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SENCLA BLOG

ブログ

西江辰郎
2017.06.19

仙台が結び付けてくれた仲間たち

みなさまこんにちは!

いかがお過ごしでしょうか?

この秋にはせんくら2017も控え、仙台七夕や、ジャズ・フェスティバルなど、イベントが目白押しですね。

今年は下記2公演に出演させていただきます。

 
http://sencla.com/artist/5310
 
西江辰郎(ヴァイオリン) 近藤嘉宏(ピアノ) 三浦一馬(バンドネオン)
村治奏一(ギター) 吉田誠(クラリネット)上野耕平(サックス) 山中惇史(ピアノ)
9月30日|土| 17:15〜18:15J|仙台銀行ホール イズミティ21|大ホール
P: 597-749
 
西江辰郎(ヴァイオリン) 津田裕也(ピアノ)
10月1日|日| 17:15〜18:00E|エル・パーク仙台|ギャラリーホール
P:597-744
 
ところで仙台国際音楽コンクールが出来て何年になるでしょうか。
 

第1回の優勝者のルセフとアンダローロは今でも私にとって特別な友人です。

私が仙台フィルに所属して間もなく開催された2001年の第1回のコンクールは本当に記憶に残るものでした。

世界に通用するコンクールで、特色を持たせたいということで、2次予選から、アンサンブルでの審査。

世界中から現役奏者の審査員の方が仙台を訪れました。

私の2次予選でのカルテットでの出場者との共演は半数を受け持ち、本選の曲目は仙台フィルは50曲を事前に用意して、その際に僕は数多くのヴァイオリン協奏曲とピアノ協奏曲を一気に勉強したのです。

多くのアプローチと、民族性、個性、それも世界中から集まる音楽仲間に刺激を受けました。

それからというもの、仙台のお客様は非常にレベルの高いヴァイオリンとピアノ奏者を普通に聞くことになったのではないでしょうか?

聴衆の方の耳が育ち、肥えることによって、僕らもより、内容のある演奏を求められるようになりました。

 

2006年からはせんくらも始まり、なお一層クラシック音楽が身近になりました。

 

そんな仙台が結びつけてくれた音楽家は何人もいるのですが、第3回仙台国際音楽コンクールの優勝者、津田君との共演は今回初めてです。

今からとても楽しみです。どんな演奏会になるのかわからないですが、彼とのリハーサルによって、きっと刺激的な時間が創れる事と思います。

ピアノとヴァイオリンのソナタの傑作 フランク、そして、ラヴェルの遺作のソナタを演奏します。

是非楽しみにいらして頂けたら嬉しいです!

 

 

西江辰郎

川久保賜紀
2017.06.18

ブログ3

皆様、

 

今日はreal timeのブログです~今アメリカのワシントンDCにいまして、現在朝の10時くらいです。

あんまり朝が強くない私ですが、時差で5時に起きちゃったという1日のスタート。

太陽も気もちいい、風がスーと流れて行く。。

今日はドイツに戻る日で飛行機も気持ちよく飛べる感じです~太陽も気もちいい、風が

スーと流れて行く。。

 

フライトは8時間半から9時間。最近の飛行機はテレビやラジオ、ゲームとかのセレクションがすごいですよね。映画館より早く飛行機で見られる映画もありまして、ビックリ!

映画モードに入った時は2、3本見られちゃうのです!

今日のフライトは昨日のブログに書いた村上さんのつづきを読めることが楽しみです。

 

でも映画も見るんだろうな。皆さんは飛行機で何をするのが好きですか?

 

飛行機に乗るoutfit! 長旅の時はスニーカーです。

 

川久保賜紀

川久保賜紀
2017.06.17

ブログ 2

皆さんこんにちは!

皆様、読書は好きですか?

