2014年の初出演以来、一昨年まで6年連続でお招きいただいている「せんくら」。
全国には数多くのクラシック・フェスがあり、幾つかのフェスに参加をしてきましたが、
僕たちのような飛び道具?変わりダネ?を毎年呼んでいただけるのは、「せんくら」だけです。
この情勢で昨年は残念ながら中止となってしまいましたが、今年は復活!
スタッフの皆様の並々ならぬ努力を思うと、頭が下がります。
もちろんそれは、毎年楽しみにされている「せんくら」ファンの皆様の思いがあってのことですよね。
良い意味で「クラシック」を広義に捉え、
さまざまなアーティストが交わる唯一無二の素晴らしいフェスに、
初心に帰った気持ちで参加をさせていただこうと思っています。
コロナ禍で生み出したスギテツ独自のニューノーマルな演出、
「ステイホーム」などのキーワードをクラシックの名曲と融合させた新曲群、
そしてお馴染みの冗談クラシック十八番、もちろん鉄道ネタも・・・。
さらに今回は、毎年恒例の「仙台の宝・浅野祥」さんとの和洋折衷マリアージュと、
仙台では初共演となる「栗コーダーカルテット」さんとのコラボと、盛り沢山のステージです。
僕たちの普段のコンセプトは「クラシックで笑顔を創る」ですが、
今回の2ステージは、「音楽で笑顔を創る」をテーマに掲げたいと思っています。
ぜひ、楽しみにしていて下さい!
とはいえ、先ずは無事開催されることを祈るばかりです。
ご来場を予定されている方々も、スタッフの皆様も、くれぐれもご自愛下さい。
秋の気配が少しずつ感じられる頃となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
食い道楽の私が真っ先に思い浮かべるのは食欲の秋!なのですが、それと肩を並べて秋を象徴するのがせんくらです。新しいクラシック音楽祭が誕生した!と興奮したのがついこないだのようなのに、もう15回目なのですね。継続を支えるすべての皆さまに敬服します。
この15回のうち、私は約半分の年に参加させていただき、毎回心を満たして帰って来るのですが、それだけに参加できない年の失望感は甚だしく、深い悲しみとともに美しい思い出に浸る秋を過ごしていました。
せんくらの旅は仙台駅に降り立った瞬間からが開演です。いつも多くの人が行き交い、大都会の風格を湛えている仙台駅ですが、そんな賑わいの中にも東北のおおらかな気質が漂うとともに、まるでパリやロンドンの大ターミナル駅に到着した時のような高揚感に包まれ、この気分はふたたび仙台駅から出発するまで続きます。若き日の好奇心が蘇って、ワクワクが止まらない。私にとってそれが仙台、すなわちせんくらなのです。今年はどんな出会いと喜びが待っているのでしょう。
さて、今回は2つの公演にて演奏します。どちらも独奏のみのひとり舞台で、最大120名様のコンパクトな会場にて間近で鑑賞できますので、ご来場の皆さまにはぜひご自宅のリビングルームのようにリラックスしていただこうと思います。それぞれにテーマを設けまして、ひとつはスクリーンのシーンが甦るような映画音楽を、もうひとつはファミリーで共感できるクラシック作品を集めました。
ここでひとつエレクトーン演奏を楽しむポイントをお知らせします。さまざまな音色が重なり合ってオーケストラのようにも聞こえるエレクトーンですが、基本はオルガンです。ピアノと同じ鍵盤楽器の仲間ですが、減衰しない音色が多数あるので、ピアノ演奏と比較すると鍵盤に触れている時間がとても長いという特徴があります。
そして、鍵盤に触れている間は、鍵盤にかかる圧力を常にコントロールしていて、それにより強弱や表情を生み出しています。このアフタータッチと呼ばれる機能こそが、エレクトーンにとっては呼吸そのもの。弦楽器のボウイングや管楽器の息遣いに比べると動きが微細なのでわかりにくいかもしれませんが、タッチ感に注目すると音楽の向かう先が見えやすく、聞こえる音に惑わされずに音楽を感じることができると思います。
「午後のクラシック」と題しながら、何故に朝の歌?という疑問には、当日の本番でお答えしましょう。仙台で皆さまにお会いできることを、心より楽しみにしています。
