

2006年08月09日

2006.08.09| 森下幸路

ヴァイオリン弾きになってなかったら?って質問。考えてしまいます。

医者かパイロット!←ミーハーです。アタマ悪くて医者は無理。バランス感覚と運動神経ないからパイロットも無理(涙)。

最近、遠視がこうじていわゆるもっと遠視が進んだ状態(老)(涙)…。飛行機なんて無理でした。楽譜もどんどん離れてゆく〜。そのうち指も回らなくなったらどうしよう。

毎日がトレーニング!これも生涯続くのでしょうか。ぞっとします。

森下幸路(ヴァイオリン)

2006年08月08日

2006.08.08| 原田哲男

今日のブログは、セレーノ弦楽四重奏団(公演番号26,63)メンバー、仙台フィル首席ヴィオラ奏者の佐々木真史さんにお願いしました。彼とは歳も近く、入団したのも同じ1999年。その人柄の良さに、これまで僕はどれだけ救われてきたことか・・・ 今回も「7回もブログ書けないから」と泣いて(?)お願いしてしまいました。

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こんにちは、仙台フィルの首席ヴィオラ奏者、佐々木真史です。

チェロの原田哲男君より、セレーノ弦楽四重奏団についてのブログを書くようにいわれ、書いています。

西江辰郎君という、輝かしい才能が、仙台の街を離れ、早くも1年と半分が過ぎようとしています。彼が去ってからというもの、セレーノの活動もめっきり減りました。それもその筈、彼が仙台に居るときですら、4人のスケジュールを合わせるのは至難の業だったのですから。

それでも忙しいオケの合間をぬって、あちこちで演奏させて頂きました。仙台は勿論、東京、京都、長野、北海道...、演奏会だけでなく、セミナーに参加したり、東京で岡山潔先生のレッスンをうけたり。仙台フィルの客演指揮者としていらした、ギュンター・ピヒラー氏に、オケのリハーサルの後にレッスンして頂いたこともありました。とにかくアンサンブル漬けの毎日で、大変でしたが、充実していました。

そうそう西江君といえば、札幌でのセレーノの演奏会のすぐ後に金沢に移動して、プロコフィエフのコンチェルトを弾く!!なんて人間離れした偉業をやってのけ、つくづく凄い奴だなあと、感心させられました。

今回【せんくら】では、モーツァルトの「狩り」や「アンダンテ・カンタービレ」等、カルテットの定番の親しみやすい名曲を御用意しております。はじめてセレーノを聴いてくださる方にも、久々に聴いて頂く方にも、リラックスしてお楽しみ頂けると存じます。メンバー一同ステージで皆様にお会いできますのを楽しみにしております。

仙台フィルハーモニー管弦楽団首席ヴィオラ奏者・セレーノ弦楽四重奏団
佐々木真史(ささき・まさし)
仙台フィルハーモニー管弦楽団 http://www.sendaiphil.jp/

2006年08月08日

2006.08.08| クァルテット・エクセルシオ

初めまして、クァルテット・エクセルシオ1stヴァイオリンの西野 ゆかです。

10月のせんくら、私たちエクのコンサートも勿論ですが、フェスティバル全体がどんなふうに盛り上がるのか今からドキドキわくわくしていますっ!!

実は、ブログ初体験で一体何を書いたらよいのやら、と今も悩みながらパソコンに向かっておりますが・・・ここはやっぱりマジメに、「エクの今まで」を簡単に(ほんとに簡単です)お話しすることにします。

エク誕生から、今年で12年目になります。結成当初はただただ楽しくやっていたものが、いつの間にか楽しいだけでは許されない雰囲気になっていた事に気づき、無我夢中で突っ走り、成功した時の喜びは4倍ではなく4乗になるのだということを実感し、続けることの大変さに苦しみ、それでもクァルテットの魅力からは離れられず・・・あっという間ではありませんでしたが、12年も活動してきたと思うと結構びっくりです。

メンバーとはほとんど家族のようなお付き合い・・・というか、家族以上に長い時間を一緒に過ごすこともあり、いろんな意味で深い世界なのです。

みなさん、4人で作り上げるエクの「音」をぜひ聴きにいらして下さい!!

クァルテット・エクセルシオ(室内楽アンサンブル )

2006年08月08日

2006.08.08| 森下幸路

気付けばヴァイオリン持ってスーツケースをごろごろ引いて電車のってる自分、旅芸人です。

夜中に目がさめて、いったいどこにいるか判らない事たびたび。あげくには昨晩のコンサートの内容すらちょっと考えないと出てこない(T_T)、なんたることかと。

けど、先のプログラムは練習しなきゃって脅迫観念とともに忘れはしないからまだ大丈夫!

