スポーツジム 

2012.09.26| 曽根麻矢子

「ピンポーン」玄関のチャイムで目覚める朝の驚きといったら!
時計を見ると7時45分。それは息子が家を出て学校へ行く時間。
迎えに来た友達に「先行っててー」と言ってから超スピードで着替えて3分後に家を出る息子。

急ぐってこともやれば出来るじゃない!と関心している呑気な母親。
人生2回目のその事件は今朝の出来事でした。

目覚まし時計が全く聞こえない日って、本当にこの時計鳴ったのかしら?と、どうしても時計のせいにしてしまうのは私だけ?

さて、今朝は私も小学校へ、音楽集会というのを観に行ってきました。
ボディーパーカッションです。
人数が揃うと迫力があるものですね。
身体を動かすのは気持ちいいものです。楽器を弾いているとずっと座っているので身体に悪いんですよー!
最近ウォーキングすっかりさぼってます。
プールもさぼってるし、ヨガもやってないし、ダンスも行く時間ないし。
チェンバロの横にヨガマットを敷いてストレッチするのみです、、、この忙しいピークが過ぎたら、復活しなきゃ!

私がヒップホップにはまったのは4年くらい前でしょうか。
肩こりはひどいし、絶対運動しなければ!とついにスポーツジムへ入会を決断。最初はヨガに出てみたけれど、隣のスタジオでズンチャカズンチャカ、エアロなんかやっていて、全然静寂な空間にはならないのでNG!と、プールへ。

勝手に泳げるし、肩こり改善にとてもよいので割と定期的に行っていました。
しかし気になったのは「Hiphop」のスタジオレッスン。
1回出てみると、なかなか面白いではないですか!
これは、結果的にチェンバロにはまった以来の出来ごとになってしまいました。

自分に「趣味」といえるものが出来ちゃったのです
毎週木曜日、極力仕事を入れないように工夫して(今だから言えるけど、実はマネージャーだけはこの理由を知っていた)ヒップホップのクラスに出てみました。そしてなんと・・・!!

あーこの話も長くなるからまたいつかどこかで書きましょう。
今はチェンバロの練習しなきゃです。

お願い:ウオーキングマシンを購入しようかと思いますが、どなたかオススメの機種があったら教えてください。

*おまけ*
今日の写真は、吉野直子さんとDuoのリハーサル風景
(楽器だけ、人物なしでゴメン)。
本番は10/8(月・祝)です。

訂正:昨日のブログで上野3年めと書いてしまいましたが、4年生でした。
曽根麻矢子(チェンバロ)

こんにちは 

2012.09.25| 原田哲男

せんくらブログをご覧の皆様こんにちは。
今週のブログを担当させて頂きます、チェロの原田哲男です。
よろしくお願いします。

今年は例年に増して暑く長い夏だったような気がしますが、「仙台クラシックフェスティバル2012まで1週間と迫った今、仙台にようやく秋の兆しが感じられるようになりました。
振り返れば、これまで6回のせんくらは、いつもいつも気持ちよい秋晴れに恵まれたなか開催されたという印象が残っています。

新緑の季節とこれから迎える秋が仙台の一番良い季節でしょう。
宮城県外からいらっしゃる皆様には、音楽とともに仙台の街の魅力を十分に体感して頂けるのではないかと思います。

写真は2010年秋の仙台定禅寺通りです。
原田哲男(チェロ)

ニューアルバム 

2012.09.25| 長谷川陽子

今年も残すところあと数か月ですが、今年は11月に新アルバムがリリースになります!!

ちょうど先日編集作業が終わりただ今曲順を考えているところで、このブログを書いている今もプレイリストで流しているところです。
リリースは11月21日。
ビクターエンタテイメントから仮タイトル【シャコンヌ】。
共演はせんくらでも何度も共演させていただいています仲道祐子さん。

今年は自分の可能性にずっとチャレンジしているのが、バッハのシャコンヌ。
そしてエストレリータやシューベルトの「夜と夢」など珠玉の名曲たち。
そして今年は大河ドラマ「平清盛」で番組最後の紀行の音楽も担当させていただきました。そのテーマ曲・吉松隆さんの作品。
それからオフィシャルサイト上で皆さまからリクエストを募った中から素敵なアイディアを頂いて、それらを1枚のアルバムにまとめました。