Un Passo~一歩
イタリア語で「Passo」“パッソ”とは「歩み」、「歩幅」、「足跡」…時には「決断」などと訳される言葉です。
私はこの言葉をとても大切にしています。
なぜなら生きていく中で誰にでも一歩を踏み出す瞬間があると思います。歩幅は人それぞれ、どの道を歩くのかも
人それぞれです。
誰も想像していなかった世界のパンデミックに、音楽家も大きなダメージを受けました。
私も音楽をやる意味を自問自答し、この時期に音楽をやっていてよいものかと思う日々でした。
自宅に籠り、自分と向き合う膨大な時間が時にはつらく感じたこともありました。ただそんな時にでも、絶えず自宅には
音楽が流れていました。
クラシックに限らずポップスやミュージカル、映画音楽…様々なジャンルの音楽が流れていました。
ただそれだけなのに一日の終わりは気持ちが前向きになっていたことを覚えています。
無意識に音楽に支えられていました。
自粛期間が長引くにつれ、この音楽を決して絶やしてはいけないのではないかという思いが日に日に増し、
「今の私にできること」それは何なのかが点から線につながったのです。
自分には音楽しかないし、歌を歌うことしかない。それで周りに少しでも元気や勇気を与えられたら、こんなにうれしい
ことはない、前を向いて音楽を届けよう、そう心に決めました。
私の「一歩」は音楽家としての気持ちの変化だったのかもしれません。
それからの毎日はやりたいこと、やらなければならないものがあふれ出て、不謹慎かもしれませんが充実した自粛期間になりました。
この経験は、音楽家として成長させてくれたと今振り返って改めて感じました。
“せんくら”は昨年、感染予防の観点から縮小開催ということになり、出演は残念ながらお預けとなりました。
今年はどうなるのだろうとやきもきしていた頃、事務局から開催の朗報!
どんな時でも音楽を絶やさないという仙台の皆さんや、関係者の皆様の意気込みあるメールを受け取りました。
こんな時期だからこその開催、これは紛れもなくコロナに打ち勝つ「一歩」なのです。
クラシックは絶対に負けないという姿を、今年も仙台から世界に発信できると思っています。
そしてクラシックが今まで縁のなかった方々!これを機に会場へ「一歩」踏み出してみませんか?
どの演目でも構わないし、冷やかしでも構いません!きっと何かを会場で感じていただけると確信しています。
音楽は不要不急でありません、生きていくうえで必要不可欠なのです。我々も感染対策を徹底してお届けいたしますので、どうぞ安心していらしてください。
そして私の踏み出す「一歩」が作品となります。
その名も「Un Passo」“ウン・パッソ”!!
私のデビューアルバムがキングレコードより近日リリースされます。
大切に歌ってきた作品をこのアルバムいっぱいに詰め込みました。今年の“せんくら”でも演奏する作品も多数収録されています。
ぜひ会場で演奏をお聞きいただき、またCDでもお楽しいいただければうれしいです。
私の渾身の「一歩」をお手に取ってお聞きください。
最後に“せんくら”恒例のフィナーレでの第九演奏、今年は残念ながらかないませんでした。
またみんな笑顔で歓喜の歌を歌える日が必ず来ることを祈って。きっとそんな日はすぐ近くかもしれませんね!
一歩一歩少しづつ前に進もう!
公演日:10月2日(土) 20:00~21:00
コンサートホールが歌劇場に変わる!
華麗なるオペラの世界!
有名オペラ・アリア集
会場:日立システムズホール仙台|コンサートホール
出演者:
田崎 尚美(ソプラノ)
谷口 睦美(メゾソプラノ)
西村 悟(テノール)
今井 俊輔(バリトン)
石野 真穂(ピアノ)
公演番号:30
公演日:10月2日(土) 15:15~16:00
西村悟&今井俊輔
男のデュオ「愛の歌」
会場:日立システムズホール仙台|シアターホール
出演者:
西村 悟(テノール)
今井 俊輔(バリトン)
石野 真穂(ピアノ)
公演番号:83
公演日:10月3日(日) 19:45~20:45
グランド・フィナーレ
華やかなるウィンナ・ワルツの世界へ!
