出演アーティスト 小井土文哉さんからのメッセージ

2022.09.07| 2022

皆さまこんにちは!小井土文哉です。

 

せんくらには3年ぶりの出演になります。

前回はヴァイオリンの大江馨さんとのデュオと、高木竜馬さん、藤田真央さんとのジョイントコンサートで出演させていただきました。

素晴らしい方々との共演、今でも鮮明に記憶しております。

 

仙台という場所は自分の音楽人生にとってとても大切な場所です。

私は岩手県の釜石市に生まれ、2011年の中学卒業まで釜石で育ちました。

 

 

卒業式の2日前に東日本大地震が起こり、約1ヶ月後に混乱の中盛岡の高校に進学しました。その時は生きるのに必死で、音楽どころではありませんでした。

高校に進学してしばらくは、勉強と部活動でピアノは弾いていませんでした。

東北には震災復興のため、沢山の素晴らしい音楽家の方々が演奏会を開いて下さっていました。

高校1年の終わりに、ある演奏会に招待していただき、久しぶりに音楽に触れて、何か自分の中にあった腑に落ちない感情が綺麗に浄化されました。

 

 

それから、音楽の道を志し、仙台の松坂優希先生にピアノを、桐朋の音楽教室でソルフェージュを習い始めました。

一度ピアノを辞めてから改めて音楽に触れて、こんなにも素晴らしいものだったのだと、再認識しました。

これらのどれが欠けていても、今自分は音楽を続けていないと思います。

 

 

そんな大切な場所、仙台で演奏させていただけることはとても喜ばしいことです!

 

 

今回のせんくらでは、世界的ヴァイオリニストである前橋汀子さんと、2つのプログラムを演奏させていただきます。

自分が今更言うことでは無いですが、音楽的にも人間的にも本当に素晴らしい音楽家の方で、一緒に演奏することが夢のようです!是非聴いていただきたいです!

 

 

公演番号:2
公演日:9日30日(金)13:15~14:15
前橋 汀子 ヴァイオリン・リサイタル
「スプリング」ほか珠玉の名曲集
会場:日立システムズホーム仙台|コンサートホール
出演者:

前橋 汀子(ヴァイオリン)
小井土 文哉(ピアノ)

 

公演番号:41
公演日:10日1日(土)16:45~17:30
前橋 汀子ヴァイオリン・リサイタル
無伴奏パルティータとツィゴイネルワイゼン
会場:太白区文化センター|楽楽楽ホール
出演者:

前橋 汀子(ヴァイオリン)
小井土 文哉(ピアノ)

 

(自分のソロのリサイタルもありますので、宜しくお願いします…!)

 

会場でお会いできることを心待ちにしております!

 

 

#BBC RADIO3にて 生放送で英語でのインタビューと演奏をさせていただきました。

 

 

#イギリスでのリサイタルのリハーサルです。

 

 

#Ray というかわいい街でリサイタルでした。

出演アーティスト 井野邉大輔さんからのメッセージ

2022.09.06| 2022

駅のホームで電車を待っていたり、買い出しに出た道すがら視線を遠くにした時..

そうした、ふとした瞬間、微かに聞こえる虫の音や高い雲に秋の気配を感じる様になった今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 

 

 

 

さて今年、オーケストラ以外に私が楽しみにしている公演はこちら2公演 ♪

“ せんくら•フェスティバル•ソロイスツ “ では、長きに渡ってイ•ムジチ合奏団のリーダーを努めたフェデリコ•アゴスティーニ氏と、約20年振り!! にご一緒します。

 

 

もう一つの 【一つ先をお聴きになりたいお客さまへ】と銘打った室内楽公演では、今年はベルリンと大阪より、“ めっちゃ“素敵な女性アーティストをお迎えすることとなりました ♪

 

そうなのです、お二人ともに関西出身 !!

