楽屋の使い方!

2009.08.06| 長谷川陽子

コンサートの時、楽屋はたいてい一人一部屋頂けるのですが、たまにガラ・コンサートなど出演者が多いと皆で賑やかに一つの楽屋を使う時があります。

楽屋一つの使い方にも個性出ます。ある人は、化粧台の上は何もなく、何か使ったら即スーツケースにしまう。スーツケースが引き出し代わりという合理的な人もいれば、まず部屋に入ったらすべての荷物を自分の使いやすい場所にセットして、くつろげるマイ・ルームを作り上げる人・・・。

さて、私はどちらでしょうか???実は私は後者です^^; その代わり帰り支度も大変ですが・・・。
せんくらは次から次へとリレー形式にコンサートが行われるので楽屋も次の人に速やかにバトンタッチしなくてはいけません。今年は是非合理的な楽屋の使い方をマスターしよう!!

このお便りを書いている間に今日もパンを焼きました。本日はロールパン。途中で成形がめんどくさくなって、いくつかはただの丸パンにしてしまいましたが、色艶よく美味しそうに焼きあがりました^^
長谷川陽子(チェロ)

 

音楽との出会い

2009.08.05| 原田哲男

せんくらブログをご覧の皆様こんにちは。 仙台フィルでチェロを弾いています、原田哲男です。
今日から4日間ブログを担当させていただきます。 よろしくお願いいたします。

2006年に始まったせんくらも今年で4回目。仙台の秋のイベントとしてすっかり定着したのではないでしょうか。我々オーケストラは日頃音楽を通して、仙台の人達にリラックスしていただいたり、元気を出してもらったりと、仙台の街が活気付く手伝いが出来ればと思いながら演奏活動をしていますが、一般に言われがちな堅苦しいクラシックコンサートのイメージを変えるせんくらのようなイベントが続けて催され、新たなクラシックファンが増えているというのは大変ありがたい事です。

私自身は10歳からチェロを始め、クラシックの名曲を知るにしたがって演奏家になりたいと思うようになり人生が一変しました。
今現在でも新しく出会う曲は数多くありますが、好きなメロディが増えることで人生が更に豊かになることを実感しています。

最近ではオペラ。2時間から4時間はかかる作品のすべてを理解するということはありませんが、その中にほんの数分でも美しいアリアがあれば、それで充分そのオペラを好きだと言う事が出来ると思うのです(作曲家には申し訳ないけれど)。

この秋のせんくらで新しいメロディに出会って、(人生が変わるほどでなくても)クラシック音楽を好きになって下さる方が多くいらっしゃれば何よりです。

原田哲男(チェロ)

仙台の街

2009.08.05| 長谷川陽子

私たち演奏家はコンサートではいろいろなところを訪れる機会に恵まれます。

「いろいろなところに行けていいですね」とよく言われるし、確かにそうなのですが、演奏家というのはたいていホールとホテルと駅か空港しか知らない。
「初めまして」と「またいつの日にか」が同じ日にやってきます。
多くの人と音楽を通じて同じ感動を共有出来る喜びと背中あわせにその瞬間が終われば、北も南もわからないままその地を去り、また違うところに一人で歩き出さなくてはならない切なさがあるのも否めません。

そんな中で、「せんくら」のように同じ街に何度も「お帰りなさい」と迎え入れて頂けるのは、本当に嬉しいことです。おかげさまで少しずつ仙台の街の方向感覚もつかめてきました、美味しいお店も少しずつ情報インプット^^

ところで今年の夏はとても面白い経験をしました。何故か10キロ弱のチェロを担いで釧路の山登りをする羽目になったのです。本日の写真はその山登りした山です。。。
ハードだった~!!「???」と思われる方はこちらをご覧ください。正真正銘の証明写真付きです^^;
http://yoko-hasegawa.com/blog.html

さすがに「せんくら」で山登りはないでしょうが、昨年まで連続して聴きにいらして下さる方にもまた再会出来るでしょうか、もちろん新しい音楽ファンの皆さまとも音を通じて「せんくら」を共有出来るのがとても楽しみです^^
長谷川陽子(チェロ)