会場:仙台銀行ホール イズミティ21|大ホール
出演者:
田崎 尚美(ソプラノ)
谷口 睦美(メゾソプラノ)
西村 悟(テノール)
今井 俊輔(バリトン)
山下 一史(指揮)
仙台フィルハーモニー管弦楽団
皆さん、こんにちは!
仙台フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスターの西本幸弘です。
昨年は新型コロナウィルスの影響でせんくらとして皆様にはお会いできませんでしたが、今年はせんくらでお会いできますね😊
皆様はstayホームなどどんな時間をお過ごしだったのでしょうか?僕は普段ゆっくりと時間の取れない趣味の料理やギターの時間を増やしつつ、今後のアーティストキャリアを考えたりの日々でした。料理では初めてカワハギを捌いたりと、少し腕を上げられた気がします。(笑)
そしてそんな時間の中で、登山という、もう一つ趣味の様な、自分と向き合う貴重な時間を作ることが出来ました。父がワンダーフォーゲル部だったこともあり幼い頃は山登りに行ったこともあったので、昔も思い出せる時間です。登山中は少しの間だけ完全に音楽と離れて足元に気を付けながら一歩一歩頂を目指し、一つ一つ色々なことを考えられます。貴重な時間です。登山に向けては、数日前から気温や天気を調査しながら、色々なリスクを想定して荷造りをする。そして地図を読みながら目の前の景色を見ながら進んでいく。数時間かけて行き着いた先には絶景も待っています😆その達成感足るや快感です!そして、遠足と一緒で家に帰るまでが登山。実は危険は下り道の方が多くて、集中力を要します。ある意味音楽から完全に離れるけど音楽とも似ている気がしています。一つのコンサートを制作して演奏して終演後にフィードバックしてのような。
そんなわけで、これからも登山は時間の許すときに続けていこうと思います。
さて、肝心の今年のせんくらの出演公演についてです。仙台フィルの公演はもちろん、個人では、今年は久々のフェスティバルソロイスツと、どしゃ降りバンドでの出演です♪
毎回ソロイスツでは素晴らしいメンバーと限られた時間で最大限の化学反応を目指す時間です。きっと今年もお楽しみいただけること間違いなしです!
もう一つのどしゃ降りバンドは、大学時代の同級生と結成した何でもありのボーダーレスバンドで、僕が雨男であることも理由で、音のどしゃ降りをも起こしたい「どしゃ降りミュージックアワー」というのをスローガンに活動しています。メンバーの健ちゃん(髙杉健人さん)は、ここまで行くか!といつも思う超絶アグレッシブなコントラバシストです。クラシックはもちろん、どんなジャンルでも活躍していて、特に今ではタンゴのスペシャリストでマルチなアーティストです。そして今回はピアニストのポチ(髙橋翔吾さん)が諸般の事情で参加できないこともあり、スペシャルゲストとして信頼しているピアニスト山中さんとのコラボをします。作曲家でありピアニストでもある山中さんとどんな音楽が出来るのかは、僕ら自身も未知数で今から楽しみです。
きっと、レンジが広くてクラシックもこんな表現にチャレンジできるんだということをお伝えできるのではないかなと思いますし、純粋にライブ感のある「ライブコンサート」を目指していきます。ぜひ心よりお待ちしております🙇
最後になりますが、せんくらではこんなときだからこそ心が柔らかくなり豊かになるようなコンサートが沢山あると思います。ぜひ楽都仙台の音楽祭楽しんでいただけると幸いです🙏
Ciao!!
「せんくら」ブログ読者の皆様、こんにちは!
