皆さんこんにちは!
皆様、読書は好きですか?
私は今村上春樹の『めくらやなぎと眠る女』を読んでいます。村上さんは前から好きな著者です。リアリティーの世界の中に入ってますが、文章の裏の意味を分かろうとするところがとても好きです。
今までは、村上さんの小説しか読んでいなかったのですが、short storiesも読んでみようと思い、読んでいます。
一つ、一つ読み終わって、多分1分くらいは、どういう意味だろう、と考えます。やっぱりshort storyはさらにインテンスな気がします。
ただ、まだ日本語で読めないのが残念です。日本語から英語に訳している方も素晴らしいですが、村上さんの言葉で読めるように頑張ります!
そうなったら、もう1回全部読めるということですね~
こんにちは!今年もせんくらで皆様にお会いできることをとても楽しみにしています!
さて、今年のブログの最初ですが、やはり食べ物が大好きな私なので、食べ物のブログにします。
1週間前、演奏会でイスラエルのテルアビブに行っていました。イスラエルの食事はどういうものだろう、と思う方がいるのではないでしょうか?
イスラエルという国は気候が良くて、お野菜や果物がとてもフレッシュで甘いです。食事のqualityも高く、何を食べても美味しいところでした。
もっとも気に入った食べ物が写真にでているSchawarmaです。
ラムのお肉にサラダたっぷり、焼きナスとFallafelという豆のコロッケのハーモーニーがたまらない!
10日間いる間に何回行ったことか!
とても人気なお店で必ず並んでいましたが、待ってでも食べたくなる味です。
またそこのお店に行きたい~~~~!
せんくら事務局です。
最近、このブログのせい(おかげ?)で、執筆活動がとても増えました。パンフレット制作時もモリモリ書いておりました。このまま文章能力も上がればいいのに、と淡い期待を抱いています。
さて、今日は“譜めくり”同様、せんくらには欠かせない存在の2つの存在のお話です。パンフレットと公式サイトに「募集」という文字が載っているページがありますが、気づかれましたか?
気が付かなかったというあなた、まだまだパンフレットとサイトの読みこみが足りないようです。ブログを読み終えたら、上↑のリンク先をクリックしましょう。
気が付かれたあなた、素晴らしいです。でもブログの続きは読んでくださいね。
その① 会場運営ボランティアスタッフ
コンサートに行くと、チケットの半券をもぎったり、プログラムをお渡ししたり、お客様に席をご案内しているスタッフを見たことはありませんか?日立システムズホール仙台の公演で、あの方たちがしているお仕事をご担当いただきます。
せんくら開催当日は、もちろんスタッフTシャツを着用!
(スタッフTシャツに反応されたあなた、興味をそそられましたね?)
興味のきっかけがたとえスタッフTシャツだとしても、「クラシック音楽が好き」「コンサートの運営に携わってみたい」という想いを持った方、スタッフの一員としてせんくらを盛り上げたい!という方の応募をお待ちしております。
その➁ 地下鉄駅コンサート出演者
せんくら開催中の土日と、その前の週の土日はぜひ地下鉄をご利用ください。特に、仙台駅と旭ヶ丘駅をご利用いただくことをオススメします。なぜなら!!!!駅構内でコンサートをお楽しみいただけるのです♪
現在このコンサートの出演者を募集しています。団体・個人は問いません。演奏内容は童謡・唱歌を含め、クラシック音楽であればOKです。
翌年のパンフレットや「せんくら写真展」に演奏中の写真が載ることも!
