皆さん、こんにちは!
ピアニストの河村尚子です。
この度の東日本大震災により被災されました方々に心よりお見舞い申し上げます。
被災地の一日も早い復興を心より祈念いたします。
「せんくら」には2年前の2009年に初めて参加しました。
大変大きな音楽祭ですが、「せんくら」の事務所やボランティアの皆さんの密な計画力と素早い行動力、観客の皆さんの音楽に対する集中力と演奏者への温かい拍手、そして10月上旬の澄んだ空とぽかぽかと気持ち良い太陽がとても印象的でした。
その為、今回また出演させて頂ける事を大変嬉しく思います。
先ずは今日からの7日間、このブログにてどうぞお付き合い下さい!
今回私が選んだテーマは「好きな事」。
ステージ上の姿しかご存知ない皆様に、普段の私自身が好んでいる事を知って頂こうと思いました。
いくら小さな事でも、好きな事をすると毎日が楽しいですよね。
生きていくエネルギーとして、大変大切な事だと思います。
第一日目のテーマは「料理」。
これは毎日の気分転換です。
何を食べようか?という時点から楽しいですよね!
材料、作り方、出来上がりなどを想像しているとついワクワクしてしまいます。
料理とお菓子作りは和風、洋風、エスニックなどのジャンルにこだわらず、色々と新しいことにチャレンジしています。
今日はチーズケーキを作ってみました。カテージチーズ、生クリームバター、卵、砂糖に小麦粉、と結構ボリュームがあるケーキではありますが、大好きなケーキの一つです。
この頃は、インターネットで沢山の様々なレシピが検索出来るので便利ですよね。
それでは、いただきまーす!
河村尚子(ピアノ)
皆さん初めまして。ソプラノの大内裕子と申します。
この由緒ある音楽祭で演奏出来ること。大変光栄に思っております。
今回は仙台市出身の若手声楽家による「世界の歌 名曲巡りコンサート」を草刈伸明さんと一緒にお届けします。
そして今日からブログ一週間お付き合いください。
今日は私について自己紹介をしたいと思います。
皆さん、栗原市は行ったことがありますか?
私は栗原出身で多くの自然に囲まれた中、のびのびと育ってきました。
子供の頃から音楽が大好きで、大学を経て3年前より仙台で合唱と声楽の講師をしております。
少しずつではありますが、仙台で演奏活動もさせていただくようになり、子供から大人向けまで幅広いジャンルに挑戦しております。
講師になってからとても好きになった歌があります。
「ドレミの歌」です。何故か口ずさむと元気がでてくるんです。
皆さんもそんな気持ちになる歌はありますか?
今回はアメリカの歌として、サウンドオブミュージックの中からエーデルワイス、ドレミの歌もお届けしますので楽しみにしてくださいね。
大内裕子(ソプラノ)
あっと言う間に、せんくらブログお当番最終日となってしまいました。
「せんくら」は私にとって、「出会いの場」なのです。
今までせんくらに何回か出演して来ましたが、せんくらに出演する度にいらして下さるお客様、そして、新たな出会いとなるお客様。
久々の仙台在住の知人との出会い。
そして、いつもはリサイタルなどで一人でのコンサートが多いのですが・・・
せんくらは違います。
会場でも宿泊しているホテルでも仲の良いアーティスト友達との出会い。
新たに出会う素敵なアーティストの方々。
それに、ちょっと時間が空いている時に会場内を歩いているだけで、声をかけて下さるお客様。
今年は、どんな出会いが待っているのでしょう。
皆様とせんくらでお会い出来ます事を楽しみにしています!!!
仲道祐子公式ブログ→http://yukonakamichi.seesaa.net/
とうとう私のブログも今日で最後になってしまいました...
そのタイミングで...はい、すみません、思わず牛タンの写真を載せてしまいました(笑)
去年のせんくら中に撮った一枚です。
せんくらに参加させていただくようになってから、いろいろ美味しい牛タンのお店を紹介していただき、今や仙台に行ったら必ず牛タンを食べないと落ち着きません...
もし食べる時間がなかった場合は帰りの仙台駅で牛タン弁当を調達します!!
特に、せんくらはコンサート間の移動も多く、なかなかのハードワークなので、頑張ったあと、出演者のみんなと食べる「今日も一日お疲れさま」牛タンは格別です!
....なんて、食べ物の話で終わってしまいそうですが、仙台の皆さんにお会いするまであと半月、より良い演奏でお楽しみいただけるよう、一生懸命準備を頑張ります!