 

私は今村上春樹の『めくらやなぎと眠る女』を読んでいます。村上さんは前から好きな著者です。リアリティーの世界の中に入ってますが、文章の裏の意味を分かろうとするところがとても好きです。

 

 

今までは、村上さんの小説しか読んでいなかったのですが、short storiesも読んでみようと思い、読んでいます。

一つ、一つ読み終わって、多分1分くらいは、どういう意味だろう、と考えます。やっぱりshort storyはさらにインテンスな気がします。

 

ただ、まだ日本語で読めないのが残念です。日本語から英語に訳している方も素晴らしいですが、村上さんの言葉で読めるように頑張ります!

 

そうなったら、もう1回全部読めるということですね~

 

川久保賜紀

川久保賜紀
2017.06.16

皆様!

こんにちは!今年もせんくらで皆様にお会いできることをとても楽しみにしています!

 

さて、今年のブログの最初ですが、やはり食べ物が大好きな私なので、食べ物のブログにします。

 

 

1週間前、演奏会でイスラエルのテルアビブに行っていました。イスラエルの食事はどういうものだろう、と思う方がいるのではないでしょうか?

イスラエルという国は気候が良くて、お野菜や果物がとてもフレッシュで甘いです。食事のqualityも高く、何を食べても美味しいところでした。

もっとも気に入った食べ物が写真にでているSchawarmaです。

 

ラムのお肉にサラダたっぷり、焼きナスとFallafelという豆のコロッケのハーモーニーがたまらない!

10日間いる間に何回行ったことか!

とても人気なお店で必ず並んでいましたが、待ってでも食べたくなる味です。

 

またそこのお店に行きたい~~~~!

 

川久保賜紀

せんくら事務局
2017.06.15

募集中!

せんくら事務局です。

最近、このブログのせい(おかげ?)で、執筆活動がとても増えました。パンフレット制作時もモリモリ書いておりました。このまま文章能力も上がればいいのに、と淡い期待を抱いています。

 

さて、今日は“譜めくり”同様、せんくらには欠かせない存在の2つの存在のお話です。パンフレットと公式サイトに「募集」という文字が載っているページがありますが、気づかれましたか?

 

 

 

気が付かなかったというあなた、まだまだパンフレットとサイトの読みこみが足りないようです。ブログを読み終えたら、上↑のリンク先をクリックしましょう。

 

気が付かれたあなた、素晴らしいです。でもブログの続きは読んでくださいね。

 

その① 会場運営ボランティアスタッフ

コンサートに行くと、チケットの半券をもぎったり、プログラムをお渡ししたり、お客様に席をご案内しているスタッフを見たことはありませんか?日立システムズホール仙台の公演で、あの方たちがしているお仕事をご担当いただきます。

 

せんくら開催当日は、もちろんスタッフTシャツを着用!

(スタッフTシャツに反応されたあなた、興味をそそられましたね?)

 

興味のきっかけがたとえスタッフTシャツだとしても、「クラシック音楽が好き」「コンサートの運営に携わってみたい」という想いを持った方、スタッフの一員としてせんくらを盛り上げたい!という方の応募をお待ちしております。

 

その➁ 地下鉄駅コンサート出演者

せんくら開催中の土日と、その前の週の土日はぜひ地下鉄をご利用ください。特に、仙台駅と旭ヶ丘駅をご利用いただくことをオススメします。なぜなら!!!!駅構内でコンサートをお楽しみいただけるのです♪

 

現在このコンサートの出演者を募集しています。団体・個人は問いません。演奏内容は童謡・唱歌を含め、クラシック音楽であればOKです。

 

翌年のパンフレットや「せんくら写真展」に演奏中の写真が載ることも!

 

それぞれの募集の詳細は上↑のリンクから確認してくださいね。

今日以降、募集がいっぱい来ればいいなぁ。

 

せんくら事務局

せんくら事務局
2017.06.14

“譜めくり”さん

せんくら事務局です。

 

いま、パソコンに向かいながら、何について書こうか頭を捻っています。面白い記事は出演者の方が書いてくださるので、運営絡みのことを書きたいなぁ、と思っています…そうですね、「譜めくり」はどうでしょうか。譜めくりとは、文字のまま、楽譜をめくることです。

 

