ドイツの夏

2018.08.01| 坂本彩

こんにちは!ピアニストの坂本彩です。

 

 

日本の蒸し暑い夏と打って変わり、明るくカラッと気持ちの良い季候が特徴的なヨーロッパの夏。

 

長く厳しい冬を越えて迎える太陽の季節には言葉に出来ない喜びがあり、年々この季節の到来が一層楽しみに、愛おしく感じられるようになってきました。春の憧れや喜びなど、明るい季節を憧憬するような作品や、その描写に心から共感を覚えるようになったことも、留学して以来、大きな心境の変化です。

 

爽やかな風、太陽の光に照らされる緑。ドイツの夏は、まさに「美しい」という言葉がぴったり!

 

家の前の通り。

 

人々は日光浴を楽しみ、休みの日には郊外の森や湖へ出かけ、ある日はベンチでリンゴをかじり、読書をし。暑い日には湖に飛び込み泳ぐ、という、自然と共に在るシンプルな生活が、首都ベルリンに於いても未だなお残っています。

 

テラス席でいただくお料理は最高!ビールも!

 

Wannsee – ベルリンの中にある湖。

一部が泳げるように解放されています。時々、湖近くの駅でずぶ濡れのワンちゃんに遭遇してびっくりすることがあるのですが、ワンちゃんもしっかりと泳いでいる模様です。笑

 

夏を楽しみながら夏と共存する、そんなゆったりと時間が流れるドイツの生活から、今日は私自身が感じる「ドイツらしいこと・夏編」の3つをご紹介します!

 

その1

「エアコンがない」

 

ヨーロッパの石造りの建物は暑さ寒さにとてもよく対応出来ていて、非常に過ごしやすく、外が暑い日も建物内はまるで冷蔵庫のようにひんやり!どの建物も、窓はほぼ二重窓構造となっています。

大学内のホワイエ。

 

日本では生活必需品になっているエアコンですが、こちらも一部のカフェやデパートでは導入されるようになりました。30℃を超え暑くてたまらないときは、涼みに行きます。

 

その2

「アイスコーヒー」

 

暑い中、氷の入った冷たいアイスコーヒーを飲むことは夏のささやかな楽しみですが、ドイツのアイスコーヒーは一味違ったもの!

Eiskaffee – アイスカフェ

コーヒーの上にアイスクリームと生クリームがドンと乗っています。(パフェとアイスコーヒーが合わさったようなテイストで、甘いです。)

 

ちなみに日本で連想するアイスコーヒーは、冷たいカフェアメリカーノと表現します。ドイツ系のカフェではなかなか取り扱いがなく、注意が必要です!

 

その3

「休暇 – Urlaub」

 

先日、ドイツ人の先生とお話した際、

「夏休みはしっかり練習できますか?」と問われました。

 

質問の意図がわからず、再度聞き返すと、

「夏休みはどこかに旅行に出かけてしまいますか?それとも、ベルリンにいて練習の時間を取れますか?」

 

時間にきっちり、真面目で勤勉な国民性のイメージが強いドイツ。

日曜と祝日はお店が閉まったり、窓口や事務所も平日16時には閉まってしまう風習から、日本人の私には不便に感じることも多い反面、仕事とプライベートのオンオフがとてもハッキリしているところは魅力的ですね。

 

余談ですが、お勤め帰りのご婦人が夜のクラブでノリノリ踊っている光景も、こちらでは珍しくありません。

デパートの靴売り場でも、ご婦人同士で「この靴じゃ踊れないわよっ!」と話しながら試着しているのを小耳に挟み、何だかかっこいいなぁー!と思ったり。

 

(私のオフ日の出没先がクラブではないことは、1つ補足しておきますね♪)

 

さて、この秋せんくらで出演する公演、1つ目は公演番号【52】ドイツの王道プログラムでお送りする、室内楽公演です。

 

ベルリンで共に学ぶヴァイオリニストの岡本誠司さん、ピアニストの北端祥人さん、そしてドイツで研鑽を積まれ、現在仙台フィル首席チェリストを務める吉岡知広さんと共に、ドイツロマン派のシューマン、ブラームスのプログラムを、デュオ、トリオの編成でお届けします。

 

ブラームスの才能を見出し世に送り出したシューマンの甘い世界から、深遠なブラームスの世界へ…

ドイツの世界観に誘われてみませんか?

https://sencla.com/program/537/

 

次回は大好きなスペインのお話を交えつつ、せんくらでのもう1つの公演、ピアノデュオ公演について触れてみたいと思います。

 

それではまた明日♪Tschüss!