 

友滝 真由さんは、言わずと知れた前回の仙台国際音楽コンクール入賞者にして、作曲家とその遺してくれた楽譜に対して真摯なアプローチで、バルトークのコンチェルト擁する機微を掘り下げ、鮮烈に表現した演奏がいまだに耳に残ります。

 

大阪フィルの同僚である石原 優香さんは、実は同窓の後輩でもあります。入団間もないながら、大阪の現場では、ヴィオラサイドからヴァイオリンセクションとのアンサンブルの核になる様な、シビアな要求にも応えてくれる、信頼する同僚。

 

 

お互いともに面識は無いそうですが、そこはこの企画のコンセプトで繋がるお二人。

 

作曲家達が作品として遺してくれたスピリット、それは、その作品を演奏する為に集ったプレイヤーを介して連綿と次の世代へと受け継がれます。側からみると一期一会のフェスティバル的演し物に映れど、我々仙台組の若者たちとの縁(えにし)をも、そのスピリットが紡いでいってくれることでしょう。

 

そこにある作曲家を含めた人と人との繋がり、縁の伝承( Legacy )を何より大切にしたいと願う、我われの公演に是非お運びください☆

 

 

 

仙台の若者達と友滝さんは、皆さまは色々なシーンで目にされたり、聴いていると思うので、石原さんのスナップショットとこのブログに添えてくれたメッセージをご紹介します!

 

この原稿締め切り間近!  折りしも出番の重なった京都は舞鶴公演、ステージリハーサル後の様子より ♪

 

 

 

 

#右は同じく大阪フィル1st ヴァイオリン奏者 石塚 海斗氏

 

【今回、尊敬する井野邉さんをはじめ、友滝さんや仙台フィルの同年代の方々とご一緒させていただけること、本当にうれしくワクワクしています!

大フィルではいつも、音楽面や技術面など様々な視点からアドバイスや提案をしてくださる井野邉さん。(時々、無理難題が飛んでくることも…笑)

公演のたびに新しい「気付き」のためのヒントをくださるので、このせんくら期間中にもどんな発見があるのか、今からとっても楽しみです♪】

 

 

 

公演番号   13

9月30日|金|

11:45-12:30        Legacy of Act

-受け継がれていくもの-

名曲は“有名曲”のみならず !

 

 

公演番号   25

10月1日|土|

19:45-20:45      せんくら名物企画!

「せんくら・フェスティバル・ソロイスツ」

名曲で聴く弦楽アンサンブルの魅力!

 

 

仙台フィルハーモニー管弦楽団 ソロ首席 ヴィオラ奏者

井野邉  大輔

出演アーティスト 高橋絵里さんからのメッセージ

2022.09.05| 2022

みなさま、こんにちは!仙台在住のソプラノ高橋絵里です。

今年久しぶりに、せんくらに出演できますこと、とても嬉しく思っています。

 

 

公演番号:66
公演日:10月2日(日)12:00~12:45
歌とリュートで出会う
シェイクスピア・エリザベスⅠ世の時代・パーセルの歌

会場:太白区文化センター|展示ホール
出演者:

高橋 絵里(ソプラノ)
佐藤 亜紀子(リュート)

 

 

 

2014年、2015年に続き、今回もご一緒してくださるのはリュート奏者の佐藤亜紀子さん。

せんくらはいつも彼女に共演をお願いしています。

 

仙台ではリュートの演奏を聴く機会があまりないので

多くのみなさんにこの素敵な音色を聴いていただきたいです。

 

 

特にこの楽器が全盛期だったイギリスの音楽は、本当に魅力的なものばかり。

どの歌もシンプルでありながら、それぞれに個性があり、

とても表情豊かなリュート伴奏がついています。

 

 

 

 

亜紀子さんは普段、関東にお住まいなので、私たちはそれぞれ孤独に練習を重ねています。

先日彼女のアトリエでリハーサルがありましたが、やはりこれでようやく音楽が

一つになったね〜という実感。

まさに離れ離れのロミオとジュリエットが出会った時のような喜び。

二つに分かれた蛤の貝殻が、ピタッと一つの貝になったような嬉しさ!

