文字の大きさ 普通 特大

SENCLA BLOG

ブログ

松山冴花
2006.07.09

私と兄のこと

ヴァイオリニストの松山冴花です。今日から7回ブログを書かせてもらいます。

まず最初の一つ目は、私と兄のことです。一番楽なトピックから。

私は2歳の頃からヴァイオリンとピアノのレッスンを受け始めました。理由は3歳上の兄貴がその2つの楽器を弾いていたため。でも私が始めるとすぐにヴァイオリンをやめちゃいました。その他に私は、水泳、バレエ、習字、お絵描きのコースに行ってたものの、バレエの発表会の時にしなくてはならない化粧が大嫌いでやめてしまい、習字、絵は一応習ったけど全然上達しなくて、母には迷惑のかけっぱなし。

私がちびで私の兄貴が7歳ぐらいの時、2人でピアノのコンサートに出て4手の為の曲を弾いたのを覚えてます。確か曲の真ん中ぐらいまでいった頃の事。私がミスったようで、気がつくと兄に頭1発、お客様、先生達、母の見てるステージの上でポカンとやられたのが私の一番始めの音楽に対する思い出です。

5歳ぐらいの時からピアノは私、ド下手と実感していて練習もイヤイヤ、私の兄もその後チェロ、フルートをやったものの、自分は楽器の天才と自画自賛した後、音楽はやめてしまいました。これは、はっきり覚えてます。彼のフルートの練習方法をみて、私と母が呆れかえったこと。彼奴、椅子にどっぷり座って、両足を机にあげて、テレビでNY?KNICKSのバスケの試合を見ながらフルートを弾き、15分後に自分の部屋から出てきて何を言うかと思うと、‘俺、フルート、完璧’。その時、‘はあ?’っと思ったものの案外その言葉に感心した私、自分自身にも呆れました。

今、彼はNY Stock Exchange のSenior Computer Analyst として働いてます。

それはどんな仕事なのか私、さっぱりです。

松山冴花(ヴァイオリン)

新ゆう
2006.07.08

手紙

二回にわたり、節さんにご登場いただき、本当にありがとうございました。とても幸せに思っております・・・。

今は龍くんのツアーの真っ最中。どこの会場も大盛況で、最後にはスタンディングオベーションのようですね。

そんな華やかなステージの袖で、いつもの様に節さんは、昨日書いていらした心境で、ステージが見える小さな窓からそっと覗いている背中は、その時だけ少し小さくみえます・・・。

お仕事をご一緒させていただいて、別れ際には必ず私の家族の事を気にかけて下さる優しい方です。きっと節さんがご家族を大切になさる思いにつながっているのでしょうね。

さて、今日が私の最終日となりました。他の皆さんのブログを拝見したり、私も参加させていただいて、すっかりハマってしまいました・・・。

モーツァルトの頃には、もちろんケイタイやパソコンなんて陰も形もなく、一人の人に自分の字で書く「手紙」の時代・・・。今では、手書きの手紙は、ちょっと「特別」な感じがします。ブログにハマったわたしですが、実は手紙を書くのも大好きで、(字や文章が上手なわけではありませんが・・・)気に入ったレターセットや旅先のめずらしい切手につい目がいってしまいます。仙台に行ったらのぞいてみようかしら・・・・。

皆様にお目にかかれますのを楽しみにしております。

あたらし ゆう

 

及川浩治
2006.07.08

2006年07月08日

せんくら最終回―今日は新しい事ばかり。

「ショパン・ベスト!」CD発売後、初の「新・ショパンの旅」(今年のツアー名)だったので昨日から緊張感がビシバシきてたよ。

朝基礎練習とエチュードとプレリュードの調子を確認して、いざ鎌倉へ出発!

昨夜眠りが浅かったのか電車では殆ど寝てました。今日は調律が川真田さんなので安心していましたが、さすがはゴッド・カワマタ!素晴らしい状態にピアノが出来ていました。

開演2時間前にはリハを切り上げ、iPodでモーツァルトの交響曲を聴きながら横になってたら、本気で寝ちゃってて、起きたら開演15分前で焦ったよ。とはいえ、コンサートも無事終わりホッとしました。担当してくださっているavexの中島さんご夫妻も聴きに来てくださりました。

今月は都内の数ヵ所の楽器店でイベントをします。是非来て下さいね!

及川浩治(ピアノ)

新ゆう
2006.07.07

五嶋節より−2

新ゆう 第2弾

五嶋節、蛯原若枝、新ゆう

ちょっと気になる【せんくら】チケットの売れ行きは全体的にスムーズであるそうな。これを書いている7月1日現在でそんな具合だから来月あたりには全部売切れになるかと思いきや、世間はそう甘くない。

我が子の洋々たる前途に頭でっかちになっている初々しいころは、エネルギーが湧き上がっているようでも、一歩踏み出してみれば空恐ろしい強迫観念に襲われ、やっとこさ終盤ともなれば時の過ぎるのを心臓が凍ったごとくに立ちすくみ。 待つのみ。それだけにアンコール曲が終れば同時に生還するのである。

