今年も灼熱の夏がやって来ました。暑さに弱い私は、毎年8月はフランスへと避難してしまうのですが、近年、むしろフランスの方が日本より暑いのです。更にクーラー普及率の低さは致命的。ホテルの冷凍庫に水2㍑のペットボトルを詰め込み毎朝それを2本肩に乗せて出かける始末(涙)
皆さんも熱中症にはお気をつけ下さいね。
10月に伺う頃は、涼しい東北の風に癒されることと思います。
あぁ、今から待ち遠しい。
サックスの平野公崇です。こんにちは!
10月5日、6日、仙台に伺います。仙台は久しぶりで、また演奏できるのが、とても楽しみです!
今回は5日にピアニストの三舩優子さんとバッハ尽くしのプログラムと、クラシックからジャズまでのスタンダードナンバーを即興を交えて演奏するプログラムの2本用意しました。
華麗な中にも情熱を秘めた三舩さんのピアノとの共演に、今からワクワクしています。どうぞお楽しみに!
また6日には、今をときめくイケメン凄腕ミュージシャン達によるガラ・コンサートにも出演します。私は既にだいぶ歳をとりましたので、仲間入りはちょっと難しいですが(笑)、積み重ねた年月の分、少しでも深みのある演奏ができたらと思っています。ピアノの佐野隆哉君とは同じパリで学んだ仲です。彼の類い希なインスピレーションと再会できるのが楽しみです!
若きヒンデミットの切ないロマン性を御堪能頂けたら嬉しいです!
仙台といいますと、今から3年前の2016年に仙台国際コンクールの審査員を務めさせていただき、その折に約2週間というまとまった時間を過ごさせていただきました。
*審査員の皆さまと。
海の幸、山の幸の豊富な仙台、食いしん坊の私はその美味しさに舌鼓を打ち、熱演を繰り広げる若き才能に刺激を受けながら充実した時間を過ごさせていただきましたが、仙台駅に降りついて、最初に目に飛び込んで来たのは、駅構内に飾られていたフィギュアスケートの羽生結弦選手の大きな写真!実は、私は大のフィギュアスケートのファンで、シーズンが始まると、各大会手にあせ握りながら見入ってしまいます。今や世界の観衆を魅了する大スターの羽生選手の地元にいる、と思うだけでも、ここで小さい頃から頑張ってこられたんだな、と思い巡らし胸が熱くなります!フィギュアスケートという競技はスポーツでありながらも、数々の技や身体の動き、表現が音楽と直結しているだけに、とても様々な共通点を感じるのです。1人娘も大のファンで、生活していたパリから電車でグルノーブルに行き、グランプリシリーズ、フランス国際大会を見に行った事もありました。ノンフィクションライターであり、フィギュアスケートのライターもされている田村明子さんは、ニューヨーク時代からの友人なのですが、彼女からいつもフィギュアスケート情報を入手、かなり熱心にフォローしております、、、。
*グルノーブルの山
*フェルナンデス選手優勝、宇野選手は2位でした。
こんにちは!ヴァイオリニストの竹澤恭子です。この度初めて「せんくら」に出演させていただきます!
