ドビュッシーのプレリュードのタイトルの一つ。なんて詩的な言葉でしょう!これはボードレールの詩の一節なんだそうです。
今日は香りについてのお話。。といっても、芸術的なタイトルにそぐわず「私は香水を集めるのが好きです」という単純な内容です(ごめんなさい)
元々デパートの一階の化粧品売り場で酔うくらいの子供でしたので、香水はなんとなく遠ざけていました。が、演奏旅行や留学で飛行機に頻繁に乗るようになると空港での待ち時間もかなりあり、そこでじっくり免税品店を見て回るようになったら私でも大丈夫なよい香りがたくさんあることがわかり。。いつの間にかコレクター化(笑)
ビンのデザインと香りの両方気に入ったら買うようにしています。
先輩ピアニストの方から、お気に入りの香りを本番も纏うと落ち着いて演奏できると聞きしばらく試したこともあります。効果はあると思いました!ただし祈りを込めるあまりつけ過ぎるのには要注意です。。
三浦友理枝(ピアノ)
本日は1本目、黒島の北側にある「黒島ツインロック」と言うポイントに潜りました。
ここはだいたい流れがありますがダイナミックさと大物狙いには最高に良いポイントの1つ。
期待通りにイソマグロ、ネムリブカ、タテジマキンチャクダイの幼魚、ギンユゴイの群れ、他ムレハタタテテダイ、ニラミギンポ、ナンヨウカイワリ、ミノカサゴ他多数・・・
そして2本目は渡嘉敷島の西側、スン岬の少し南の大きな湾の海底にケーブルがあるんです。
「アリガーケーブル」と言う名ポイントがありますが、その南、「アリガー南」から北に向けてドリフトダイビングを楽しみました。
この辺りは私も何度か潜ってますがいろんなものに遭遇するので、とても楽しみでした。
前回はマンタやマダラトビエイにスギ!
今回は主にウコンハネガイ、バブルコーラルシュリンプ、タイマイ
再び座間味島の最北端の赤崎、西側にある大きな湾に少し入る沖に行きました。「ウチャカシ」と言うポイントに潜りました。
やはりピグミーシーホースを探しに西沖に-28メートルにあるヤギに行きましたがピグミーシーホースは不在でした。
風、波、うねりが強くなってまいりました。明日は慶良間に渡る事が出来るかどうか微妙・・・
Photo 駒井那津樹 ant for diving life. http://www.ant-dive.com/
赤坂達三(クラリネット)
私のことを良くご存知の方は、またかと思われるかもしれません(笑)
今日は私の一番の趣味、ビーズ手芸についてです。
出会いは小4、手芸クラブに入って何をやろうかと本屋さんの手芸コーナーを物色している時。
もともと縫い物以外の手芸全般に興味がありましたが、ビーズだけは本当にハマり、結局卒業までずっと手芸クラブに居続けひたすら週一でビーズの日々……
塾とピアノの両立で忙殺された小学校高学年の貴重な息抜きの時間でした。
その後はさらに時間が取りにくくなり(残念ながら中高には手芸クラブがなかったのです。。女子校なのに笑)、でも材料のビーズと本ばかりは増えていき、専用の本棚があるほど!あえてその写真は載せません(笑)代わりにかわいいビーズ編みのクマさんの写真をどうぞ♪(私がつくりました!!とい いたいところですが、これは最近デパートで発見した既製品です。。。頑張れば、こんな立体的なものもできてしまうのです!)
三浦友理枝(ピアノ)
本日も昨日紹介した中で出てまいりました。儀志布島に到着。
儀志布島の「ギシッポ」と言うポイントに9時42分エントリーしてアンカーロープから時計回りに迂回してエキジット。
潜水時間52分 。最大深度-16メートル。安全停止5分。スチールタンク10リットル。ウエイト2キロ。ウエットスーツ5ミリ・・・諸々
毎回ログは付けてます。念のため・・・
さてここでは、主にアオウミガメ→ミゾレウミウシ→フリソデエビ→キンチャクガニと充実したダイビングでした。
次に座間味島の北側の「チシ」から北西に向けてドリフトダイビング。
最大でも-14メートルぐらいに押さえてオキナワベニハゼ、アジアコショウダイ等が印象的。
この日の午後はちょっと深くなってしまうんですが、ピグミーシーホースを見るために黒前崎の北にある男岩と書いて「ウガン」と読むハナヒゲウツボで有名なポイントに潜りました。
男岩の南辺りに水面から見て洞窟っぽく見える辺りから左手にぐるっと回る様にしながら地形を楽しんだ後、さらに西に進路を深め-27メートルにピグミーシーホースの住むイボヤギが!