この“譜めくり”さんは、せんくらに欠かせません。大活躍です。皆さんもどこかで見たことがあるはず。ピアノ+他の楽器のコンサートでよく見かけますね。ピアニストの隣にちょこんと座り、ときどき立ちあがって楽譜をめくる、黒っぽい服装の人。そう、あの人です。

素敵ですよね、この写真。私のお気に入りです。ですが、今回ご注目いただきたいのは、加藤昌則さんの左背後に見える椅子です。譜めくりの方が座る椅子がありますね。

 

コンサートで譜めくりを経験したがある方は分かるかもしれませんが、この仕事、とても緊張します。演奏家と一緒に舞台にあがるので、背筋をピッと伸ばして椅子に腰かけます。ただし、深々とは座りません。浅くです。そして目をカッ(◎_◎)と見開いて、演奏家が演奏している箇所を、楽譜を見ながら追いかけ、ページの変わり目で楽譜をめくります。

 

何事もなく曲が終われば、めでたしなのですが、たまに事故が発生します。よくあるのが(あってはいけないのですが)「落ちる」です。どこを演奏しているのか分からなくなる状態をいいます。

 

起こってはいけませんし、起こらないことにこしたことはないのですが、起きるときは起きてしまいます。「〇〇の曲、難しくてさ、落ちちゃったよ。拍を数えてたんだけど…」…こんな風に。

 

落ちたときは平静なふりをしていますが、血眼(◎o◎)!になって演奏者がどこを演奏しているのか譜面上を探します。

なぜ譜めくりについて私がこんなに語れるのか、皆さんもうお分かりですね?そう、これら全ては私が経験したことです。あぁ、文章を書いているうちに当時の記憶がよみがえってきました。緊張のせいか心臓もドキドキしてきました。

こんな緊張の仕方は体に良くないので、今日はこのあたりで書くのをやめにします。
公演で“譜めくり”さんを見つけたら、温かい目で見守ってくださいね。

 

それではまた。

 

せんくら事務局

せんくら事務局
2017.06.13

お帰りなさい、入賞者のみなさん!

またまた、こんにちは。せんくら事務局です。

 

せんくら事務局は「仙台クラシックフェスティバル」の事務局ですが、実はもう1つの事務局も兼ねています。「仙台国際音楽コンクール」です。ご存知ない方、ぜひここで覚えてくださいね。そうすれば仙台にいらしたとき、「あー、あの仙台国際音楽コンクールね。もちろん知ってる」と物知り顔で答えられます。

 

仙台国際音楽コンクールは仙台で3年に一度開催される、ヴァイオリンとピアノの国際コンクールです。これまでのせんくらにも、過去の入賞者が出演しています。彼らが仙台に戻ってくると、「お帰り!」という気持ちになる事務局です。今年も、スヴェトリン・ルセフさん、ジュゼッペ・アンダローロさん、津田裕也さん、成田達輝さん、青木尚佳さんの5人の方が出演されます。パンフレットの3ページを開きましょう。ほら、書いてある!

 

 

コンクールをもっとよく知りたいんだけどな…

他の入賞者の演奏は聴けないの?

コンサートホールで聴きたいわー。

 

そう思われた皆さん、特別情報です!

なんと!!!昨年開催された第6回コンクールの優勝者記念演奏会が開催されます。

 

 

 

仙台はちょっと遠いのよね、という方、名古屋と東京でも開催されますがいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

あららら、せんくら前に聴きたいコンサートがいっぱい。でも聴きたい。そう思われたあなた、チケットを買うのはまだ遅くありません。どうぞお買い求めください。

 

せんくら事務局

美炎miho
2017.06.12

せんくらブログ3日目

道草を食いつつ得たものは、引き出しかなと思います。
1つの音色は高校時代に暗いうちに早起きして冷たい長靴を履き、スコップを持って屋根の雪下ろしをしながら、自分の吐く白い息と熱くなり火照る体から出る湯気と共に見た一面の雪景色の向こうに朝日が昇り、山の端からだんだんに染まるあの薄紫や、ピンクやオレンジ色を表しているかもしれないし、1つのメロディーはアラスカで体験した大河の流れにただただ木の葉のように身を任せて流されただよった月日から生まれてくるのかもしれないし、これからもそうでありたいと思います。