2回の公演となりますが、10月4日のコンサートは仙台フィル/高関健さんの指揮でメンデルスゾーンのヴァイオリンコンチェルトを、そして10月6日には、ピアノの津田裕也さんとのリサイタルになります。
仙台フィルの皆さまとは今まで幾度かご一緒させていただいておりますが、今回久しぶりの共演となりますし、先日もご一緒させていただきました私の桐朋での大先輩にあたりますが、指揮の高関さんとのメンデルスゾーン、とっても楽しみにしております。メンデルスゾーンは2曲のヴァイオリンコンチェルトを書いておりますが、言わずもがな、誰もが知るこのホ短調のコンチェルトは、華やかな技巧を盛り込みつつも、メンデルスゾーンらしい透明感のあるハーモニーのもと流麗で軽やかで、且つ情熱的で、一度聴いたら忘れられない魅力的な美しい旋律は、皆を虜にしてしまいます。
*高関さんとバーバーのコンチェルトを共演。
地元仙台のご出身でありますピアニストの津田裕也さんとは、昨3月に初共演させていただきましたが、とても自然体で美しく細やかでしなやかな魅力を持っていらっしゃるピアニスト、そして、端正で穏やかなお人柄でもあり、今回の共演もとても楽しみにしております。今回のプログラムは、私がレパートリーの中でも、長年大切に思ってまいりました作品を演奏させていただきます。特にプログラムの中心になります、ブラームスのソナタ1番「雨の歌」、この曲はヴァイオリンソナタの中でも私の最も好きな作品の一つで、学生の頃から演奏し続けておりますが、演奏する度にこの作品お魅力にあらためて気付かされ、少しでも理想に近づきたくさまよい続けております。そして、ヴァイオリンの名手でもありましたクライスラーの数ある魅惑的な小品の中でも名曲中の名曲、愛の喜び&悲しみを演奏します。
*私の地元愛知県大府市にて30周年記念コンサートで宮田大さん、津田裕也さんとトリオコンサートを開催。
「せんくら」ブログの読者の皆様、こんにちは!
宮城学院女子大学音楽科の松山 裕美子です。
10月6日(日)に開催されるコンサート「及川浩治と宮城学院女子大学の仲間達」について紹介させていただく本シリーズ、2日目の本日はプログラムと出演者について、ピアニストで本学特任教授の及川 浩治先生にお話を伺うことにいたします。
―今回のコンサートでは「三巨匠の名旋律」と題して、ブラームス、チャイコフスキー、そしてフォーレの音楽を取り上げます。3人の作曲家についての先生の思い出などをお聞かせください。
「今回とりあげる3人の中でも、ブラームスは子供の頃からよく聴いていた作曲家です。だれか気に入った作曲家がいると、その人のいろいろな曲を聴くことにしているのですが、僕は子供の頃から彼のシンフォニーが大好きでした。交響曲第4番の終楽章はシャコンヌの形式になっていて、「ミ・ファ♯・ソ・ラ・ラ♯・シ・シ・ミ」という旋律が、楽章を通して繰り返されます。この8つの音だけで偉大な音楽を作ってしまったわけで、そのことが本当にすごいと思うのです。今回はブラームス本人が編曲した連弾用楽譜を演奏しますが、ほかに《ハンガリー舞曲》も弾きます。どちらもとても楽しみです。
チャイコフスキーは偉大な巨匠だと思います。僕の留学時代の先生は昔、ロシアのネイガウス先生に習っていました。つまりロシアのメソッドで学んだわけで、僕自身も同じメソッドで勉強しました。そのおかげでチャイコフスキーの音楽には、十分に親しめたように思います。彼の音楽はどれも本当に好きですが、今回は連弾で《くるみ割り人形》からの「花のワルツ」と《弦楽セレナーデ》第2楽章「ワルツ」の2曲を演奏します。ワルツ2曲を選びましたが、チャイコフスキーという人は三拍子の曲がすごく上手いと思います。メロディ自体は誰にでも考えつきそうなものばかりで、いかにも自然なのですが、じつは細部まで緻密に書かれている。それでいて苦心の跡を感じさせないところが素晴らしいと思います。
フォーレは弟子としてサン=サーンスのもとで学び、教師としてラヴェルを教えました。偉大な教育者であり、時代の変わり目を経験した人だと思います。長い間作曲活動をしていたので、彼の音楽というとどうしても複雑な和声を連想してしまいますが、今回演奏する「シシリエンヌ」と「夢のあとに」はどちらも旋律がとても美しい音楽だと思います。
全体としては、今回はドイツもの・フランスもの・ロシアものをそれぞれに楽しんでいただけるプログラムになったと思います。僕自身もとても気に入っていますし、聴きに来てくださる皆様にもよろこんでいただけるのではないかと期待しています。
―共演する教員や学生についても、何かお話いただけますでしょうか。
「フルートの白戸 美帆先生と共演するのは初めてですが、フルートは大好きな楽器ですので、とても楽しみにしています。クラリネットの副島 謙二先生とは、前回の「せんくら」(2018年)の「ヴォカリーズ」(ラフマニノフ)で共演させていただきましたが、旋律の歌い回しが素敵で、すごくロマンティックな方だと思います。
