サクソフォンの魅力

2009.08.24| 須川展也

今日はサクソフォンの魅力について書いてみたいと思います。

サクソフォンは人間の声に近い楽器です。言ってみれば、「人間そのもの」ではないかと思います。美しい歌声から、潰したような音、怒っているような音、楽しくてしょうがいない音・・
こんなに自由自在に表現をできるサクソフォンだから「人間そのもの」といえるではないかと思います。

私が演奏する3回のコンサートもそれらの要素がたくさん盛り込まれています!
とかく人間の力を超えるテクノロジーがどんどん進むこのご時世、せんくらで生の楽器の音色を聴いて、「人間らしさ」を共有しましょう!
須川展也(サクソフォン)

 

初めてのブログ

2009.08.23| 鈴木理恵子

皆様こんにちは、ヴァイオリンの鈴木理恵子です。
(ブログを書くのは生まれて初めてなので、緊張しております・・)

昨年の急遽参加に引き続き、今年再び「せんくら」に参加させて頂けますことを、心より嬉しく思っています。
どうぞ宜しくお願い致します。

実は、私は仙台にはとても思い入れがあるのです。
私の母は、生まれも育ちも仙台の生粋仙台っ子。
幼い頃から度々母の育った仙台の話を聞き、私も度々母と共に訪れ、
春、夏、冬と、休みになると毎年3回は仙台で過ごしていました。

祖父母の家は八幡三丁目にありました。(今でもあるのでしょうか?)近くの八幡神社や家の前の駄菓子屋によく遊びに行ったことを、良く覚えています。

古い家には大きな五右衛門風呂があり、すのこを沈めて入ったり、祖母が蒔で火をおこしては炊いてくれたことを思い出します。

親戚も多く、良く叔母達が家に遊びに来ては一緒にずんだもちを手作りしたり、たくさんの懐かしい思い出があります。

私の大好きな仙台で開催される「せんくら」に参加させて頂けますことを心より嬉しく、心の故郷である仙台で演奏できますことを、そして皆様にお会いできますことを、心より楽しみにしています。
鈴木理恵子(ヴァイオリン)

鼻歌♪

2009.08.23| 鈴木慶江

皆さん こんにちは!はじめまして!
ソプラノの鈴木慶江です。

歌う事が ホントに大好きでいつも 気がつくと歌ってるようです。
気持ちいい陽気 素敵な景色の中にいると無意識の内に 鼻歌を歌っているらしく一緒にいる友達に指摘されます。

でも 鼻歌が普通の鼻歌ではないらしく 周りからすると それは「歌」のようで。しめたとばかりに 聴いてくれているそうです。
ご近所迷惑ですね~。ごめんなさい。

写真は 先日滞在していたウィーンの街角で。
私も共演した事のある ウィーン少年合唱団の子供達が歌っている王宮の中にある礼拝堂の前で大好きなお友達!女優でプロダンサーの 鳥居かほりお姉さんと歌ってま~す♪
鈴木慶江(ソプラノ)

今年も

2009.08.23| 須川展也

皆様こんにちは!今週一週間「せんくらブログ」を担当させていただく、サクソフォンの須川展也です。

今年も昨年に引き続きせんくらに2回目の参加をさせて頂くことになりました。また仙台の皆さんにお会いできますことをとてもうれしく思っています!今年も素晴らしい演奏を手軽に、自由に選べて聴けるせんくらの企画には楽しみがいっぱいですよ。

お客様が自分で“プログラミング”して、“自分だけのコンサート”の組み合わせを作れるのですよね!どうぞプログラムをじっくり眺めて、今のうちから計画を立てておいたらいかがでしょうか。きっともっと楽しみが広がりますよ。それではまた明日!
須川展也(サクソフォン)

愛犬

2009.08.22| 渋谷由美子

我が家には二匹のコーギー犬がいます。

以前はハスキー犬を飼っていたのですが、15歳と8ヶ月の長寿を全うし、5年前に死んでしまいました。
悲しくてもう犬は飼わないと思っていたのですが、翌年衝動買いで一匹を買ってしまいました。
今までは外で飼っていたのですが、家の中で飼いたいとの私の希望を聞いて、かわいい子犬が新しく我が家の仲間入りをしました。

私が練習するときは足元で眠り、音を出すのをやめると起きるので、ずっと弾き続けなくてはいけないので、「これは私の為にいいわ」と大変喜んでいました。

しかし、大きくなるにつれて家具はかじる、など悪いことばかりすりようになり頭を痛めていました。
一匹だと留守にしたときにストレスからいたずらをするから、二匹にしたらいたずらはなくなると言われ、もう一匹飼うことにしました。
同じ店に行ってみると、同じコーギーが少し大きくなっていましたが、不細工なので売れ残っていました。