それぞれの募集の詳細は上↑のリンクから確認してくださいね。
今日以降、募集がいっぱい来ればいいなぁ。
せんくら事務局
せんくら事務局です。
いま、パソコンに向かいながら、何について書こうか頭を捻っています。面白い記事は出演者の方が書いてくださるので、運営絡みのことを書きたいなぁ、と思っています…そうですね、「譜めくり」はどうでしょうか。譜めくりとは、文字のまま、楽譜をめくることです。
この“譜めくり”さんは、せんくらに欠かせません。大活躍です。皆さんもどこかで見たことがあるはず。ピアノ+他の楽器のコンサートでよく見かけますね。ピアニストの隣にちょこんと座り、ときどき立ちあがって楽譜をめくる、黒っぽい服装の人。そう、あの人です。
素敵ですよね、この写真。私のお気に入りです。ですが、今回ご注目いただきたいのは、加藤昌則さんの左背後に見える椅子です。譜めくりの方が座る椅子がありますね。
コンサートで譜めくりを経験したがある方は分かるかもしれませんが、この仕事、とても緊張します。演奏家と一緒に舞台にあがるので、背筋をピッと伸ばして椅子に腰かけます。ただし、深々とは座りません。浅くです。そして目をカッ(◎_◎)と見開いて、演奏家が演奏している箇所を、楽譜を見ながら追いかけ、ページの変わり目で楽譜をめくります。
何事もなく曲が終われば、めでたしなのですが、たまに事故が発生します。よくあるのが(あってはいけないのですが)「落ちる」です。どこを演奏しているのか分からなくなる状態をいいます。
起こってはいけませんし、起こらないことにこしたことはないのですが、起きるときは起きてしまいます。「〇〇の曲、難しくてさ、落ちちゃったよ。拍を数えてたんだけど…」…こんな風に。
落ちたときは平静なふりをしていますが、血眼(◎o◎)!になって演奏者がどこを演奏しているのか譜面上を探します。
なぜ譜めくりについて私がこんなに語れるのか、皆さんもうお分かりですね?そう、これら全ては私が経験したことです。あぁ、文章を書いているうちに当時の記憶がよみがえってきました。緊張のせいか心臓もドキドキしてきました。
こんな緊張の仕方は体に良くないので、今日はこのあたりで書くのをやめにします。
公演で“譜めくり”さんを見つけたら、温かい目で見守ってくださいね。
それではまた。
せんくら事務局
またまた、こんにちは。せんくら事務局です。
せんくら事務局は「仙台クラシックフェスティバル」の事務局ですが、実はもう1つの事務局も兼ねています。「仙台国際音楽コンクール」です。ご存知ない方、ぜひここで覚えてくださいね。そうすれば仙台にいらしたとき、「あー、あの仙台国際音楽コンクールね。もちろん知ってる」と物知り顔で答えられます。
仙台国際音楽コンクールは仙台で3年に一度開催される、ヴァイオリンとピアノの国際コンクールです。これまでのせんくらにも、過去の入賞者が出演しています。彼らが仙台に戻ってくると、「お帰り!」という気持ちになる事務局です。今年も、スヴェトリン・ルセフさん、ジュゼッペ・アンダローロさん、津田裕也さん、成田達輝さん、青木尚佳さんの5人の方が出演されます。パンフレットの3ページを開きましょう。ほら、書いてある!
コンクールをもっとよく知りたいんだけどな…
他の入賞者の演奏は聴けないの?
コンサートホールで聴きたいわー。
そう思われた皆さん、特別情報です!
なんと!!!昨年開催された第6回コンクールの優勝者記念演奏会が開催されます。
仙台はちょっと遠いのよね、という方、名古屋と東京でも開催されますがいかがでしょうか。
あららら、せんくら前に聴きたいコンサートがいっぱい。でも聴きたい。そう思われたあなた、チケットを買うのはまだ遅くありません。どうぞお買い求めください。
せんくら事務局
道草を食いつつ得たものは、引き出しかなと思います。
1つの音色は高校時代に暗いうちに早起きして冷たい長靴を履き、スコップを持って屋根の雪下ろしをしながら、自分の吐く白い息と熱くなり火照る体から出る湯気と共に見た一面の雪景色の向こうに朝日が昇り、山の端からだんだんに染まるあの薄紫や、ピンクやオレンジ色を表しているかもしれないし、1つのメロディーはアラスカで体験した大河の流れにただただ木の葉のように身を任せて流されただよった月日から生まれてくるのかもしれないし、これからもそうでありたいと思います。
東北で演奏するということは、私にとって心の中の大切な一つの原点。
今回はハープとアルパという西洋と南米の竪琴との共演です。
馬頭琴は2弦ですがハープは確か47弦。アルパはそれよりは少なく馬頭琴よりは必ず多い弦。(すみません)
全く違うフィールドの楽器であるし、違う世界を生きてきた3人が音楽という溶け合い時に反発もしあう世界においてどんな融合と掛け合いが生まれるでしょうか。
ぜひ体験しに来てください。
お待ちしています。
モンゴルへ行くことになって出会ったのが馬頭琴でした。
一目見たときに大好きな馬の彫刻が彫ってあり、親しんでいたバイオリンと同じ弓を使う楽器とあらば、これは私の楽器だろうと思いました。
モンゴルでは馬頭琴を習うよりむしろ馬に一生懸命乗ってた気もしますが、馬に乗りこなせるようになればなるほど、馬頭琴への情熱も強くなっていったのかもしれません。
