皆様、こんにちは。
昨日に続き、仙台フィルコンサートマスターの神谷未穂です。
毎年出演させて頂いている仲良しメンバーのヴァイオリンの小池まどか、チェンバロの梅津樹子、ヴィオラ・ダ・ガンバのエマニュエル・ジラールとのバロックプログラムのリハーサル、
順調に行っていますよ♪。
写真はまどかちゃん宅でのリハの合間の昼食タイム。
樹子さんが作ってきてくれた“ガパオライス”に大喜びの私達です。
この挽肉とバジルの相性バッチリの辛いタイ料理は、メンバー4人の大好物。パワーアップ出来ます。
さて、今回のバロックプログラムですが、「知られざる巨人・テレマン」をテーマに、オールテレマン作品にしました。
4人ともテレマンが大好きなので、リハの度に「良い曲だ〜!」、「最高!」と大いに盛り上がっています。
バッハと並ぶ大天才作曲家といえるテレマンですが、バッハに比べるとコンサートで取り上げられる事があまりにも少な過ぎる!!
是非この機会に多くの方に親しんでいただきたい!!
テーマに巨人とありますので、スウィフトの「ガリバー旅行記」を取り入れた、テレマンの「ガリバー組曲」はもちろん演奏しますよ。
この曲担当のまどかちゃんと私で小人と巨人のイメージを膨らませています。
(私達は凸凹コンビと呼ばれているので、この曲はピッタリ?!)。
バロックプログラムはせんくら最終日の10月2日(日)、14時15分〜15時に地下鉄・長町駅直結の楽楽楽ホールです。
JR長町駅からもすぐ、という立地の良さ。
コンサートの詳細はこちら→ 公演番号【76】
10月2日に楽楽楽ホールでお会いしましょう。
ラララ〜♪
皆様、こんにちは。
仙台フィルコンサートマスターの神谷未穂です。
今年のせんくらもあと数日でいよいよスタートですね!
私もコンサートマスターで仙台フィル公演、バロックプログラム、キッズコンサートに出演させて頂きます。
キッズコンサートは去年に引き続き、仙台ご出身ピアニスト、中川賢一さんとの共演。
(詳細こちら→公演番号【10】)
中川さんは、ソニーのConcert for KIDS や、(財)地域創造の登録アーティスト時代から(現在はOB登録アーティスト)全国各地(北は北海道、南は沖縄)の学校、保育園、幼稚園、病院、老人ホーム等でのアウトリーチ活動、コンサートをよく一緒に行っている大切な音楽仲間で、年上なのですが、中川くん、けんちゃん(兄もけんちゃんなので、呼びやすい)と呼んで、親しくさせて頂いています。
ピアノ、指揮、作曲、編曲、、、ととても多才な方で、今回の9月30日にエル・パークで行うキッズコンサートでは、なんと、中川さんの編曲のバレエ音楽「くるみ割り人形」を演奏しますよ。
中川作品は重音、高音が連発で、かなりの技術を必要とされるので、只今猛練習です、、、。
さて、そんなけんちゃんと明日27日火曜日のNHK・TV【ひるはぴ】に出演します!!
東北の皆様、11時半からご覧頂ければ幸いです。
キッズコンサートでも演奏する予定の、三歳の息子も大好きな“となりのトトロ”の「さんぽ」、“ピノキオ”の「星に願いを」を、ピアノとヴァイオリンで演奏します。
私自身、小さい時に親に連れて行ってもらったコンサートやバレエは、今でも良い思い出として記憶しています。
(パリオペラ座バレエ学校の日本公演を観に行った時には、公演後に感動&興奮して、バレリーナを真似して会場の階段からジャーーンプ。足を捻ったっけな、、、)。
今回出会うキッズの皆様にも、音楽っていいな、と感じてもらえる様な、楽しい公演にしたいと思いますので、
エル・パークで是非お会いしましょう♥
こんにちは!ヴァイオリンの奥村愛です。
今日から3日間ブログを担当することになりました(^^)
今日は夏休み真っただ中に行った発表会のお話し!