ステージに立つ以上常に自分の、それからチェロの可能性にチャレンジし続ける演奏家でありたい。
この25年間ずっと思っていた想いを込めてしっかり最後の一音まで弾いてきました。
特別な一枚となりそうです。
ぜひお聞きください。
長谷川陽子(チェロ)

29日のプログラム 

2012.09.25| 曽根麻矢子

今日はお仕事で上野に行きます。
上野学園でチェンバロを教えさせていただくようになって、3年目になります。自分が音大の先生になるなんてあり得ない、、、はずだったのに!なんと贅沢なことにホールでレッスンを行うんですよ。
副科でも曽根先生に習える、これも贅沢ですね(ジョーク)。
毎回読んで下さった方はお気付きかと思いますが、なんとなくジョークっぽく書かないと気が済まないのは、フランスに10年も住んじゃっていたからでしょうか?

えーと、今日は29日のプログラムについて書くお約束でしたね。
「バッハとスカルラッテイ」というタイトルを見てびっくりしたのは本人。
確かに数ヶ月前、そんなこと言った様な・・・半年先や、1年先やらのプログラムを決めるって、本当にいつになっても苦手です。

来年の×月×日に何食べるか決める様なもので、その頃何を弾きたいかなんて全く想像つかないわけです。

そうそう、プログラムを決めるにあたっての3大ポイントに楽器、会場、客層なんて書きましたが、本当はもっと大事なことがあって、スケジュールと睨めっこしながら、どの位練習する時間があるかを把握することですね。
レパートリーは常に新しい曲も入れていきたいし、でも全部新しい曲にするための十分な練習時間がとれるかはいつだって際どいし。

あら、また横道にそれました。

29日11時のコンサート!朝ですねー、前の晩飲み過ぎないように頑張らなければいけません。なにしろ今週は完璧アルコール抜き、金曜夜の友達との再会(2か月前に会ったばかりだけど)を楽しみに頑張るわけですからねー。
う・・う・・なかなか本題に入れない。
やはり選曲のイメージは「二日酔いの朝」ではなく、「さわやかな午前」です。

バッハとスカルラッテイの軽めの曲を交互に弾いて「やっぱり僕はバッハの方が好き」とか「やっぱり私はスカルラッテイの方が好き」とか思いながら目覚めてください。
インベンションを本番で弾くなんて生まれて2度目ですが、きれいな曲ですねー。短いですけど!

「スカルラッテイは弾かない」と宣言するチェンバリストの知り合いが何人かいますが、私は好んで弾く人です。
ここでまたある聴衆(単なる聴衆ではございませんが!)からのお言葉「セイシャスを弾いて下さい!」を思い出し、実行する忠実な私。
8年ぶりにプログラムに入れてみました。
おお!なかなか素敵な曲です。もしプログラムを前もって予備勉強したいなんていう方がいらしたら、他の奏者のCDとか、ピアノのCDとか聴いちゃだめですよ。

この時代の演奏はあまりにも個人的趣味が反映するため、ライブを聴いた時に、潜在的イメージが邪魔してしまうことがある様です。
それでもどうしても予備勉強したいとおっしゃるのなら、セイシャスの音楽は、ポルトガルのファドを、スカルラッテイの音楽はスペインのフラメンコを聴いてイメージを膨らませましょう。
朝なのに少しどんよりしたセイシャスの曲をお聴きいただいた後は、バッハとスカルラッティが並んでいるのにどうして私を入れないのですか?
とヘンデルさんに叱られそうなので、ここはお客様へのサービス。
リクエストの多い変奏曲「調子のよい鍛冶屋」です。
サービスの後は私の弾きたい曲を。フローベルガーの組曲です。
バッハへのつながりを感じとっていただけたらと思います。
本当は親密な会場で弾くべき曲なのだけど、そんなこと無視して弾かせて下さい。
そして、今回新しいレパートリーとしてとり入れてみましたスカルラッテイのソナタK.545、このリズム感を身体の中にのこしたままとりつかれて下さい。そんな感じの曲です。

では皆さま今日も素敵な一日をお過ごしください。

おまけ
先月パリで師匠からもらってきたCD。
アレンジもお見事です!
実は10月8日チェンバロ・フェステイバル、10台のコンサートの時にラモーの「優雅なインドの人々」のアレンジを演奏するのです。
このCDから刺激受けてるまっただ中!
曽根麻矢子(チェンバロ)