 

 

(この夏、大好きな小説『澪つくし料理帖』を一巻から読み直していたので

それに影響を受けた表現になってしまいました。読んだ方なら、意味がわかるかも!?)

 

 

 

 

閑話休題。

今回は「十二夜」や「ハムレット」などシェイクスピアの有名作品から歌詞がとられた歌。

エリザベス1世の統治下で愛された歌。そしてその後に続くパーセルまで、

広い時代の括りになっているので、よりダイナミックな低音を出してもらうために

大きめの”アーチリュート”を演奏してもらいます。

弦の数、すごいですね〜。指はどうなってるのかしら。ぜひ会場でじっくりご覧ください。

 

みなさまにお会いできることを、心より楽しみにしております!

 

 

出演アーティスト 川久保賜紀さんからのメッセージ

2022.09.04| 2022

皆様、 こんにちは、ヴァイオリニストの川久保賜紀です。

今年も”せんくら”で皆さまにお会いできることを楽しみ にしています!

 

 

私の初”せんくら”は確か10年くらい前、チェロの遠藤真理さん、ピアノの 三浦友理枝さんとのピアノトリオが結成されて間も無くだった頃で、夜本番の帰りに台風が来て、最終の新幹線が止まってしまい、仙台にもう一泊することになったのですが、3人でホテルの窓から外を見ると、木がすごく揺れていて怖かったことを思い出します。

 

 

2011年3月11日東日本大震災の時も、音楽祭を続けることは大変だっただろうなという思いもありましたが、出演者とお客様の力を合わせて、たくさんの方に演奏会に来ていただいて、私もとてもパワーを感じました。

 

 

私にとっても、この音楽祭は3日間の間に、色々な素敵なコラボレーション、 そして仲間との思い出が積み重なり、音楽を通してお客様とも交流できるかけがえのない場所でもあります。

 

 

昨年はピアニストの青柳さんとフランスのプログラムでフランク のヴァイオリンソナタとショーソンでした。

 

今年は同じくピアニストの青柳さんとオーストリアのプログラムでシューベルトのヴァイオリンソナタ第4番とクライスラーの小品をお届けします。

 

ソナタは、シューベルトが19歳の時に作曲した作品で、純粋でもあり大人っぽいメロディーを感じていただきたいと思います。

 

もう一つは、オーストリア人でヴァイオリニストでウイーンの踊りを代表する作曲家、クライスラーの小品です。今年はオーストリア満載のプログラムを是非お楽しみください!

 

 

 

 

川久保賜紀

出演アーティスト 吉岡知広さんからのメッセージ

2022.09.02| 2022

皆さまこんにちは、チェロの吉岡知広です。

 

今回は友滝さん、北端さんという素敵なお二人とトリオを弾かせて頂くのですが、この3人の共通点はドイツに留学していたこと。

 

その為ベートーヴェンとメンデルスゾーンというドイツの王道プログラムを皆さまにお届けします。

 

 

さて今回演奏するメンデルスゾーンの第二番のトリオですが、実は僕がライプツィヒ留学中にメンデルスゾーンの住んでいた家「メンデルスゾーンハウス」で彼が亡くなった日にあたる11月4日に弾いた事があります。

 

「Konzert zur Todesstunde」というタイトルがつけられており、直訳すると亡くなった時間のコンサート…的な感じでしょうか。

 

 

その時の写真がこちら

(画像が粗くてすみません)

 

 

 

 

 

 

そんな思い入れの深いこの曲を地元の仙台で演奏できるのはとても嬉しいです。

ぜひ皆さま正統派トリオ、聴きにきていただければ幸いです。

 

 

吉岡知広

出演アーティスト コロンえりかさんからのメッセージ

2022.08.31| 2022

皆様こんにちは!

