1日目

2015.06.12| 浅野祥

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せんくらブログをご覧の皆様、はじめまして。津軽三味線の浅野祥です。
今年はせんくら10周年!誠におめでとうございます。
このような素晴らしい音楽祭を10年間続けるということの裏には、スタッフの皆様の計り知れない苦労と努力があると思います。
今年のアニバーサリーも、せんくらを楽しみに待っている皆様がひとつとなって大いに盛り上げ、盛り上がり、素敵な時間になりますよう心から願っております。また自分もその輪の一員として、皆様と一緒に素敵な時間を過ごせる日を楽しみにしています!

さて、僕は仙台市出身です。せんくらにお出での皆様は宮城県の方はもとより、日本全国からいらっしゃることと思います。
そこで僕のブログ1日目は、宮城県の見どころやグルメについて書いてみたいと思います。

宮城・仙台といえば、何と言っても「独眼竜 伊達政宗」
最近、「仙台は東北のニューヨークだっぺ!自由の女神像ならぬ伊達政宗像があるんだぞ!」という漫才コンビ・U字工事さんのネタで全国の若い世代にも一躍有名になった伊達政宗像。(ちなみに仙台人としては、東北のニューヨークという響きがちょっと嬉しかったです。笑)
以前は仙台駅の構内にありましたが、今は青葉城址にあります。かつての天守台址らしく市街地を見下ろす一番景色の良い場所にあり、眼下に城下町であった町並みを一望することができます。バスも出ていますのでコンサートの合間や、終演後にちらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

次に「食」にいってみましょう。
仙台駅から車で約20分も走れば、海にも山にも行ける宮城県。最近では「食材王国みやぎ」なんて言われたりもしています。
海の幸も山の幸もとても美味しいです。牛タン、ずんだ、笹かまぼこ、油麩、定義の三角あぶらあげ。あと、おくずかけという郷土料理も。

そんな中でも今日、皆様にご紹介したいのは「はらこ飯」
せんくらが開催される10月ごろはちょうどはらこ飯の時期です。
鮭を煮て、その煮汁でご飯を炊き、炊き上がったご飯に鮭の切り身とイクラをのせて・・これ僕の一番の大好物です!もちろん駅弁でも売っていますが、10月は正に「はらこ飯」の季節ですので、ぜひ出来たてのはらこ飯を召し上がってみてください!

明日は僕がやっている津軽三味線について書いてみようと思います。

 

浅野祥

音楽は魔法

2015.06.11| 神田将

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こんにちは、エレクトーンの神田将です。

韓国でこの原稿を書いています。今回訪韓したのは、オペラ「ヘンゼルとグレーテル」のオーケストラパートを演奏するためです。ふつうオペラは遅くても半年前に依頼がありますが、今回は本番まで一カ月を切っていました。オーケストラやピアノなら、一週間前でも対応できるでしょう。でも、エレクトーンには厳しいスケジュールです。

まず、フルスコアを解析し、エレクトーンで最大の効果があげられるよう、編曲をしなければなりません。そして数千パターンに及ぶエレクトーン用の音色の組み合わせデータを作成します。スコアを開いてから弾ける準備が整うまで3週間。立ったまま食事をし、まとまった睡眠を取らず、限界がきたら15分ずつの仮眠をとるというパターンで、やっとの思いで仕上げましたが、弾く練習をする時間はほとんど残っていませんでした。

万全とはいえない状況で出発するのは、とても気が重いものです。空港から会場へ直行し、すぐにゲネプロ。指揮者、歌手、演出家、その他全員が初対面です。手元が暗過ぎて不都合があると言いたいけれど、韓国語はカムサハムニダしか知らないので、意思疎通ができません。でも、指揮者が棒を上げたからには、覚悟を決めて弾き始めなければ。前奏曲が終わり、歌手が入って「あ、韓国語で歌うんだ」と初めて知りました。夢中で必死で全編を弾き、指揮者のOKサイン。そこでやっとこの世に戻った気分に。私が目をしかめて楽譜を追っている様子を見て、ああ暗いんだと察してくれたのでしょう。すぐにライトが用意されました。ゲネプロの後は、楽屋で韓国の不思議なローカルフードで小休憩。コトバが通じなくても、共演者とココロが通じ合っているのが感じられます。音楽が、今回はフンパーディンクのヘンゼルとグレーテルが橋渡しをしてくれました。音楽って本当に魔法です。

エレクトーンは基本個人プレーで完結できる楽器ですが、私はアンサンブルが大好き!

