宿題の山

2013.06.21| 西沢澄博

現在、仙台国際音楽コンクールが行われております。
ヴァイオリン部門は先日終了し、今回も非常にレベルの高い出場者と共に演奏できとても素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。

今はピアノ部門の真っ只中ですが、セミファイナルとファイナルと全て協奏曲が課題という非常に珍しいコンクール。

そのため、オーケストラの方も課題になっている沢山の曲を勉強しなくてはいけません。

これはファイナル分のみの楽譜ですが・・・頑張って譜読みをしてもしても、楽譜が減らない気がします(笑)

とはいえ世界中から集まった素晴らしい出場者と演奏できると、そんな苦労はどこかに行ってしまいます。
今年も素晴らしい才能に出会えるのを楽しみにコンクール最後まで伴奏を頑張りたいと思います。
西沢澄博(オーボエ)

事前の仕込みが大事

2013.06.20| 西沢澄博

オーボエという楽器はオーケストラの中では非常に魅力的な、素敵なソロもある反面、面倒な作業があります。

それは楽器の先に付いている「リード」と呼ばれる部分です。
これは奏者がそれぞれ自作し、植物の「葦」を原料にしているのですが、天然素材のため非常に変化しやすく、また耐久性もありません(笑)

1本のリードの一番旬な時間は2~3日といったところでしょうか?
なのでオーボエ奏者は四六時中、練習以外の時間にこのリードの製作を行っています。
練習の時間よりはるかに多い時間をこの作業に割く場合もあります。
大変な作業ではありますが、このリードによって音も変わってくるため、それぞれの演奏者の個性を出しやすいとも言えます。

というわけで、今日も良い音を求めて部屋にこもってリードを作っていることでしょう。
西沢澄博(オーボエ)

ご挨拶

2013.06.19| 西沢澄博

こんにちは。仙台フィルでオーボエを担当している西沢です。
今年もせんくらで皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

ここ数年はオーケストラでの出番以外には「木管五重奏」での出演が続いておりましたが、今年は数年ぶりにソロも吹かせて頂けると言うことで楽しみにしております。

オーボエという楽器、オーケストラの中では比較的ソロを吹くことも多く、目立つことも多いのですが、オーケストラ以外でずっとオーボエを聴くということもなかなか無いのではないかと思います。

今回は今年が没後50年となるフランスの大作曲家、プーランクが作曲した「オーボエとピアノのためのソナタ」、またポンキエッリの「カプリチオ」という楽しい曲のほかに聞きやすい曲なども織り交ぜながら(あ、トークもですね)オーボエの魅力をお伝え出来ればと思っております。
西沢澄博(オーボエ)

紫陽花

2013.06.18| イリーナ・メジューエワ

鬱陶しい梅雨の時期に心を和ませるものがひとつ。
紫陽花です。

私は子供の頃から紫陽花が大好きです。
ロシア時代には紫陽花のドライフラワーを作ってピアノの上に飾ったりしていました。

日本は紫陽花の種類が多いですね。
初めて日本で紫陽花を見たときは、色彩の豊かさに驚かされました。

写真は奈良・矢田寺の紫陽花です。
山の斜面に沿って見事に咲き誇る紫陽花。
案内してくれた知人のお祖母様が「ここは浄土じゃ」と言っておられたそうです。

蒸し暑い時期ですが、皆さまお身体にお気をつけてお過ごしください。
秋に「せんくら」でお目に掛かるのを楽しみにしております。
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)

アマチュア・オーケストラとの共演

2013.06.17| イリーナ・メジューエワ

今日の話題はアマチュア・オーケストラです。

日本にはたくさんのアマチュア・オーケストラがありますね。
普段は音楽以外の仕事をしている人たちが(専門的な音楽教育を受けているとは限らない人たちです)定期的に練習して年に数回のステージをこなす。
すごいことだと思います。

私自身、アマチュア・オーケストラと何度かご一緒したことがありますが、共演するたびに感心させられるのは、彼らの音楽に対するピュアな愛情です。
全員が心をひとつに合わせて、良い演奏をしたいという情熱。
練習時間もたっぷり長めです。

そして、本番後の打ち上げも熱い!
(写真は今年ご一緒した東京楽友協会交響楽団さんの打ち上げの模様)

今月は新潟でアマチュア・オーケストラと共演する予定があります。

素敵なコンサートになりますように。
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)

My 5周年

2013.06.16| イリーナ・メジューエワ

こんにちは。
ピアニストのイリーナ・メジューエワです。
今日から3日間ブログを書きます。
よろしくお付き合いください。

今年も「せんくら」に出演することになり、嬉しく思っております。
2008年に初めて寄せていただいてから、今年で5回目。
あっという間の5年。まさに光陰矢の如し、です。

その間にはさまざまな出来事がありました。
昨年4月から京都の大学で教えるようになったため少し遠くなってしまったのですが仙台はいつでも訪れたい、大好きなまちのひとつです。

今年から大学で担当している学生(新入生)が仙台っ子というのも不思議なご縁を感じます。

今年の「せんくら」では3公演に出演します。
「オール・ショパン・プログラム」、「ピアノ・フェスティバル」、そして「親子向けプログラム」。
皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)

 

OURブーム

2013.06.15| 1966カルテット

近頃の1966カルテットのブーム、それは。。
road to the abbey road です!!