フェスティバル♪

2009.08.04| 長谷川陽子

夏は日本の各地でさまざまな音楽祭が行われますが、「せんくら」はじめ各地それぞれの特色を味わえるのも出演者の楽しみの一つです。

今年の夏は今年で30周年を迎えた九州の「霧島国際音楽祭」に出演してきました。写真は鹿児島の桜島。
こちらは鹿児島の雄大な自然に包まれながら音楽を通じて演奏家と聴衆の皆さんとの交流が魅力的な音楽祭。
もとは山の中の一軒のホテルでこじんまりと行われていた音楽祭でしたが、長い年月の積み重ねで、今では鹿児島県内のあちこちで出張コンサートが行われ、地元の方々に愛され大きく成長している音楽祭です。

それぞれの風土や土地柄に合わせて、特色が決まってくると思うのですが、やはり実は聴きにいらして下さる皆さんの雰囲気というのも、音楽祭のカラー作りに一役買っている、とご存じでした?^^
「せんくら」の魅力は、何と言ってもあの華やかな雰囲気にあると思います。
「せんくら」30周年の頃にはどんな華やかなフェスティバルになっていることでしょう。
30年後。。。私弾いてるかなぁ???是非これからの「せんくら」を永い目で見守っていきたいです。
長谷川陽子(チェロ)

七夕

2009.08.04| 住田怜美

三日目の今日は8月4日。仙台ではあさってから七夕まつりが始まります。

七夕と言えば短冊に願い事ですが仙台は色とりどりの七夕かざりです。折鶴、巾着、投網、くずかご、吹き流し、短冊、紙衣などいろいろな飾りを織り交ぜて毎年様々な賞を競い合うのですが夏休みの宿題が七夕の絵だったため、超がつくほど絵が苦手な私は素敵な七夕かざりを見るとつい描くの大変そうだなあ・・・と思ってしまいます。
絵が得意な人が本当に羨ましいです。

ところで、6月からせんくらのステージのひとつでもある第九の合唱の練習をお手伝いさせていただいています。
同じくせんくら出演者の佐藤 淳一先生が合唱指導をされているのですが先生の巧みな話術によってどんどん上手になっていく様は近くで聞いていてとっても勉強になります。
合唱の方たちはみなさん一般の方々なのですが、何度も第九を歌われている方もいらっしゃって第九に対する情熱には感心してしまいます。
合唱に出演するにはみなさんオーディションを受けるのです。ぜひ聴きに行ってみてくださいね。

そして私の方も皆様に笑顔で帰っていただけるよういろいろ考えていますので遊びに来ていただけると嬉しいです。

では、会場でお会いできるのを楽しみにしています。
3日間お付き合いくださりありがとうございました。

写真は、いつも応援してくれる大好きな恩師と友です。
住田怜美(ピアノ)

パン

2009.08.03| 長谷川陽子

パン作りが趣味です。パン生地ってホントに赤ちゃんのほっぺみたいにつるんとしていて、手で丸めていると何だか心のササクレが癒されていくんです。
今ではパン作りはすっかり趣味と実益を兼ねて、日常の小さな楽しみとなっています。

最初の頃は手軽に作れるイーストで焼いていましたが、やっぱり天然酵母は焼いた翌日でもしっとり風味が増して美味しい!!
時々あんぱんやシナモンロールなどお菓子パンも作りますが、普段は食事に合うようカンパーニュやバターロール、プレーチェンなど。皮がばりっとしたバケットを焼いてみたいと思いつつ、あれって結構難しいんですよね。

いつの日かパリッとしたパケットや、キリッとした角食パンが焼けるようになりたい!!
今日のカンパーニュは我ながらちょっといい感じに焼きあがりました、 いい香り♪
長谷川陽子(チェロ)

 

食いしん坊ブログ

2009.08.03| 住田怜美

さて二日目の今日はせっかくの仙台在住!ということで仙台の美味しいもの紹介です。
とは言ったものの街中しか詳しくないので今回の会場の1つでもある仙台メディアテーク近くをご紹介したいと思います。

まずはメディアテーク向いにある定禅寺通り沿いの2件。
1つ目は「ナプレ」というピザ屋さんです。
普段あまりピザを食べる方ではないのですがココは野菜が美味しい!オリーブオイルが美味しい!!チーズが美味しい!!!と3拍子?そろったピザ屋さん。もちろん生地もすっごく美味しくて足を運んでみる価値あると思います。
ただいつも混んでいるので予約して行くのがおすすめです。

2つ目は甘いものが食べたくなったらここのエクレア!
その名も「甘座」(あまんざ)です。
パサパサシューが苦手な私ですがここのお店のエクレアは中のクリームも甘すぎず生地もしっとりしていて、危険と知りつつもいくらでも食べられちゃいます。