今年のせんくらでは津軽三味線界の若獅子、浅野祥さんとの共演があります。三味線とエレクトーンの化学反応!ぜひご期待下さい。

 

神田将

水平飛行

2015.06.10| 神田将

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こんにちは、エレクトーンの神田将です。

今年は、私がエレクトーンを弾き始めて21年目。ちょっと中途半端な数字ですが、最近、急に気持ちというか考え方が変化してきて、私にとっては昨年の20周年よりも特別な一年になっています。

エレクトーンでクラシック音楽を弾きたい! その一心でがむしゃらに突き進んできた20年。振り返ってみると、私は本当に何も見えていなかったんだなぁとしみじみ思います。前例がないために、手本や参考になるものがなく、無数の失敗を繰り返し続けた20年でしたが、その間にも、素晴らしい出会いとチャンスに恵まれ、中でも、せんくら出演は人生5本の指に入る大事件でした。せんくらは史上初めてエレクトーンを受け入れたクラシック音楽祭です。ここで経験させてもらったことが、今や世界中でエレクトーンを弾くチャンスへとつながりました。大好きな音楽とともに次々と夢が叶い、本当に幸せです。

では、残りの人生、どんなふうに送ろうか。どうやって世の中の役に立とうか。今はそんなことを考えています。

飛び立った飛行機がぐんぐん上昇して雲を突き切り、やがて水平飛行に入る。一見、穏やかな雰囲気になるけれど、目的地はまだまだ先。今の私は、そんなところにあります。

神田将

せんくら10周年!

2015.06.09| 神田将

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こんにちは、エレクトーンの神田将です。
せんくら10周年、おめでとうございます!

変化の激しい時代に10年も続けるというのは、本当に素晴らしいことだと思います。しかも、毎回どんどん進化しているのですから、まさにミラクルです。 その裏には、せんくらを支えてくれているボランティアの皆さんの活躍があります。私たち演奏者は舞台で注目や喝采を浴びますが、それはせんくらのほんの一部に過ぎず、イベント成功には舞台裏でサポートしてくれる皆さんの力が欠かせません。 そして、その年のせんくらが終われば、また次の年に向けての企画がすぐに始まり、どうしたらせんくらに期待して下さっているお客様に満足していただけるか、あの手この手を駆使してイベントを練り上げるスタッフの皆さん。その情熱にいつも感服します。 そんなせんくらに呼ばれる歓びは、私たち演奏家にとってかけがえのないものです。大勢の人の知恵と汗で整えられた舞台で思い切り演奏することの心地よさといったら! 今年もそんな幸せな3日間を指折り数えて待っています。

神田将

アルプス音楽がつなぐ連帯感

2015.06.08| ヨーデルチロリアン

ヨーデルとアルプホルン、これはどちらもアルプス音楽には必要不可欠です。1回目のブログでもちょっと触れましたけど、両方とも牧童たちが山のアルムにこもって生活している間、家畜を誘導したり、麓の家との伝達手段として発達しました。森林限界を超えるような高さの山々は岩石でできており、音が跳ね返り遠くまでよく響きます。今でいえば携帯電話のようなものですよね。アルプス音楽の演奏会には今もこの二つははずせません。そんなわけで私どもも各地のアルプホルン倶楽部との交流をとても大事にしています。そのなかから日本のアルプホルン倶楽部の老舗、大桑アルプホルン倶楽部を紹介しましょう。

3日目アルプホルンの写真㈰

長野県木曽郡大桑村、木曽ヒノキの産地で有名な人口4000人ほどの小さな村ですが、年配の方々がヒノキを使ってアルプホルンを制作し、練習に励んでいます。木曽谷・中山道にあるこの村は、東京電力の水力発電所や石川島播磨重工業のターボ工場などがあるため財政的にも裕福で、近隣自治体との合併の道は選ばず今に至っています。驚くのはそのこだわり、役場から流れるお昼の時報はサウンドオブミュージックのエーデルワイスなのですよ。私がお邪魔したときの日曜の朝、制作マイスターの家からアルプホルンを吹いたのですが、音は国道19号、JR中央本線と木曽川を隔てた反対側斜面にある役場側に伝わり、倶楽部の事務局長が、「朝からどうした?」と谷を越えてやってきたのです。ええーっ!、ここはスイスアルプス??直線距離で2キロ近くはありますかね。ちなみに事務局長は村の収入役なのでえーす。