学部3年生の庄子 三未さんと一緒に演奏するのは今回が初めてですが、素晴らしい才能を持っているので、どんな演奏になるか、今からとても楽しみです。チャイコフスキーの「花のワルツ」では学部4年生の佐藤 晴香さんと共演します。感性豊かな学生さんなので、いいものを存分に発揮してくれればと期待しています。
研究生2年次の猪狩 綾さんは今回が2回目の「せんくら」出演になります。「弦楽セレナーデ」のワルツとブラームスのシンフォニーを一緒に演奏しますが、いつも素晴らしいので、楽しみにしています。ブラームスはとても内容が深い音楽ですが、その深いところを一緒に描けたら嬉しいです。
―いろいろなお話を伺えて、公演がますます楽しみになりました。本日はどうもありがとうございました。
以上、2日間にわたり、「及川浩治と宮城学院女子大学の仲間達」の聴きどころについて、及川先生とともにお伝えしてまいりました。本番は10月6日(日)。当日は私がコンサートの進行をつとめさせていただきます。それでは皆様、日立システムズホール仙台 交流ホールにて、お会いできることを楽しみにしております!
及川浩治と宮城学院女子大学の仲間達 松山裕美子
「せんくら」ブログの読者の皆様、こんにちは!
宮城学院女子大学音楽科の松山 裕美子です。
本日から2日間、10月6日(日)に開催されるコンサート「及川浩治と宮城学院女子大学の仲間達」について書かせていただきます。よろしくお願いいたします。
私達が「せんくら」に出演するのは今回で4回目ですが、そもそも宮城学院女子大学とは…という方もいらっしゃるかもしれません。ですので、最初に大学についてご紹介いたします。
アメリカ合衆国改革派教会宣教師と日本人キリスト者達の尽力により、「宮城女学校(後の宮城学院)」が仙台の地に産声をあげたのは、今からおよそ130年前の1886年のことです。宮城学院女子大学はこの「宮城女学校」を母体として第二次世界大戦後につくられました。2019年に開学70周年を迎える本学は4学部9学科からなる女子大学であり、スクールモットー「神を畏れ、隣人を愛する」のもと、数多くの卒業生を世に送り続けています。
大学音楽科は女学校時代も含めると、100年以上の歴史を持つ学科です。1学年あたりおよそ25名と小規模ながら、音楽全般のことを幅広く、深く学べる点が特色です。カリキュラムは器楽コース・声楽コース・作曲コースの3コース制からなっており、今年度から器楽コースが11専攻から16専攻(ピアノ、オルガン、ヴァイオリン・ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、オーボエ、クラリネット、サクソフォーン、ファゴット、ホルン、トランペット、トロンボーン、ユーフォニアム、チューバ、打楽器)に増えました。その効果もあり、小さいながらもとてもにぎやかな学科になってきています。
今回「せんくら」に出演する及川 浩治先生(ピアノ)、白戸 美帆先生(フルート)、副島 謙二先生(クラリネット)はいずれも音楽科で「専攻実技」「演奏家養成特別実技」などの授業をご担当いただいている先生方です。この「せんくら」ブログでは、本学の特任教授であり、本公演でも全曲にご出演いただく及川先生に、「せんくら」と音楽科について、いろいろとお話いただくことにします。
それでは本日は音楽科について、そしてアンサンブルへの思いについて先生にお話を伺ってみましょう。
―宮城学院女子大学音楽科の第一印象はどんなものだったか教えてください。
「学生達が夜遅くまで練習していることにまず驚きました。専攻実技だけではなく、副科実技(ピアノ専攻であれば声楽など)や理論系の授業もしっかり出ているようで、純粋な子が多いなと感じました。
校風も歴史があって、素晴らしいと思います。さらにここ数年の間に、「演奏家養成特別実技」という、オーディションに合格した学生のための授業(レッスン形式、週90分)が開講したり、さまざまな管楽器の専攻が開設されたりするなど、いろいろな勉強ができるようになってきています。いい方向に変化してきているので、毎年度4月に学生を迎えることが本当に楽しみに感じられるようになりました。」
―「せんくら」での「及川浩治と宮城学院女子大学の仲間達」は今年で4回目を迎えます。今回も連弾のほか、フルートやクラリネットとの共演があるわけですが、先生はアンサンブルで弾くことをどのようにお感じなのでしょうか。
「日本での先生(児玉 邦夫氏)も、留学先のブルガリアの先生(コンスタンティン・ガネフ氏)も普段の演奏活動の中で連弾をなさっていたので、僕自身にとって連弾はいつも身近なところにありました。誰かと一緒に演奏をすることは楽しいです。相手の感性や考え方を感じつつ、自分の中からわいてきたインスピレーションをそこに加えていくという作業は魅力的で、何よりも音楽をするよろこびが感じられます。このようなコラボレーションができる機会は普段、そんなに多くないので、「及川浩治と宮城学院女子大学の仲間達」のコンサートを、いつも楽しみにしています。」
―どうもありがとうございました。
及川先生ご自身の本公演への思いが伝わってくるようなお話でした。次回はプログラムと出演者について、先生のお話をたっぷりうかがうことにしましょう!