しかし性格は穏やかで良い子ですよと、店員さんの言葉を信じ抱いてみると、べったりあごを肩に乗せ眠りだしました。
それで決心をし、連れて帰ってみると、玉三郎と喧嘩をすることもなく仲良く遊びだしました。
そうなのです、一匹めの犬は玉三郎、後から来た方はけんしろうという名前なのです。

けんしろうの方、は私が練習するときに部屋に連れてきて音を出した途端に、ソファーの上で身をよじりすごく悶えます。
私が音を出すのやめるとパタッと動きを止めるのです。
「何でそんなに悶えるの?」と言うと、フリーズしたように私をじっと見続けます。
それでも無視して音を出し続けると、ソファーの隅っこに頭を突っ込んで、観念したかのようにじっと耐えているようです。
その様子があまりにもおかしいので、時々練習するときに連れてきて、嫌がる様子を楽しんで見ています。
犬にとっては大変迷惑なのでしょうが。
渋谷由美子(ヴァイオリン)

 

 

それでは10月!

2009.08.22| 鮫島有美子

ウィーンはどこもかしこも夏の休暇の真っ最中! 私も昨晩は、夫の兄弟家族たち皆一緒に「ホイリゲ」のワイン棚の下で過ごしました。(「ホイリゲ」に付いてはちょっとグーグルッてみてください!)

ブログも今日が最後。この一週間、私は少しだけ“気楽なプライヴェートの日々” からご紹介したのですが、ちょっと覗いてみましたら、皆さん結構きちんとしたまじめなブログを書いていらして、これでよかったのかしらと溜息をついています・・・。(もう遅い!!)

毎年秋のツアーは夫と一緒で、「せんくら」も今までいつも彼に弾いてもらっていたのですが、今年はアンゲリカ・キルヒシュラーガーの録音やらトーマス・クヴァストホーフのリサイタルなどのオファーが来てしまい、そちらを優先してもらいました。(その代わり来年は春に、彼とアンサンブルでの「日本の歌」のツアーが計画されています。)

でもそんな場合にも、心強いピアニストが私を日本で待ってくれていますので、 私にとってもいい経験のコンサートができます。自分の中で感じることを言葉で表現して相手に伝えなければならない時、さまざまなイメージがはっきりとした輪郭を持ちますし、どれだけきちんと消化できているかが自覚されます。「せんくら」と、そのあと各地でのリサイタルでは経験もレパートリーも豊富な丸山滋さん、そしてその前にロンドンでの小さな演奏会と名古屋でのリサイタルで、小川典子さんがご一緒してくださいます。小川さんとは初リサイタルのお仕事、歌の合間にコンセプトに合ったピアノの小曲もいくつか弾いてくださるのです。

それでは「せんくら」で皆様にお目にかかれる日まで。どのコンサートにも、たくさんの皆様のご来場をお待ちしておりま~す!!
鮫島有美子(ソプラノ)

アクシデント!

2009.08.21| 渋谷由美子

世の中にはいろんなアクシデントが転がっていると思いませんか?

だいぶ前になるのですが、主人と九州で演奏会があり、最終の飛行機で福岡から帰るときのことです。
空港に着いたら、仙台空港に自衛隊機が緊急着陸したので、仙台空港は閉鎖になっております、
仙台便は飛ばなくなりましたので払い戻しをします、と言われました。
これに乗らないと子供たちが待っているのにとあせりましたが、どうしようもありません。

出発カウンターは文句を言う人、他の便に変更する人達で大騒ぎ。
私達も払い戻しをし、急いで地下鉄に乗って博多駅に向かいました。
そこで何とか最終の、のぞみのグリーン車だと取れますとの事で、やっとの思いで乗車しました。

主人は初めてのぞみに乗れる、しかもグリーン車だと子供のように喜んでいましたが、大阪過ぎる頃から「飽きてきた早く降りたい。」の連発。
無事東京駅に着いてみると、東北新幹線は最終便の出た後。
夜行バスも出発した後で、どうしようもなく東京駅の近くのホテルに一泊して翌日の朝やっとの思いで仙台に無事着きました。

またある時は、駐車場に車を止めて用事を済ませ戻ってみると、両隣に駐車した車がぴったりつけていて、腕がやっと入るくらいしかドアが開きません。
駐車場の係りの人を呼んで、どうにか窓をあけてもらい、そこから入って車を出してもらったことがありました。
大体駐車するときは、隣の車のことくらい普通考えるでしょう、と腹が立ってそれ以来そこの駐車場には止めないことにしております。
渋谷由美子(ヴァイオリン)

仙台の思い出…

2009.08.21| 鮫島有美子

仙台は、実はいろいろと思い出のある町なのです。

まずはそのむか~し、仙台フィルの「第九」に招かれた際、結婚する少し前の夫ともにホテルにチェックインしましたところ、(今では考えられないことと思いますが!)、彼の身分証明書を求められ、フロントで「正式の夫婦でないのに、一部屋に泊まるのか」などという“お説教”を受けました・・・!