ピアノ、ヴァイオリン、チェロの合同発表会。
私の生徒は幼稚園年長さんから大人まで総勢8人。
今までも教えたりはしていたけど、一人二人短期で教えることが多かったので、今更ながら勉強になることがたくさん!
人それぞれ年齢も違えば、筋肉も違い、手の大きさも違う。
一言えば十わかる人もいれば、ちょっと不器用なゆっくりさんもいる。
自分の経験だけではアドバイス出来ない事もあり、その時はいろいろな方法を考えて考えて考えて…。
それでもいい策が思いつかないときは音楽仲間に相談して、彼ら自身の経験談やどのような教え方をしているかを聞いて参考にさせてもらうこともある。
試行錯誤しながら生徒がその課題を乗り越えられたときは、演奏活動では味わえないまた違った達成感を感じる。
そして、「人の振り見て我が振り直せ」
生徒に教えると同時に自分を客観的に見る時間が増えた気がする。
自分の悪い癖ばかり発見して嫌になることもあるけど…(^_^;)
とにかく、どの生徒さんも発表会は落ち着いて上手に演奏していました!
次回の発表会まで、気持ち新たに頑張ります!!
生徒さんと共に(^^)
皆さまこんにちは。
今日はまもなく公開予定の、おすすめ映画のお話です。
「シーモアさんと、大人のための人生入門」
先日こちらの映画のPRイベントに出演をさせていただきました。
この映画はイーサン・ホーク監督が描く、89歳のピアノ教師シーモア・バーンスタイン氏のドキュメンタリーです。
しかし、ただのドキュメンタリーではなく、一流のピアノ教師の視点から見る、21世紀を生きる私たち全員に向けた力強いメッセージが伝わるような、とても心に響く作品です。
シーモアさんはスタインウェイアーティストでもいらっしゃるため、映画の中では普段あまり見る事の出来ないニューヨークのスタインウェイ本社が何度も出てきます。
そのご縁もあり、日本でのPRイベントは東京のスタインウェイ・ジャパン本社にて行われました。
イベントに合わせてピアノも特別なモデルをご用意いただきました。スタインウェイのルイ15世特別モデルです。可愛らしい楽器でした!
「シーモアさんと、大人のための人生入門」
音楽好きの皆様はもちろんですが、全ての「大人」の方におすすめの作品です!
皆さんこんにちは!
せんくらブログ2日目です。
今日は私事ではございますが、一つご報告をさせていただきます。
おかげさまでこの度、無事デビュー5周年を迎える事が出来ました。ここまでこれましたのは本当に皆様のおかげです。心から感謝申し上げます。
そんな感謝の気持ちを込めて、先日、東京オペラシティにて大きなリサイタルに挑戦を致しました。
諸先輩方の25周年や50周年に比べますとまだまだ小さな数字ではありますが「節目の年」という言葉を大切にし、ここで一つ、自分なりに今までを振り返り、これからの目標を確認し、新しいチャレンジをして行こうと決めました。
その結果、記念リサイタルでは生まれて初めて3時間半に渡る巨大プログラムを組みました。
コンセプトは「5大ソナタに挑む」というタイトルのもと、D.スカルラッティからバルトークまでクラシック音楽史205年を歩むという内容でした。5大ソナタにはモーツァルト、ベートーヴェン、ショパン、リスト、そしてバルトークを選びました。
各時代のピアノソナタと一つのステージで向き合い、通常のリサイタルのほぼ倍長い時間をお客様と一緒に、大好きなピアノと大好きな作品とで過ごせるのは今までに経験した事がない、幸せな一時でした。
そしてなにより、大作曲家達を自分の中で見直す貴重な機会にもなりました。
今後も「節目の年」を大事にしていきたいと思います。
精進して参りますので、応援よろしくお願い致します。
皆様こんにちは!
