どんだけ!!! これ何だと思いますか?? そう、これは、今年の「せんくら」パンフレット。 この量・・、凄くないですか?? 1梱包200部で、この量・・。 覚悟はしていましたが、やっぱり凄い。 そもそも小さな事務局が、なお小さくなりました。 事務局スタッフにも、「圧迫感がある」といわれるぐらいの、存在感! 「振り返れば、奴がいる」と言ったぐらいに、「振り返るとパンフの山」です。 でも、これを皆様の元にお届け出来ると思うと、嬉しい限りです! 今年は、パンフレット遅いな~と思っていた皆様、本当にお待たせいたしました。 やっと皆様の元にお届け出来る手はずが取れましたので、もう暫くお待ち下さい。 そして、今年のパンフレットは、昨年から少しリニューアルしましたよ。 カラーも変わりましたし、冊子タイプになって、持ち歩き、立ち読みも楽々! 何だか、テレフォンショッピングみたいですね・・。すみません。 いや、無料パンフレットですのでご安心を・・。 初回のブログで汚い事務局をお見せしましたが・・・、 これでまた、事務局が片付かないですね!仕方ない! 言い訳でした・・。 とにかく皆様の元に早くお渡し出来るよう、準備をしています!
(仙台放送 事業部 曽根)
いよいよ出ました!せんくら屋!
今年の布陣はいかなりや?と
タイムテーブル広げ見れば
錦織りなす名手たち
目もくらくらの,クラシック
驚き桃の木山椒の木
山椒小粒(45分!?)でピリリと辛い
辛いはらっきょ,らっきょはカレー(華麗)
流石(さすが)101,名舞台!
夢まぼろしの心地して
楽都仙台ここにあり!と
大見得切ったるわけでもないが
・・・そいえば確か来年の
若葉の皐月(さつき),水無月も
水平線の,彼方より
提琴(ていきん=バイオリン)かろくぶら下げて
はたまた鋼琴(こうきん=ピアノ)奏でんと
一路目指すは杜の都
若人集いて競い合う
・・・あれれ?「せんくら楽しみですね!」って書こうと思っていて,いつのまにか来年5月の仙台国際音楽コンクールの宣伝になってしまいました(笑)。スミマセーン。
でも,せんくら,そしてコンクール(http://www.simc.jp/index_j.html)と,それぞれ素晴らしい演奏がぎっしり詰まっています。そこには,音楽の美しさ,楽しさ,あるいは苦さ,深さ,時には怖ろしさまでも,隠されているかもしれません。・・・正直なところ事務方は色々大変なときもあるけれど,皆さんの心に音楽が触れる一瞬を夢見て,今日もパソコンに向かい,はたまた議論に明け暮れるのでした。ご覧のみなさん!会場でお待ちしております。
(財団法人仙台市市民文化事業団課長 中村洋)
こんにちは。せんくら事務局の奥山です。 「せんくら」は去年からお手伝いさせていただいていて、今年はボランティアの活動などを中心に担当していく予定です。でも、予定は未定なので分かりません! せんくらが始まったのは私が学生のころ。他県の大学に通っていたのですが、「仙台で面白いイベントがあるね~!」と注目していたのを覚えています。まさか!就職して自分が担当するとは(笑)幸せなことです。 さて、「せんくら」は毎年のように沢山の人に支えられて成り立っています。特に当日、9つものホールでいっぺんにコンサートが開かれているわけで、会場運営を担当していただくボランティアさん無しでは「せんくら」は成り立たないのです。とはいえ、「やっぱり聴衆としてゆっくり聴きた~い」そういう方も多いはず・・・。でも、ちょっと考えてみてください。クラシック好きのあなた、Jポップ好きのあなた、民族音楽が好きなあなた…音楽好きの方は、コンサートに沢山行っていても運営に携わったことのある方は少ないのではないでしょうか?入場口でチケットをいつももぎられていても、もぎったことはないのではないでしょうか? この機会に是非、コンサート運営の一部を体験していただいて、さらに音楽がコンサートが好きになっていただければな、と心から思います。ボランティアの応募要項は公式HPで見られますので、一度ご覧下さい!
