こんにちは。
仙台チェンバーアンサンブルの叶光徳です。
昨日、自己紹介をさせていただきましたが、ちょっとクラシックに詳しい方には「この編成でなにができるの?」と思われる方もいるかもしれません。
確かにこの楽器編成(弦楽器二人、管楽器二人、打楽器、ピアノ)はクラシック音楽の標準的な編成ではまったくなくこの編成のための曲、というのは私の知る限り、ありません。
なのでそこで作編曲のスタッフが大活躍。表にはでませんが私たちにとっては絶対に必要な「裏方」です。
我々の作編曲スタッフは仲沼祐太さん、仙台の大学で作曲を勉強し、いまはなんと福島市役所の文化関係の部署で働きながら作曲活動をしています。
仲沼君には編曲だけでなく、オリジナルの作品も書いてもらっていて昨年仙台駅での「杜の都コンサートの為に書き下ろしてもらった 組曲「仙台の風景」はメンバーもお気に入りの1曲です。
5月にメンバーの勝又さんが結婚した時にも結婚式で演奏し、大変好評でした。1曲目の「広瀬川」は「モルダウ」と「青葉城恋唄」が合わさったような雰囲気だったり、2曲目の「荒城の月」によせては現代的な音の中に本当に月が見えてくるような美しさ。3曲目の定禅寺通は楽しいマーチです。
今回の「せんくら」のプログラムも仲沼さんのアレンジが冴えるところがいくつもありますのでご期待ください!
詳しいプロフィールなどは仙台チェンバーアンサンブルのホームページ solfamusica.jp をごらんください。
こんにちは。ヴァイオリンの飯川直美です。
甲子園の決勝戦から早一週間が経ちましたね。
私は仙台出身ですが、現在パリに留学しているため、地元仙台でテレビの前で甲子園を応援するという人生初のシチュエーションに加え、仙台育英の決勝戦という最高の舞台。
日本の夏の素敵な思い出になりました。
甲子園が日本の夏の代名詞ならば、仙台の夏の代名詞は仙台七夕祭りですね。
最近は何かと帰国する機会が多いにも関わらず、ここ2年間仙台七夕は残念ながら見れず仕舞いですが、毎年8月初旬になると仙台にいなくとも懐かしい気持ちになります。
と同時に思い出してしまうエピソードが。
東京に住んでいた高校時代。
通学途中に二つの商店街があり、七夕の時期になると飾りつけの準備が始まったのですが、何日経っても大きなくす玉が吊るされる気配は無く…
いつになったら完成するんだろうと思いながら通学していたら、いつの間にか全て撤去されていました。
そして撤去されて初めて、あれは準備中ではなく完成形だったのだと気が付きました(笑)
日本中どこでも仙台のような七夕飾りがあるわけではないんだなあとなぜか感心(?)してしまった高校一年の夏でした。
明日は、師匠のスヴェトリン・ルセフ氏、共演するエリック・タンギの曲について書きたいと思います。
初めまして!
今回初めて「せんくら」に出演する仙台チェンバーアンサンブル、クラリネットの叶光徳です!
「誰、それ?」と思われる方も多いかもしれませんが私たちは2006年、「音楽とコミュニケーション」をテーマに結成。東北電力の「放課後ひろば スクールコンサート」や宮城県文化振興財団の「芸術銀河アウトリーチコンサート」をはじめ、数多くの学校、幼稚園や各種のイベントで演奏してきました。
メンバーは
ソプラノ/勝又久美子
ピアノ/門脇麻美
ヴァイオリン/叶千春
チェロ/塚野淳一
フルート/渡邉珠希
クラリネット/叶光徳
パーカッション/小林直央
の7名。
結成のきっかけは角田市のある小学校からの演奏依頼でした。以前から「スクールコンサートができたらサン=サーンスの動物の謝肉祭を朗読付きでやりたいなあ」と思っていたので動物の謝肉祭ができる編成でメンバーを集めました(そのときは打楽器はまだいませんでした)。
そして、リハーサルを重ねていたころ、親しくしていた朝倉香絵さんのお宅に遊びにいっている時にある音楽事務所から朝倉さんに電話が。その電話が「東北電力のスクールコンサートの依頼」だったのです。朝倉さんがすかさず「いま、目の前にそういうことをやりたい人がいますよ」といって電話を替わってくれました。
そのあとはトントン拍子に話が進み、朝倉さんもメンバーに加え「仙台チェンバーアンサンブル」という名前で活動を開始しました。
朝倉さんはその後、別のお仕事で東京へ行くことになりいまの小林君にメンバーチェンジしましたが、今年以前から念願だった「せんくら」への出演が決まり、メンバー全員、とても喜んでいます。
私たちのステージは10月2日の10:30太白区文化センターの地下1階展示ホールでの「0歳からのコンサート」です。
これまでの幼稚園、保育所での演奏の経験を生かして楽しいプログラムをご用意しています!