コロンえりかです。初めてせんくら2022で皆様にお会いできるのを今から楽しみにしております。

 

 

私は南米のベネズエラで生まれました。

早朝からラジオではサルサが流れ、音楽と踊りが生活の中に溶け込んだ空間で育ちました。

 

ベネズエラは、エルシステマという音楽教育プログラムの影響もあり、世界一オーケストラが多い国で、ここで学ぶ若者たちが音楽文化をさらに豊かなものにしています。

 

子どものオーケストラが駐車場でマーラーを弾いているのを、スーパーの買い物袋を持ったお客さんが聴いていたり、ロサンゼルス・フィルハーモニックの音楽監督のグスターボ・ドゥダメルがオーケストラと一緒にポップスターとコンサートをしたり「音楽が好き」という共通項だけでアーティストが出会い、複雑で多様なラテンの音楽からさらに新しいものが生まれています。

 

 

今回取り上げる楽曲は19世紀、20世紀にかけて、西洋音楽の技法で書かれた音楽で、生活と密着した喜びを描いた曲ばかりです。

ビラ=ロボス、モンサルバッチェ、レクオーナやラウロといった代表的な作曲家から、言霊の作品を選びました。

スペインとラテン・アメリカのクラシック音楽は、哀愁や、皮肉、爽快さや情熱といった感情から独特の香りを漂わせています。

 

そしてどんなに悲嘆に暮れていても「幸せ」のレシピが詰まった楽曲ばかりです。

 

10月1日はイベロ・アメリカの音楽をたっぷり長富彩さんと、そして、10月2日の魅惑のガラ・コンサートでは上野耕平さん、三浦一馬さん、山中惇史さんと一緒に踊る音楽をお届けします!

ぜひ日本の皆様に、地球の裏側の熱くて、美しい歌を聴いていただければ嬉しいです。

 

 

「オペラ・ラティーナ」

コロン えりか ソプラノ・リサイタル

10月1日|土|18:15-19:00

 

 

魅惑のガラ・コンサート

~時代を彩る名手たちが送る“南米からの風”

10月2日|日|17:15-18:15

 

 

 

 

出演アーティスト 三又治彦さんからのメッセージ

2022.08.29| 2022

せんくらブログをご覧の皆様、はじめまして。

 

ヴァイオリン奏者の三又治彦です。私は仙台で中学生まで育ちました。

今も実家は仙台にあり、故郷でおこなわれるフェスティバルに参加できること、とても感慨深い気持ちでいっぱいです。

 

 

今回は学生時代の仲間とともに結成し、20周年を迎える昴21弦楽四重奏団として2つの公演に参加させて頂きます。

 

1つは妹とともにお届けする

【15】祝・結成20周年 昴21弦楽四重奏団×三又 瑛子 「46歳のドヴォルザークが書いた歌」

 

 

2つ目はせんくら名物企画!

【25】「せんくら・フェスティバル・ソロイスツ」 名曲で聴く弦楽アンサンブルの魅力!

 

2つとも聴きやすく、尚且つ深みもある公演、いまからわくわくが止まりません。

 

 

さて、この記事では20周年を迎える昴21弦楽四重奏団の紹介を致したいと思います。

 

昴21弦楽四重奏弦楽四重奏団が結成した理由、もちろん音楽的にも人間的にも尊敬できる仲間で結成したのですが…

きっかけは卒業のための単位が足りるか瀬戸際で、室内楽講習会にいって試験を受ければとれる!

というなんとも夢のない、現実的な所からスタートしました。

(それも試験はメンバーのトラブルにより受けられず…)

 

 

折角だからメンバーの出身地で記念に演奏会をしよう!ということでチェロの玉川さんの出身地宇都宮と私、そして佐久間さんが仙台にゆかりがあったため第1回公演を開催しました。

 

さて、そこで終わると思いきや…なぜか大阪国際室内楽コンクールに参加したりしているうちにあっという間に20年がたち現在に至っております。(ヴィオラの生野さんは2年前よりメンバー)

 

 

なぜ続いたのかな…と振り返ると年に1度集まり集中的に練習して公演をする、このスタイルがよかったのかなと思います。各々色んな演奏会、企画で成長をしメンバーと1年ぶりに対峙するので、お互いの成長、音楽観や音色の変化、それはそれは感じることが多く、練習は楽しくて仕方ありません。これも音楽家として常に成熟して尊敬できるメンバーだからこそですね!