(仙台放送 事業部 奥山僚子)
「せんくら2009」開催決定!
5月15日(金)より情報が公開となり、2009公式サイトも立ち上がりました!
もちろん、ブログも立ち上がりましたので、是非ご観覧ください♪
今年の「せんくら」も宜しくお願い致します!
◎せんくら2009公式サイト http://sencla.com
☆せんくらブログ2009 http://sencla2009.asablo.jp/blog/
せんくら事務局 曽根
せんくら事務局の梅内(うめない)と申します。よろしくお願いします。 おかげ様で「せんくら」は、第1回が3万人、2回が3万8千人、昨年の3回が4万人と、回を重ねるごとにお客様も増え、仙台の秋を代表するイベントの一つにまで成長することができました。じつは、当初、「何とか3回は」ということで、スタッフ全員歯を食いしばって(?)がんばってきました。 第4回を迎える今年、予算やスタッフ体制などが厳しく、本音を言えば「できなくなるんじゃないかな?」と思った時期もありました。幸い、関係者の皆さんの協力をいただいて、開催が可能となり、何とか15日の記者発表を迎えることが出来ました(涙)。20日にアップしている曽根さんはじめ、スタッフの皆さんに、多謝。(因みに曽根さんはじめ、せんくら事務局は美男・美女が多いのです(私を除く。)。いつかスタッフの写真を掲示するかもしれません。お楽しみに♪) 事務局では昨年の4万人を上回るお客様にご来場いただけるよう、いろいろな作戦を練っています。企画が固まり次第、HPに掲出していきますので、お楽しみに!!
(仙台市企画市民局文化振興課課長 梅内淳)
浅田真央さんが演技をする曲としてハチャトリアンの仮面舞踏会のワルツを使ったのが放映されたとき、曲名を問い合わせる電話が殺到し、翌日、CDショップではその曲が含まれているCDが売り切れになったという話題がつい最近ありましたね。荒川静香さんがトリノオリンピックで優勝されたときの曲は、プッチーニの歌劇「トゥーランドット」より誰も寝てはならないでした。この曲は以前、たばこのCMにも使われていたことがありました。今年、没後250年にあたるヘンデルの「オンブラ マイ フ」も洋酒のCMで使われていました。 このようなことがきっかけとなってクラシック音楽に興味を持っていただく人が増えることは、私どもにとってうれしいことです。 仙台市は、日本で初めてフィギュアスケートが演じられたところですね。市立博物館の入口の小さな池がかつては凍結しており、そこで明治の中ごろにスケートを始めたようです。 そういったことをちょっぴり意識して、フィギュア・スケートで使われているクラシックの名曲を集めた演奏会を企画しました。(公演番号101)できればゲストにフィギュアスケートの関係者をお招きして、音楽にまつわるお話を聞ければなといま交渉を進めているところです。 また、公演番号16と48に登場するオンド・マルトノという楽器、この楽器は電子楽器です。実はこの楽器、1987年に放送されたNHK大河ドラマ「独眼竜正宗」のテーマ音楽の中で使われています。その独特の音色を覚えておられる方もいらっしゃるでしょう。今度はぜひ楽器を目の前にして、楽しんでください。 「せんくら」の楽しみ、それはさまざまな「きっかけ」が潜んでいることでしょう。どうかみなさん、あなたご自身のきっかけを探してクラシック音楽を楽しんでください。 前にも書きましたが、私が仙台フィルで仕事をするようになった「きっかけ」は、はじめての「せんくら」に取材に来たあとのふとした出来事からでした。
(仙台フィルハーモニー管弦楽団常務理事 演奏事業部長 松本伸二)
