これは昨年イタリアへ女2人旅をしたとき、ベネチアのムラーノ島で買ったワイングラスです。
カップの部分は白と透明の細いストライプで、持ち手には18金が練り込まれています。さらにびっくりするくらい軽いのです!このグラスを手に取った時、『連れて帰ろう』と思いました。
しかし、我が家にはこのようなグラスを飾る場所がなく、普段使うグラスと一緒に食器棚に入っています……(~_~)
遠藤真理(チェロ)
爽やかで、心地良い風になりたい。
僕の演奏家としての理想だ。風はいろいろな時にやってくる。
露天風呂から上がった時に感じる、心地良い風。キャンプ場でテントを張り終わった後に感じる、涼しい風。
ちょっとした散歩の合間に感じる、爽やかな風。早朝釣り船に乗り出港する時に感じる、期待、喜びの風。
このように、日常ふと通り過ぎていく風は、何か心安らいだり、生きている喜びを感じさせてくれる。
僕が吹いているフルートは木管楽器、ウインド・インストゥルメント、ウインド、まさに風なのだ。
風はさりげなく、多くの人々に吹き渡り、そして多くの心地良さを残していく。
ふと耳にしたフルートの音、「なんか良いなぁ」「また、聴きたいなぁ」、そんな気持ちを持ってもらえるように、吹きたいものだ。
今回の木管5重奏、5つのウインドが織り成す、様々な風。
多くの皆様に、風を感じていただきたい。
そして、演奏後、皆様が又風に吹かれたい、と思ってくださることを願いながら、僕はラーメンをすすっていることだろう。
爽やかな風を感じながら・・・・・
芦澤曉男(仙台フィル木管五重奏団/フルート)
皆様こんにちは。チェリストの遠藤真理です。
一週間宜しくお願いいたします!!
今日は私のお気に入りをご紹介します!!
これは、ゾウのババール達です(^o^)
中学生の時、10歳年下の従兄弟とババールのビデオを観ていて、
私の方がはまってしまいました…
それ以来こつこつとグッズを溜め込んでいましたが、今は引っ越しや留学を経てこの子達が残りました。手と足に磁石が入っているので部屋のスタンドにぶら下がっています♪
あ…でも私、ぬいぐるみと遊ぶような、『女の子』的な子供ではなかったので(今でも…)、我が家では唯一のぬいぐるみです。
遠藤真理(チェロ)
またコンサート案内です。ドイツから帰国するチェロの弟とせんくらでもピアノをお願いしている片岡さんと共に、3人での演奏会があります。
前半は小品集、後半はピアノ三重奏曲で各曲の魅力的な部分を楽章ごとに抜粋してみました。定員50人程度の身近なサロンコンサートなので宜しければいらしてください。
8月5日19時から大和町の仙台ピアノ工房の木造ドームになります。
伝田正秀(ヴァイオリン)
仙台の街は食べ物がおいしく温泉も近くにあって本当に楽しいのですが、個人的には賃貸物件が安いのも魅力です。
最近は礼金、仲介手数料がほとんどかからなくなったので移動がしやすく、魅力的なマンションなどもどんどん出てくるyahoo不動産などのチェックが欠かせなくなりました。
そのうちにはベートーヴェンのように生涯で70回以上も住み替える人も出てくるはずです。
伝田正秀(ヴァイオリン)
世の中には映画俳優目指して苦労なさっている人がたくさんいらっしゃるのに…。なぜだか「カラスコライダー」という映画に、歌うのではなく、ある部長の役で出演してしまいました。
話をいただいて、初めは、「はい」とか「やぁ」とかだけだろうと思っていました。ところが台本を見たら、なんと2ページ分もセリフのやり取りがあるではありませんか!しかも台本を手にしたのは、収録の2日前。次の日はカルメンの本番。明後日はまあ何とかなるだろうなんて少し軽い気持ちで撮影に臨みました。
現場はKスタ宮城の正面広場。雪の残る喫煙所付近が撮影場所でした。早速に紹介され、これが映画の撮影現場かと変に感激しながら読み合わせが開始。まあ何とかなるかなくらいの調子でしたから、当然セリフが完璧に入っているわけではなく始まってしまったので、当然のことながら緊張しまくりでかみまくり。相手役の役者さん達は、いつ台本を手にされたのかわかりませんが、もうその場面のセリフと間合いはしっかり掴んでいらっしゃる。俳優のプロ魂を目の当たりにした瞬間でした。益々こちらの緊張は高まり、益々頭の中が真っ白になるといった状態に追い込まれてしまいました。(セリフにメロディが付いていたらもっと上手く覚えたかも、なんて言い訳も考えながら…)
もう一つ自分にとって大きな発見がありました。普段我々は舞台上ではマイクを使わないので、セリフも全て客席の隅々まできちっと聞こえるよう声を張って出すのですが、映画ではあのモコモコした長く伸びてくるマイクで声を拾ってくれるので、普通の話し言葉で十分だったようです。緊張とも相まって、一人だけ声がスタジアムの壁に反響していたようでした。そんな現場を今思い出すと、なんとも恥ずかしいですね。
テイク2で監督からOKが出ました!自分としては本当に大丈夫なのか半信半疑のまま終了。僕の映画初体験はおよそ1時間で終了でした。冷や汗をかきながらあっという間に時間が過ぎました。
カラスコライダーをご覧になった方はおられますか?僕に対してどうぞ率直なご感想を!ちなみに我が娘は、素人っぽくて大笑いしたと言っていました。でも何と言われても映画館のスクリーンの中に自分の姿が映ったなんて、これは大いに喜ぼうと思います。
この半年で入退院、そしてコマーシャルに映画と、なんだか派手な日々を送りました。この勢いを借りて、せんくらの本番も弾けたいと思います。是非たくさんの方々、コンサート会場にいらして下さい。3日間お付き合い下さりありがとうございました。
佐藤淳一(テノール)
昨年12月の中旬以降に、ア・カペラで第九の1フレーズを歌っているコマーシャルをご覧になった方がいらっしゃると思います。あれ、僕でした。眼鏡市場のCMでした。
何故にこのコマーシャル出演が僕に回ってきたのか?自分でも不思議な思いですから、そりゃ皆さんもどうしてとお思いになられたことでしょう!これは、ある広告代理店からいただいた仕事でした。3~4年前にこの会社の社長さんの還暦パーティで歌わせていただいたことが今回に繋がりました。
ではなぜこの会社からお声掛けいただいたのか?