 

 

【メンバーの一言紹介】

 

 

ヴァイオリン・三又治彦

仙台市出身。年少の頃からジャック・ティボー、ミシャ・エルマンなど魅力溢れるヴァイオリニストの音をレコードで聴き育つ。60歳の時に自分の理想の音が持てることが夢。

 

 

 

ヴァイオリン・佐久間聡一

山形市出身。巨匠のモノマネが得意でTwitterでも人気に。その実は音楽・ヴァイオリンに対し情熱的で常に高みを目指す音楽家。

 

 

 

ヴィオラ・生野正樹

大分市出身。ヴァイオリンから始めず最初からヴィオラを手に持った稀な音楽家。歌よし、色付けよし、トークよしの三拍子が揃う。

 

 

 

玉川克

栃木県那珂川町出身。このメンバーの中では一番冷静に音楽も物事も運びます。クールなのに熱い音楽を出してくるところが魅力。

 

 

 

昴21弦楽四重奏団が演奏とともに面白く尚且つ実のあるトークもあるスタイルで行っています。是非足を運んで頂ければ幸いです。

 

 

出演アーティスト 神田将さんからのメッセージ

2022.08.28| 2022

こんにちは、エレクトーンの神田将です。

今年もせんくらへのカウントダウンが始まり、とてもワクワクしながら準備に励んでいます。

 

 

突然ですが、エレクトーンでの準備と聞くと、何を思い浮かべますか?

楽器演奏の準備は、練習が大半を占めることが多いと思いますが、エレクトーンの場合はその練習までの道のりがとても長いんです。

 

 

まず、総譜があるものは入手して、10指1脚での演奏に収まるように解析します。スッキリ収まるのは稀で、どうしても指が届かなかったり、各楽器が不規則に動いている部分などは、将棋盤を見つめるようにじっくり腰を据えて考えこむことも。パズルが解けたら楽譜を書いて、次は演奏に必要な音の組み合わせを作成します。5分程度の作品で、ざっとここまでで2週間。それからやっと練習に入れます。

 

 

こうした理由もあって、せんくらエントリーが決まった瞬間から選曲や編曲に取り掛からないと、時間がなくて慌てることになってしまいますので、すでに完成しているレパートリーを効果的に取り入れつつ、新鮮さも感じてもらえるような選曲を心がけています。

 

 

また、エレクトーン演奏でとても大切なもののひとつに、クリエイティビティがあります。それはどんな楽器演奏にも必要ですが、エレクトーンは歴史が浅く、体系が出来上がっていない草創期ですので、特に創意工夫が欠かせません。自作曲を演奏しないまでも、創造性豊かな発想なしにはクラシック作品をまとめ上がることはできませんし、ひとりで弾くからこそ見えてくる解釈というのも育んでいきたいと思っています。

 

 

最近は創作にも復帰しつつあるので、いつか自作曲を聞いていただきたいものですが、今は、まずそのクリエイティビティを異色コラボやアレンジに活かしてみます。どんな創意工夫でエレクトーン演奏ができているのかを見つけるのも、ひとつの楽しみ方かもしれませんね。

 

 

今年はせんくらで初披露となる曲も多く、日々編曲に勤しんでいる(苦しんでいる)ところ。中の人からの嬉しいムチャぶりで実現した大河特集や、津軽三味線の浅野祥さんとの激熱コラボに、ぜひご注目ください。

 

 

それではせんくらでお会いしましょう。

 

 

 

出演アーティスト 北端祥人さんからのメッセージ

2022.08.26| 2022

皆さまこんにちは!ピアニストの北端祥人(きたばたよしと)です。

 

 

今回は、10月1日(土)公演番号23番「仙台国際音楽コンクールが結ぶ楽都の絆のアンサンブル」に出演させて頂きます。

 

 