今回から仙台フィルさんとの制作協力で せんくらスタッフ の仲間に入れて頂きました。 ジェスク音楽文化振興会は、霧島国際音楽祭や、浜松ピアノアカデミー、クールシュベール・アカデミーin笠間(茨城県) などの主催や制作をしています。 せんくらアーティストの皆さんにお声かけ始めたのは昨年の12月でた! 直接お話をしたり、各事務所のマネージャーさんたちがとても好意的に協力くださり、今回参加いただけなかった方も含めて大勢のアーティストがとても快く参加を表明してくださったのです! 参加してくださる事が決まったアーティストの皆さんは本当に《せんくら》スピリットを理解し、時間、曜日、会場をじっくり考えてくださったのです。 とにかく、よ~く話しました。足立さん、河野さん、慶江さん、タン・シヤオタンさん、ドゥヴァイヨン&理夏子さん、三浦さん、赤坂さん、神田さん、賜紀さん、 丁寧に丁寧に曲目を作りこんでくださった鮫島さん、横山さん、若林さん、須川さん、 福田さん。数え上げればキリがありません。 話し合ったそばから、今日○○と会うから、曲目相談しておきますね~。 などなど 本当にアーティストの皆さんが一生懸命作りこんでくださった曲目で満たされています。 先週の記者会見には、今まで全回出場のチェリスト長谷川陽子さんと、今回初参加ながら金曜の夜のジャズ&ラグタイムや ピアノの嬉しくなるような名曲プログラム、長谷川陽子さんとのデュオなど最多の8公演に参加のピアニスト三舩優子さんが 新幹線で東京から駆けつけてくれました! 三舩優子さんはチャイコフスキー《くるみ割り人形》の語りつきで、MCをお願いする(記者会見の司会もつとめられた)仙台放送看板アナウンサー寺田早輪子さんとの待望のご対面とツーショットも実現! 御2人のそれぞれの曲目紹介などは、別のご紹介で楽しめると思いますが、皆様に知っていただきたかったのは、2人の会話。 *紅白ノミネートのように、今年せんくらに出演できる事を2人とも心から喜んでいる事。 *3回も出演していた長谷川陽子さんより話を聞いていて、出たいなぁと、ひそかに思っていた三舩優子さん。 *そういう思いのアーティストが(大勢いますが)記者会見などで、直接に思いを語れる事を本当に喜んでいた事。 幸先の良い、売り出し前のお披露目会でした。 さあメニューは完璧に出揃いました。 これからもっとたくさんのアーティストの生(なま)の想いをお伝えできるようお約束します!
(財団法人 ジェスク 音楽文化振興会 事務局長 堤正浩)
今年6歳になる娘が初めて聴いたクラシックコンサートが去年の「せんくら」でした。実は私の一家は、去年8月に異動で東京から戻ってきたので、「せんくら」に足を運んだことがなかったのです(すみません)。 でも、普段大騒ぎの娘が、45分のコンサートを静かにじっと聴いている姿を見て「連れてきてよかった」とその時強く感じました。 今年の「せんくら」は、子供たちに、よりクラシックに親しんでもらおうと特徴あるコンサートを準備しました。朗読もある「キッズ大集合!くるみ割り人形」をはじめ、0歳児にも喜んでもらえる「ジブリ・メドレー」、ヤマハミュージック東北様の協力を受けての「ぷっぷると遊ぼうファミリーコンサート」(2公演)等など・・・。「クラシックを通じて親子の絆を深めてもらいたい」、そんな願いを込めました。音感のない私としては、少しでも多くの子供に絶対音感を体得してもらいたいとの想いもあります。娘へのプレゼントとして、今年私は6公演から絞り込もうと思っています。どれにしようか考えるのも父親としては楽しいものです。 倉内宏(せんくら事務局、仙台放送 事業部長)