 

坂本 彩

“せんくら”の洗礼

2018.07.31| 村治奏一

せんくらブログを御覧の皆さま、こんにちは。

クラシックギタリストの村治奏一です。

 

 

今日は7月下旬のとある土曜日。

家の近所の、昭和感溢れるレトロな喫茶店に来ています。

珈琲を注文して、

店内に流れる静かなジャズをまったり聞きながら、

文章を綴っております。

 

昨年はじめて「せんくら」に出演させて頂いたのですが、

あの時は2日間で、ソロ公演、ギターデュオ公演、

バンドネオンとのデュオ公演、そしてガラコンサートと

4つの公演を致しました。

 

1つの公演が終わり、サイン会に出て、

ステージ衣装のまま次の公演のリハーサルに行き、

すぐに本番・・・。

「せんくら」の洗礼を受けました。

 

今年は一転、出演はソロ公演とガラコンサートのみとなります。

ソロ公演では、J.S.バッハの作品を中心とするプログラムを

考えています。

 

本番まで約2ヶ月。

お客様に聴いて頂ける日を楽しみに、

日々の練習を積み重ねてまいります。

 

村治 奏一

仙台国際音楽コンクール

2018.07.31| 坂本彩

こんにちは。

この度初めてせんくらに寄せていただきます、ピアニストの坂本彩です。

 

今日から3回担当するせんくらブログの第1回は、自己紹介を兼ねて、仙台と私の出会いとなった「仙台国際音楽コンクール」について書いてみようと思います。

 

私と仙台の出会いは、遡ること2016年の仙台国際音楽コンクールでした。

 

仙台国際コンクールは、何と言ってもセミファイナルからプロオーケストラと共演できることで世界的に有名なコンクール。予選のソロラウンドの後は、オーケストラとの共演でコマを進めていきます。

 

バリバリとソロで弾き進めていくコンクールとは違い、フレキシブルさ、視野の広さ、楽器の扱い方などなど、演奏家としてより多面的な要素が求められるコンチェルトでのコンクールです。

 

限られた時間でのリハーサルで様々なことを実践し、コンクール期間には1週間で3曲も(!)

マエストロ・パスカル・ヴェロ指揮、仙台フィルの皆様と日立システムズホールで演奏しました。後にも先にも経験できない、宝物のような経験でした!

 

写真提供・仙台国際音楽コンクール事務局

 

さて、ここからは少しコンクール中のお話を♪

 

国際コンクールとなると海外から参加するコンペティターも多く、彼らにとって仙台コンクール遠征は同時に、またとない日本滞在でもあります。当時、ドイツに留学して5年が経っていた私にとっても、それは楽しみな日本滞在!不思議なことに、久々に帰ってくる母国では見るもの体験するもの全てがキラキラと目に映るのです。

 

まず、なによりコンクール事務局、ボランティアスタッフの方々のサポートが行き届いていることに感動しました。練習環境も素晴らしく、練習時間もしっかり確保でき、完璧なホスピタリティーに驚いたことは今でも鮮明に覚えています。こんな国、他にありません!

 

そして、コンクールと並行して「日本でしか出来ないことリスト」を遂行。

朝から和食を堪能し、休憩時間には日本の繊細なスイーツで癒され、空き時間には美容院へ。フラッと立ち寄るお店で流行り物を試してみたり、本番後には牛タン、ずんだ餅、萩の月、とご当地グルメも少しずつ堪能しました♪そして練習後はホテルの大浴場でふぅーっと湯船に浸かる(サウナで蒸される….) 。

 

 

コンクールは長丁場になればなるほど、集中とリラックスのバランスを保つことが難しいです。怖い顔をして細部まで詰める時間もあれば、ケラケラと笑う人間に帰る場面ももちろん必要不可欠。平常心でいるために、個人的にはむしろそのように努めていることも多いです。

 

全演奏を終え、セレモニー&記者発表前。ファイナリストのみんなと。

 

「これはあくまでもステップで、今後の将来はあなた方の音楽に対する姿勢で決まります」

 

副審査委員長のヴィルサラーゼ先生から激励のお言葉をいただきました。世界的巨匠、演奏家として世界中を飛び回る先生の言葉はとても胸に響くものがあり、今でも時々思い出す言葉です。

 

コンクールからまだ2年、もう2年(!?)

最近はコンクールでのご縁がきっかけで仙台にお邪魔する機会が増え、今年は憧れのせんくらに参加!心から幸せに思っています!