そして忘れもしない2000年の夏。仙台でのリサイタルの翌日は秋田県の大曲へ。駅に早めに着いた我々(夫と二人)は、駅ビルでおみやげ物を宅急便で送ったり、カフェでのんびりと時間をつぶし、いざ新幹線口へ着いた時には結構時間ぎりぎり。出発時刻を確かめた夫について車内に滑り込み、グリーン車へ行くと我々の席にはもう誰か座っていました。切符を見せてもらったら、東京行き。“間違いですよ!”といった我々に周囲の目が・・・。なんと秋田方面へ行くはずの私たちが、間違って東京行きに乗ってしまったのです!!!
それも日に何本もない「仙台ー東京 ノンストップ」便! パニックで大騒ぎしながら東京の事務所と連絡を取り合い、結局大曲のリサイタルは一日遅れ・・・。今までの演奏歴で生まれて初めての大失敗でした・・・。

また第一回目の「せんくら」。“よさこい祭り”ともあいまって、町中の活気はものすごいものでした。ホテルのエレベーターに乗れば、普段なかなかお会いしない先輩の音楽家の方たちにバッタリ。そして私たちも町のいたるところで催されていたさまざまなコンサートに足を運び、地元の音楽家の方たちに聴き入りました。今回の「せんくら」ガラコンサートでは、ミュンヘン音大での夫の昔の生徒さん(仙台在住の小熊由里子さん)に伴奏をお願いしました。今からとても楽しみにしています。
鮫島有美子(ソプラノ)

 

若きソリスト

2009.08.20| 渋谷由美子

お盆も過ぎ、真夏のなかった今年の八月も、もう終盤に差し掛かってきました。

秋ももうそこまで迫ってきていることでしょう。

今年もせんくらの季節がやってきました。
私が出演するのは永遠の名曲、ヴィヴァルディの「四季」全曲です。
と言っても私がソロをするのではなく、バリバリの若いソリスト4人がそれぞれ一曲ずつ演奏し、私をはじめ仙台に根を下ろしている人たち、仙台フィルの方々が、若い4人サポートいたします。

今回、仙台の隣の多賀城出身で、仙台の高校に通いながら一方桐朋学園のディプロマのソリストコースにも籍を置き、頑張っている郷古くんもソリストの一人として出演いたします。小学生の時に初めて演奏を聞き、心を奪われたことを今でもはっきりと覚えております。
いつでもありがちな、ただ達者に弾く子供と言うわけでなく、子供なのにどうしてそういう感覚がわかるの?と聞きたいくらい大人の感覚を持った子供でした。
ヴァイオリンを弾いているのが本当に好きで、一時も楽器を離したくないというように、いつもいつも弾き続けいたことを思い出します。

今回出演する方たちは、当然幼少の頃から天才と謳われてきた人ばかりで、才能と努力の賜物でしょう。
次の時代を担ってくれる4人と、一緒に演奏できることを、楽しみにしています。

それぞれ4人の感性、個性の違いを一度に見れて、きっと楽しい演奏会になると思います。
渋谷由美子(ヴァイオリン)

ウィーン

2009.08.20| 鮫島有美子

爽やかなウィーンの夏、とは言うものの、さすがに強い照り返しの真昼は、日影でも30度を越すかなりな暑さになります。日本と空気の重さが違う分、日光が肌に突き刺さるような感覚は強いかも・・・。それに加え、冷房の付いているタクシーは少ないし・・・。と、3、4日前に日本のエアコンをクサシタくせに、まったく勝手なものですね、すみません!

でもゲリラ豪雨を含め不順な天候は日本ばかりではなく、昔はウィーンやドイツでこんなに暑くなる日々が続くことはなかったのです。(冬の雪もめっぽう減りましたし、時には東京のほうが寒いこともあります。)

ところで、今日(20日)発売された「クロワッサン プレミアム」という雑誌
に、私がウィーンを紹介しているページがあります。普通の観光用ではないので、あまり知られていないウィーンの街角やお店をご覧になれると思います。本当はもっといろいろなアイディアがあったのですが、取材や撮影の日程が限られていたり、日曜日のせいで閉まっているお店があったりでこのくらいになりました。

コンサートホールも、世界中に知られている楽友協会やコンツェルトハウスではなく、外側からはまったく目立たない、でも歴史あるエアバールザールなんか、日本の方はほとんどご存じないでしょう?!(今はどちらにしてもシーズンオフでクローズドですが。)
鮫島有美子(ソプラノ)

 

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