ホルン作りをやっているのが高齢者なのがすごい。みんな元気なのです。その方々を頼って今では全国から手作りアルプホルンを欲しい方々が制作に集まるようになりました。夜一緒に一杯飲むと「コヨーテの鳴き声もヨーデルの練習だよね」とばかりにみんなでワオーン、わおーんと吠えます。ただひたすら20分ぐらい。おかしいと思われるかもしれませんが、その一途さ、連帯感がたまらなく好きなのです。仲間だなって感じで。大桑のみなさんはヨーデルが盛んな韓国から、モンゴル、ついにはスイスまで行って演奏してきましたよ。スイスのホルン工房、大桑のホルン見て焦ってましたっけ。

大桑の人たち、そして自分を見ても思うんです。アルプス音楽をやってなかったらただの寂しいおやじだなって。それがヨーデルを通して各地につながりができ、海外にも友人ができました。ありがたいことです。アルト高山さんとのデュオは声が交差する珠玉のハーモニーだと勝手に思ってるし、バイオリン長谷川君の加入でウィーンのシュランメル音楽のような厚みが加わった。三人で言ってるんです。ノーブルでエレガントなヨーデルチロリアンを目指そうと。

3日目スイスヨーデル倶楽部の写真㈪

NHK文化センターでヨーデル講座を持たせていただいてからかれこれ10年になります。若い人の民族音楽離れはスイスを除くドイツ・オーストリアでも顕著で、今大きな課題となっています。日本でも何とか若い人にヨーデルに興味を持って欲しい。そう思っていたところ、高校生、さらには小学生まで扉を叩いてくれましたよ。あなたもせんくらにお越しいただき、ヨーデルを聞いてみてくださいな。では10月にお会いしましょう。

3日目南ドイツ㈫

ヨーデルチロリアン 佐藤憲男

(今度こそ)せんくらにお越しください!

2015.06.07| ヨーデルチロリアン

昨日の私のブログ、ヤバイですね。閉鎖とか廃止とか暗すぎる!!。大体このブログはせんくらに来てくださいとみなさまにお願いをするためのお手紙であるはずなのに、昨日の文章の最後は乗鞍にお越しくださいになってしまった。「せんくらにお越しください」でしょうがあああ!。私がせんくらの担当者だったら、ボツですね。スタッフの方々、暖かく見守っていただきありがとうございます。てなわけで今日はどうして私がヨーデルなどという迷える道に踏み込んでしまったかのお話です。

私が最初にヨーデルを聞いたのは、歳がバレてしまうからあまり詳しくは言いたくないのだけれど、東京オリンピックの頃だったと思います。NHKみんなのうたで「美しのエメンタール」という曲を聞いたのが始まりです。体中に電撃が走りました。当時のみんなのうたは子どもが歌える外国の有名な曲を訳して紹介していました。もちろんヨーデルの部分は歌えませんでしたが、声がころころ変わるところにエクスタシー(古いか?)を感じてしまいました。当時はラジオを付けてもテレビをつけてもヨーデルが流れ、レジャーという言葉に浮かれるように山歩きが人気となり、大学ではワンダーフォーゲル部で山のうた、ヨーデルを歌っていましたよ。今の若い人は(これ自体がすでに老人)ヨーデルというと焼肉ヨーデルとかパチンコヨーデルとかいう人が多くなってしまったけれど、故郷を愛し、自然を愛し、人を愛するヨーデルを若い人にも広めたいのです。ハイ。オクトーバーフェストなどでヨーデルを歌っていると、若者が夢中になって聞いてくれるのですから。