これは、楽天の交流試合(それも巨人戦)で試合開始前のセレモニーで国歌を歌ったことからの繋がりでした。
今まで断ることをほとんど知らずに、いろいろなステージを経験させてもらいました。八方美人的だとか、もっと仕事を選べとかいう声も耳に入ることもありましたが、そんな様々の人との繋がりから、人生で何度も経験しないであろうことを経験させてもらいました。実に人生っておもしろいと実感した出来事でした。
全国版コマーシャルのインパクトは凄いですね!放送開始直後から、おまえにそっくりのヤツが歌ってたぞ、いったいあれは何のコマーシャルだ?とか、なんでテノールのおまえがバリトンパートを歌っているんだ?とか。それも県内はもちろんのこと、山陰地方や九州、関西、首都圏から北海道まで、あれは本当におまえかとの問い合わせがありました。15秒という短い時間でしたが、かなりインパクトがありましたね!
ちなみにこの仕事が退院後初の歌う仕事でした。
佐藤淳一(テノール)
今年の夏は技巧的な小品を中心にしたリサイタルツアーをやります。
いい演奏会になるよう準備も沢山しているので、七夕の真っ最中ではありますがいらしていただければ嬉しいです。
仙台の公演は8月7日の18時半からになります。
http://www.dendamasahide.com
伝田正秀(ヴァイオリン)
自炊が苦手なので外食の多い毎日ですが、最近イベリコ豚の生ハムにはまっています。
仙台市内に置いてある店は沢山あるのですが、こんなにおいしいものがあることこそが感動です。
イベリコ豚は自然のどんぐりでどれだけ太ったかでランクわけされるようで、1頭につき約1トンものどんぐりを食べて育つとのことです。
伝田正秀(ヴァイオリン)
こんにちは、斎藤雅広12歳です。ちょうどこの頃からでしょうか?目が悪くなりメガネが離せないようになりました。現在ならば近視矯正の手術も安全で進んでいますので、サッサとそうしたかもしれません。当時はまだコンタクトレンズもなかったような時代ですからね。きっかけは田村宏先生のレッスンに伺ったとき、私は初見がとても得意だとかなんとか親がペラペラ言ってしまい、それでは!と試されたら何にもできなくて(笑)。「この嘘つきめ~~!」とたたき出され、これは目が悪いからに違いないということになったのです(笑)。そうしているうちに学校の黒板も見えにくくなってきて、最初はつけたりはずしたりもしていましたが、14、5歳からはかけっぱなしです。1回コンタクトにしようと試みたのですが、1日で水に流して下水行き!親に烈火のごとく怒られて、メガネ人生が確定です(笑)。でも何の不自由もありません。
さて初見がきくかどうかはね、よくわかりません。世間では取材で、ライターが堀江昭朗さんだったりすると「その譜読みの速さと解釈の的確さにおいて・・・・」みたいな文が私の紹介の頭に来るので(笑)、そうでなければと!がんばっているのですが、どうでしょうか(笑)。でもピンチヒッターで二日前に楽譜をもらったり、ピンチヒッターでなくても歌手ってなかなか楽譜くれないから、どんな曲も大体三日で仕上げられないと、仕事にはならないですよね。リサイタルも1週間もあれば余裕みたいな感じであれば、他のコンサートとのタイミングがかなり楽になります。昔のピアニストのギーゼキングが、列車移動のさなかに楽譜を見て、目的地に着いたらそれをコンサートで弾いたなんていう伝説も、十分あり得ることだなあとプロの人は全員思っているはずです。
時間との戦いですが、それも子供の頃一日8時間近くきっちり練習したり、ちょっとでもいい加減なことは許さない師匠の田村先生のご指導、これがあったから現在があるのだと思います。厳しくしてくださった先生に心から感謝しています。先生のおっしゃることは絶対で「ピアノやるなら自転車なんか乗るな」という教えも守りました。ある日先生のお宅に伺うとご不在で、「あれ?」と思っていると、向こうから自転車に乗ったおじさんが手を振りながら・・・まさかとは思いましたが・・・(爆笑)。大人になってからの先生との雑談では、こんな「目からうろこ」的な面白い体験があって、私はとても運が良かった。怖いだけの思い出ならきっと身につくことも少なかったと思います。
多くのすばらしい先輩にも恵まれました。世の中が手のひら返しをしても、温かく見守ってくれている人がいることは、どれだけ心の支えになることでしょう。いまや不景気の中で、少しでも勝ち馬に乗ろうとする風潮盛んなこの頃、みんなが助け合って、それぞれ個性を出し合って進むのが正しいと思います。私たちの場合なら、楽しくみんなが気持ち良くなるように、ステキな音楽を通じて明るくジャンプ!仲間たちとともに悔いのない人生が過ごせるのではと思います。「せんくら」もそんなナイスな出会いの象徴です。
それではみなさま、斎藤雅広50歳がお目にかかれるのを心から楽しみにいたしております(笑)!お次のかた、おまたせ~ッ!
斎藤雅広(ピアノ)