1週間お付き合いいただき、ありがとうございました。
三浦友理枝(ピアノ)
仙台に伺えるまであと2週間ちょっとです。
今年の「せんくら」が実現するまで、実際には大きな紆余曲折があったそうですが、裏側の方たちのご苦労はきっと計り知れないことだったろうと思います。
仙台駅の周りなど、震災直後の傷跡が信じられないくらい“復興”しているそうですが、本当の意味での復興は目に見える場所だけの問題ではないでしょう。
今回の「せんくら」では小川典子さんとご一緒ですが、彼女が5月4日の「赤旗」に“心をひとつにする”ということについてエッセイを書かれていました。
(インターネットで可能な方はぜひお読みください。)
3月11日に起きた震災に、その月の30日にはロンドンでチャリティのコンサートを開かれ、なんと1回のリサイタルで300万円近い寄付金が集まったそうです。
彼女は今回もし「せんくら」が実現しなくても、絶対に何とかして、電子ピアノを運び込む以外方法がなくても、被災地で演奏をしたいと燃えていました。
私も同じ思いでいましたので、このチャンスを下さった「せんくら」の方たちに心からお礼を申し上げたく思います。
私の住むウィーンでもどこでも、まだ世界中でフクシマと地震、津波の名前が出ない日はありません。
残念ながらどうしてもマイナスな部分が大きい報道なので、いまだに外国からの公演がキャンセルになることも少なくないようです。
でも、半年が経つとは言え、今回の震災を忘れている人は誰もいません。
どこに行ってもさまざまな人から質問を受けます。
生活の中で“不必要”と思われる「文化や芸術」がどれだけ私たち皆の心を暖め、励まして復興させていってくれるものか、阪神淡路大震災の際に、皇后様が考えられたのはまずそれでした。
そして人と人との結びつき。今回のコンサートの最後には、大好きな、さだまさしさんの「人生の贈り物」を歌いたいと思います。
皆さん、どうぞ一緒にこの「せんくら」をまた作り上げていってください。
鮫島有美子(ソプラノ)
最近のマイブームです。
「司馬遼太郎」!!!
以前、山岡荘八の「徳川家康」を読書していた頃、(全26巻。読み終えるのに2年近くかかりました・・・。) 皆様からしきりと勧めていただいた司馬遼太郎の本。
ブログの中でもコメントでお勧めいただき、出かければ、「司馬遼太郎は読みました?」と聞かれ、皆様それぞれお勧めの一冊は違ったものの、「司馬遼太郎」がこんなにも頻繁に勧められる事に驚いたものでした。
実は、大昔に司馬遼太郎を読み始めたものの、挫折した苦い経験が・・・。
というのは、本に印刷されている字が物凄~く小さかった!!!
読み辛いといいますか、見辛かった・・・という理由からです。
それが、最近司馬遼太郎本を読み始めてみましたら、なんと、再出版されているものは、字が普通サイズではありませんか!?
それで、先ず取りつきやすそうな「国盗り物語」から読み始めましたら、もう、すっかり司馬遼太郎の魅力にとりつかれてしまいました。
今では、司馬遼太郎本をいつか制覇する!
という無謀に近い計画をかかげ、たまに、字が小さな昔出版された本にあたっても、その見辛さにめげることなくその無謀な計画を一歩一歩前進中です。
せんくらの私の登場日は2日間だけなのですが・・・
多分2冊は持参して仙台入りする事と思います。
仲道祐子(ピアノ)
北海道では、観光の定番、旭山動物園にも初めて行きました!
動物園に行くのは多分20年ぶりくらい...?
水族館にはたまに行きますが、動物園は本当に久しぶりだったのでとても楽しめました。
展示の仕方がユニークで有名ですが、本当に見たことのないような角度や視点からおなじみの動物も眺めることができて、すごく新鮮でした。
キリンさんの顔と同じ高さから、真っ正面で草を食むのが見られたのが特に印象的でした。
また、飼育員さんお手製の、その動物についての丁寧な説明書きが至る所に貼ってあり、あたたかい雰囲気のほのぼのとした動物園でした。
写真は木の上でのうたた寝の合間に、私のカメラをちらっと見てくれたレッサーパンダさん。かわいかったです!!