宮城学院女子大学音楽科学科長の太田 峰夫です。本日は10月3日に開催されるコンサート「及川浩治と宮城学院女子大学の仲間達」のことを中心に、本学音楽科について書かせていただきます。
宮城学院女子大学音楽科は東北地方では珍しい、音楽を専門的に学べる学科です。宮城女学校時代も含めると、その歴史は100年以上もあります。現在の学科は器楽コース・声楽コース・作曲コースの3コースからなっており、器楽コースでは2019年度より、16の専攻(ピアノ、オルガン、ヴァイオリン・ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、オーボエ、クラリネット、サクソフォーン、ファゴット、ホルン、トランペット、トロンボーン、ユーフォニアム、チューバ、打楽器)が学べるようになりました。1学年25名(定員)という小さい規模ながら、とてもにぎやかな学科です。
残念ながら昨年からのコロナ禍で、大学では現在、実技指導を行うことがなかなか難しくなっていますが、現在も一部はオンラインで、一部は感染防止対策(ソーシャルディスタンスの確保、消毒作業など)を十分にとった上での対面指導によって、教育活動が続いています。
昨年度は仙台市からの助成を受けて、多重録音・録画技術を使った《合唱幻想曲》(作品80)(ベートーヴェン)の演奏動画を制作いたしました。
また、毎年行われる卒業演奏会も昨年度は無観客の動画収録会となりました。
なにしろ集まって練習するときも、お互いの距離を意識しなくてはならない状況です。「せんくら」でなにを演奏すればよいのか、頭をかかえましたが、じつは専攻が増えた分、今の音楽科ならばいろいろな編成が可能なことに後から気づきました。そこで今回は、以下のようなプログラムを考え、本学特任教授でもあるピアニストの及川 浩治先生を中心に、ピアノと管楽器によるアンサンブルをお聞かせすることにいたしました。
一曲目はベートーヴェン(1770-1827)《七重奏曲》(作品20)より 第3楽章「メヌエット」です。冒頭主題は「ソナチネ・アルバム」でおなじみの「ピアノ・ソナタ第20番ト長調」(作品49-2)第2楽章からとられているので、聞き覚えのある方も多いことでしょう。《七重奏曲》についてベートーヴェンはピアノ三重奏曲版(作品38)も残しましたが、今回はメインの編成にあわせ、ピアノ五重奏用の「メヌエット」を用意いたしました。編曲を担当したのは作曲家で本学教授の小山 和彦先生です。演奏するのは及川 浩治先生(ピアノ)、三澤 真由(器楽コース4年、オーボエ)、副島 謙二先生(本学特任教授、クラリネット)、大滝 杏里(器楽コース3年、ファゴット)、須田 一之先生(本学非常勤講師、ホルン)。世界初演の響きをお聴きください!
二曲目はモーツァルト(1756-1791)作曲《2本のファゴットのためのソナタ》(原曲は《ファゴットとチェロのためのソナタ》) 第1楽章です。シンプルな編成ながら、丁々発止のアンサンブルもあり、まぎれもないモーツァルトの世界を楽しめるでしょう。持田 富士美先生(本学非常勤講師、ファゴット)、大滝 杏里(ファゴット)の演奏でお楽しみください。
三曲目はベルギーの作曲家ジャン=バプティスト・サンジュレー(1812-1875)の《協奏的二重奏曲》第1楽章です。サンジュレーはベルギー王立モネ劇場のコンサートマスターとして活躍したヴァイオリニストですが、サクソフォーンの発明者アドルフ・サックスの友人でもありました。親しかった友人のために、サンジュレーは数々のサクソフォーン曲を書きました。今回演奏する《協奏的二重奏曲》はその中でも、華やかな名曲として親しまれています。演奏するのは小田島 航太先生(本学非常勤講師、ソプラノサクソフォーン)、及川 ひなた(器楽コース3年、アルトサクソフォーン)、庄子三未(研究生1年次、ピアノ)の三人です(研究生は学部を卒業した学生達のためのコースです)。
そして四曲目はラフマニノフ(1873-1943)の《ヴォカリーズ》。もとは声楽とピアノのために書かれた名曲ですが、今回は2018年の「せんくら」と同様、クラリネットとピアノのヴァージョンでお届けいたします。演奏は副島 謙二先生(クラリネット)、及川 浩治先生(ピアノ)のお二人。いぶし銀の響きに耳をおすませください!
