私が思う仙台の魅力《後編》

2012.07.08| 鈴木 美紗

こんにちは。ピアノの鈴木美紗です。

さて、今日は前回に続き、私が思う仙台の魅力《後編》について綴りたいと思います。

仙台を想うとき、触れずにはいられないのは「人の温かさ」です。
これまでも何度かお話していることなので、以前と内容が重複するかもしれませんが、私は仙台で何度も心が洗われる思いを体験しました。

例を挙げればきりがありませんが、例えば一昨年、七夕祭りを訪れ再来仙したときのこと。
花火大会を堪能し、ホストファミリーとボランティアの方と食事をした際に、写真を撮ってもらおうと店員さんを探したのですが、なかなか来ません。
すると、すぐ隣に座っていたカップルの2人が、ほぼ同時に「写真撮りましょうか?」と申し出てくれたのです…!

ちょうど少し前に、私が仙台の人々の心の美しさ、温かさについて話していたところだったので、これには一同顔を見合わせました。
出身地を訊いてみたところ仙台とのことで、やっぱり!!と思ったのでした。

コンクール直後、東京の殺伐とした満員電車の中で心無い行為に遭遇したとき、私は仙台を懐かしく想い、仙台の人たちの心の豊かさに改めて感動せずにはいられませんでした。
「やはりこの街には人を優しくする何かがある!」と確信しています。
遠方にお住まいのみなさまも、“せんくら”をきっかけに、是非仙台を訪れてみてください!

では明日は、昨年の“せんくら”について、お話させていただきたいと思います。
鈴木 美紗

松山での演奏会(1) 

2012.07.08| イリーナ・メジューエワ

この文章が掲載される頃、愛媛県松山市に滞在している予定です。

浦川宜也先生(Vn)と室内楽のコンサートをやります。
曲目はモーツァルト、ドビュッシー、フランクのヴァイオリン・ソナタ。

松山とは色々ご縁があって、年に1~2回行っています。
のんびりした街で、仙台とはまた一味違った魅力があります。

松山といえばやはり道後温泉ですね♨

写真は前回(今年5月)に滞在したときのものです。
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)

私が思う仙台の魅力《前編》 

2012.07.07| 鈴木 美紗

こんにちは。ピアノの鈴木美紗です。

2日目の今日は、私が思う仙台の魅力《前編》についてお話したいと思います。

仙台と言えば…みなさんは何を思い浮かべますか?
私の独断と偏見で言わせていただくならば…、
なんと言っても「牛タン」でしょう!!!
何を隠そう、私は仙台が牛タンの発祥地と知る前の子供の頃から、牛タンが大好きでした。

東京出身ですが、焼き肉屋へ行けば必ず“牛タン塩”から注文していましたし、牛タン定食も大好物でした。

ベルリンでの仙台国際音楽コンクールのオーディションで、スタッフの方から短いインタビューを受けた際も、「仙台で楽しみなことは何ですか?」の問いに真っ先に「牛タンです」と答えたくらいです(笑)。

実際、コンクールでの初来仙の際には、仙台出身のサンドウィッチマンがとある番組で言っていたイチオシの牛タン専門店情報をメモした手帳を携え、気合いを入れて臨みました。
特に、彼らが太鼓判を押していたお店には何度も足しげく通い、あまりの美味しさに最終的には店主の方に感動を伝えたほどでした。

ただ1つ衝撃的だったのは、サンドウィッチマンが勧めていたはずのお店なのに、店主さんは一度も彼らを見ていないとのことで…?
謎が残りました。
そのお店はそのとき以来行けていないので、今回は是非再訪したいと思っています。

それでは今日はこの辺で。

明日は私が思う仙台の魅力《後編》です♪
鈴木 美紗

近況報告 

2012.07.07| イリーナ・メジューエワ

今年4月から京都市立芸術大学で教えるようになりました。
小ぢんまりとした、とても温かいアットホームな雰囲気の大学です。
学生たちは皆熱心で、若々しく、素直です。

大学で教えるのは私にとって初めてのことで最初は戸惑いもありましたが、だんだん慣れてきました。
彼らから教えられることも多く、たいへん貴重な経験だと思います。

写真はレッスン風景です。
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)