本日から3日間、せんくらブログを担当します、ピアニストの金子三勇士です、どうぞよろしくお願いします!
今年もまた仙台にお伺いできるのをとてもとても楽しみにしています。
同じ場所で、同じ時期にこれだけ多くの音楽家、そして音楽愛好家の皆さまが集まるのは、やはりフェスティバルならではですよね!
特に私達ピアニストは基本一人で動き回る毎日ですので、このようなイベントはいつもワクワクしてしまいます!
今回も、ソロ公演だけではなく、ガラコンサートにも参加させていただきます。
せんくらだから出来るコラボレーションもありますので、是非ご期待ください!
今年も各会場で、皆さまにお会いできますように!(^^)/
せんくらblog,三宅担当最終日です。
今年もたくさんの公演が目白押し。お客さんもどのコンサートにいこうか悩ましいところですよね。
というところで、今日はチェリストミヤケがもしお客さんだったら。。
ということで自分が興味のあるコンサートを個人的にピックアップしてご紹介。
まずは川久保賜紀さんと上原彩子さんのベートーヴェンプログラムを聴きたいなー。
昨年このお二人とチャイコフスキーのトリオを演奏させてもらい、本当に楽しくワクワクしました。
上原さんのピアノはどんどん進化してますよね。川久保さんの魅力あるヴァイオリンにも僕はクラクラ(笑)
これはまだチケット買えるかな??
シルク・ドゥ・ソレイユのパフォーマーのフィリップ・エマールさんとピアノの三舩優子さんのコラボも見たいですね。
パントマイムと音楽のコラボ、すごく興味あります。
僕だったらドビュッシーのチェロソナタをやってみたいな。自分のイメージを膨らませるためにも出かけたい。。
ルセフの無伴奏ソロも聴きたいし、9月の仙台フィル定期で素晴らしいブラームスを聴かせてくれた若林さんのリサイタルも気になる。カウンターテナーの藤木さんの「詩人の恋」ものぞいてみたいな。
ま、いくらこんな妄想抱いても、かなわぬ夢です。
みなさん、僕のかわりにたくさんのコンサートを楽しんでくださいね。
あなたの心に処方します!音楽サプリメント これも聴きたいなー
9月30日の15時15分から日立システムズの交流ホールか。
ピアノはいったい誰? あ、あの弾いて書けて踊れるピアニスト加藤昌則さん!
チェロは?忘れ物大王の三宅さんね!
ちょっと行ってみようか。。。
さて、ブログ二日目の今日は何を書こうか・・・(笑)
せんくらというお祭り期間は僕たち音楽家はてんてこまい。
とくに仙台フィルメンバーは基本的にオーケストラ本体の公演が複数ありますので(今年は4公演)、それプラス室内楽やソロリサイタルの公演があるとこれはもう大変。
大変なのは準備だけじゃないのです。
なにせ複数会場にまたがるビッグイベントですので、リアルに移動がなかなか。。
事前にここの移動は電車?自家用車?タクシー?といった移動計画まで相談するくらいなんですよ。
たとえばメインのイズミティで午前中10時30分から12時30分までオケのリハーサル後、太白区の楽楽楽ホールで13時30分から室内楽の本番があり、14時15分に終了、再びイズミティにもどってオケの本番2回といったことが日常茶飯事におこるのです。
こうなると、車移動より地下鉄のほうが安全だけれど、その場合は着替えなきゃいけないけれど、その時間はあるのか?とかいったことまで心配になってきます。
僕は昨年だったか、移動は楽でしたけれど、イズミティの小ホールで室内楽の本番が終わった15分後に隣の大ホールでオケのリハーサルがはじまるという事態も体験しました。
日本のプロオーケストラのリハーサルは不文律でオーボエのチューニングのAの音がなった瞬間がはじまりということになっています。
ですから万が一リハーサルにギリギリの奏者がいる場合はチューニング前にインスペクターが事務的なことを話す時間を意図的に調整しながら奏者の到着を待つことになります。
段取りの説明などしながら内心で「ミヤケさん、遅いよ、早く来てよ。これ以上引っ張れるかな」などの葛藤があるのです。
仙台フィルのインスペクターのW氏は他の団体から羨ましがられる日本一の腕利きなので、チェリストミヤケ、何回助けられたことか。。。(笑)
いやいや、冗談ですよ、チェリストミヤケはノー遅刻です。 ちょっと忘れ物が多いだけで。。
話がおもわぬ方向にいってしまいましたが、今日はこれまで!