最後の曲目、ベートーヴェンの《ピアノと管楽のための五重奏曲》より 第1楽章は今回のメインともいえる曲目です。モーツァルトの同ジャンルの作品に触発されて書かれた1796年の作品で、初演ではベートーヴェン自身がピアノ・パートを演奏しました。とてもスケールの大きい音楽ですが、今回は及川 浩治先生のピアノ、三澤 真由のオーボエ、副島 謙二先生のクラリネット、持田 富士美先生のファゴット、須田 一之先生のホルンでお聞かせいたします。
以上、今回の「及川浩治と宮城学院女子大学の仲間達」のプログラムは、これまで以上に彩り豊かなものとなりました。及川先生をはじめ、教員、学生一同は現在、コンサートに向けて鋭意準備中ですので、ぜひ本番を楽しみにしてお待ちください。それでは皆様、10月3日当日に会場にてお会いしましょう!
こんにちは!
宮城教育大学リコーダーずです!(^^)!
私たちは10月1日(金)、太白区文化センター展示ホールにて「放課後の音楽室Ⅵ~リコーダーのすてきなところ~」を開催します。
今年度のせんくらでは、おなじみの「ピタゴラスイッチ・メインテーマ」を始め、サン=サーンス作曲「動物の謝肉祭」や「星条旗よ永遠なれ」の演奏を予定しています。
2021年はサン=サーンスの没後100年の年です。母国のみならず愛され続けている名曲を、リコーダーの優しい音色でお届けします。
セッションコーナーでは、会場の皆さんにトーンチャイムを演奏していただき、グノーの「アヴェマリア」をリコーダーずのメンバーとセッションします。是非一緒に素敵な音楽を奏でましょう!
みなさんが知っているリコーダーは、中世のヨーロッパで完成して以降、盛んに演奏されてきました。歴史ある楽器の演奏をぜひお楽しみください!
せんくらは6回目の出演ですが、初登場メンバーが3人いるので、メンバー&コメント紹介をしたいと思います!(☆初登場メンバー)
ソプラニーノリコーダー・ソプラノリコーダー:木村侑矢(きむら ゆうや 上段左)
今年度も出演の機会をいただきありがとうございます🙇♂️学部3年でリコーダーずに加入し、早いもので、今回が3度目のせんくらになりました。
今回の「放課後の音楽室Ⅵ」は新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から、例年のようにリコーダーを使ってセッションをすることは叶いませんでしたが、いつもとはまた違った形で、お客様と音楽を共有できないか試行錯誤しております。
教員採用試験、教育実習、修士論文執筆など、他のアーティストの皆様とはまた違った夏を過ごしている我々ですが、せんくらまで精一杯駆け抜けていきたいと思います!当日会場でお会いできることを楽しみにしております😌
アルトリコーダー:田中李奈(たなか りな 下段左)
こんにちは!宮城教育大学リコーダーずの田中李奈です。今年のリコーダーずは、新しい仲間が増え、さらにパワーアップしました!日々の練習では、個性豊かな仲間とともに、ひとつの音楽を作り上げる楽しさを感じています。ぜひみなさんも一緒にエンジョイしましょう!
先が見えない不安な毎日ですが、少しでも気持ちが明るくなる時間になるよう、頑張ります!
心も体も健康第一!お待ちしております!
アルトリコーダー:千田三鈴歩(ちだ みずほ 上段右)☆
今年からリコーダーずの仲間入りをさせていただきました。宮城教育大学2年の千田三鈴歩です。普段はフルートを学んでおりますが、リコーダーも大好きです!その音色から癒しをもらったり、ワクワクをもらったり。フルートを学ぶ身としてはリコーダーの魅力に浸らずにはいられません!私にとって初めてのせんくらですが演奏を通してお客様へ様々な出会いを提供できますよう、頑張ります!
テノールリコーダー:齋藤寛(さいとう ひろし 中段真ん中)
専攻楽器のサックスでアルトとバリトンを持ち替えるように、リコーダーでもソプラノからバスまで吹き分けます!アンサンブルではそれぞれのリコーダーにそれぞれの役割があって吹き分けるのは大変ですがまたそれがおもしろさだと思って日々練習しています!
