我らシエナのコンサートマスター新井氏が率いるサクソフォン・カルテットは、今回誰もが知っている日本の曲、ディズニーのナンバー、そしてサクソフォンには欠かせないジャズから皆様にお届けしていきます。
「どんぐりころころ」では、ドングリが転がっていく様を各楽器のかけ合いで表していたり、歌詞の「お池にはまってさあ大変?」では突然転調してもの悲しくなって本当に大変そうになってしまったりと、あの曲がこんなに変わってしまったり、また「星に願いを」では、テナーサクソフォンの甘くて切ないメロディーがきっと心を打つ事でしょう。
他にも、各楽器のスーパーテクニック満載で、聴いていて掛け値なしにカッコイイ!「私のお気に入り」など楽しめる事間違いないので、是非聴きにいらして下さい。
それぞれ個性の違う4人が繰り広げる様々な音楽を楽しんで頂ければ、こんなにうれしい事はありません。
シエナ・ウインド・オーケストラ(管楽アンサンブル)Asax栄村正吾
菅英三子、2回目の登場です。
歌い手というのは、聞きにいらしてくださるお客様たちに向かって大〜きな口を開けて歌うんですよね。実はちょっと恥ずかしい….。でもつい、大口を開けてがんばってしまいます。今日はそんな私を応援してくださる方たちのお話をさせて頂きます。
1991年のヨーロッパでのオペラ・デビュー以来、ヨーロッパでの活動が主でしたが、1996年〜1997年頃から日本での活動が多くなりました。その頃に、応援してくださる方たちが集まってファンクラブを立ち上げてくださいました。仙台を中心に日本全国の方が会員になってくださっています。コンサートを主催してくださったり、皆さんでお楽しみ会をしたりという活動ですが、年4回の会報で私の情報をお届けしています。
応援してくださる皆さんの温かなお心に支えられて日々活力を与えられています。私からは何もできなくて本当に申し訳ないのですが、精一杯歌うことがせめてもの感謝のしるし、一つ一つのステージを、心を込めて歌っていきたいと思っています。
今年のメインは夏のお楽しみ会です。皆さんでお食事を頂きながら、いろいろおしゃべりをします。私のミニ・コンサートやビンゴ大会もあります。ビンゴ大会では景品もあるんですよ。
よろしかったらファンクラブの方も遊びにいらしてくださいね。
菅英三子(ソプラノ)
昨年30周年を迎えた仙台オペラ協会では、今までにカルメンを3回公演している。一回目は日本語で、二回目はサンフランシスコオペラと合同で、三回目はフランス語で行った。
一回目は1989年。その時なんとゲネプロで火事になってしまったのだ。
四幕もあと残りわずかになった時、照明の過熱からボーダーライトを吊っているワイヤーのごみに引火し、火が天井に走ってしまった。その時僕はレメンダード役で、自分の出番も終わりメイクも落として、客席でゲネプロを終わりまで見ようと階段を上っている途中の出来事だった。慌てて消火器を持って舞台に戻ったが、火は上に走るし、すでに為す術はなかった。
スプリンクラーが作動して緞帳が水を吸って上げられなくなった状況の中で、公演は中止せずに行われた。緞帳前のたった一間のスペースで…。昼夜二回公演、チケット完売の中お客さんは誰一人としてチケットをキャンセルしないで応援して下さったし、歌い手と合唱団は、こんな状況の中で聞きにきて下さったお客様に少しでもいい演奏をと気合十分だったし、またオーケストラも同様に演奏者一人ひとりの気持ちが音に出ていたし、今まで経験したことのない、客と歌い手とオーケストラとが三位一体となった公演だったと思う。
指揮者は星出豊先生。言うまでも無くどこの誰よりも熱かった!
佐藤淳一(テノール)
シエナ・ウインド・オーケストラの金管セクションを中心に組織されたグループで、基本の編成はトランペット4本、ホルン1本、トロンボーン3本、バストロンボーン1本、テューバ1本の10重奏ですが、今回、その中からとびきり活きの良い5人が飛び出し、五重奏をお聞かせします。
今回のプログラムの聴き所は、全部!と言いたい所ですが、あえていうなら楽器紹介のコーナーですかね。
金管楽器の吹きかたやその音色について小話を交えながら楽しく解説、これを聞いただけで金管楽器が吹ける様になっちゃう…かも!?