【せんくら】がはじまれば、毎日こんな状態が続くのだから、平井社長も骨皮筋衛門になるのも致し方ない。

新ゆうのコンサートもその中のひとつで、一応、事務所の人間の私としては、新ゆうは「聴くべきだ」とか、「どうぞいらして下さい」というべきだが、嵐や大雪でキャンセルになればよい(不謹慎、大変失礼)などという望みすら持ってしまう。

もし、そうなったら、私が一生地団駄踏んで悔しがろうというのもまぎれもない事実ではある。

新ゆうは私にとって、つじつまの合わない我が子だとつくづく思う。

五嶋節

 

及川浩治
2006.07.07

2006年07月07日 

僕が愛するラフマニノフの作品の中から

〜ピアノ・ソナタ第1番〜

1907年の初めに、最も美しく感動的で彼の代表作である、交響曲第2番の副産物として創作された、この最初のピアノ・ソナタは、実は「ファウスト」の物語から着想されました。ロマン派の巨匠フランツ・リストの傑作「ファウスト交響曲」の存在が彼の念頭にあったのかもしれません。しかし物語に添った形としてのそのアイデアは残念なことに断念されてしまいました。それでもこの偉大なピアノ・ソナタの各楽章に、ファウスト、グレートヒェンそしてメフィストフェレスという個性的なキャラクターが存分に生かされていることを思うとき、この隠れた大作を、あえて「ファウスト・ソナタ」と呼ぶことに、僕は何の躊躇も覚えないのです。そしてこの作品の持つ熱い情熱、至難な技巧、ロマンチシズム、そのすべてが僕を魅了してやみません。

この「ファウスト・ソナタ」を皆さんに紹介できることを願っています。

及川浩治(ピアノ)

新ゆう
2006.07.06

五嶋節より

新ゆうさんのこと

私とゆうさんとの初対面は、もうかれこれ10年以上前になります。龍の日本でのクローズド・コンサートのピアノを引き受けて下さる方を探していました時、私の後輩から「ゆうちゃんだったら絶対よ。」と言われ、何が絶対なのか、ともかく会ってみよう。と身の程も弁えずに相当な小姑根性をひたかくしてその日に臨みました。

こんにちは、から順番に言わせていただきますと、「姿よし、ピアノ(弾いて)よし、礼儀よし」。それ以後、彼女は懲りずに龍と私に付き合って下さっています。只単に*よし*と言われたって、なんて野暮な事をお考えにならずに、どうぞ、、、。

息子をお持ちのお母様なら、こんな嫁がうちに来てくれないかしらん。と溜息、また溜息、

私もその一人です。

及川浩治
2006.07.06

2006年07月06日 

今日も、一日食っちゃ寝練、食っちゃ寝練…。
明日は鎌倉でリサイタルなので、今日もこの辺で。

及川浩治(ピアノ)

新ゆう
2006.07.05

全然変わらへんねえ・・

今回の「せんくら」では、龍くんのお母様の節さんもご出演なさいますね。私も、節さんのお話に興味津々で、平井さんに「是非聞いてみたいです!」と、お話しましたら、「ああ・・新さん、無理無理。だってあなたの出番の少し前だもの・・・」とあっさり(笑)おっしゃられ、渋々あきらめました。そりゃあ、いくらのんきな私でも、それはないですよね・・・。

それにしましても、このチケットを手に入れた方は、滅多に聞けないお話だと思いますから、ラッキー^^ですね。

いつもお会いすると・・・
「ゆうちゃん、全然変わらへんねえ・・」
(・・・と、これは、社交辞令・・・??(笑))
「それを言うなら、節さんです!ホントお変わりないです!」(これは本当なのですよ!)
いつお会いしても、若々しく、ハツラツとなさって、こちらまで、背筋が、ピーンと伸びる感じがします。。。

明日からの2日間は、お待たせしました!五嶋節さんのご登場です。何を書いて下さるのかしら・・?
ソワソワ、ドキドキ,ワクワク・・・・・(^^)

新ゆう(ピアノ)

及川浩治
2006.07.05

2006年07月05日 

今日は、一日食っちゃ寝練、食っちゃ寝練…。こんな毎日です。

及川浩治(ピアノ)

新ゆう
2006.07.04

モーツァルトの短調

昨年夏。五嶋龍さんと筆者

ちまたでは、「モーツァルト効果」なんて言葉もちらほら・・・。私も、美しいモーツァルトの旋律に浸りながら、お肌すべすべ??(笑)だといいのですが、なかなかそうはまいりません!

今回、モーツァルトのピアノソナタを4曲演奏させていただきます。

その中のk.310は短調の曲なのですが、同じ時期につくられたヴァイオリンとピアノの為のソナタもありました!短調の美しいソナタが・・・。(k.304)その2楽章の始まりのフレーズは、とても好きです。この頃、モーツァルトは、母親を亡くし、深い悲しみの中にいたといいます。その中で、このソナタが生まれたのですね・・・。

ヴァイオリンソナタといえば、五嶋龍君とも共演しました。
今、CMで流れているのが、k.296ですね。この曲は、彼が10才の頃だったと記憶しておりますが、大阪のコンサートで演奏しましたのも、今ではいい思い出です。。。

新ゆう(ピアノ)

カテゴリー