夢に出てくるくらいです。練習しないでいきなり本番の悪夢ってやつ(汗)。生涯つづくのかしらぁ〜。

森下幸路(ヴァイオリン)

2006年08月07日

2006.08.07| 原田哲男

秋のフェスティバルには、県外からのお客さまも多いでしょう。仙台でお迎えする側の一人として、コンサートの合間に楽しんでいただきたいお勧めの店を、と考えてみたところ・・

思い浮かんだのはうちの近所の普通のお店だけでした。

これぞ仙台!宮城!というお店は意外に知らないものだと思います。もちろん、牛タンはここがお気に入り(仙台人なら誰もが贔屓のお店をもっているかな?)というのはありますが、恐らくその店は普通にガイドにも載っているだろうし、わざわざブログでこっそり教えるものでもない。

自分はこの7年間何を食べていたのだろうか?

仙台に来る直前には「美味しい店を沢山探して、休日には山形のそば街道にも足を延ばそう」と夢を膨らませていたのが、実際にはそば街道どころか、行くのはほとんどが近所の店。しかも毎回同じメニューというのが実状です。

あそこのラーメン屋は長男特製ラーメン、中華屋はニラレバ定食(普通はレバニラだと思うのだが、ここではニラレバなので注文の前に口の中で数回練習するというややこしい作業が必要)、あのお好み焼き屋はスペシャル1にホタテトッピング、うどん屋はきのこ汁うどん大盛。

どのお店にも他のメニューがたくさんあるのですが、店に入って型どおり品書きを眺めても・・結局いつもの・・となります。店員も「あ、やっぱりね」という顔。

考えてみるとこれは食に限らず、演奏でも「ここはこう弾くべき」と決め付けすぎてはいないか?こうも出来るしああも出来る、と弾く度ごとの違いを楽しむ余裕や柔軟な感性が、毎回食べるメニューの少なさと同じように狭まってきているようで・・・

いや!男なら、これと決めたメニューを太く貫く生き方も捨てがたい。

いずれにしても、音となって表れる内容はその人間そのものだろうから、う〜ん 試しに一度次男ラーメンを食べてみようか。

遠くから【せんくら】に足を運んでくださる皆様、仙台には牛タンの他にも美味しいものが沢山あります(あるはず)。是非いろいろなものを召し上がって、音楽と共に仙台の滞在を満喫してください。

仙台フィルハーモニー管弦楽団 http://www.sendaiphil.jp/

原田哲男(チェロ)

2006年08月07日

2006.08.07| クァルテット・エクセルシオ

初めましてこんにちは!エクの第2ヴァイオリン奏者山田百子です。

「せんくら」この楽しいコンサートに興奮気味です。でもちょっぴり心配なことも。。。

3日間で101回もコンサートがあるなんて、可能なんだろうか?スタッフがどんなに大変か、考えただけでも卒倒しそうです。そんな中、たくさんの方に支えられて出演させて頂けるなんて、本当に光栄です。

演奏をすることも大変ですが、コンサートを準備するって本当に大変なんです。私たちはエク主催で定期公演を東京と京都で行いますが、会場予約、宣伝、チラシ&プログラム制作、集客、公演後の打ち上げ(これはしたくてやっている?)これをほとんど自分たちで手配します。これだけでいつもヘロヘロになってしまいます。

でも、演奏当日はお客様の対応はできないので、さらにたくさんの方に協力してもらいます。だから、いつも演奏に集中できるのは当日に協力してくださる方のおかげ、そしてもちろんその日までに準備に携わってくださる方、すべてです。

そんな行程が、こんどの「せんくら」では101回分あるんです!!私たちは演奏するだけ!スタッフにはとっても、とっても、とっても大変なことなんですよ。

こうやってブログを書かせてもらったりしても、最終的にどなたかが編集してくださるのです。すべてに人のぬくもりと熱い気持ちが「せんくら」に詰まっています。クァルテットの内声を主に担当している身としては、なんだかスタッフと同じ宿命を感じます。私も縁の下の力持ちのように、密度の濃い音楽の土台づくりをして登場できますように。

改めまして、スタッフのみなさま、いつもどうもありがとうございます!

そして、今後ともぜひよろしくお願いします!

http://www.quartet-excelsior.jp/

クァルテット・エクセルシオ(室内楽アンサンブル )

2006年08月07日

2006.08.07| 森下幸路

ピアノを弾いていただく川畑陽子さん

やっぱ夏は暑いのが当たり前!汗かいて代謝代謝…とは思うものの、なかなかしんどいです。けど室内入るとクーラー効きすぎ、外に出りゃ熱風、こんなんじゃアップダウンについてくのが大変です。

その上、コンサートのユニフォームは十二単衣まがいの燕尾服…まいります(汗)。

いくら伝統とかいったって少しでいいから機能的にして欲しいですよ。世の中、クールビズなのに!

森下幸路(ヴァイオリン)

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