5月15日(金)に、「せんくら」の情報が公開となりました。 なのに・・、ご挨拶が遅くなりました。すみません。 こんにちは、せんくら事務局の曽根です。 今年も「せんくら」を宜しくお願い致します。 皆様、今年の豪華アーティスト、プログラムは、もうご覧いただけたでしょうか?? とにかく、凄いです! アーティスト、プログラムもそうですが、「せんくら」自体も少しリニューアルされました。 気軽な45分公演は、もちろん残しつつ、皆様のアンケートにも多かった「もっと長く聴きたい・・」というご意見にお応えして、1時間公演もさらに追加したのです。どうでしょう?45分公演と60分公演のミックスで是非是非、会場に遊びに来てください。 そして、せんくらブログですが、出演者のブログも6月中旬からUP予定です。その前までは、「せんくら」の事務局スタッフ、要は裏方の皆様にスポットを当てて、UP致します。 「せんくら」は、来て頂くお客様はもちろん、アーティストの方々、ボランティアの方々、そして、我々スタッフと、本当にたくさんの方々が、「せんくら」に関わっております。 せんくら裏話とか、UPされるかも(?)しれません。(あえてハードルを上げてみました。)ブログも是非チェックしてください! そして、今日は、「せんくら」裏場面をチラッとお見せいたします。 これが、今年のせんくら事務局です。 「小さい!?」 そんな事言わないでください・・・。 「汚い!?」 けして、片付けられない人間ではございません。 後で片付ける予定です・・。(きっと) ただ、この約3畳ぐらいのスペースで、皆様に喜んで頂ける「せんくら」を常に考えて仕事をしております!! 今年の「せんくら2009」で皆様にお会いできることを楽しみにしています♪
(仙台放送事業部 曽根千諭)
第1回目のせんくらで歌わせていただいてから早3年が経った。
あの時は妻と一緒のコンサートだったが、彼女はちょっとした手術を控えての本番となった。音楽を一緒に出来るありがたさを噛み締めながらの舞台で、お互いに歌いきったことへの喜びと、このようなチャンスを与えていただけた事への感謝でコンサートを終えた。
昨年10月末に、今度は私が入院することになった。暫く咳が止まらず、薬を飲んでも全く改善されず循環器系の検査を受けたところ、不整脈その他で即入院となった。薬の副作用に対応するための入院だと説明を受けた。日替わりで夜も仕事をしていて、丸々一日休みの日が、その年はそれまでに数日あったかどうかで過ごしてきた疲れが出たのかと思う。
医者からは2週間の入院と言われたが、どうしても指揮をしなければならないコンサートを一週間後に控えており、無理を言って一週間後には外出させてもらえるようお願いをした。この病院での8日間はこの上ない休息と勉強の時間となった。中学生以降は入院したことが無く、点滴を下げながらトイレに行ったり四人部屋で過ごすことも全て珍しく、不謹慎かもしれないがいろいろなことに興味津々だった。
点滴と利尿剤、そしてカロリー計算をされた食事とで、あっという間に体重が減った。ダイエットには利尿剤が一番かも…。入院3日目辺りで、食堂のイスに座るとおしりが痛くなった。初めは理由が分からなかった。わけはどうやら筋肉が落ちたことによっておしりの骨が当たっていたらしい。生まれて初めての感触だった。人間の筋力はこうも簡単に落ちてしまうのだと大きな発見だった。
退院前日にはカテーテル検査も体験。体内それも血管の中を異物が走る感覚はとてもおぞましかった。入るときよりも抜くとき(おそらく血流に逆行するときだと思う)のあの言葉では言い表せない感覚は今でも左腕の中に残っている。
主治医の先生のお蔭で予定通り一週間で退院させていただき、何とか無事に、そのどうしても指揮をしなければならないコンサートも終了できた。改めて健康の大切さを実感した時となった。
今回また演奏のチャンスをいただいた。歌う場を与えていただいた事への感謝と、再び健康を与えられたことへの感謝をもって演奏したい。
佐藤淳一(テノール)