テノールリコーダー:海野竜輝(うんの りゅうき 中段右)☆
こんにちは。宮城教育大学3年の海野です。
宮城教育大学リコーダーず加入2年目にして、今回初めてせんくらに出演させて頂きます!まさか自分が、しかもリコーダーという楽器と共にせんくらに出演させて頂けるとは夢にも思っていませんでした。小学生の頃の自分がこのことを知ったら驚きのあまり失神してしまうことでしょう…。
またとない貴重な機会ですので、精一杯演奏したいと思います。会場でみなさんとお会いできることを楽しみにしております!
バスリコーダー:松橋孝二(まつはし こうじ 中段左)
今年度もリコーダーずとして出演させていただきます、宮城教育大学大学院2年の松橋です。普段は研究活動をしつつ、今回は「動物の謝肉祭」の編曲もさせていただきました。
昨年度は残念ながら中止となってしまった「せんくら」でしたが、こうしてまた皆様にお会いできることをとても嬉しく思います。今年度はリコーダーによる合奏はもちろんの事、リコーダー+様々な楽器による合奏、また例年と少し趣向を変えた、皆様とのセッションを企画しております(今年度はリコーダーをご持参いただかなくても大丈夫です)。ぜひ気軽に、お子様とご一緒にお越しください。
それではみなさん、放課後の音楽室でお会いしましょう!
バスリコーダー:鈴木琉月(すずき るな 下段右)☆
せんくら初登場メンバーの1人、宮城教育大学3年の鈴木琉月です。小中学校の授業で大好きだったリコーダーを、こうして演奏することができ、とても嬉しいです。リコーダーずとしての初舞台がせんくらということで緊張していますが、みなさんと楽しい時間を過ごせるよう精一杯頑張ります。
普段は、リコーダー以外の楽器も演奏している私たちですが、メンバー全員リコーダーが大好きです(^^)
今回の公演も、原田博之先生と共に素敵な演奏をお届けします!
皆さんと一緒に演奏するコーナーもあるので、是非お友達を誘って遊びに来てください!
リコーダーず一同、みなさんとお会いできることを楽しみにしています!
みなさまお久しぶりです、1966カルテットです!
せんくらと共に成長してきたと言っても過言ではない私たちですが、去年メンバーチェンジを経て、今年はまた新たな1966カルテットを聴いていただけるはず!と楽しみでなりません♪
今年は1日でギュギュっとお届けしますよ♪
10月2日、まずは13時半から太白区文化センター展示ホールにて。
こちらは、クラシックプログラムとなっております。弦の音色でのトランペット吹きの休日や、一風変わった動物の謝肉祭などをお届け予定です。聴き慣れた音楽もヴァイオリン2本、チェロ、ピアノの1966サウンドでお聴きいただくとまた違った新鮮な曲に聴こえるのではないでしょうか♪
そして、夜はこちら、日立システムズホール仙台のシアターホールにて、18時半から!
実は私たち、この度、NEWアルバムをリリースいたします!!
中身は、今はまだナイショかな、、??
でも10月2日には、もちろん、NEWアルバムを引っ提げて、新曲たちと共に参ります!
イギリスのロックナンバーのカバーの数々をたっぷりとアルバムの中からお届けしますよ!!おたのしみに!!!
皆さまにNEW1966カルテットをお見せできるのを楽しみに楽しみに、10月2日を待っております!
それまでは、毎週アップしておりますYouTubeなんかをご覧いただけると嬉しいです♡
それでは10月2日にお会いしましょうー♪
皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか?