その他のプログラムでは、ブラスならではの響きを、皆様がお馴染みの曲でお楽しみ頂きますよ〜
もしかしたら突然愉快な仲間が登場するかも…?
何が飛び出すか分からない、奇想天外なコンサート、
軽快なトークと愉快な演出とともにお楽しみ頂ける事間違いなし!
さあ、みんな誘いあってシエナブラス5コンサートに集合!!
シエナ・ウインド・オーケストラ(管楽アンサンブル)Tp上田仁
こんにちは清水和音です。
昨夜は仲間と鮨を食べました。この一週間はお盆の時期に入るので河岸が休みになってしまい、店が閉まるので食べられません。私の行きつけは川崎市にあるのですが、ここはネタも良く、握りの技術も高い最高の鮨屋です。味もさることながら見た目も芸術品のように美しく、行くたびに楽しい気持ちになり、ついつい通ってしまいます。
昨夜食べた中での出色は子肌の新子でした。この時期の風物詩で二枚つけの新子の鮨は香り高く柔らかく最高です。鮨を定期的に食べていると四季の移り変わりがネタに表れ、季節の移り変わりを肌で感じることが出来ます。
最近食料品店を眺めていると、すべての果物や野菜、魚が一年中店先に並んでおり、季節感が本当に薄れてきています。そんな中で鮨を食べるという行為は私にとって季節を感じることなのです。
皆さまはどのように季節の移り変わりを感じていらっしゃいますか。
清水和音(ピアノ)
はじめまして。私は端山梨奈(はやまりな)と申します。ソプラノ歌手、菅英三子先生のもと、声楽を勉強しています。
私の生まれは神奈川県の藤沢市、ここはかつて菅先生が第一位を取った藤沢オペラココンクールの開催地です。そして今は、菅先生のご出身である京都市立芸術大学の大学院で声楽家を目指し、勉強しています。
私と菅先生、ゆかりの地が共通していて大変驚いたのですが、実は先生の出身の地である、ここ仙台もそうなのです。
仙台には、私の伯父、伯母、従姉弟と亡き祖母が住んでおり、小さいころには何度か遊びに行きました。物心ついてからは残念ながらなかなか仙台へ遊びに行く機会はありませんでしたが、大好きだった祖母が仙台のおいしい食べ物を良く送ってきてくれました。特に、仙台名物の笹かまぼこ。祖母との思い出の品です。近いうちに祖母のお墓参りに行き、そのときは仙台をめいっぱい楽しもうと思います!!
それにしても「仙台クラシックフェスティバル」凄い企画ですね!!!クラシックのコンサートに行った事がない、敷居が高い、難しそう…と感じる方も、はたまた、クラシック大好きな方も、気軽に楽しめる内容だそうで!しかも出演するのは超一流の演奏家ばかり!!何て贅沢な!!しかもチケットが1,000円!?信じられない!!!
きっと、いや、絶対にすてきなフェスティバルになることでしょう!!!
美味しい食べ物と美しい風景、素晴らしい文化があるすてきな街に、美しい音楽があふれますように。
端山梨奈(はやまりな)
生まれながらに呼吸器系があまり丈夫ではなかったらしく、1歳になる前に肺炎を起こし、死線をさまよったことがある。その後もぜんそくの発作の度ごとに病院への入退院を繰り返してきたらしい。(幸いなことに記憶は全くないのだが)
ここからは母の話。入院中発作が起こらなければ、ピンピンしていて子供らしく元気いっぱい。目を離した隙にどこかへ行ってしまうらしい。どこに行っていたかというと、病室巡り。一部屋ごとに訪問し、母から教わった童謡を一曲ずつ歌っては次の部屋へと廻っていた。ある時は部屋の隅の一段高い所に立って歌ったようだ。3歳にしてすでに自らステージに立っていたことになる。
その頃から今の自分が暗示されていたとは…。母は気が気ではなかったらしい。発作が出ると死にそうになるし、元気な時はすぐどこかに行ってしまうし、親には本当に迷惑をかけたのだと思う。あれから40ん年、華奢な体も今や金太郎飴状態。声楽家としての体は獲得した。そして余分な脂も獲得してしまった。
ところで小児ぜんそくは12歳ですっかり良くなり、その後発症していません。
佐藤淳一(テノール)
『笛を吹くのが楽しくて、音楽をつうじてたくさんの人に出会えたら幸せっ!』
そんな想いを持った二人の“笛ふき”ユニット『シエナ☆フルーツ』が、秋の風に乗って仙台に登場!