仙台国際音楽コンクールに参加したのが6年前、それ以来ソリストとして仙台フィルと共演させて頂いたり、室内楽を沢山演奏したり、ある時はピンチヒッターで駆けつけたり!?沢山の素晴らしい思い出があります。

 

 

そんな大好きな街・仙台で、同じくコンクール入賞者のヴァイオリニスト・友滝真由さん、仙台フィル首席チェロ奏者・吉岡知広さんと、ベートーヴェンとメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲を共演いたします。

 

 

ベートーヴェンの「街の歌」は、まるでファンファーレの様にハイテンションにスタート!まさにフェスティバルにふさわしい幕開けです。フィナーレには当時流行していたオペラのメロディーが引用され発展していく「変奏曲」の形式が用いられています。そう、ベートーヴェンは「変奏」の大天才で、「こんなこともできんねんで、すごいやろ」というベートーヴェンのドヤ顔が浮かびます。

 

 

メンデルスゾーンは二つのピアノトリオを作曲しており、今回は第2番を取り上げます。1番より演奏頻度は少ないようですが、メンデルスゾーンの作品中、屈指の名曲です。仄暗く始まるユニゾンはベートーヴェンの様な雰囲気を漂よわせますが、エレガントなメロディーはやはり稀代のメロディーメーカーが成せる技。2楽章の旋律は聴くものの心に寄り添ってくれる感動的なもの(涙)3楽章はシェイクスピアの「夏の夜の夢」を彷彿とさせ、続く4楽章ではバッハのコラールが盛大に鳴り響き、オーケストラの様なスケールで全曲を結びます。

 

 

是非会場で、ライブで!私たちと曲の素晴らしさを共有しに来ませんか?

 

お待ちしております♪

 

 

 

出演アーティスト 1966カルテットさんからのメッセージ

2022.08.24| 2022

皆さまお久しぶりです!1966カルテットです。

 

 


 

 

今年もやってきましたね、せんくら!また皆さまにお会いできる喜び、嬉しすぎて言葉になりません!!

 

そして今年はデビューからビートルズを演奏してきた1966カルテットにとって特別な一年なんです。というのも、ビートルズがデビューレコード『Love Me Do』をリリースしたのが1962年10月5日。

 

つまり、今年はビートルズデビュー60周年という、おめでたい年なのです!

しかも、私達の出演するせんくらは3日前の10月2日!これはもうお祝いしないわけには参りません!

 

というわけで、今年のせんくらはビートルズ60周年を1966カルテットが勝手にワイワイお祝いしちゃいますよ!なプログラムをお届けします。これまでのカバー曲もさることながら、リアレンジや新しくカバーに挑戦する曲もたくさん加えて、盛り沢山でお届けします♪

 

 

 

 

そんな公演はこちら!

10月2日(土)13:15-14:00

『GET BACK〜ビートルズクラシックス』

太白区文化センター 楽楽楽ホールにて

 

 

 

 

そしてその日の夜は、ガラリと雰囲気を変えて、1966カルテットがお届けするクラシックandミュージカルコンサート!

 

TVのミュージカル番組で演奏する機会に恵まれたのをきっかけにミュージカル音楽の楽しさに目覚めた私達。YouTubeの方でも演奏したりしてきました。

 

このコンサートの目玉はなんと言っても、有観客で初演奏のレ・ミゼラブルメドレー。名曲揃いのレ・ミゼラブルですが、舞台感を大切にした1966カルテットならではのアレンジで、じっくりお楽しみいただければ嬉しいです。

 

 

また、今年リメイクされて世界中が熱狂したあのミュージカルの名曲(といったらあれですね!)も、もしかしたらお届けしちゃうかも!?どうぞお楽しみに!

 

 

そんな公演はこちら!

10月2日(土)18:30-19:15

『1966カルテットのクラシックandミュージカル』

日立システムズホール仙台 シアターホールにて

 

この日のせんくらは、1966カルテットに注目っ!です♪ぜひ会場でお会いしましょうー!!!

 

2 / 512345

カテゴリー