歯が浮く 

2012.09.25| 法貴彩子

こんにちは。法貴彩子です。
ブログ担当最終日です。
今日はせんくらで演奏します曲について少しだけ書きます。

私は、鈴木美紗さん、米津真浩さんとのコンサート(公演番号43)で即興曲第1番とバラード第2番を演奏いたします。
近頃、自分のソロコンサートでは近現代曲中心のプログラムばかりでしたので、久しぶりのショパンに、 “ロマンチックすぎて歯が浮く!”と思いながら弾いている今日この頃です。

バラード第2番は、“あの”シューマンに献呈されていることもあってか(?)、やさしく穏やかな語り口のメロディーと、激高しているかのような気性の荒いくだりが交互に出てくるという二重人格。
全4曲あるバラードの中でも独特なオーラを出している変態チックな曲、という印象を私は持っています・・・

そしてもう1曲、即興曲第1番はショパン初期の作品です。
さわやかな春風のようなメロディに始まり、美しく叙情的な中間部・・・
ショパンの数多ある曲の中でも特に親しみやすい曲のひとつではないでしょうか。

鈴木さん、米津さんもそれぞれ演奏なさる曲に思い入れを持っておられるはずですし、濃いコンサートになるのではないかと思います!

それでは、仙台でみなさまにお会い出来ますことを楽しみにしています!
法貴彩子(ピアノ)

 

チェロ・ソナタ 

2012.09.24| 長谷川陽子

せんくら最終日は私が最も大好きなチェロ・ソナタ、ラフマニノフのチェロ・ソナタを皆さまにお送りします。

毎年「今年のせんくらで弾こうかしら?」と思いながらも、大切にとっておきました!!
この曲の美しさは何と言ってもメロディの壮大さ華麗さ、そして滋味深さ、そしてそれを支えるハーモニーの繊細さと大胆さ。
無人島にもし一冊だけ楽譜を持っていくとしたら、間違いなくラフマニノフを私は選ぶことでしょう。

初共演の青柳晋さんは桐朋の同級生。懐かしい再会となりそうです。
大好きなこの曲を青柳さんとの共演でどんな化学反応を起こすことができるか、ぜひお立会いください!!
長谷川陽子(チェロ)

28日のプログラム 

2012.09.24| 曽根麻矢子

皆さま素敵な週末でしたか?
音楽家には週末も平日も関係ないので、日本に居ると何曜日だか全くわからない生活ですが、、、。
お約束の本題に入ります。

28日金曜日のプログラムはフランスものでまとめています。
コレットの花火という曲はあっという間に終わってしまうのですが、今年初めてこの曲をプログラムに入れた時に、コレット通のお客様から、「この曲は冒頭に弾いて欲しかった!」というお言葉をいただきました。なるほど、花火を最初に打ち上げて開幕するのは華々しくてよいのではないか!、、、と、そのお言葉に従う私。

鳥を題材にした曲はこの時代に多いのですが、3人の作曲家による「鳥 三題です」
ダカンの「カッコウ」という曲はピアノでも弾かれることがあるらしく、聴いたことのある方も多いかもしれませんね。
カッコウに続いて「ウグイス」です。フランソワ・クープランの「恋の夜ウグイス」は、クラブサン曲集の第14オルドルの冒頭に入っている曲です。
トラヴェルソで演奏してもよいという言葉が譜面に書かれてる珍しい曲です。この曲はクラヴサンにとってある意味一番難しい曲ではないでしょうか。(お客様には意味わからなくていいのよ。同業者にはわかるかも。)

それから、ラモーの「めんどり」です。曲の冒頭に「コココッ・・・」という鳴き声が楽譜に書かれています。
やはり「鳥」は最も想像しやすく、わかりやすい曲といえるかもしれません。
そうです、チェンバロでフランスの曲を聴かれる時は、ある程度想像力を働かせてみることがオススメです。
先日のリサイタルで「’鳥’ときけば、どこへでも出かける、、、」と言っていたお客様がいらして「この方はクラヴランを聴きにいらしたのでなく、’鳥’を聴きに、、、!」と微笑ましく思いました。

次にフランソワの伯父に当たるルイ・クープランの組曲からの抜粋です。

彼は残念なことに若死にをしてしまった作曲家ですが、どれほどの天才だったことか!

