Orchla木管五重奏団の西沢です。
今日はフルートの芦澤さんとタイ料理屋さんに来ております。
先日、芦澤さんとピアニストの星簇(ほしむれ)さんという女性と3人でコンサートをしたのですが、その打ち上げです。
芦澤さんとは普段オーケストラの中で並んで吹くことも多く、木管五重奏でもいつも隣で演奏しているだけあって、お客さんから「息がぴったりでした」という、うれしいお言葉を頂戴しました。
長く一緒に活動しているとお互いの楽器間のちょうど良いバランスを無意識にとって行くのかもしれませんね。
お互いの吹き方の癖なども含めて。
ところで、タイ料理というのは『甘味』、『辛味』、『酸味』、『塩味』の調和が大切なのだそうですが、木管五重奏も様々な楽器の音が複雑に組み合わさっています。
我々も今日の料理に負けない調和・アンサンブルを目指して頑張りたいと思います。
皆様、こんにちは(^-^)/
オケラ、フルート担当の芦澤です。
いつもオケラを応援してくださってありがとうございます。
今年もまたせんくらで演奏できて大変嬉しいです。
演奏する喜びをいつも大切にやっていますが、そのエネルギーの元のひとつには食べ物があります。
衣食住というくらいですから、食べるということは大変大事な部分であり、僕にとっては大きな楽しみでもあります。
このポイントでオケラのメンバーはつながっている、といっても過言ではない気がします\(^o^)/
そこで最近僕が食べたお店で、やたらテンションが上がり、演奏に良い影響を与えた(自己評価^^;)お店を紹介します。
演奏前に カレーがとても食べたくて“どこかないかな”という時に、前から気になっていた「カトマンドゥ」というネパール料理のお店に入りました。
日替りランチを食べましたが、スープカレーのランチでチキン・野菜から選べました。
辛さも選択できます。
硬めのライスがとっても合い、スパイシーですが、とても食べやすいカレーです。
ライスでもとてもおいしくいただけますが、ロティ という薄焼きパン(そば粉入りで発酵させてないそうで消化がよいそうです)がまた素朴でとっても合います。※写真参照
そして副菜にはひよこ豆、レンズ豆などを鶏肉と炒め煮したものがついてきて、さらにサラダにも豆がたくさん入っているなど、豆好きにはたまりません(^-^)/
その他アチャールというトマトを煮込んだ野菜のピクルスでラタトゥイユみたいな感じのものもついてきてこれもとっても美味しいです。
仕上げはチアというスパイス入りミルクティ(チャイよりおとなしい感じで優しい味わい)、またはネパール産ですっきりと美味しいコーヒーです。
とてもスッキリと食べられて、何か身体のエネルギーが充実してくる感じがしました!!
もちろん食後の演奏は音が輝きを増している感じがしました☆☆(注:自己評価)
これからも美味しいものを食べて、良い演奏をしていきたいと思っていますので、皆様楽しみに聴きにいらしてくださいね\(^o^)/
仙台フィルハーモニー管弦楽団
フルート奏者 芦澤曉男
今日は、上野にある東京文化会館でコンサートでした。
共演は山下一史指揮、東京都交響楽団。
私の演奏曲目はブラームスのヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲で、チェリストは「せんくら」でもおなじみの長谷川陽子さん。
山下一史さんも仙台フィルや「せんくら」と深い縁のある方ですね。
演奏会はほぼ満席のお客様で、盛況のうちに終えることが出来ました。
ブラームスのこの二重協奏曲は今回20年ぶりに弾きましたが、ソリスト2人とオーケストラが三位一体となってブラームスのシンフォニックな響きを作り上げていく、美しいけれど大変難しいコンチェルトです。
演奏会で取り上げられる機会はそれほど多くはないようですが、また是非挑戦したい作品です。
この一週間、打ち合わせ&リハーサル&本番と、上野に4回通いました。
冒頭の写真は昨日のリハーサル後に撮ったもので、文化会館の正面から眺めた国立西洋美術館。
1959年に建てられたル・コルビュジエの建築で、世界遺産に登録しようという動きがあるそうです。
向かいに建つ東京文化会館はコルビュジエの弟子であった前川國男さんの設計で東京開都500年の記念事業として1961年に建てられたもの。
師匠と弟子が数年を隔てて向かいあった、芸術家同士のつながりを意識してこの一角を眺めてみると、感慨深いものがあります。
私が秋に2か月間特任として教えている国際教養大学のある秋田市にも、安藤忠雄さんの設計で現在新しい美術館が建設中。
美術館の本格オープンは来年秋の予定ですが、建物自体は多分今月には完成ということらしく、今から楽しみです。
渡辺玲子(ヴァイオリン)
Orchlaオケラ クラリネット奏者の日比野です。
せんくらには、2年ぶりの出演となりとても楽しみです。
前回は演奏中に服を脱ぐという暴挙をした(演出です!)私ですが、今年は誰がお笑い担当となるのでしょうか?