馬も馬頭琴も乗りこなせるようになってきて出てきた欲は、日本人である私のできる馬頭琴の演奏でした。
自然とオリジナル曲を作るようになり、今はほとんどオリジナル曲を中心に和音やリズム隊と組んで活動しています。
私の中にかつてあった探検心や心惹かれる世界が再び曲として生まれてくることが出来ることに、何も無駄なことはないのだなと思います。
音楽家としてはなかなか遠回りした遅い出発でしたが、曲を作ったり表現したりするときに思わぬ形で現れてくるもの。
それが今までの道草を食う事だったのだなと今は思います。
道草を食うといえば、まさに馬の言葉。
以前800キロの馬旅をモンゴルでした事がありましたが、その時に感じた3つの言葉。
道草を食う
馬が合う
馬力
これはもう嫌という程体感しました。笑
東北の音の最初の記憶は津軽三味線です。
幼い頃に高橋竹山のレコードが家にあり、これが大好きでよく聞いてました。
山形の小国町で高校時代を送る頃、竹山のコンサートを聞きに行き、演奏する彼の後ろに東北の山々が見えました。
三味線は言わずと知れた弦3本。
馬頭琴はというと弦2本です。
遠めに見れば竿の長さもペグの位置も胴体の大きさもなんとなく似通っていなくもない。
ただし馬頭琴は弓で弾くのですけれど。
私は高校時代、山奥の学校にいたせいもあり、森の勉強をしたいと思って農大へ行きました。
なぜか今馬頭琴奏者になっていますが。
旅が大好きなのでもっと幼い頃はジプシーに憧れました。
これは今ちょっと似たことになってます。
北の地の憧れというのがやはり高校時代からありまして、高校時代を過ごした山形の小国というところは冬は3メートルも雪が積もるので冬になると今までの景色と一変。
何もかもが真っ白く包まれてしまい、シーンとしている。
毎朝の日の出の頃、朝焼けが真っ白な雪景色に薄紫、薄ピンク、オレンジ、黄色とめくるめく反射してこんなに美しいもの何で今まで知らなかったのかなと思いました。
夜になれば星空がぼーっと光る雪面を照らしてるような気がするくらい、雪面と星空が薄紙一枚で繋がっている気さえしました。
そんな中に今のように機械もない時代から人々がどんな風に暮らしてきたのかが当時の私の最大の関心でありました。
その関心が世界にまで広がり、大学生の頃になるとアラスカ、モンゴルが最も行ってみたい場所となりました。
モンゴルは幼い頃から大好きだった馬がいるところ。という理由もかなり大きかったのですが。
ついに最終日です。
最後のブログは、なんとなくハープっぽく、「マリー・アントワネットとわたし」とか書いてみようかと思ったのですが、ハープ弾くしか共通点が見当たらなかったので諦めます。
ちなみに私はどちらかというと、「水がなければビールを飲めばいいじゃない」って言うタイプです。
一番好きなお酒は日本酒です。
中でも、一番好きな日本酒は、宮城県大崎市にある一ノ蔵さまのお酒、ひめぜん!
もともと私は日本酒って全く飲めなかったのですが、ハープ奏者仲間からこのひめぜんを頂いて以来、ひめぜんはじめ日本酒が大好きになりました。
日中働いて来て、夜ちまちま飲む日本酒ほど最高なものはありません。
マリー・アントワネットとか言っていたのにまさかの酒の話になってしまいました。
実は私は宮城県に伺うのは今回が初めてなので、演奏させて頂くのもとても楽しみですが、美味しい食べ物とお酒に出会うのも今からとても楽しみにしております。
では、コンサート会場で皆様にお会いできることを楽しみにしております!
昨日に引き続きこんにちは、中村愛です。
今日は、とにかく練習が嫌いだという話でもしましょうか。
でもそれを書き始めるととても残り2日間で語り尽くせる話ではないのでやめておきますね。
では、私がよく聞かれる質問について書こうと思います。
「どうしてハープ始めたの?」
私の母は、私が生まれる前から
「子供が生まれたらショパンコンクールに出して、ピアニストにする!」
という大きな目標を持っておりました。
そのため、生まれる前から胎教は当然、生まれてからも、音叉を手に「ちーん」と鳴らし、
「ほらめぐちゃん、これが442ヘルツのラよ」
とやっておりました。
そしてピアノの練習時はいつも側に立ち、「次同じ音間違えたら、後ろから私に刺されて殺されると思いな」という声援を送って来ました。
その結果!
私はピアノを弾くことが辛くなってしまい、小学校4年生の時にとうとうピアノを挫折しました。
遂に私にも平和な日々が訪れました。
こうして野に出て蝶々を追いかけたり、友人と缶蹴りをしたり、楽しい日々を送って迎えた小学校6年生の春。
突然母はこう言いました。
「あなた、ハープ科に行くから」
そうです、母は諦めてなどいなかったのです。
母は趣味でハープを習っていた過去があり、「ハープなら先生も優しいし、続けられるかもしれない」と思い、私にハープをあてがりました。
こうして私はハープ科のある中学校に入り、そのままハープを弾き続け、今日に至ります。
この話を人にしたことがバレると、母から
「私が怖い人みたくなるからやめてよね」
とクレームが来るので、どうぞここでお読みになったことは内密に!