ここでまたプログラム裏話になってまいます。
先日の福岡のリサイタルを東京からわざわざ聴きに来てきれた弟子に「先生にしては全体が暗いプログラムだった」と言われ、白状したことがあります。
「私、本当はネクラなのよー!」
うそうそ、、、全くの嘘。
つまり、「奏者が好きな曲を並べればOK」という演奏会は少ないのです。

そんなことコクったら(若者の真似)、「じゃあ、私たちに聴かせる曲は本当は好きじゃないのに我慢して弾いてるの?」ってことになっちゃうから、本来は言わないことですよね。
(だから、私はあえて個人的な「ブログ」は書かないのだ。正直すぎるからだー)

しかし、演奏家というのは、サービス業的な部分もありますよね。
昔のクラヴサン奏者なんて王様に雇われて姫達にクラヴサンを教え、王様のお望みの曲を作ったり、演奏したり、、、これのどこがサービス業でないって?!
自分が好きな曲は夜中にこっそり自宅で弾いていた親愛なるフランソワ・クープラン(絶対そうだと思うなあ、私もそうだし)様。

話がそれてきました。
なんでしたっけ、そう、この28日のプログラムの始めの4曲がサービス的な選曲で、次のルイは、私の好みです。
自分の好みの曲となると、本来とても親密な空間、あるいはとてもクラヴサンにとって音響のよいホールでないと、良さがなかなか出てこない、伝わらないというとても「不利」な条件があるのです。
なので、そういう曲を弾くにはまず器を選ぶということです。

クラヴサンのデリケートなニュアンスに惹かれてやまない奏者は、こういった曲が好きなものです。
それで、どうして先日のリサイタルが「暗い選曲」だったかというと、器もクラヴサン向きで、「古楽音楽祭」という枠の中だったので、安心して好きな曲が弾けるという条件だったからです。

そろそろPCから離れたくなったので急いで書き終えますよー次のバルバトルではクラブサンの豊かな低音の響きを楽しめます。
私はこういう豊かな低音の曲を弾いている時「ロマネ・コンティの温泉」に浸かっているような気持ちになります。
簡単に言うと、クラヴサンの音に浸かって気持ち良いということですかね。
時代はもうクラヴサンから離れてゆく(ピアノに移り変わってゆく)頃です。

しかし彼の作品にはよきクラヴサン時代へのノスタルジーの様なものがあるのかもしれません。

ロワイエといえば、「スキタイ人の行進」が有名ですが、今回は綺麗なロンドをお聴きいただきます。
タイトルが「愛らしい人」なので、「勇敢な人」という曲(アルマン・ルイ・クープラン作)を、並べてみました。
クープラン一族から3人出てくることにもご注目ください。
時代の移り変わりをお楽しみくださいませ。(ただし。順不動なのでご自分の中で並べ変えてみてね)

二日目のプログラムについてははまた明日!!

*おまけ*
何に見えますか?写真に香りが付けられなくて残念!
本日の息子のおやつ。
イベリコ・ペジョータです。
もちろんこんな贅沢なおやつ、日常的ではないですよー
「うううーんいい香りー」という、あの9歳の坊主のとろけるような顔をお見せしたいところですが。(笑)
××様、ごちそうさま~(*^O^*)
曽根麻矢子(チェンバロ)

ピアニストにインタビュー 

2012.09.24| ZAI-MASU

ZAI-MASUホルンの齋藤です。
さて今日は、今回のせんくらで共演しますピアニストの門脇麻美さんにお話しをお伺いしようと思います。

齋藤:門脇さんとはこれまで、ZAI-MASUの自主公演の他、たくさん共演させていただいていますが、ZAI-MASUの印象はいかがですか?

門脇:演奏はもちろん、プライベートでもお世話になっておりますが、皆さんとっても気さくな方々で、いつも笑いが絶えません。

金管ならではの迫力とアンサンブルの素晴らしさにいつも圧倒されながら、本番を楽しませていただいております♪
ZAI-MASUの皆様、これからもよろしくお願いいたします☆

齋藤:大変良く言っていただき恐縮です(笑)。門脇さんは仙台を拠点に音楽活動をされていますが、他にどのような活動されていますか?

