今年も「せんくら」にシエナがやってきます!
いつもの様に、少し小さめの編成でシエナ小型版ですが、大編成の大迫力は無くても、小編成の大迫力でお届けいたします。
演奏人数に関係なく、やっぱりシエナサウンドになってしまうんですねぇ。
今年の「シエナ24」のテーマは、「せんくらのための吹奏楽入門」。
吹奏楽ってなに??みそ味か?!というビギナーさんから、吹奏楽青春真っ只中の現役おにーさん、おねーさん、「吹奏楽の名曲と言ったらバンミンよ!」注)バンミン→バンドのための民話。 という大先輩まで、ろうにゃくにゃんにょ注)おそらく老若男女の意。みんなが楽しめる吹奏楽の魅力満載のプログラムです。
先ずは、吹奏楽といえばマーチからスタート。仙台の秋の空に「秋空に」。続いて、シエナCD「ディズニー・オン・ブラス」が巷で大好評ということで、ディズニーの白雪姫の曲にのせて、吹奏楽で使われている楽器を紹介していきます。お気に入りの楽器が見つかったところで、次はバンミンこと「バンドのための民話」。30年くらい前に大ヒットした名曲で、涙していただきます。短調のメロディーが日本人の心をくすぐりますよ。
次の曲は、音楽で世界旅行「80小節!?世界一周」注)あの映画音楽とは違います…。
なんと、たった80小節で世界の国々の音楽を紹介していきます。あっと言う間ですよ。注)おトイレはお早めに。
今年は、ルロイ・アンダーソンの生誕100年です!それを記念して、アンダーソンの曲をメドレーで演奏します。シエナ特別バージョンで、ご期待通りにシエナメンバーによる寸劇も入ります。あ、、言っちゃった。
最後は、これも昔からの名曲「ディスコ・キッド」。のりのりの曲で感動のフィナーレ。もちろん踊っていただいても構いません。注)踊りは、会場関係者への許可はいりません。椅子の上へ立つことは、目立ちすぎるためおやめください。
お客様によっては、目玉の曲がいっぱいあるという、まるでコンサート全てが目玉!!注)鬼太郎のおやじを想像しないように。という、スペシャルコンサートを是非とも期待してお越しくださいね!
ん、指揮者&司会者は誰かって?? もちろん松沼さんです!!
塚本修也
私は佼成ウインドオーケストラで度々仙台に行くことがあります。いつもたくさんの方にいらして頂いて、本当に嬉しいです。仙台といえばやはり牛タン!牛タンだけではなく何を食べても美味しいのでいつも楽しみです。皆さんのオススメの料理も教えて下さ~い!
みなさまこんにちは、シエナブラス5です。
シエナブラス5とは、シエナ・ウインド・オーケストラから、最精鋭のトランペット2人、ホルン、トロンボーン、テューバの5人からなる五重奏で、せんくらには今年で3回目の出場となります。
『シエナブラス5と行く世界音楽紀行』
①G.ビゼー 三澤慶編曲/歌劇「カルメン」より
②W.A.モーツァルト 三澤慶編曲/トルコ行進曲
③アイルランド民謡 ジョン・アイヴソン編曲/ロンドンデリーの歌
④MichaelWilshaw & MichaelA.Deighan 大塚子龍編曲/オーシャンゼリゼ
⑤マルセル・ケンツビッチ/胃腸薬の主題による4つの変奏曲
⑥アメリカ民謡 中川喜弘編曲/聖者の行進
今回は「カルメン」や「トルコ行進曲」のようなバリバリのクラシックの名曲から、「ロンドンデリーの歌」「オーシャンゼリゼ」「聖者の行進」のようなその土地土地の伝統的な音楽を演奏します。
そして今回の目玉はなんといっても「胃腸薬の主題による4つの変奏曲」です。
誰でも知っているあの胃腸薬のテーマが、あんなこと!や、こんなこと!!や、そんなこと!!!になってしまいます。
今回もプログラム一新、気分も一新で頑張りますので、是非お楽しみに!!!