迷える道をまだ完全説明してないうちに話が“近代”に飛ぶんだけれど、今から10年前、父の50回忌をやったんですが、その際、普段会わない父の妹、つまり叔母が「あなたのお父さんはヨーデルが大好きでよく沼の水もに向かって歌ってた」と語ってくれました。夭逝したために父の趣味はそれまで知らなかったのですが、私がヨーデルの道に踏み込んでいるのはつまるところ血なのでしょう。単に親が好きだったことを子どもがやってるってことでしょうねえ。

でも実のところ、ヨーデルはとても楽しい音楽なのです。裏声を自由に駆使するため音域がさらに上に1オクターブ以上広がります。曲調は底抜けに明るい長調ばかり、短調はありません。故に演歌に代表されるような恨みつらみとは無縁の音楽です。人生、かくありたいものです。そして、あなたも一緒にヨーデルを歌いませんか。

ヨーデルチロリアン 佐藤憲男

2日目写真

日本アルプス、乗鞍高原と上高地

2015.06.06| ヨーデルチロリアン

10年目の記念すべきせんくらに出演できること、嬉しく思います。この機会に、ヨーロッパのアルプス地方を中心に歌われているクラシック本場の地の民族音楽・ヨーデルを一人でも多くのみなさまに楽しんでいただきたいと願っております。

さて、何からお話しましょうか?アルプス地方では、雪解けとともに牧童たちがチーズを作るために牛を引き連れて山のアルム(牧草地)に登る頃からヨーデルの季節の始まりですが、私どもヨーデルチロリアンも、冬はほとんど屋内での演奏会のみで、屋外は5月ごろからの開始となります。てなわけで、今年も5月末行ってきました乗鞍高原&上高地演奏。長野県は日本アルプスと言うだけあってよく演奏依頼を受けるのですが、この時期が一番好きですね。山にはまだ雪があって、新緑はそんなに濃くなく、日本ってホントにきれいだな、と思います。

乗鞍高原演奏は開山祭で、別名すもも祭りというんだそうです。かつての牧場あとで、食べた李(すもも)の種から李の木がたくさん生えて来たんだとか。そこから見える乗鞍岳は実に美しい。この地は松本市に合併する前は安曇村と言って、40年以上前にスイス・グリンデルワルト村と姉妹都市を結んだ関係で、いわば日本のアルプス音楽のメッカでもあり、当時はかなりの登山客やアルプス音楽フリークで付近のペンションは賑わったそうです。冬はかの猪谷千春氏が監修した「いがやスキー場」も稼働しており、少し前はキムタク主演のラブジェネレーションの撮影地でもありました。

ところが日本一の高地を走る乗鞍のスカイラインが、環境を守ろうという住民たちの希望で岐阜県側に抜けられなくなった12年ほど前から客足が徐々に落ち、スキー場も閉鎖、今は住民の皆様も厳しい環境の中で観光客誘致に頑張っておられます。ここにある小中学校では授業でグリンデルワルトから贈られたアルプホルンを練習・演奏しているのですよ。

一方、山ひとつ越えた上高地は言わずと知れた日本有数の観光地。本場のアルプスに負けない風景が広がります。ここは乗鞍高原と違い定住住民はいないのですね。冬になると閉鎖となります。中国からも大勢の観光客が押し寄せており、今年は開山祭の前に外国人のツアー客ばかりを受け入れざるをえなかったようですよ。

近くにありながら状況が異なる両地域。アルプス音楽のメッカというプライドを持って頑張る乗鞍高原ペンションに拍手を送りたい。みなさまも上高地に行かれたら、乗鞍のペンションにも是非宿泊してみてください。アルプス音楽を愛し、かの地域をサポートする者からのあなたへのお願いです。