 

 

東北で演奏するということは、私にとって心の中の大切な一つの原点。

 

今回はハープとアルパという西洋と南米の竪琴との共演です。
馬頭琴は2弦ですがハープは確か47弦。アルパはそれよりは少なく馬頭琴よりは必ず多い弦。(すみません)
全く違うフィールドの楽器であるし、違う世界を生きてきた3人が音楽という溶け合い時に反発もしあう世界においてどんな融合と掛け合いが生まれるでしょうか。
ぜひ体験しに来てください。
お待ちしています。

 

美炎 miho

美炎miho
2017.06.11

せんくらブログ2日目

モンゴルへ行くことになって出会ったのが馬頭琴でした。
一目見たときに大好きな馬の彫刻が彫ってあり、親しんでいたバイオリンと同じ弓を使う楽器とあらば、これは私の楽器だろうと思いました。

 

モンゴルでは馬頭琴を習うよりむしろ馬に一生懸命乗ってた気もしますが、馬に乗りこなせるようになればなるほど、馬頭琴への情熱も強くなっていったのかもしれません。

 

馬も馬頭琴も乗りこなせるようになってきて出てきた欲は、日本人である私のできる馬頭琴の演奏でした。
自然とオリジナル曲を作るようになり、今はほとんどオリジナル曲を中心に和音やリズム隊と組んで活動しています。
私の中にかつてあった探検心や心惹かれる世界が再び曲として生まれてくることが出来ることに、何も無駄なことはないのだなと思います。

 

音楽家としてはなかなか遠回りした遅い出発でしたが、曲を作ったり表現したりするときに思わぬ形で現れてくるもの。
それが今までの道草を食う事だったのだなと今は思います。
道草を食うといえば、まさに馬の言葉。
以前800キロの馬旅をモンゴルでした事がありましたが、その時に感じた3つの言葉。

 
道草を食う
馬が合う
馬力

 

これはもう嫌という程体感しました。笑

 

 

美炎 miho

美炎miho
2017.06.10

せんくらブログ1日目

東北の音の最初の記憶は津軽三味線です。
幼い頃に高橋竹山のレコードが家にあり、これが大好きでよく聞いてました。
山形の小国町で高校時代を送る頃、竹山のコンサートを聞きに行き、演奏する彼の後ろに東北の山々が見えました。

 

三味線は言わずと知れた弦3本。
馬頭琴はというと弦2本です。
遠めに見れば竿の長さもペグの位置も胴体の大きさもなんとなく似通っていなくもない。
ただし馬頭琴は弓で弾くのですけれど。

 

 

私は高校時代、山奥の学校にいたせいもあり、森の勉強をしたいと思って農大へ行きました。

 

なぜか今馬頭琴奏者になっていますが。
旅が大好きなのでもっと幼い頃はジプシーに憧れました。
これは今ちょっと似たことになってます。

 

北の地の憧れというのがやはり高校時代からありまして、高校時代を過ごした山形の小国というところは冬は3メートルも雪が積もるので冬になると今までの景色と一変。
何もかもが真っ白く包まれてしまい、シーンとしている。
毎朝の日の出の頃、朝焼けが真っ白な雪景色に薄紫、薄ピンク、オレンジ、黄色とめくるめく反射してこんなに美しいもの何で今まで知らなかったのかなと思いました。
夜になれば星空がぼーっと光る雪面を照らしてるような気がするくらい、雪面と星空が薄紙一枚で繋がっている気さえしました。

 

そんな中に今のように機械もない時代から人々がどんな風に暮らしてきたのかが当時の私の最大の関心でありました。

 

その関心が世界にまで広がり、大学生の頃になるとアラスカ、モンゴルが最も行ってみたい場所となりました。
モンゴルは幼い頃から大好きだった馬がいるところ。という理由もかなり大きかったのですが。

 

美炎 miho

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