上田仁(トランペット)
普段は車の中で音楽を聴くのが一番多いです。歌曲やオペラのアリアも結構聴きます。ちょっと眠気を感じると、大音量にして自分も一緒に歌ってみたりします。眠気は和らぎいい気分になりますが、これは絶対同乗者がいないところに限ります(汗) 写真は私の新CDのジャケット写真です。
昨年からのつづき・・・
Aさん「ねえねえ、去年聴きにいったシエナブラス5、今年も来るみたいよ。」
Bさん「あっ、そうそう!去年は全然知らなかったから行こうか悩んだのだけど、すっごくよかったから今年もぜったい聴きに行こうね!」
Cさん「それ、面白そうね。私も仲間に入れてよ・・・。」
Aさん「あら、あなたは木管楽器でしょ?ブラスに興味があるの?」
Cさん「だって、ブラスって吹奏楽でしょ?」
Bさん「あなたって全然知らないのね・・・。ブラスって「真鍮」の意味だから金管楽器のことなんだよ?」
Aさん(それって去年私があなたに教えたんだけど・・・)
Cさん「えっ、だって吹奏楽のことブラスバンドっていうじゃない。」
Bさん「あっ、そういえばそうだよね・・・。」
Aさん「まったく、あなたたちは全然知らないのね。ブラスバンドのブラスってドイツ語の「Blas」、英語では「Breath」、つまり息のことなんだよ。だからドイツで吹奏楽のことは「Blas Band」とか「Blas Orchester」っていうんだ。シエナブラスのブラスは「Brass」つまり真鍮でできた金管楽器のことなのよ。」
Bさん「あれ、でも去年トランペットの人は金のトランペット使っていたわよ?あれは真鍮じゃなくてゴールドよね?きっとお金持ちなんだわ・・・素敵♡♡♡」
Aさん「あれはただの金メッキよ!見た目に騙されてはいけないわ。私はあの一番大きな楽器をもっていた方が力強そうで素敵だわ・・・♡♡♡」
Cさん「わたしは、やさしくて包容力のある人がいいな~♡♡♡。」
Aさん「それならホルンの人がまろやかでやさしい音色していたわよ。性格もやさしいわよ、きっと。」
Bさん「しかし、トロンボーンって腕をいつも動かしていて忙しそうにしているよね~。」
Aさん「そうね、きっとよく働くマメな性格な人なのでしょうね。なんかリーダーっぽかったし、ああいう人も便利かもね(笑)。」
Cさん「なんか、人間観察もできそうなくらい身近なコンサートって楽しそうだね。」
Aさん「そうそう、それがせんくらのいいところよ。どう一緒に行かない?」
Cさん「絶対に行く~!」
Bさん「ところで話し戻すけど、あなたのサックスも真鍮製なのよ。」
Cさん「じゃあ、私もブラスの仲間入りできるんだ~!」
Aさん「ごめん、サックスは音を出す仕組みが金管楽器と違うから、木管楽器のグループなんだ。」
Cさん「そうなんだ・・・。でも、真鍮つながりってことでこれからも仲良くしようね!」
Aさん「じゃあ、みんなでシエナブラス5のコンサートに聴きに行こうね!」
つづく・・・
私は車が大好きで、演奏旅行も車で移動することが多いですが、子供時代から大学生までは断然鉄道模型ファンでした!NHKのとある番組撮影の時に、模型を持ってきてほしい、と言われたので、持っていきました。
楽屋で走らせてはしゃいでいるところ。童心に返った瞬間でした(笑)
サクソフォンで巡る世界の旅
シエナ・サクソフォン・カルテットせんくら3年目の今年、コンサートのタイトルは「サクソフォンで巡る世界の旅」独断と偏見で場所を決め、音楽から風景や気質などを感じて頂けたら嬉しいです。
まずはバッハと並ぶバロック音楽最大の作曲家、「音楽の母」ヘンデルの「サバの女王の登場」で、ドイツやイギリスのお城や、きらびやかな宮廷音楽を。
続いてドビュッシーの「夢」では、しゃれた都会では無く片田舎の風景を。
そしてヨーロッパ最後はスペイン。アルベニスの「セヴィラ」で情熱的で明るい、気さくな人柄を感じてください。
さて、場所は変わりアメリカ大陸から代表的なラテン音楽が沢山入った「ラテンメドレー」で楽しんで頂き、何と言っても今年はオリンピックイヤーですからマティシアの「チャイニーズラグ」を聴いて頂かなくては。
せっかく中国まで来たのですから、我が日本を懐かしい童謡メドレー、野村秀樹さんの編曲で「日本の四季」を堪能して頂き、最後は旅の出発地ドイツに戻ってモーツァルトに勝るとも劣らない早熟の天才作曲家メンデルスゾーンの「前奏曲とフーガ」で旅を締めくくりたいと思います。
国や地方、民族や言語の違いで様々な音楽が存在するのも現実ですが、音楽には国境はありません!
みなさん一緒に音楽で旅をしましょう。
新井靖志(シエナ・サクソフォン・カルテット)
飛鳥にエンタテイナーとして乗船させてもらえました。今回はドバイからエジプトまでを乗りましたが、途中日の出と共にスエズ運河に入りました。一生ものの体験でした!
『フランス音楽のエスプリをあなたに』
シエナ・サクソフォン・カルテット、せんくら3年目の今年はクラシカルサクソフォンが育った国フランス、そしてそのフランス生まれの作曲家の曲を集め「フランス音楽のエスプリをあなたに」と題してお送りします。
コンサートは、サクソフォンのために数多くの曲を残しているクレリスの愛らしい小品「かくれんぼ」で幕を開け、ピアノのために書かれたドビュッシーの曲を2曲、切なく美しい「夢」と説明の必要がないくらい有名な「ベルガマスク組曲」を堪能して頂き、ドビュッシーの数多くの初演をし、指揮者でもあったピエルネの小品から「鉛の兵隊の行進」と「おばあさんの歌 」の2曲を楽しんで頂きます。
そしてプログラム最後の曲は勿論この演奏形態のために書かれ、表現力や機動力を余す事なく発揮できるリヴィエの「グラーヴェとプレスト」で幕を閉じます。
サクソフォン・カルテットで聴くフランス音楽、響きが調和し合いながらも自己意識を強く持ち、そのエネルギーが互いを揺らし合いながら、また新しい響きを生み出す。
そんな音楽の一つの楽しみ方を感じて頂けると嬉しいです!
新井靖志(シエナ・サクソフォン・カルテット)
一大奮起して、東京大学に入学(!?)、というわけではなく、レギュラー出演をしているNHK「響け!みんなの吹奏楽」の収録に来ました。東大の学生たちと楽しいときを過ごしました。普通はなかなか入れない門をくぐるだけでワクワクしました。