私自身昨年の4月より仙台フィルから宮城教育大学へと職場が変わり、新しい生活を送っておりますが、オケラのメンバーと過ごす時間は肌で音楽を感じる貴重な時間となっております。
気心知れたプレイヤー同士の息づかいや感性が、より私の脳や胃袋を活性化させてくれます。
そこで私のオススメ!
青葉区川平にある手打ちうどん「吉平」
写真は、肉ねぎ汁うどん
コシのあるうどんに、コクと旨味のあるつけ汁、、、サイコーです。
私が独身の頃から通っていた店ですが、最近店舗が広くなって繁盛しているのが、本当に嬉しいです。
仙台は、大型チェーン店に押されてこういった個人店が減少する傾向があるように思われますが、やっぱり地元の良い店を大切にしたいと思います。
私も、仙台での音楽業界を賑わしていきたいと思います。
最後に宣伝です。
宮城教育大学交響楽団第3回定期演奏会
8月5日(日)14時開演
東北大学川内萩ホール
シベリウス:交響曲第2番
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
などを私の指揮で行います。
仙台七夕前夜祭、花火の前にコンサートはいかがでしょうか?
学生らしい初々しい演奏をお届けしたいと思います。
http://mueorchestra.blog81.fc2.com/
Orchla木管五重奏団、ファゴットの水野です。
6月25日、相馬市のハンバーガーチェーン店にいました。
僕達はせんくらだけじゃなく、あちこちで演奏活動してます。
この日は南相馬市の鹿島小学校で演奏しました。
遠征すると、どうしても早く着いちゃいます。
そうすると時間潰しをするのですが…
写真は11時に撮影されたもの。
僕のクルマで芦澤、須田の両名と移動したのですが、早く着いちゃったのでお茶しよう、のはずが…
気がついたら3人とも食べ物も頼んでました!
飲み物3つはコカ・コーラ・ゼロだったことを明記しておきます
(ムダだな…)。
須田君は9時半に車内で朝食を取っていたはずなんですがね。
また、芦澤さんは朝も仙台市内の同チェーン店だった、とのこと。
そして、夕方も行くだろうな、とは!凄い貢献…
そうこうしてたら、日比野さんと西沢君も現れ、似たような行動パターンに。
恐るべしアンサンブル能力…
次はラーメンとカレーをこよなく愛する日比野さん。
オススメの店、出るか!?
はじめまして。9月の「せんくら」に、今回初めて参加することになりましたヴァイオリンの渡辺玲子です。
演奏は9月29日の18:15~、一回のみですが、ここ数年力を入れてきた「無伴奏プログラム」で聴いて頂けることを嬉しく思います。
今回のプログラムでは、バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番」から最終楽章の「シャコンヌ」、エルンストの「シューベルトの”魔王”による大奇想曲」と「夏の名残のバラ」を演奏しますが、エルンストの2曲は今月6日に新しく出た私の無伴奏CD”SOLO”にも収録されています。
また、仙台で演奏するのは、2009年11月に仙台フィル/梅田俊明氏の指揮で、新実徳英氏の「ヴァイオリン協奏曲第2番<スピラ・ヴィターリス>」の世界初演をして以来になりますが(こちらのライヴ録音も昨年CDになりました)、皆さんのお元気な姿に接することを今から楽しみにしています。
まずは自己紹介をいたしましたが、これからの一週間このブログのコーナーは私の担当になりますので、また毎日の出来事などを更新いたしますね。
Orchla木管五重奏団の西沢です。
今年もせんくらに出演し、皆様にお会いできる事を楽しみにしております。
本日はまずメンバー紹介をしたいと思います。
写真左からフルートの芦澤さん。オーボエはワタクシ西沢、ホルンの須田さん、ファゴットの水野さん、そして最近仙台フィルを卒業?して宮城教育大の教授に転身されたクラリネットの日比野さん、この五人で演奏します。
木管五重奏は他のアンサンブル、例えば弦楽四重奏や、金管五重奏などと大きく違い、それぞれの楽器の音の出し方、発音のタイミング、音色など色んな点で異なる楽器が五つ集まっています。
音を溶け合わせるのが非常に難しい反面、それぞれの楽器の特色を生かした色彩感が出せるのが特長です。
Orchla木管五重奏団のメンバーは個性豊かな楽器の編成と 同じように個性豊かなメンバーが集まっています。
そのメンバーですが、共通点としてはみんなが、食べ物が大好きなことでしょうか?
