ブログ2日目です☆
8月22日に新しいアルバムが出ました。前回のバーバー作品集と同じオクタヴィア・レコードからで、「南米作品集」です。
曲目はこんな感じ:
ヴィラロボス:南アメリカ
ヒナステラ:・アルゼンチン舞曲集
・組曲「クレオール舞曲集」
ピアソラ:・3つの前奏曲 ピアノのための
・ピアノのための組曲 作品2
・ 天使のミロンガ
ピアソラは今年没後20年の記念イヤーでもありますが、おそらく一番馴染みのある有名な曲と言えば「リベルタンゴ」ですよね。
今回はピアソラの作った“ピアノ曲”にこだわり、彼が一時的にクラシック作曲家を目指していた時期に作曲された作品などを入れてみました。
いわゆるバンドネオンの彼独特の世界もありますが、とても前衛的だったり、逆に美しくリリカルなメロディーが際立ったりと、おもしろい曲ばかりです。
ヒナステラはピアソラの先生だった人。
アルゼンチンを代表する作曲家で、技巧的にも音楽的にも作品の完成度の高さには唸ります。
そして曲順でかなり悩んだ末、1曲目にもって来てホントによかった!と思ったヴィラ=ロボスの「南アメリカ」。
「赤ちゃんの一族」など名のある曲集はありますが、この作品と南米のイメージの象徴として、あえてこの「南アメリカ」を選びました。
ゆったりとしていながら、突然燃え上がる情念。その激しさのスケール感が実に心地よく感じる曲です。
このジャケ写も実は結構苦心しました!
「おとな」なイメージにしたかったのですが、どんなポーズがしっくり来るのかなかなか決まらず・・・結局自分でふと髪を崩してイメージだけでささっと取ったポーズが意外といいかも♡となり、デザイナーさんの手によって素敵な作品に仕上げて頂きました。
録音、撮影、仕上げ...と、信頼のおける素晴らしい方々の一流の仕事によって作られた大切な新譜です。
個人的には「もう1回弾き直したーい!」という心境ですが、そうしていると永遠に先に進めないので(笑)。
リサイタルではこの中からも演奏しますのでよろしくお願い致します!
三舩優子(ピアノ)
皆様、こんにちは。ピアノの米津真浩です。
これから一週間ブログを担当させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
もうすぐ九月!!ついに近づいてきましたね、せんくら!!
昨年に引き続き今年も出演させていただくことができ大変光栄に思っております♪
今年は、昨年と同様、仙台国際音楽コンクール出身の仲良しメンバーとのジョイント演奏会に加え、僕の心から尊敬する芸術家・エレクトーン奏者の神田将さん(せんくらの常連様ですよね♪)との共演でも出演させていただくこととなりました。
大好きな仙台(牛タン美味しい!らーめんも美味しい!
町並みも素敵!そして仙台の方々の温かい人柄!!!)に伺えること、皆様にお会いできることを心より楽しみにしております!!
こちら(http://ameblo.jp/tadahiro-yonezu/)でもせんくらのことをはじめ色々書いていますので、もし宜しければのぞいていただけましたら幸いです♪
それでは今日から一週間よろしくお願い致します。
米津真浩(ピアノ)
皆さま、お元気ですか?
今年も待ちに待ったせんくらに伺えますこと、心より嬉しいです。
昨年は開催されるかどうか・・・という中、どのコンサートも大勢のお客様にお越し頂き特別な想いで演奏しましたが、今年もまた少しずつでも復活に向かって頑張ってきた1年分の皆さまの想いを受け止めながら、神聖な気持ちで演奏したいと思っています。
5回目の参加となった今回はリサイタル、0才~の名曲、朗読とピアノで綴る「くるみ割り人形」、そして7人のピアニスト達が共演するピアノ・フェスの4演目です。
最近2台ピアノ、3台ピアノでコンサートをする機会が増えて来たのですが、同じ楽器の仲間、ましてや日頃ほとんどの場合はひとりで活動しているピアニスト達が 同時にステージに立てることは本当に楽しく、お客様にもきっとそれが伝わるのではないかなと思うので、楽しみにしていてください♪
極上「ピアノ尽くし」です!
リサイタルは「情熱のラテン!」ということで、南米やスペインの曲をやる予定です。
実は先日、南米作品集のアルバムが出ました。
そのお話は明日させて頂きたいと思います。
早く皆さまにお会いしたいです!
三舩優子(ピアノ)
はじめまして、佐藤優芽です。
今回、「せんくら」に出演させていただけることになり、非常に嬉しく、光栄に思っております。
この1週間のブログで、少しでも私のことを知っていただけたら幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
私は幼少から高校時代まで仙台で育った生粋の仙台っこで、仙台は私の大切な故郷であり、今も変わらず大好きな街です。
杜の都の名のとおり、緑豊かな自然、おいしい食材、何より人々のあたたかさ!離れてからは更に、仙台のあたたかさに気付かされ、帰省するたびにほっと癒されています。
そんな故郷で演奏させていただけることに、感謝の気持ちでいっぱいです。
私は最後のファイナルコンサートで、仙台フィルの皆様と共にモーツァルトの協奏曲第2番を演奏させていただきます。
皆さまにお会いできるのを、今からとても楽しみにしております。
さて、この夏は海外の講習会で勉強してきました。
ヨーロッパでは、夏休みの間中、各地で様々な音楽講習会が開催されます。
ソロのレッスンはもちろん、室内楽やオーケストラに力を入れている講習会など、その特色は様々です。
今日の写真は、フィンランドの講習会でのものです。
サイマー湖という、フィンランドで最大の湖の湖岸が会場となりました。
次回はそこでの様子を書かせていただきたいと思います。
それではまた!