ヨーデルチロリアン 佐藤憲男

1日目写真

吹奏楽とエンターテインメント ②

2015.06.05| シエナ・スピリッツ

皆さんこんにちは。シエナ・ウインド・オーケストラです。昨日に引き続き当団の「吹奏楽とエンターテインメント」についての取り組みをご紹介いたします。

シエナ・ウインド・オーケストラでは今日まで多数のCDやDVDをリリースしてきました。1999年にリリースした佐渡裕指揮「ブラスの祭典」は爆発的なヒットを皮切りに、多くのヒット作を世に送り出してきました。昨日ご紹介した各コンサートのライブ録音のほかに、最近では海外から吹奏楽の人気作曲家デ・メイやスパークを招聘し、ライブ録音にてCDをリリースし好評です。また、先日エイベックスクラシックから「THE テーマ」というアルバムをリリース。映画やTV番組のテーマ曲を集め、幅広い年代にお楽しみいただけるエンターテインメント性の高い作品に仕上がっています。さらにキングレコードからは「ブラバンももいろクローバーZ」に続き、「ブラバンゴールデンボンバース」もリリース予定です。こうしたアイドルグループの楽曲などは中高生の吹奏楽部やアマチュアの方にも演奏が楽しめるよう楽譜と連動してリリースしています。

シエナ・ウインド・オーケストラでは今後もジャンルに捕らわれずさまざまな企画をご提案していきますのでどうぞご期待ください!それでは、会場でお会いしましょう!

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吹奏楽とエンターテインメント

2015.06.04| シエナ・スピリッツ

皆さんこんにちは。シエナ・ウインド・オーケストラです。ブログ2日目と3日目は「吹奏楽とエンターテインメント」についてお話ししたいと思います。

2013年河口湖音楽祭ファイナルコンサート

2013年河口湖音楽祭ファイナルコンサート

シエナ・ウインド・オーケストラでは首席指揮者の佐渡裕とこれまでさまざまな取り組みにより吹奏楽のエンターテインメント性を追求してきました。特に会場のお客様を巻き込みいっしょに楽しむことに拘っています。マンボの衣装をまとい客席を練り歩く「マンボNo.5」や演奏中に無理やり観客をステージに招き入れ、打楽器を手渡し、いっしょに演奏してしまう「ブラジル」などは今でも好評です。最近ではジャズピアノの山下洋輔さんとの共演やロックグループELPの作品「タルカス」などを取り上げたり、アイドルグループ「ももいろクローバーZ」との共演など幅広く吹奏楽の可能性を追求しています。

ⓒテレビ朝日 「題名のない音楽会」3月2日放送「東北から響け!①あさ9時だョ!全員集合」

ⓒテレビ朝日 「題名のない音楽会」3月2日放送「東北から響け!①あさ9時だョ!全員集合」

また、ゲームメーカーであるスクエアエニックス主催の「BRA★BRA FINAL FANTASY」全国ツアーに参加し、ゲームファンと吹奏楽ファンとのコラボレーションを各地で実現しています。先日5月31日には仙台イズミティ21にてこのツアー中最高の盛り上がりを見せ、仙台の皆さんの熱さに感動したところです。(明日に続く)

2015年BRA★BRA FINAL FANTASY仙台公演 イズミティ21

2015年BRA★BRA FINAL FANTASY仙台公演
イズミティ21

「星条旗よ永遠なれ」のこと

2015.06.03| シエナ・スピリッツ

皆さんこんにちは。シエナ・ウインド・オーケストラです。2年ぶりの登場となります今回は新編成になったユニット、「シエナ・スピリッツ」とサックス四重奏によるユニット「シエナ・サックス」で皆さんと楽しい時間を共有したいと思います。
さらに今回はせんくらブログのトップバッターを仰せつかりましたので、最近のシエナの取り組みを3日連続でご紹介したいと思います。

まず初回はシエナ恒例の「星条旗よ永遠なれ」企画についてご紹介します。

この企画は当団首席指揮者佐渡裕が考案しました。アンコールで毎回演奏するスーザ作曲の「星条旗よ永遠なれ」を会場にお越しいただいた皆さんをステージに招き、いっしょに演奏するという大胆な企画です。2002年頃からやり始めましたが、最初は誰一人ステージに登ってきませんでした。しかし、ある公演で勇気ある高校生男子2名が参加したのをきっかけにどんどんクチコミで広がり、多いときには写真のようにたくさんのお客さんといっしょに演奏するようになりました。今では、これをやらないと苦情までいただくようになりました。
今回のせんくらでもスピリッツ公演で「星条旗よ永遠なれ」を演奏いたします。皆さん、ぜひ楽器を持って演奏会に遊びに来てください。楽器がなくても手拍子や指揮者での参加もOK!みんなで盛り上がりましょう!会場でお待ちしています!!

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