ところで、先週の日曜日(23日)、「チェンバー発祥の地」である角田市に演奏に伺いました。
震災で壊れた公民館を改装した「かくだ田園ホール」の開館記念コンサートです。
木の香りがするような木目の美しい、素敵なホールで約1時間のステージでしたが市長さんも聴きにきてくださって終始楽しいコンサートとなりました。
写真はコンサートの模様です。
私の大好きなモノの中に、「ディズニーの世界」と言うのがあります。
小さい頃から、ディズニーのおとぎ話も、キャラクターも、大好き!
音楽も、それはそれはファンタジックで、メロディーもハーモニーもオーケストレーションも「素晴らしい」の一言!
今回のせんくらでは、ディズニーの音楽ばかりを集めてのコンサートを予定しています。
ディズニーのアルバムを作ったのは10年以上前ですが、こんな素晴らしい音楽祭で、久しぶりにたっぷりとディズニーの世界に浸れるなんて、本当に夢のようです。
ピアノ一台で作る、ディズニーの世界、是非お楽しみに!
皆さんは、どんな夏休みをお過ごしですか?
私は、毎年ほとんど夏休みらしい休みもなく、作曲の締切と戦う事が多いのですが、今年は思い切ってしっかりオフ!旅を満喫してますよ!
出会う人たち、雄大な景色、風の香りの違いをたっぷり感じて私の中の引き出しも宝物でいっぱいになりました。
また、この思い出は「作品」と言う形で皆様のもとに届けられたら(*^^*)
と思ってます。
今回のせんくらでの公演も、どんな出会いがあるか今から楽しみです。
その場で感じた、仙台の風景や、皆さんの雰囲気も、「せんくらだけの一曲」として、お届けできたらなぁ~と思ってますので、是非音楽が生まれる瞬間に立ち合って頂けたら、とても嬉しいです。
作曲家、ピアニストの加羽沢美濃です。
毎年華やかなメンバーで行われる音楽祭「せんくら」に初参加出来ること、今からとても楽しみにしています!
仙台と言えば、今年はNHK仙台放送局制作のドラマ「独眼竜花嫁道中」の音楽を担当させて頂きました。
http://www.nhk.or.jp/sendai/hanayome/
町興しを通して、若者も町も成長していく、人情味たっぷりの笑って泣けるドラマでした。
伊達魂をキーワードに、ホルンやサックスなどを使って仙台への愛を表現しました!
益々、仙台への憧れと親近感を深めて、仙台にお邪魔します(^^;;
ぜひ客席からアツい伊達魂を送って下さいね!
音楽家にとってプログラムを考えている時が、もしかすると一番楽しい時間かもしれません。
つい欲張り過ぎてあれもこれもと詰め込んでしまい、後で苦労することもしばしばです。
今回の演目は一つは映画音楽集、もう一つはヴァイオリン名曲集となります。
いずれの曲も弾いている私の心に素直に入って来るものばかり。
皆様に聞いて頂くのが、今からとても楽しみです。
日常を忘れ、その美しい旋律に浸って頂けますよう精いっぱい演奏いたします。
今から17年前、私はサンクトペテルブルクのオーケストラとのツアーで初めて仙台を訪れました。
以来、ほぼ毎年やって来ることができ、友人も増え、仙台の地を訪れることをとても楽しみにしています。
このところ10年ほど必ず訪問する所があります。
瑞鳳殿のふもとにあるイタリアンレストラン“パリンカ”、仙台の音楽ファンの方々はおそらくご存知ですよね。
過去には何度もレストランコンサートをさせて頂いたことがあるんですよ。
震災直後は避難所となっていたとのことですが、最近は活気を取り戻し、また訪れるのが楽しみです。
今年も「せんくら」の季節が近づいて来ました。
4度目となる参加、今から楽しみです。
この夏はこのところ恒例の長野県小海でのセミナーに参加して来ました。
若い受講生の方々のレッスンや自身の演奏会などもあり、多くの刺激を頂きました。
昨年よりもパワーアップしたステージを仙台の皆様に聞いて頂けるよう頑張ります。
今年もよろしくお願い致します。
僕がチェロを6歳で始めたちょうどそのあたり、1頭の犬が我が家にやってきました。
ビアデッドコリーという中型犬で、名前はクララ・シューマンから『クララ』と名付けました。
当時の僕は体が小さかったため、いつも僕の事を心配していたようにおもいます。
僕が一人でどこかに行こうとすると必ず付いてきて、病気になればずっとそばにいてくれ、泣いていると顔を舐めてなぐさめてくれ、本人(?)は姉のような気持ちだったのかもしれません。
そんなクララも14歳ととても長生きしてくれ、亡くなってしまった今でも心の支えとなっています。
今僕は当時の家に住んでいるのですが、楽器を弾いているとふと気配を感じる気がします。
と、三日間今までをを振り返ってブログを書いてきましたが、色々な人や犬に支えられて今の自分があるのだと実感しています。