 

さて、次回は留学先ヨーロッパでの生活の話&せんくらでの出演公演について触れてみたいと思います。どうぞお楽しみに♪

 

ベルリンより

 

坂本 彩

のんあま🐈

2018.07.30| 伊藤圭

不得意なブログ担当、3日目の伊藤です。

上野動物園のシャンシャンはもう”普通”になってしまったでしょうか。上野に通っていますが、まだまだお客さんが多過ぎて出逢えていません。

 

今日はパンダではなく、私の大切な家族「猫」のお話です。

我が家の家族構成は私、妻(ヴァイオリニスト)、のんた君♂(マンチカン)、あまんだちゃん♀(スコティッシュ)です。

のんちゃんとあまちゃんは同い年。2人とも生まれて数ヶ月のとびっきり可愛い時期に我が家へやってきました。のんちゃんは静岡県、あまちゃんは北海道十勝生まれです。

 

まずうちに来たのはのんちゃん。近所のイオンでひとめぼれ。抱っこしても大人しかったのでのんびり屋ののんた君と名付けました。しかし飼ってみると大違い。抱っこは大嫌いだし、小心者で超びびり。小さな物音でも飛び起きてしまう、のんびりとは正反対の性格なのでした。

 

一方あまちゃんはケージに入れられ、北海道から1人飛行機でやってきました。空港まで妻とお出迎え。鳴いたり、脱走の恐れもあったので、空港から上野まではタクシー。上野から最寄り駅まではグリーン車移動。超VIP待遇です。堂々としたもので、我々の心配をよそに何事もなく自宅まで到着しました。家に入るなり、先輩風を吹かせ、唸るのんちゃんを完全無視。あっという間に自分のテリトリーを広げていきました。とほほ、のんちゃん。完全にあまの方が上手。女性は強いなー!

 

んー、なんだか我ら夫婦に似ているかも、、(泣)

 

2人とも楽器の音はあまり好きではないご様子。うちはリビングが1番気持ちよく響くので、そこでさらう事が多いのですが、楽器ケースを開けるなり、あまちゃんはブーブー文句を言い始めます。(さっきまで寝てたじゃん!黙って寝てればいいのに笑)音を出せば、足元に絡みついてきて、やめろやめろ!そんなことより私の相手をしなさい!と猛抗議してきます。一方のんちゃんは、文句は言わずとも、しれーっと二階へ避難。

人間ではないけれど、うるさいうるさいと逃げられるのは演奏家としてとても悲しいです。指が回らないし、音も汚くてごめんよ、と毎回凹む私なのでした(泣)

 

オーケストラでの演奏は、繊細でとても神経を使うものです。夫婦共々、疲労困憊で帰っても2人は温かく迎えてくれます。

誰も家にいないし、寂しいだろうにね。

何も言葉では表さないけれど、しっかり我々夫婦の演奏活動を支えてくれている大切な家族です。のんあまちゃん、これからもよろしくね。

 

伊藤 圭

Let’s speak Miyagi-ben!

2018.07.29| 伊藤圭

皆さん、こんにちは。

ブログ2日目です。

我が故郷、宮城県には表情豊かな方言が沢山あります。せんくらにいらした際に、より仙台を楽しんでいただくため、ここで方言講座を開講します!

 

[基礎編]

宮城弁で特徴的なのは、五十音のイ段です。

母音イとウの間の発音になります。

特にサ行ナ行に表れやすいです。

 

さしすせそ→さすすせそ

なにぬねの→なぬぬねの

 

となります。

 

(例)

お寿司→おすす

刺身→さすみ

新聞紙→すんぶんす

人参→ぬんずん

新潟→ぬうがだ

 

数字の発音も同様です。

 

1→いず

2→ぬー

3→さん

4→すー

5→ごー

6→ろぐ

7→なな

8→はず

9→くー

10→ずー

 

ずーずーなまってきましたね(笑)

その調子!

 

では、[応用編]

会話の中で、頻繁に使われる方言を取り上げます。

 

宮城のYes.Noはこうなります。

はい → んだ

いいえ → んでね

そうです→んでがす

そうではありません→んでがいん

 

Good.Badは

良い→いがす

悪い→いぐね

 

☆命令

〜しなさい→〜らいん

(例)

食べなさい→たべらいん

入りなさい→はいらいん

見なさい→みらいん

(例文)

お寿司を食べなさい→おすすたべらいん

 

☆勧誘

〜しましょう→〜(す)っぺ(べ)

(例)

食べましょう→たべっぺ

入りましょう→はいっぺ

行きましょう→いぐべ

(例文)

せんくらに行きましょう→せんくらさいぐべ。

 

いかがですか?

Nice!ZuーZuー!