…明日以降の日記をお楽しみに!
こんにちは。エレクトーンの神田将です。
過去3回出演したせんくらでは、ずっとひとりでソロ演奏のみでしたが、今年は初めてアンサンブルが出来ることになりました。
共演者は若きピアニスト、米津真浩さんです。
米津さんとは他でも共演の機会があったものの、ふたりだけでワンステージを務めるのは初めてです。
さて何を弾こうかと、かなり考えて出した結論はピアノ協奏曲。
せんくらではオーケストラとトップピアニストによるコンチェルトのコンサートがありますので、私たちは聞き劣りしてしまうかも。
でも、本来フルオーケストラと大ホールが必要なコンチェルトを、コンパクトな空間でふたりだけで弾くのは面白いかもしれませんし、とても画期的です。
時に音をぶつけあい、時に融けあい、感じるままを瞬時に音として表現できるのも、ふたりきりならでは。
そんな指揮者不在の男ふたりのガチ・コンチェルト、演奏曲は皆さま大好きなラフマニノフの2番です。
ちなみに小山実稚恵さんはオケと3番。
ぜひセットでお聞きください。
さて、私のブログ当番は今日でおしまいです。
せんくらブログはまだまだ続きますので、
ぜひ毎日チェックしてください。
それでは皆さま、9月にお会いしましょう!
こんにちは。エレクトーンの神田将です。
せんくらで何を演奏するか、出演が決まる度にいつも悩むのですが、今年はあんがいあっさりと決まりました。
というか、決めました。
なんとなく今年はフランス音楽を弾きたい気分なので、フランスの作曲家による作品ばかりを取り入れたプログラムが2公演あります。
そのうちひとつは、0歳児からOKなのですが、子どもと一緒にフランス音楽を楽しむなら何がいいだろうと考え、ドビュッシーの「子供の領分」、ラヴェルの「マ・メール・ロワ」の全曲を選びました。
どちらも、エレクトーンで効果的に演奏できるよう、これから編曲を進めていきますが、もし生きていたら作曲者もあっと驚くような、斬新な発想で取り組みます。
また、45分で3つの交響詩を演奏するプログラムでは、「フィンランディア」、「禿山の一夜」、「モルダウ」と、よく知られた作品を一度にお楽しみいただきます。
いずれも1曲弾くだけでもかなり消耗する作品なので、ひとりで3曲連続となると、さてどうなることやら。
私自身も楽しみにしています。
ラシック音楽は永遠に不変で、作られた時から同じスタイルで演奏されてきたと思っている人は少なくないかもしれません。
でも、実際はファッションやメイクアップ同様、時代によって徐々に変化しています。
変わらないのは演奏のために使う楽譜で、どの時代であっても、どんな演奏家であっても、音を足すことも省くこともありません。
同じ楽譜を使っていても、解釈や演奏の仕方によって伝わる音楽は大きく変化します。
その演奏が時代にマッチしていれば受け入れられますし、逸れていれば興味を持ってもらえませんので、クラシック音楽を次の世代に遺すには、演奏家がトレンドを理解して取り入れる必要があります。
私は、ここ1年でトレンドが大きく変化したように感じています。
人々が音楽を聞いて何を感じたいのかが変わっているので、同じ演奏をしたとしてもこれまでとは受け取られ方が違い、時に自分自身が混乱することもあります。
でも、いつでも聞き手の方が音楽に対して純粋ですので、その感覚から学ぶことはたくさんあります。
自分自身が古い感覚のままで弾いていたのでは、音楽の継承に役立つことができませんので、音楽以外のトレンドにも常にアンテナを張りながら、最先端の感性を演奏に活かしていきたいものです。
そう言ってしまうと、伝統を軽んじているように聞こえるかもしれませんが、まったく逆です。
私が好んで演奏する曲が作られた時代には、エレクトーンは存在しませんでした。
作曲家にとって未知の楽器を使って、その人の作品を演奏するわけですから、むしろ慎重にならざるをえず、例えばピアニストがピアノ曲を演奏する際にはまったく無縁の不安を抱えています。
エレクトーンや私が、長く受け継がれてきた芸術性を壊すことにならないよう、細心の注意と責任感で演奏していくつもりです。
神田将(エレクトーン)