お見事にピグミーシーホースがおられました。
その前に印象的だったのがナンヨウカイワリの雄雌、雄は黒っぽく雌は銀色。
お決まりのハナヒゲウツボは勿論の事、他に見た魚は、ハナビラクマノミ、カクレクマノミ、タテジマヘビギンポ、ネムリブカ、ヒトスジギンポ、インドカエルウオ、カスミチョウ×2ウオ、イソマグロ、バラフエダイ、グルクン(クマザサハナムロ、タカサゴ)他・・・多数・・・
Photo 駒井那津樹 ant for diving life. http://www.ant-dive.com/
赤坂達三(クラリネット)
買い物が大好きな私ですが、本気で自分にご褒美を買うことはそうそうありません。ただ、買うものはブランドのバッグでもジュエリーでもなくスワロフスキーのクリスタルオブジェと決まっています。
ことの発端は13歳のとき。初めて行った海外での国際コンクール、私はドイツのとある街で緊張の日々を送っていました。その私の束の間の息抜きとなっていたのがホテルの近くの雑貨屋さん。とくに、スワロフスキーのコーナーに私は目を奪われました。もともと縁日のガラス細工屋さんが大好きでいつも親と買う買わないの根比べをしていた私(笑)、それとは比べ物にならないくらいの輝きにもう目がハートに。特に真ん中で燦然たる輝きに私の視点が定まりました。でも、お値段も縁日とは比べ物にならず...13歳の私の金銭感覚では目が飛び出そうなくらい。
でも、気づいてしまったんです。賞金もらえば買えると(笑)
という訳でそれまで以上に精を出し、練習に励み、祈りを捧げ(笑)、幸運すぎることに賞を頂けることになりました。翌日、晴れて狙いのものをゲットし大満足で帰途についたのでした。
6年後、バルセロナのコンクールのときも練習場所への道すがらにスワロフスキーのお店があり、賞をもらえたらあれを買おう、と決めて必死で頑張りました。ぶどうの房より一回り大きいグレードアップしたお花のオブジェ。この時もありがたいことに大きなスワロフスキーの箱を抱えて日本に帰ってくることができました。
それ以来、本気で頑張った後は(特にコンクールに限ったことではありません)スワロフスキーの立派なオブジェをご褒美に、が習慣となりました。といっても、こんなに予定通りうまく行くことは滅多にありません。自分でもちゃんと納得して買いたいし、数年に一つのペースでしか増えていきませんが、大事なコレクションをしていきたいなと思います。一つ、一つに思い出が詰まった、私の宝物です。
三浦友理枝(ピアノ)
南東からのうねりのため、あまり遠出はできなかった様だが順調に慶良間の座間味島に到着しました。
東側、黒前崎と北平瀬の間の大きな湾の辺りに(牛の島灯台下)と言うポイントまであります。
その湾の南には「レディードラゴン」とか「トウマ」と言うダイビングポイントが連なっているとてもなだらかで大きな湾があり、その間、要所々に番号で呼ばれているポイントがあります。
それらの中の「六番崎」に潜る事になりました。
さて海の中はどうなのか行ってみよう。
ボートからエントリーして沖に出る。
まずはコクテンフグやマダラタルミの幼魚が出迎えてくれた。
さらに沖に出て大きなヤギのある所まで(水深-25メートル)行ったが特に何も見付からず、右へ迂回して水路を辿りゆっくりと戻りながら
ベニイロハオウギガニ、ハナゴンベ、キンチャクガニを見ながら、浅瀬へ・・・モンツキカエルウオを見てエキジットしました。潜水時間は59分。
次はボートでそのまま東に5キロ程進むと、渡嘉敷島の最北端の北側の儀志布島に着きます。
そのすぐ北側に自津留と言う島と大変大きな岩と言うか…
そのさらに北側に、まさに「ジツル」と言うポイントがあります。そこで再びダイビングをすることになりました。