門脇:現在はソロ活動の他、室内楽を仙台フィルメンバーはじめ、多くの音楽家と共演させていただいたり、「音楽とコミュニケーション」をテーマに活動を行う、『仙台チェンバーアンサンブル』(写真)のメンバーとしてスクールコンサートを中心に公演を行ったり、また合唱の伴奏など幅広く活動しております。

齋藤:なるほど、想像するになんだか毎日お忙しそうです。
あまり無いかもしれませんが、休日はどのようにお過ごしなんですか?

門脇:なかなか休日がないので(齋藤:やっぱり!笑)、唯一休みの時はダラダラと過ごしてしまいますかね…。もったいない!とよく言われるのですが、インドア派の私には家で過ごすのが一番なのかもしれません。(休日が欲しいよぉ~)

齋藤:今、心の中で休日が欲しい!って叫びました??(笑)
さてこれから、仕事やプライベートで取り組んでいきたいこと、チャレンジしたいことなどあったら教えてください。

門脇:今までに無い演奏会を計画中です!企画段階なのでまだ先の話ですが…

齋藤:今までに無い演奏会!?いったいどんな演奏会なんでしょう??

門脇:まだその内容はヒ・ミ・ツです。実現した時には是非聴きにいらして下さいね。

齋藤:そうですかぁ。きっと実現したらチラシなどでお目にかかれる事でしょう。これからもアクティブにご活躍ください!まずは、せんくらでのZAI-MASUの公演、どうぞ宜しくお願い致しますm(_ _)m

ありがとうございました。
ZAI-MASU 齋藤雄介(ホルン)

 

命と希望 

2012.09.24| 松田理奈

さて、一週間書かせて頂きましたせんくらブログも最終日。
一週間って、本当に早いですね!
毎日が充実して過ごした一週間でした。

札幌での公演から東京に戻り(間一日あったのでしっかり札幌グルメツアーしました)そのまま浜離宮朝日ホールへ向かい、エントラプーレという団体のチャリティーコンサートへ出演しました。

ペット大国と言われる日本の表になっていない現実、そこに目を向けた時に心をえぐられるような思いになりました。
去年よりターナという愛犬と暮らしだして、動物病院の先生やペット産業でお仕事をされている方々とお話する機会が増える中で、日本でのペット文化の犠牲になっている動物たちについて知りました。

「一匹でも多くのペットと助けたい」
「人と動物がより良い関係で共に支え合い幸せに暮らしさまざまな角度から応援してゆきたい」
という想いで立ち上げられたエントラプーレ。

ただたんに癒しだからと購入したペットを飽きたからと簡単に手放してしまったり、商業的にむちゃくちゃに繁殖させるブリーダーだったり、ひとつひとつの命と向き合った時に、そんなことが何故可能なのかと、ターナの瞳を見てつくづく感じます。

ペット大国である裏で、殺処分の数が恐ろしく多過ぎる現実、止められる問題ではもはやない状況まで来ているので、少しでも、少しずつでも良くなるように、知識や現実を知っている人が増えたら、と思いました。

目の前の命、そして目の前の希望ある事に、ひとつひとつ向き合って、取り組んで、目と心を開いて時間を過ごして生きたいと思いつつ、ターナとも、大切なひとたちとも、そして私にとって大切な音楽という存在とも、今後もいっしょに過ごしていきたい、そう思っています。

さて、一週間読んで下さってありがとうございました。
またいつもの自分のブログに戻ります。
http://www.linablog.net
Facebook公式ページもちょこちょこ更新しています。
https://www.facebook.com/linamatsuda.vn
今週末からの「せんくら」で
お会い出来るのを楽しみにしています!
松田理奈(ヴァイオリン)

無伴奏に挑戦 

2012.09.23| 長谷川陽子

せんくら2日目は無伴奏でお送りします。
何か自分にチャレンジすることを課したいという想いから、今年はバッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番から【シャコンヌ】をチェロで弾くことに挑戦しています。

人生の縮図のような壮大なこの曲。
朝から晩まで練習しても興味が尽きることがありません。
こちらの公演は嬉しいことに既にソールドアウトだそうですが、12月22日に東京文化会館小ホールにて、

【長谷川陽子デビュー25周年記念チェロリサイタル チェロの個展2012】
でも演奏する予定です。
長谷川陽子(チェロ)

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