三浦友理枝(ピアノ)
お昼から1時間半“ジム”(ダンスレッスンです・・・)に行った後、今回「せんくら」でもご一緒するピアニスト、小川典子さんとのリハーサル。
初めてお会いしてからいつの間にか3年以上が経ちました。
一番最初は、小川さんが川崎市で主催(?)していらっしゃる「ジェイミーの会」という、自閉症のお子さんを持つ親御さんのためのコンサートにお招きいただいたのがきっかけです。
室内楽はよくされても、歌い手との共演はほとんど初めてという小川さんでしたが、その音の繊細さと音楽の大きさに、ピアノの脇に立っていた私は息を呑みました。
その後少しずつご一緒する機会が増え、この“チャーミングな豪傑”典子さんは、私のリサイタルでもその魅力を振りまいてくださっています。
今回は7月末に「霧島音楽祭」でご一緒して以来ですが、大人になってから出会えた、信頼できる素敵な友となりました。
今日のリハーサル後のお楽しみは、若い女の方が一人でやっている「静流」という本当に小さな和食のお店。
8人のカウンターだけでいっぱいになってしまうこのお店は、やはり大人になってから出会い、今では親友の一人といえる風吹ジュンさんに教えていただきました。
といっても、“いかにも芸能界風好み”の高級店ではなくて、本当に気軽でおいしいところなのです。
(風吹さんはまったく気取りのないさっぱりとした、女性から見てもとても素敵な人ですよ!)
おいしいことに加えて、教えてくれたひとつの理由はおそらく、「自分の家から近い」だと思います!!
明日は施設に入っている叔母を訪ねていこうと思っています。
ちょっと遠いので、ゆったりとした時間を見つけるのが難しいのですが、なにしろ私のオバというだけではなく「ウバ」でもあって、小さい頃からとても可愛がってくれました。
「乳母」の意味は本当に文字通り。母乳があまりよく出なかった母に代わり、叔母は(何ヶ月か後に生まれた従兄弟がいたので)ずいぶんと何回も私に母乳をくれたそうです。
私の妙にのんびりとした性格は、もしかしたらこのウバ叔母からの「遺伝」かもしれません・・・!
鮫島有美子(ソプラノ)
皆さんこんにちは 高山圭子です。
今日でブログ最終です。ので、写真を載せてみました。
この写真は、オーストリアにあるクーフシュタインという小さな町にあるお城です。
実はここの町には大変面白い仕掛けがありまして、何か、といいますと、少し分かりにくいのですが、上の写真の左下に少しだけ見える建物。
オレンジ色の屋根が少しみえていますが、ここは広さ3畳くらいなんですが、パイプオルガンの鍵盤があるんです。
そして、パイプは・・・と言いますと・・・右上に一番大きい円柱の建物があります。
ここにパイプがあるんです。
どういうことかと言いますと、下で弾いた音がずっと上のパイプを鳴らして、町じゅうにオルガンの音が響き渡るという構造なのです!
パイプのある部屋から下を見下ろすと下の写真の風景が見えます。
そして・・・・・・・・・・弾いてるのは赤い矢印の辺りです。
オルガン奏者の方は本当に大変ですね。
毎日決まった時間に演奏をするのですが、間違えでもしたら、町じゅうの人がズッコケル(笑)という恐ろしいプレッシャーの中で弾かなくてはいけないという・・・恐ろしい町、クーフシュタインです。
いえ、素敵な町クーフシュタインです。
私はヨーロッパのこうした田舎町が大好きで、色合いがとても綺麗ですよね。
パステルカラーといいますか、オーストリアはこのようにパステルの色の建物が多いような気がします。
西洋音楽をやっている者なら、だれでも憧れるであろうヨーロッパの風景、何度訪れても心躍る風景、そして何度歌ってもいつも憧れているその響きに心躍りながら、いつまでも歌っていきたいと思う今日この頃であります。
Vielen Dank!!
高山圭子(アルト)
さて、ここ何年かの夏の楽しみがベランダ菜園です。
採りたての野菜をすぐ調理して食卓へ、を願って始めました。
とは言っても、今まで山あり谷あり。
なかなか「大収穫!」とはいかない事を学びました。
無農薬で育てています。
すると、害虫と病気と無縁で・・・というのは至難の技で、更に、都会でしかもベランダで育てているにもかかわらず「小動物」という天敵がいる事も学びました。
(昨年は小動物が夜な夜なやって来て植物を丁寧に掘り返されてしまい全滅の憂き目をみました・・・。)
昨年、全滅しましたので今年は規模を縮小。
ミニトマトに挑戦致しました。
春頃室内でポットに種まきして発芽を待ち、本葉が3,4枚出て来た頃に外のプランターに本植えです。
規模縮小で、たったの4本しか植えなかったのですが・・・
これが驚く事に今年は豊作!
「鈴なり」とはこういう事を言うのね!という豊作。
無農薬なので今まで無傷でここまで来た訳ではありませんが、その少々の傷にもめげず、植物自体が元気に頑張ってくれています。
まだまだミニトマトは花を咲かせてくれていますので、もうしばらく楽しめそうです!
仲道祐子(ピアノ)