エントリーするとまずは小さな根があり鮫(ネムリブカ)と遭遇、やや北西よりに大きな根、そのさらに隣にまた根があり、そこに大きな穴がありミズヒキガニを見る事が出来ました。
勿論そこにいたるまでにシモフリタナバタウオも発見、回りはグルクンの群れ、まさに大群でした・・・
北西に沖だしして普通にキンギョハナダイ、カスミチョウチョウウオを眺めながらコバルトブルーの海に癒されながらのドリフトダイビングを満喫しました。
その日は最後に、そこからさらに西北西に進むと黒島が現れます。
黒島の南側と行ってもかなり南側。ちょうど儀志布島の最北端から西へ4キロ程の所でしょうか。
黒島南隠れ根(別名リッピョウ)まさに「リッピョウ」があるんです。
リッピョウの南から海に入り左に迂回してドリフト、リッピョウの北西で船に拾ってもらうコースでした。
最初はかなり波に逆らって流される感じでしたがマンタのクリーニングステーションと呼ばれている小さい根を5つ程点々と見て回る。
次第に波に乗って(私の様に)快適にダイビングを終えましたが、そこでも主に岩陰にイセエビの群れ(笑)、ネムリブカ、カサイダルマハゼ!
普通に泳いでいるとバラフエダイ、ウミウシではミスジアオイロウミウシ等、生物満載。
この日も、のべにして3時間弱の海中を楽しんだのでありました。
Photo 駒井那津樹 ant for diving life. http://www.ant-dive.com/
赤坂達三(クラリネット)
昨日に引き続き鑑賞系の趣味をご紹介します。。。
今日は絵画鑑賞についてです。
10代の頃習っていたロシア人の先生が他分野の芸術にも大変造詣が深く、よく説明して下さるときに絵画を引き合いに出されていました。たとえば、「ここはレンブラントの絵画の背景の色彩のように暗く深い音色で…」とか、「この旋律線はボッティチェリの描くヴィーナスの髪の流れの曲線のようになめらかに…」といった具合です。画集を買ってきたり実際に美術館に足を運んだりして先生の言葉を理解しようとしているうちに絵画鑑賞も好きになりました。
とはいえ、やはり画才も私には残念なほど備わっておりませんで(小さい頃、頑なにお姫様の正面から見た絵しかお絵描きしなかったことが祟っているのでしょうか。。。)、傑作といわれている絵画がどれほどの高度な技術や感性によって制作されているかは、私の理解の範疇をはるかに超えています。よって、直感でしか好き嫌いの判断ができませんが、それでもミレーの「晩鐘」とか、ターナーの海上の雪嵐の絵とか、東山魁夷の白馬の絵とか、思わず引き込まれて絵の前で動けなくなる経験は少なからずあります。やはり本物を見に行くに勝るものはあありませんね。
音楽も同じだと思います。CDを家で聴くのもいいけれど、やっぱりコンサートで実際に聴くのが一番!!
(写真は去年行った絵画展の画集の一部。美術館に行けば必ずと言っていいほど記録の意味もあり画集を買って帰ります。)
三浦友理枝(ピアノ)
しばらく北海道で根室、斜里、江別、と公演させていただいたのち、まとめて休暇を取る事にしました。
滞在地は沖縄。
例によって那覇ステイの慶良間往復の海中散歩に行ってみよう!
那覇空港に到着するやいなや、泊港から西北西に10キロあまりボートで移動すると上から見て逆三角形型に左からナガンヌ島、クエフ島、神山島があります。
それらの島々の中の、ほんの少し北側に比較的新しいダイビングポイントと思われる「エスエスエアーチ」がある。
アーチにはギンメモドキ、アーチをくぐり抜けると数々の水路があり、普通にムチカラマツにいるガラスハゼやカンムリベラの幼魚を見る事が出来る。今回はアオウミガメと一緒に泳ぐ事が出来きました。
次にポイントを変えて「タッチュー」と言う比較的名ポイントに潜りました。-26メートル辺りにある根の周りを潜りますが、アカククリ、イソマグロ、ツムブリ、特にギンガメアジの群れはかなり豪快!