最後はちょっと歩いたところにあるイタリアワインとアテの店「立町つくし」ここはワインも美味しくお食事も何でも美味しい本当にお薦めのお店です。
噛み切れないもの好きな私のお薦めは〝たこと苦味野菜のサラダ仕立て〞〝マッシュルームとエビのオイルフォンデュ〞もガーリックが絶妙なアクセントになっていて元気になれる一品です。

美味しいお店は何でも美味しい!ということで写真はデザートの〝カタラーナ〞いつ行っても笑顔で帰れるお店で、数々の美食家の友人たちをも唸らせてきました。

音楽もお料理も求められている以上のものを出せるって素晴らしいですよね。
私もそんな演奏目指して頑張ります。以上食いしん坊ブログでした。
住田怜美(ピアノ)

 

せんくらの楽しみ方♪

2009.08.02| 長谷川陽子

こんにちは、今日から一週間この「せんくらブログ」を担当させていただきますチェロの長谷川陽子です。

「せんくら」に出演させていただくのは今年で4回目、皆勤賞は嬉しい限り!!
毎年あの熱気あふれる「せんくら」で弾けるのは、1年分の元気の素で、同じく連続出場の演奏家仲間と「せんくら出場おめでとう!」とメールし合ったほどです。
何といっても、手頃な料金で45分間、色々な楽器の味わいをちょっとずつ数多く聴いてみることが出来る・・・
先日のせんくら記者会見で「まるでアイスクリームの数種類入るパックみたいに、このフレーバーとあの味と・・・と気になるものを選んで、お好きにパックして下さい」とお話したのですが、せんくらの上手な楽しみ方は色々な公演をお好みに合わせてカスタマイズして【はしご】すること!!
演奏家の私たちも、あの熱気に乗せられて毎年皆テンション高く弾く喜びを再確認しています。
懐かしい街、仙台に会える10月を楽しみにしています。
長谷川陽子(チェロ)

曲目のご紹介♪

2009.08.02| 住田怜美

はじめまして。ピアノの住田怜美です。
今回せんくらに参加させていただくことが出来、
とても嬉しく思っています。

今日から3日間どうぞお付き合いください。

1日目の今日は今回演奏する曲目についてお話ししたいと思います。
テーマが〝0歳からのコンサート〞ということでしたので「お菓子の世界」「子犬のワルツ」「子猫のワルツ」「きらきら星変奏曲」など私が小さいころから大好きでよく弾いていた曲を集めてみました。

その中でも湯山 昭さんの「お菓子の世界」は不思議なハーモニーと楽しいリズムに魅了され、やらなくてはいけない練習もそこそこに得意気になってよく遊び弾きをしていました。
ちびっこ達にも気に入ってもらえるのではないかなと思っています。

「子犬のワルツ」は発表会で弾いた思い出の曲。
小さいころ、犬におでこを噛まれ今も傷が残っているにもかかわらず、犬が大好きで大きくなったらムツゴロウ王国で働くんだと本気で思っていた私。

今、我が家には1歳のトイプードルがいて毎日たわむれています。

この曲はわんちゃんが自分のしっぽを追いかけている様子を表現していると言われていますがウチのわんこ、しっぽが短いからか追いかけているところを今だに見たことがありません・・・

「子猫のワルツ」これも先生から頂いて大好きだった曲です

我が家にはネコもいます。推定4歳の拾われネコですがかなりの美人ネコで、ネコのほうがしっぽが長いのでよく追いかけて遊んでいます。

曲目紹介というよりペット紹介になってしまいましたが、もしかしたら会場にわんことにゃんこも来るかも?
住田怜美(ピアノ)

筋肉モリモリ

2009.08.01| ル・キャレ

よく お客様に、「凄い腕ですね!」と声を掛けられる事があります。
実は 演奏する時は脱力を使っているのです。

力を使うのは、楽器運びなんです(T_T)
マリンバは、通常バラバラに分解して運びます。

楽器の種類にもよりますが、十数個のパーツに分かれます。中には、とても重い物もあります。だから、筋肉モリモリです。

本番では、腕に注目しないでください(*^_^*)

楽器は、ヤマハ YM-6100です。

10月4日 当日は、マリンバ四台と、太鼓などを使って演奏します♪
仙台メディアテーク にて 朝10:40~11:25です。
ル・キャレ(アンサンブル)

 

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