10月には、仙台で皆様にお会いすることをとても楽しみにしています。
昨年から続くコロナ禍で、最近でもいくつかの海外でのコンサートがキャンセルや再延期になるなど、家にいる生活が長期間続いています。
そんな中での私の息抜きは、洋服をネットで買うこと、かな? といっても、外出はほとんどしないので、コンサート用ドレスも含めフォーマルなものは必要なく、大学のオンライン授業を楽しくするためのユーモラスなTシャツとか、そんな感じのカジュアルでファンキーな洋服をひたすらポチっています。
実は今日、ハイ・ブランドの素敵なドレスやブラウスのお下がりが、知人から届きました。
段ボール2箱分を全部出して、自分で色々組み合わせてファッション・ショーをしましたが、こういう素敵な素材のお洋服もやっぱり楽しい! その中でも、特に気に入ったブラウスがあったので、セルフィーを載せます。袖のフリルを見せたいという理由もあるのだけれど、「せんくらに向けて頑張るぞー!」の思いを込めて、一応ファイティング・ポーズをとってみました(笑)。
さて、せんくら参加公演のご紹介ですが、10月1日の公演No.15「ヴァイオリンとチェロの響き」 、10月2日公演No.23「フェスティバル・ソロイスツ」、そして2日公演No.40「渡辺玲子ヴァイオリン・リサイタル」の3つの公演に参加します。
「ヴァイオリンとチェロの響き」では、バッハの「シャコンヌ」の独奏と、ヘンデルの「パッサカリア」のDUOを長谷川陽子さんと。
「フェスティバル・ソロイスツ」ではバッハなどの名曲を、ソロ演奏も交えて聴いていただく予定ですが、フェスティバルならではの華やかなメンバーとの再会も、今からとても楽しみです。
そして「渡辺玲子ヴァイオリン・リサイタル」では、せんくらで出演コンサート数が毎年最も多い(と私は思います!)
ピアニスト、青柳晋さんにパートナーを務めていただき、東欧・北欧の作曲家たちの情熱的で民族的な音楽を演奏いたします。
プログラムはグリーグの「ヴァイオリン・ソナタ第3番」、そしてドヴォルザークの「4つのロマンティックな小品」、それに私の初挑戦、フバイによる「カルメン幻想曲」。サラサーテとワックスマンによるカルメンは、せんくらでも何度も演奏していますが、フバイのカルメンは私にとって今回が初めて。ホセの婚約者ミカエラや闘牛士エスカミーリョのアリアなど、他の2つとは異なるメドレーが楽しい作品。どちらかというと、カルメンを取り巻く人たちに重きを置いた印象ですね。
秋の演奏会でお目に掛かれることを楽しみにしています。
昨年中止となってしまいました仙台クラシックフェスティバルの再開を心からお祝い申し上げます。
今回は音楽隊歌うたう《うたで彩る季節の移ろい⦆と題しましてコンサートを企画させて頂きますピアノの庄司美知子です。
今年はいつもより短い梅雨期間そして梅雨の終わりの豪雨。梅雨明けと同時にいきなりの猛暑となりました。
亜熱帯化していく日本の季節の移ろいに戸惑いを感じます。
そんな中だからこそ子ども達には日本の四季の美しい移り変わりを感じながら、その四季をうたい上げた童謡、歌曲をお聴き頂きたいと思います。
子どもの時に耳にした音楽は大人になっても懐かしくその時の光景や出会った人の面影までをも思い出させてくれます。
会場ではお子様はもちろん、ご家族皆様でお楽しみいただければ嬉くれます。
今回歌って下さるソプラノの山中敦子さんは幼稚園に通う男の子のお母様でもあります。バリトンの武田直之さんも3人のお子様のお父様です。お子さんの日々の成長を日々ご覧になりながらお子さんの気持ちを汲み取っての選曲です。
未来に向かって育っていくお子様たちに、日本の四季の美しさや日本の美しい風習を受け継いで頂けることを願い、心を込めてこの
コンサートに向けての準備を進めて参ります。会場でお目にかかれますのを楽しみにしております。
音楽隊うたうたう 庄司美知子(ピアノ)
*****
現在6歳になる息子の底無し体力に奮闘中のソプラノ山中敦子です。
数年振りにせんくら0歳からのコンサートに出演させて頂ける事となり、仙台の子育て中の皆様にお会い出来る事を大変嬉しく思っております。
さて、子育ては大きな喜びと同時に不安が尽きないですよね。
何せ子育てって習わずしていきなり実践ですものね…。
私自身も、未知なる子育て、そして子どもの謎を解明すべく追い求め勉強していましたら、いつの間にか子育てアドバイザーの資格まで頂いてしまったという極端なタイプです。
そんな私から子育て中の皆様にお伝えしたい事は
0歳の頃からパパママの声で歌を歌ってあげましょう!!