佐藤 優芽(ヴァイオリン)
八月頭、日本の大学時代の後輩のフルート奏者に呼ばれて、浜松のフルート奏者へのクリニックをさしに行きました。
小さな企画でしたが、僕にとって大小は関係なく、精一杯やらせてもらいました。
皆さんの上達する姿を見て、嬉しくなりながら、後輩のフルート奏者とともに昔話に花を咲かせながら、鰻を食べて帰りました。
またこうして音楽で人の縁が繋がっていることに感謝で一杯です。
そして後日、後輩から、また鰻が届き、家族で仲良く食べました。
ますます浜松が好きになりました。
あ、これはせんくらブログでしたね。
僕は伊達の牛タンが大好物です。
仙台の皆さんよろしくお願いします。
荒川洋(フルート)
相変わらずホールにこもりながら、訪れる次の公演のリハーサル、本番、リハーサル、本番の毎日です。
こうして最高の仲間とともに音楽を提供するのは、お店を持っている料理人とスタッフのようです。
来てくれるお客さんに最高の味を届けるよう鍛錬の日々。
ときにはトラブルも起こるけど、みんなで最高のものを作って、よかったと言ってもらえたときは、何にも変え難い時間ですね。
より素晴らしい物を目指して、毎日腕を磨いていこうと思います。
荒川洋(フルート)
八月の終わりは連日新日本フィルのオーケストラの仕事の毎日。
東京音楽コンクールの弦楽器部門本選の伴奏をしてきました。
こちらは四人分のコンチェルトを伴奏するので大変ですが、各々の人生がかかっている分、演奏会とは違う空気が流れています。
こちらも大変ですが、受験者の音楽になるべく協力したい一心で時間を共にしてきました。
荒川洋(フルート)
今日でリレーブログの担当も最終日となりました。
一週間おつき合い頂きまして有難うございました。
最後に改めてお知らせをさせていただきたいと思います。
今回太白区の楽楽楽ホールにて企画されているショパンのサロンの中で私はショパンのノクターンを担当させて頂くことになっています。
9月29日の土曜日、16:00より心を込めて演奏させて頂きます。
皆様に会場でお目にかかれますことを楽しみにしております!
ゲルティンガー祥子(ピアノ)
今年は演奏する、作曲するのほかに、「本を書く」ことに乗り組んでいます。
その中で、フルートを吹く上での音の成分や、方向性の話を書きたいと思ってますが、面白いことがかけそうです。
音は静止しないで動いてるとしたら、時間軸の未来へ突き進むようにいかに吹くか。
進むべき道がわかると、音は一人でに動き出す(鳴り出す)のです。
エネルギーの循環サイクルのようなものもそれでだんだんわかってくるようになってくるんですね。
面白いです。
いつか皆さんにそんな詳しい話をお届けできたらなと思ってます。
荒川洋(フルート)
その昔“ヘクサメロン変奏曲”という、リストを中心に、タールベルク、ピクシス、ヘルツ、ツェルニー、ショパンという当時のピアニスト兼作曲家6人が、ベッリーニのオペラの素材からつくった変奏曲で腕を競い、ある慈善演奏会のために合作した作品のショパンを担当した事があるという理由だけで当時その曲を共演した恩師のペーター・レーゼル氏からはいまだにミスター・ショパンと呼ばれている私(苦笑)。
実は、今まで自分からプログラムとしてショパンを選んだ事は、ほとんどありません。
昔からなのですが面白い事にシューベルトの作品に取り組んでいるとショパンを弾く機会を呼ぶようなのです(笑)
実は今回せんくらでショパンをというお話を頂いたのもちょうど私がシューベルトの作品に取り組んでいた時で、ショパンという名前を聞いたときは思わずオッ!と小さく声がでてしまいました(笑)
どうやら神様は私を常に対極な方向へ連れて行きたいらしい・・・
性格の違う2人の楽曲を分析し対照的な部分を探すと数えきれない程でてくるわけですが、同じく興味があるのはやはり2人の人生においての様々な相違点。
例えば一つだけあげるとしたら・・・
人生の半分近くをパリで過ごし、外国から祖国ポーランドを想い続けたショパンと、ほとんど外国にでることなく、生涯オーストリア国内で生きたシューベルト。
まずそれだけでも十分な視点の違いがあると想定できますね。
シューベルト目線でショパンに入るのもなかなか面白いですがやはり実際弾いてみると・・・
ええ、もちろん気持ちは切り替えないと難しいです(笑)
ゲルティンガー祥子(ピアノ)