みなさんにおなじみのメロディーをお届けします。
名前の由来は、メンバーが「シエナ・ウインド・オーケストラ」のフルート奏者であるということと、フルート2本のユニットということで「フルート2→フルートツゥー→フルーツ」……。みたいなf^_^;。
ま、それはさておき、なんと!15年来のなが〜い付き合いの二人。同じオーケストラのメンバーでありながら、親友のようであり、姉妹のようでもあり…。リハーサルはいつも明るく笑いがたえません。今回はシエナ名物“仕掛け人”でもあるパーカッショニスト“荻原松美”さんをお迎えして、ますます何がとびでるかわからないお楽しみのステージをお届けします♪
フルート二本+パーカッションが奏でる、楽しくて息がぴったりの音楽をどうぞお楽しみ下さい。
シエナ・ウインド・オーケストラ(管楽アンサンブル)Fl金野紗綾香
仙台といえば「七夕祭り」
もう10年くらい前になると思いますが、この真夏の祭典に訪れたことがあります。
豪華絢爛な笹飾りは圧倒的に印象に残っています。
なぜなら私は‘’豪華絢爛‘’なものが非常に好きなのです。
音楽に関しても好きな指揮者はヘルベルト・フォン・カラヤン。彼のサウンドは本当に豪華絢爛で聴いていて非常に気持ちが良いものです。私は彼が指揮しているCDの殆どを所有し、自宅で楽しんでいます。
そしてピアニストで唯一好きなアーティストといえばウラディミール・アシュケナージ。何と言っても私は彼のサウンドが大好きです。色々な要素が混ざり合い豪華絢爛な彼の音色はいつも全身に浴びていたいほどです。
来年6月には東京で、アシュケナージ指揮NHK交響楽団との共演でラフマニノフ3番を、11月にはオーストラリアでシドニー交響楽団との共演でラフマニノフの1番を、アシュケナージと演奏することになっています。彼の演奏を聴いてピアニストになりたいと思った私としては、彼との共演は本当に嬉しいことです。
話がそれてしまいましたが、仙台の皆さまは「七夕祭り」を大いに楽しまれることと思います。
このお祭りに参加することが出来ないことが残念です。
清水和音(ピアノ)
こんにちは!初めてここに登場しましたソプラノの菅英三子です。まずは軽〜く自己紹介をしますね。
生まれは、隣の岩手県、小学校2年から仙台で育ちました。小学生・中学生時代は合唱に明け暮れていました。高校時代は様々なことにトライ、京都の大学に進んでからはクラシックの声楽ドップリです。ただし、聞くのはジャンルを問いません。Jポップも演歌も大好きです。
という私が10月に行なわれる「仙台クラシックフェスティバル」に参加することになりました。ソロのコンサートと「第九」です。
今日はこのソロのコンサートについて少しお話したいと思います。
10月9日の昼間のコンサートでは、ヘンデルの「ラルゴ」や「私を泣かせてください」、シューベルトの「野ばら」や「アヴェ・マリア」、日本の歌やプッチーニのオペラ・アリアなどを歌います。皆さんがどこかで耳にされたことのある歌が多いと思います。
この日は「体育の日」でお休みの月曜日ですよね。どこかにお出かけされる方もたくさんいらっしゃることでしょうが、もしよろしかったらこのコンサートにもいらしてくださいね。
それぞれの歌についてのコメントを挟みながら歌っていきたいと考えています。会場にいらしてくださる皆さんのパワーを頂きながら、楽しいコンサートになりますよう、はりきって歌います。
よろしくお願いしま〜す!
菅英三子(ソプラノ)