 

他にも面白い方言があるのでご紹介します。

 

恥ずかしい→おしょすい

眩しい→まつぽい

大変だ→おどげでね

貼る→ねっぱす

目→まなぐ

額→ひてこび

眉毛→このげ

 

シャイで頑固な宮城県人ですが、

方言一言で相手の心の扉は開くはず(笑)

Let’s speak Miyagi-ben!

宮城をお楽しみください。

 

伊藤 圭

せんくらデビュー!

2018.07.28| 伊藤圭

はじめまして。

クラリネットの伊藤圭です。今回初めてせんくらに出演させていただく事になりました。9/29日立システムズホール仙台でのリサイタル、それから9/30仙台銀行ホールイズミティ21での仙台ゆかりの演奏家による木管五重奏、2公演となります。

皆様どうぞよろしくお願いいたします。

 

今回のリサイタルプログラムは、様々なジャンルから作品を選びました。

 

☆ガーシュウィン:ラプソディー・イン・ブルー

オーケストラ作品の中でクラリネットと言えばこの曲。冒頭のグリッサンドが印象的です。

奏者にとってはうまく登れるか、一か八かの大勝負(泣)N響の試用期間、1発目の本番で吹いたのがこの曲でした。。かなりのプレッシャーの中、震えながら演奏したのを今でも覚えています。

 

内田 祥子:緑の時

私の大切なオリジナル曲です。

藝大卒業記念で開いたリサイタルの際に、同期である内田さんに委嘱し、書いていただきました。内田さんが大崎市を訪れた際に感じた印象を音楽にしてくださいました。緑豊かな田園風景が目に浮かびます。

 

サン=サーンス:クラリネットソナタ

「白鳥」や「交響曲第3番オルガン付き」で有名なサン=サーンス。その名曲同様、美しくドラマチックな作品です。

(5月に発売させて頂いた、デビューCDにも収録しています!)

 

クラリネットの魅力を存分に楽しんで頂けるプログラムになっています!

皆様是非お越しください!!

 

 

せんくらついでに

私の出身地は宮城県大崎市です。仙台よりも40kmほど北に位置し、ササニシキ、ひとめぼれが誕生した米の名産地、また名湯として知られる鳴子温泉郷も故郷大崎市にあります。お時間がございましたら、是非お立ち寄りいただき、のんびり落ち着いた時間をお過ごしください。


こちらは大崎市のゆるキャラ、ぱた崎さん。

最近、大人気です。

 

伊藤 圭

コンサートのあとには

2018.07.27| 三宅進

せんくらのコンサートで気持ちがいっぱいになったあとは、今度はお腹をいっぱいにしないとね!

仙台はご存じのように飲食店がとても充実しています。

 

牛タン、郷土料理、海鮮、などチョイスは沢山ありますし、エリアも昔ながらの大繁華街、国分町はもとより、クリスロード、文化横丁、最近は仙台駅周辺、開発が進む東口も注目エリアです。

 

え?それでミヤケはどこがお薦めかって?

 

僕の好きなお店はあるのですが、小さいし、ご主人の許可も得ていないので、残念ながら(>_<)ここには書けません。

 

つきだしから全て素晴らしい、そして、BGMがないという音楽家にとっては天国のような環境!

 

そして店内に沢山ある有名人の色紙を見ると

 

お!かつての世界の巨匠フルーティスト、ランパルさん!この方は相当の食通で、だいぶ食べ歩いていたみたいですねー。

 

皆さんも仙台の夜、素敵なお店を見つけて、コンサート後のよい時間をお過ごしくださいませー。

 

 三宅 進

クラシックコンサートの革命?音楽サプリ

2018.07.26| 三宅進

手前味噌ではありますが、噂によると、数あるせんくらコンサートのなかでも、このミヤケ&加藤の音楽サプリはトップランクの人気を誇るらしいのです。

 

特徴といたしましては、チェロとピアノの真剣な演奏だということは強く申し上げたい!しかもあまり有名曲をやりません。かなりDEEPな選曲。なにしろお客さんに元気を差し上げることに特化しております。

 

そして、なぜか白衣を着てのコスプレ。加藤くんなどは看護帽をかぶっております。インチキ院長ミヤケの白衣は、なんと業務用のホンモノ!(笑)

ディスカウントSHOPのペラペラコスプレとは一線を画しますよ。年に一回しか着ないのが実はもったいない。。

 


加藤助手(左)と三宅医院長

 

そしてコンサートの帰りには今日の処方箋もお渡ししております。なぜかお客さんに指揮者の鈴木優人さんも紛れており。。

 


三宅医院長が手渡す処方箋を受け取る鈴木優人さん

 

昨年はリクエストのお悩みに応じた選曲をいたしましたが、今年はもう、ミヤケ&加藤がお客さんに一方的に強いメッセージをお送りいたします。。ていうか、コンサートは普通このスタイル?(笑)

 

お題は

ソナタはそなたを救う、あなたはどなた?