ビートルズカバーをしている私たちには、いつか本場イギリスのアビーロードスタジオへ行って、そこでレコーディングして、そして、あのアビーロードの横断歩道で四人で写真を撮りたい!
という、壮大な夢があるのでございます。

しかしながら、あまりに壮大すぎるため(笑)まずは身近なところから始めよう、という企画なのであります♪
コンサートなどで訪れた全国各地で、横断歩道を見つけては写真を撮っています!

青信号に変わるのを待ち構え、変わった途端位置につき、シャッターを押し、信号が点滅し始めたら慌てて撤収する、という、なかなかリスキーな撮影なのですが、今のところ車に轢かれることなく成功しております♪

ただ、信号待ちされている運転手の方は、一体何事かと思っていらっしゃることでしょう。。笑

すみません。。
せんくらでも、各会場前で撮影予定です!
どんな横断歩道に出逢えるか、楽しみでなりません!!
もし見かけた方は、どうぞあたたかな目で見守ってやってくださいませm(__)m笑

このroad to the abbey road は随時、Facebookで公開しております。

是非ご覧くださいませ!

このブログで、1966カルテット担当は終了となります。
3日間お付き合いいただきましてありがとうございました。

それでは、会場でお会い出来るのを、心より楽しみにしております☆
1966カルテット(アンサンブル)

NEWアルバム♪

2013.06.14| 1966カルテット

実は私たち1966カルテット、今月6月の5日に4枚目となります
NEWアルバムをリリースさせていただきました!!
【HELP!~BEATLES CLASSICS】です!

1966カルテットとしては第二弾となりますビートルズクラシックス、一枚目とはまた違って、この三年間の経験がたっぷり詰まった、渾身の一枚となっています!
ビートルズファンの皆様にも、そうでない皆様にも、楽しんでいただけるよう、曲も自分たちで選んでみました♪

もちろん!せんくらでも、このNEWアルバムからたくさんお届け予定です☆
是非、お楽しみになさっていてくださいませ☆

そして、今回のアルバムでは、アートワークにNIGOさんをお迎えしています!!!
プロモーションビデオの監督もしていただき、これまでとはまた一味も二味も違うものが出来上がっております!

せんくらにお伺いするまで、そのプロモーションビデオで、私たちの演奏を是非お楽しみください!!

さて明日のブログでは、Myブームならぬ、Ourブームをご紹介しますね♪
1966カルテット(アンサンブル)

1966カルテットです♪

2013.06.13| 1966カルテット

せんくらブログをご覧の皆様、こんにちは、1966カルテットです。

去年に引き続き、せんくらに出演させていただけて、本当に嬉しく思っています!
去年のせんくらで思い出すのは、兎にも角にもお客様のあたたかい拍手です!
初めてのせんくらで緊張していた私たちを優しく見守り、大きな拍手で勇気付けてくださった皆様に、またお会いできる日がくるなんて、こんなにシアワセなことはありません!!
少しでも成長できた姿を見ていただけるよう、頑張ります!!

私たち1966カルテットは《ビートルズをクラシックで》をコンセプトに結成いたしましたが、いろんな挑戦をしてみたい、ということで、クイーンや、マイケルジャクソンの楽曲もカバーさせていただいております。
今年のせんくらでは、10月4日・5日の単独コンサートに加え、なんと6日のガラコンサートにも出演させていただきますので、たっぷり1966カルテットの音色をお届けできるのでは、とウキウキしております!

あのビートルズが!クイーンが!!
マイケルジャクソンが!!!

ヴァイオリン2本とチェロ、ピアノの編成でどのようなサウンドに仕上がるのか、どうぞお楽しみになさっていてくださいませ☆
1966カルテット(アンサンブル)

サックス王国 日本

2013.06.12| 須川展也

日本のサックス界には、プロからアマチュアプレイヤー、学生さんまで、とても多くの人々がいます。
日本列島の北から南まで、たくさんのグループが自由に活動していて、そのレベルも志もとても高いことに驚きます。

私はこれまで20数カ国で演奏や指導を行ってきましたが、日本ほど演奏レベルや企画の質が高い国 は他にはないと
実感しています。
オリンピックに例えると、日本のサックス界は団体戦で金メダル間違いないと思っています。

仙台の皆様がこれからますます サックスのファンになってくだされば、こんなに嬉しいことはありません。
須川展也(サクソフォン)

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