ごあいさつ〜私と仙台♪ 

2012.07.06| 鈴木 美紗

みなさま、こんにちは!
昨年に引き続き“せんくら”へ出演させていただくこととなりました、ピアノの鈴木美紗です。
今年も参加させていただけることを大変光栄に思っております。
今回も前回同様、過去の仙台国際音楽コンクール出身のピアニスト仲間達と出演いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

今回演奏させていただく会場、太白区文化センター 楽楽楽ホールではオール・ショパン公演が企画されており、私たちはバラード全曲と即興曲2曲を担当させていただく運びとなりました。

メンバーは昨年と同じく法貴彩子さん、米津真浩君、私の3人で、ショパンの名曲をリレー形式でお届けいたします。
お2人とも私が心から尊敬する素晴らしいピアニストで、今年も共に出演できるのがとてもうれしく、今から楽しみな気持ちでいっぱいです!

ブログ初日の今日は、仙台と私の繋がりについて、少しお話させていただきたいと思います。

私は現在ベルリン在住で、日本とベルリンを行き来していますが、2010年に仙台国際音楽コンクールへ参加させていただいたことをきっかけに、たくさんの貴重な出逢いに恵まれました。
ありがたいことに2年以上経った今でも仙台と繋がっていることが出来、本当にうれしく思っています。

今思えば、その時から何か運命的な強い力が働いていたのかも?
と思わずにはいられません。

特に昨年の大震災後、コンクール出場者の有志が集まり、チャリティーコンサートを共に企画・開催したことで、私たちの間柄はピアニスト仲間から、仙台を想い、自分たちに何か出来ることをしたいと願う同志へと変わったのでした。

コンサートの半年後“せんくら”でも再会し、そして今年の4月にはチャリティーコンサート第2弾を開催することが出来、私たちの絆は以前にも増して固く強くなったように感じています。
(Charity Concert for Sendai 公式ブログ:http://blog.goo.ne.jp/charitysendai/
なお、このシリーズはこれからも毎年4月頭の開催日程で続けてゆこうと話が決まっております。

仙台をこよなく愛する私たちがお届けするショパンの調べを、公演内容など詳細につきましては、私の担当最終日にお話させていただきますね。

それでは今日から1週間、どうぞよろしくお付き合いください♪
鈴木 美紗

ご挨拶 

2012.07.06| イリーナ・メジューエワ

皆様こんにちは。
ピアニストのイリーナ・メジューエワです。
今日から一週間ブログを担当します。よろしくお付き合いください。

今年も「せんくら」に出演することになり、とても嬉しく思っております。
仙台は毎回訪れるのが楽しみな場所のひとつです。
豊かな自然に恵まれ、歴史と文化の香り高い素晴らしい街ですね。
食事とお酒が美味しいのも素敵です♪

昨年は震災などでたいへんな一年でしたが、仙台が早く元気になるよう、心からの願いを込めて「せんくら」で演奏したいと思います。
皆様にお会い出来るのを楽しみにしております。

9月に向けて 

2012.07.05| 渡辺玲子

ヴァイオリンの渡辺玲子です。
今日で私のせんくらブログの担当も最終日。

今後は、私のウェブサイトwww.reikowatanabe.com でも色々な情報を発信していますので、是非ご覧ください。
今月は、9月の「せんくら」での無伴奏プログラムに先駆けて、赤坂のサントリーホールで無伴奏ヴァイオリン・リサイタルを予定しています。

新譜”SOLO”の発売を記念してのコンサートですが、東京にお出での際は、こちらもご来聴いただければ嬉しく思います。

渡辺玲子 無伴奏ヴァイオリン・リサイタル
2012年7月19日(木)19:00開演
サントリーホール ブルーローズ
曲目:バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番&第3番
ヒンデミット:無伴奏ヴァイオリン・ソナタop.31-1

エルンスト:「夏の名残のバラ」による変奏曲、シューベルト「魔王」による大奇想曲
主催:AMATI tel:03-3560-3010

9月のせんくらでは、この中のエルンストの超絶技巧曲2曲と、他にバッハのパルティータの2番から「シャコンヌ」を演奏します。

7月7日(土)にはタワーレコードの渋谷店(15時~)と新宿店(18時~)にてミニライヴ&サイン会もあります。
それでは、9月に仙台で皆様にお会いすることを楽しみにしています。