と言う事です。
赤ちゃんの五感の中でも聴覚はお腹の中にいる時から発達しており、生まれたての赤ちゃんでもママの声を聞き分けられると言われています。
パパママの肌のぬくもりに包まれ、匂いを感じ、子守唄を聴く、そんなやわらかな時間が子どもの五感を育むのですよね。
赤ちゃんにとってはCDを流すよりパパママの声が世界最高の歌。
鼻歌だって最高!!
今回のコンサートでは日本の四季を取り上げ、美しい日本語が沢山使われた童謡を沢山お届けします。
是非パパママに日本の童謡を思い出して頂き、日々の子育ての中で童謡を歌って頂く、そんなきっかけにして頂けたらと願っております。
音楽隊うたうたう 山中敦子(ソプラノ)
*****
3人の子育て真っ只中、山形出身のバリトン、武田直之です。
目に見えぬウィルスの猛威に目まぐるしく状況が変化する日々、皆様も不安と共に生活なさっておられる事と思います。そんな中、音の灯を絶え間なくともし続けて下さる”せんくら”に今年もお声がけ頂き、心より嬉しく思います。
今年は有難いことに、東北を舞台にした作品に関わらせて頂く機会が多く、その度に作者が感じていたであろう自然への畏敬の念に、強く共感しておりました。儚く美しい四季の移ろい、子供たちと一緒に歌で辿れたら素敵ですね、というグランマ、パパママ歌手、満場一致の強い想いで、この度のプログラムをお届けいたします。
皆様にお会い出来るのを心より楽しみにしております!
音楽隊うたうたう 武田直之(バリトン)
公演番号:36
公演日:10月2日(土)10:45~11:30
「うたで彩る季節のうつろい」
“音楽隊うたうたう”
0歳からのコンサート
会場:エル・パーク仙台|ギャラリーホール
出演者:
音楽隊うたうたう
せんくらブログをご覧の皆さま、こんにちは。
今日はチェロの原田哲男が担当させていただきます。
コロナは収まりそうかと思ったらまたぶり返したりと…なかなか収束がみえてこない近頃ですが、そのような中でも沢山の方がせんくらへ期待を寄せて頂いていることはとても励みになります。有難うございます。
昨年3月以降コンサートが極端に減ったことは私たち演奏家にとって大きな痛手となりました。
しかし、時間をかけてじっくり取り組むに値する作品が山ほど残されていることが、私たち演奏家の心を奮い立たせてくれます。
そして、コンサートへ向けて慌ただしく用意することだけが目的でなく、その作品に触れる時間がいかに弾く者の心をも慰めてくれるか、改めて気づかせてくれた1年半でした。
この期間の新しい発見、より深い音楽を、せんくらを楽しみに待ってくださる皆さまにお届けしたいと思います。
無伴奏の公演ではバッハとカサドを、フェスティバル・ソロイスツではモーツァルト、グリーグをお聴きいただきます。
コロナ禍において国外への旅行もできない今、お聴きいただく皆さまを空間を超えていろいろな所にお連れすることができたとしたら嬉しいです。
東京オリンピックを機会に、アスリートだけでなく、催しを運営する組織委員会やボランティアにも大きな注目が集まっています。
せんくらも同じように仙台市市民文化事業団とボランティアの方々の熱心かつ丁寧な準備のおかげでこれまで14回も開催されてきました。
昨年はせんくら中止、ただそれで済ますのでなく、「クラシックエール仙台」という催しに切り替えて開催するなど、
聴き手、弾き手双方の願いを何とか叶えようと常に力を尽くしてくださることは、演奏家に大きな安心と希望をもたらしていると感じます。
主催側のサポートによって演奏者が集中して気持ちよくパフォーマンスができるせんくらの舞台をどうぞお楽しみください。
公演番号:23
公演日:10月2日(土)17:00~18:00
一期一会のドリーム・アンサンブル
「せんくら・フェスティバル・ソロイスツ」
名曲で聴く弦楽アンサンブルの極み!
会場:日立システムズホール仙台|コンサートホール
出演者:
原田哲男 ほか
公演番号:26
公演日:10月2日(土)13:15~14:00
原田哲男が贈るバッハ、カサド、鳥の歌
無伴奏チェロの魅力
会場:日立システムズホール仙台|パフォーマンス広場
出演者:
原田哲男