ベートーヴェン協奏曲の練習を始めました。
今年はこれからベートーヴェン、チャイコフスキー、鈴木輝昭さんの協奏曲を演奏する予定です。
印象に残る演奏ができるよう気持ちも高まっていますので、お時間ありましたら会場に足を運んでいただけると嬉しいです!
homepage: www.dendamasahide.com
伝田正秀(ヴァイオリン)
その神がかったアマデウスの交響曲に山響は8年かけて挑みます。現代のオーケストラが持つ機能性を生かしつつ、古典奏法を用い、当時の演奏スタイルや響きを山響は追求していきます。可能なセクションは古いタイプの楽器、ナチュラル・ホルン、ナチュラル・トランペット、木製フルートなどを使用し、音色に生かす試みも実施します。また、オーケストラの更なる飛躍の為、演奏をCDに残す事も計画されています。
そしてお客様への特典としてはスタンプラリーを実施!いらして下さった回数によって素晴らしいグッズを用意していますので、それもお楽しみに・・・
8年後、このプロジェクトを共有して下さる皆さんは様々なアマデウスの聴き方ができるかと思います。『神アマデウス』を再認識するもよし、『くつろぐ』もよし・・・是非、彼の作品を通して明るく朗らかな気分でコンサート会場を後にして頂ければと思っています。
山形交響楽団 音楽監督 飯森範親
久しぶりに長野の実家に戻り、お墓参り。
僕がヴァイオリンを始めた子供の頃は、スズキメソード指導者をしている両親によって全ての部屋にスピーカーが接続され、常にクライスラー、ティボー、カザルスなどといったいわゆる巨匠の演奏が流れていた記憶があります。今も変わらぬ空間に戻り、レコードを聴くとそのこだわりに懐かしさと有難みを感じます。
伝田正秀(ヴァイオリン)
いよいよ8年におよぶ壮大なプロジェクトが始まりました。モーツァルトシンフォニーサイクル「アマデウスへの旅」第一年(モーツァルト交響曲全曲演奏定期演奏会)・・・35年と言う短い生涯で600曲以上の作品を残したアマデウス・・・偉業は父であるレオポルドと共に馬車で旅を通して生まれたと言っても過言ではありません。ただ当時の街中は石畳、また街と街を結ぶ道路は劣悪。そんな環境でどうやって作曲をしていたのか・・・作曲への執念そして集中力は想像を遥かに超えています。
曲のイメージやアイデアはきっと豊富だったに違いありません。それにしても600曲約20000ページ近くにも及ぶ楽譜をどうやって書き続けたのでしょうか・・・
例えばスコアを1ページ書くにはいくら筆の早い人でも数時間はかかります。現在手に入る50曲ほどの交響曲のスコアのページ総数は、1500ページ弱。それは1ページを1時間でただ単純に書き写したとしても、寝ないで2ヶ月以上かかる計算になります。
20000ページ・・・計算してみて下さい!人は食べて寝ないといけませんからね・・・(笑)
山形交響楽団 音楽監督:飯森範親
ウィーンからの帰国後すぐに発足させたヴァイオリン教室のおさらい会がありました。
個性的な生徒と集まる3ヶ月に1度のおさらい会は最も楽しみな行事のひとつです。
最近はほとんどレッスンがなかったにも関わらず、向上心のあるみんなの熱い演奏にエネルギーをもらいました!
伝田正秀(ヴァイオリン)
モーツァルトの音楽は、人々に楽しさや喜びだけではなく生きる力までも与え続け、今なお全世界で演奏されています。
モーツァルトは35年という短い生涯ながら600曲以上もの作品を残しました。その中でオーケストラの為の曲、交響曲は最近の研究で47曲とされていますが、残念なことに曲数が多いため日頃私たちが耳にできるのはその3割程度です。
そこで、山形交響楽団では、『生誕251年目からのモーツァルトはザルツブルクではなく山形で……』と題してその交響曲全47曲(最近の研究)を8年間(年3回全24回)かけて演奏し紹介します。(於:山形テルサホール)
音楽監督飯森範親がヨーロッパで培ったモーツァルトの演奏解釈やドイツ語やイタリア語で語りかけてくる様な旋律の歌い方などを駆使して演奏の新境地に挑みます。
また、交響曲だけではなく、協奏曲、オペラ・アリア、宗教曲、声楽曲、ディヴェルティメントなど毎回合わせ入れてそれらの作品の魅力にも触れていただきます。
すばらしいモーツァルトの世界をぜひご堪能ください。
山形交響楽団 事務局次長 斎藤正志
YAMAHAでは最近アルティーダというヴァイオリンを開発し、そのバランスやイタリアの新作に劣らない音色の明るさにとても驚かされました。
今日はアルティーダのグァルネリモデルを使用しての演奏会があり、ドイツからの一時帰国で数年ぶりに会うチェロ弾きの弟、仙台のピアニスト武井美樹さんと共演させていただきました。メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲も温かみに満ちていてなんとも幸せな時間を過ごしました。
YAMAHA仙台店の皆さん有難うございました!
伝田正秀(ヴァイオリン)
「せんくら」では、山響音楽監督飯森範親の指揮で、ガーシュインのラプソディ・イン・ブルーを中心にしましたアメリカ・プログラムとモーツァルト・プラグラムの2ステージを持たせていただきます。仙台の皆様にお聴きいただけること、そしてラプソディ・イン・ブルーでの山下洋輔さんとの共演も楽しみにしています。
実は山響では、8月11日から壮大なプロジェクトがスタートしました。モーツァルトの交響曲を8年間かけて全曲演奏するというものです。「せんくら」では、そのプロジェクトの中から前日(10月6日)に山形市で演奏します交響曲の第4番、第31番「パリ」、そして「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の3曲を演奏します。第4番の交響曲はめったに聴かれないと思いますよ…。
ぜひ山響の“モーツァルト”をお聴きください。
以下、このモーツァルトの壮大なプロジェクトのPRをさせてください。
山形交響楽団 事務局次長 斎藤正志
1万円〜10億円まで、新作〜400年前のオールド、製作国、音色、コンディション、、、
ヴァイオリンも奥深い楽器で選び始めると様々な物があり、最近はより良いものを求めて楽器探しをすることが一番の楽しみになっています。
今まででは昨年のせんくらの頃までお借りしていた1600年代のストラディバリ、ゴベッティ、モダンではメレガリという楽器が心に残っているのですが、面白い情報がありましたら是非教えてください!
伝田正秀(ヴァイオリン)
今年のプログラムにはメンデルスゾーンVN協奏曲を!演奏することに迷うことなく決めました。
美しくキャラクター豊かな旋律に自然と身を委ねてしまい、幸せで温かな気持ちになります。
モーツァルトと親交のあった盲目の女流作曲家パラディスのシチリアーノ、筋肉痛覚悟のアルプス一万尺変奏曲も昨年と同様に入れてみました。
今年もせんくらで演奏できるのを楽しみにしております!
伝田正秀(ヴァイオリン)