 

もうどこまで行くんでしょ、この企画。

 

古今東西のチェロソナタがあなたの心を鷲づかみに!

 

チケット売れ行きかなりいいみたいです。お早めにお申し込みくださいませ!

 

三宅 進

せんくらの準備

2018.07.25| 三宅進

みなさん、お元気でお過ごしですか?

 

仙台フィルのソロ首席奏者、チェリストの三宅進です。

 

みなさんに親しんでいただいている「せんくら」、今年も盛り上がる気配でございます!

 

ここだけの話、この3日間のための準備ときたら、ほぼ一年間という感覚です。せんくらが終わって数週間過ぎると、その年の反省、年を越えて少しすると次回の企画、我々プレイヤーは、個々のコンサートと仙台フィルのスケジュールすり合わせ、僕の場合はチェロ首席の吉岡くんと必ずどちらかがオケにいるように相談。。。その他諸々大変なのです。

 

吉岡知広さん(左)と三宅進さん(右)

 

それもすべてお客さんと一緒にここにしかないフェスティバルをつくりたい!というアーティスト、制作サイドのあつい、あつい思いを実現するために必要なことなのですよ。

 

もうチケットの販売も始まったんですよね?

お早めにお気に入りの公演の1席を確保して、暑い夏をやり過ごし、秋が来るのを首を長くして待ちましょうね。

 

どうしても待ちきれない方は、仙台フィルの音楽会をチェックして、コンサートへ!

あ、おもわず、違うコマーシャルが。。。(笑)

 

三宅 進

街なかコンサート@トラタワー

2018.07.24| せんくら事務局

せんくら開催前の先取り企画、「街なかコンサート」の第3弾は、9月22日土曜日、仙台トラストシティが会場です。

 

今年は、グランドピアノが、仙台トラストタワーの1階エントランスホールに登場!子どもから大人まで、どなたでも楽しめるピアノのコンサートを2公演行います。

 


せんくら2017街なかコンサートの様子

 


会場いっぱいのお客さま

 

午前の公演(11:00~)は、0歳から楽しめるピアノのコンサートプログラム、午後の公演(14:30~)はフィギュアスケートの音楽をピアノで奏でるプログラムをご用意いたしました。

 

<公演①>

ママ・ピアニストが贈る0歳からのピアノコンサート

~はじめまして!おんがくは一生のともだち

 

【日時】9月22日(土)11:00~11:45
【会場】仙台トラストタワー 1階エントランスホール
【出演】松坂優希/澤田和歌子(ピアノ) 木村美砂恵(ナビゲーター)
【曲目】オースティン/人形の夢と目覚め
湯山昭/お菓子の世界より「バウムクーヘン」
ハチャトゥリアン/剣の舞 (連弾)
寺島尚彦/14ひきのあさごはん (連弾) ほか

 

子ども部屋のおもちゃ箱。たからもの、お人形に、おもちゃの剣、ときには美味しすぎてかくしてしまったおやつのお菓子まで!?

 

そしてだいすきな絵本も。子どもが大好きなものを音楽と一緒にみつめる時間です。「14ひきのあさごはん」はご存知いわむらかずおさんのあの絵本の世界に音楽をつけた朗読付の音楽となっています。


松坂優希さん

 


澤田和歌子さん

 

<公演②>

せんくらファミリートーク&コンサート

~ピアノ音楽on ICE~フィギュアスケート音楽の選び方

【日時】9月22日(土)14:30~15:15
【会場】仙台トラストタワー 1階エントランスホール
【出演】石丸友貴(ピアノ) 木村美砂恵(ナビゲーター)
​【曲目】ショパン:バラード 第1番 ト短調 op.23
リスト:愛の夢 第3番
ドビュッシー:『ベルガマスク組曲』より月の光
ベートーヴェン:ピアノソナタ 第14番 嬰ハ短調 op.27-2 ほか

 

フィギュアスケートの採点項目には、「音楽の解釈」とあるくらい、音楽は切っても切れない関係。では、選手たちはどうやってクラシックの曲と出会い、自分たちの演技に使っているのでしょう。音楽にあわせているの?プログラムにあわせているの?素朴な疑問を、フィギュアスケートのコーチ兼振付師の方に伺ってきたお話をまじえてお届けします。

 


石丸友貴さん

 

2公演とも入場無料です。

土曜日のひととき、ぜひステキなピアノの音色を聴きにお立ち寄りください!

 

せんくら事務局

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