圧倒されました。
昨年に引き続き、水先案内人はダイビングショップant for diving life. http://www.ant-dive.com/のオーナーで、海に関して生き字引と言える駒井那津樹インストラクターにお願いしました。
明日からいよいよ那覇から西に約30キロの座間味や儀志布の北側の自津留の辺りでダイビングが出来そうだ!あれ?なんでわかるのかなぁ~楽しみです。 (Photo 駒井那津樹)
赤坂達三(クラリネット)
皆さん、こんにちは!
今年初めてせんくらに参加させていただきます三浦友理枝です。
仙台で演奏するのは2005年のクリスマス以来、4年ぶりでとても楽しみです!いよいよせんくら開幕まで1週間を切りました!このタイミングでブログリレーのバトンを渡されたら、本来なら自分のプログラムについてなどをこの場で語り本番への気分を盛り上げたりするべきなんでしょうが………音楽関係の話題は私のホームページ( www.yuriemiura.com )上の日記や、雑誌のインタビューでいつもお話ししているので、たまには全然関係ない趣味やハマりものお話しなどを暑苦しく語りたいと思います(笑)どうぞ1週間よろしくお願いします!
さて、まず1日目は音楽に近いとこらから………同じ舞台芸術である、バレエについてです。バレエと言っても鑑賞専門です。私にはダンスの才能が悲劇的に欠落しており、指揮の授業も逃げ出したかったほど…(汗)だからこそかもしれません、自分では考えられないような美しい動きを音楽にのせて鑑賞できるバレエが大好きなのです。
また、言葉を使わないのでどこの国に行っても楽しめるのも魅力です。ロンドン留学中もお金を捻出してはロイヤルバレエを観に行きました。特に印象に残っているのは吉田都さんがジゼルを踊った公演。吉田さんが登場するといかにもザ・主役というオーラで観客の注目を一瞬で惹き付けていたのはさすがですが、それに加えて日本人独特の奥ゆかしい繊細な空気を纏っていて、それが西洋人ダンサーの中で一際個性的に光っていて、同じ日本人としてとても誇らしく思ったものです。ちょうどいまNHK教育テレビのスーパーバレエレッスンで彼女が講師をされていますので、ご興味ある方は是非!私は詳しいテクニックの知識など何もありませんが、毎週かぶり付きで見てます(笑)言葉なしでお客様に伝える、という点で、彼女のアドバイスは音楽に携わる私にとっても大変興味深いのです。
三浦友理枝(ピアノ)
巨匠の頭はやはりとことん垂れている。
実るほど だ。
もちろんもう学校のクラスで授業を受けるということは叶わなかったけれど、教わった事は数知れない。
音楽そのものを体現しているのがメシアンの徹底した肯定主義だ。
人生を、世界を、そして生徒や若人を、彼は決して否定する事がないどころか。
なんとかその個性を引き出し成長させようときっかけを探している。
そしてひとりひとりの才能の個性の大切にいつも敬意を払い頭を垂れるというわけである。
音楽会だったら会場のスタッフからお客さん。誰に対してでも彼の姿勢は変わらない。
赤、白、黄色。どの花見ても綺麗だな。もし赤い花しか綺麗じゃないと強制されたら、どんなに悲しいことだろう。でも今でもしょっちゅう起きている事
直接的にはなにしろメシアンの作品に触れる事が多いのでたくさん特にオーケストレーションでは影響を正直受けているけれど、
ずっと以前から僕の音楽にフォーレを感じてくださる向きが多かった。
レクイエムは大好きだけれど自分は決してレクイエムだの追悼曲だのは書かないと決めていたが、メシアンのときだけは彼の最も愛していたオレンジ色とヴァイオレット色が、ずっと頭の中でぐるぐる回っていたので、確定されない曲を作る。
つまり演奏するたびに形を変えることで、その時その時に自分の中で新たに生まれてくるメシアンに対する感謝の意を表したいと願った。
オペラ『アッシジの聖フランチェスコ』終演後
右はパリの中華屋さんにて メシアン夫人ピアニスト イヴォンヌ・ロリオ女史と
妹さんで私のオンド・マルトノの師 故ジャンヌ・ロリオ女史
原田節(オンド・マルトノ)