皆様、こんにちは。ホルン須田です。 

2012.07.05| Orchla

いつも私以外食道楽のオケラをご声援頂きましてありがとうございます。

昨今の流行によりまして、ラーメン等を食べに行く機会が劇的に増えました。
先日は芦澤、西沢両氏と京都ラーメンに行きました。
なかなかでご飯が進む味でした。

最近息子たち3兄弟中、上2人が少年野球をやっていることもあり、付き合いがてら健康的に汗をかくようになりました。

朝早くから夕方まで試合があったり、放課後練習があったり、時間が許す限り一緒に参加しております。
日焼けもすごいことになっております。

運動をすることにより、なかなか食欲も増進してきました。

運動オタクな私でしたが、これから食べることにも興味を持ち、音楽活動を精力的に続けようと考えております。
特にこの素晴らしいアンサンブルを可能にしてくれる「オケラ」をこれからも大事に、そして楽しく、様々な楽曲を皆様に提供していければとワクワクしております。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
須田一之(ホルン)

ドレスのこと 

2012.07.04| 渡辺玲子

ヴァイオリニストの渡辺玲子です。

ステージに立つ人は皆衣装選びにかなりのエネルギーを使っているでしょうが、私も例外ではありません。

ニューヨークで毎年数か月を過ごしていますが、まずは自分のアパートに落ち着いて、数日の内にはいつも決まったブティックにコンサート用のイブニングドレスを見に行きます。
ヴァイオリンの場合は、肩の辺りに楽器を傷つけるようなラインストーンやビーズなどが付いていないこと、腕の動きが制限されてしまうような袖やスタイルではないこと、などの基本的な条件に加えて、演奏する曲のイメージに合うか、色などの季節感はどうか、ステージ映えするようなカットか、などと考えながら選びます。

先日の文化会館では、新しく購入した緑のドレスを着用しましたが、カットも色も好評だったので嬉しく思っています。
この新しいドレスには実はエピソードがあって、丁度アメリカの映画の祭典「オスカー」の授賞式がある2月に、在庫のあったロスの支店からいつものニューヨークのお店に取り寄せてもらうことになっていました。

ニューヨークには在庫がなく、カタログで気に入ったのでオーダーしたのですが、数週間待っても届かず、結局オスカー授賞式の行われた数日後になって、やっと届きました。

オスカーが終わるまで、ブティックとしては全ての可能なドレスをロスに留め置いた、ということだったようです。
私は既に日本に帰らなければならず、結局取り置いてもらって改めて5月にニューヨークでピックアップしました。

いずれにしても、オスカーのような世界的な祭典は、私のドレス購入計画にも影響を与えたのだ、ということに感慨もひとしおでした。

ところでドレスのことは毎回ステージで見ていただくまで秘密にしているので、写真は省略します。

プロ! 2012.07.04

2012.07.04| Orchla

Orchla木管五重奏団、ファゴットの水野です。

ガキの頃から巨人ファンだったワタクシですが、今は当然のごとく楽天イーグルスの試合を観に行きます。
1人でも行きます。

野球もやはり球場で観戦するのが一番!音楽と同じです。
その場での雰囲気、(テレビ)画面を通すのとは違いますよね。
燃えます。

プロスポーツとプロオーケストラ、自分に置き換えられる、
精神面で役に立つことを探しながら観て…

ません(笑)

お酒呑んでご飯食べて、たまにはヤジ飛ばして楽しく観戦してます。
まあ、守備の時間が長くなるとアルコールの消費量が増えてとんでもないことになります(笑)が、気分転換には最高です!

今年は運良く「楽天vs巨人」を2試合観戦出来ました。
夢は日本シリーズでの対戦を観ることです。
その時期ならせんくらも終わっているので、カンペキだな!

そう言えば、以前、仙台フィルで「君が代を演奏させて頂いたんですが、
(機会が)またないかな?
あったらまた、絶対出番にしたいです。
Orchla木管五重奏団で演奏、もいいな。
(勝手に言ってるだけですが。)

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