皆様こんにちは、
今年も早いもので季節は秋。
初日の今日は、お約束通り(?)僕の出演するコンサートを軽く、
一押しは新企画「音楽サプリ」です。
チェロの三宅進と、いまをときめく時代の寵児、
悲しいとき、元気になりたいとき、
次にご紹介するのは昨年に引き続き、
ご存知ソリスト長谷川陽子、
個人的には長谷川陽子ちゃんとパガニーニDuoがさらわなくちゃ
ま、
僕が出演するもうひとつの企画はフェスティバルソロイスツ。
ルセフ、川久保さん、
実は僕はこういう小編成オーケストラで日々のご飯を食べていた時
ほかにも仙台フィルの公演にはほとんど出ております。
各公演のチケット販売状況を確認の上、
クラシック音楽は伝統芸術ですが、「伝統=教え伝える」ということの重みを、私自身の受けて来た教育を軸にお話ししたいと思います。
私が幼少の頃習っていたジェローム・ローエンタール先生は、教会でオルガンを弾いていた、のちの名指揮者ストコフスキーを発掘し最初の妻となったオルガ・サマロフ、その弟子のウィリアム・カペル、そしてフランスではあのコルトーに習っていました。無名だったストコフスキーの才能を見つけ出して結婚までしたオルガは凄いですね。
6年生でアメリカより帰国後についたのが、アイザック・スターン氏にご紹介して頂いた井口秋子先生です。秋子先生は、レオニード・コハンスキ、レオニード・クロイツァーの両氏に師事されています。
高校、大学でお世話になった安川加寿子先生の師はフランスのラザール・レヴィ。そのレヴィ氏を育てたのが、ルイ・ディエメという先生で、コルトー、カサドシュらを育てています。
ジュリアード時代から今も時々レッスンに伺うマーティン・キャニン先生の師はロジーナ・レヴィーン。ヴァン・クライバーンや作曲家のジョン・ウィリアムスまで多数の名音楽家を輩出し、あの中村紘子先生もレヴィーン門下でした。ちなみに紘子先生は秋子先生同様、レオニード・コハンスキにも師事されていらっしゃいます。
ここまで来てキーワードとなっているのが、ロシア、フランス、そしてもちろんユダヤ。そこにドイツやアメリカが関わり、優秀な教育がどのように継承されて来たかがわかりとてもおもしろいです。
自分の受けて来た教育がコルトーやその更に先生と繋がっているなんて!改めて見てみると、演奏スタイルやレパートリーにもやはりどこかで影響している気がします。
このことを強く認識したのは、桐朋学園で長年教えていらしたミハイル・ヴォスクレセンスキー先生のレッスン室にいた時でした。
もう20年も前のことですが、モスクワ音楽院の先生のお部屋に入ると、肖像画がいくつか飾ってあり、「これは僕の先生のレフ・オボーリン(アシュケナージらを輩出)をはじめ、代々この部屋でレッスンをしたピアノの巨匠たちなんだよ」と伺い、校舎の古さにも驚きましたが(笑)、歴史の重み、そして今ここで自分がピアノを弾いている、ということに感激したのを思い出します。
どのような教育を受けて来たかによって、歴史上でしか耳にしたことのない名演奏家たちの指使い、解釈、その他細部を再現することが出来るとは、なんて素晴らしいことなのでしょう。
責任をもって真摯に学び、表現せねば、と改めて思います。
さて、3日間、読んでいただきどうもありがとうございました。
続きは・・・せんくらで!