及川浩治と宮城学院女子大学の仲間達 松山裕美子
僕の趣味は珈琲です。
飲む事ももちろん好きですが淹れる事が特に好きなようです。
コーヒーじゃなくて「珈琲」!
旅先でお店を探す時、検索ワードにコーヒーと入れるのと珈琲と入れるのでは結果が違ってきます。
自家焙煎、ハンドドリップ、ベルベットのソファー、テーブルが麻雀ゲーム台!って感じのザ昭和な喫茶店が好きです。
珈琲の魅力は豆の種類や焙煎の具合、淹れ方(ネル、ペーパー、フレンチプレス、エアロプレスなどなど)お湯の温度、抽出スピード、飲むうつわ、その日の湿度などによって無限に広がる事です。
昔住んでいた札幌は珈琲偏差値のとても高い街で色々なお店と友達になりました。
仙台に移り住む事になった時、知り合いのマスターから仙台のとあるお店を紹介してもらいました。
行ってみるととても素敵なお店で、こういうお店やマスターがいる街なら住んでみよう!と一杯の珈琲から勇気をもらいました。今も毎朝ここの豆を挽いて飲んでいます。
淹れる行為はとても楽しく奥深い。
ある時期あまりにも毎日味が変わるのが不思議で珈琲のメモノートを付けていた時期がありました。
今日は89℃で3:10で抽出した。
今日は92℃で2:30、というように…
ある日マスターに山のように質問するとこんな答えが。
「あんまり意識すると豆も緊張しますよ。ただ美味しくなぁれ、と淹れたらいいんです」。
頭でっかちになっていた自分が恥ずかしかったのを覚えています。
音楽も同じように思う事があります。
豆は作曲家
焙煎して淹れるのは演奏家
うつわはホール
豆を選んでどの方法で淹れるか決めるのが指揮者かな。
でも、皆んなが美味しくなあれ!と思い奏でる事が一番大切ですね!
とはいえ、道具にこだわるのも楽しみの1つ!
僕のこだわりの仲間達を少しご紹介。
とにかく新鮮な豆が一番大切!
コーノのサーバーのぽってりした形が大好き!ウッドハンドル。でもドリッパーはハリオv60。ポットはユキワのM5で注ぎ口を特別に細く加工してます!
北海道忍路の大好きな作家さんの所で購入したカップ&ソーサー。持ち手が力強くてかっこいい!カタチと素材で驚くほど味が変わります。
しかし毎日毎日淹れてても同じ味にならないのは面白いです。
音楽も一緒ですね。皆さんもせんくらで”今日だけの”素敵な音楽と出逢って下さいね!
今年も音楽隊うたうたうのステージでピアノを担当致します庄司美知子です。
今回はバリトンの草刈伸明、ソプラノの鈴木理恵子ご夫妻とご一緒致します。
歌い継ぎたい名曲の数々を小さなお子さんからパパママ、おじいちゃま、おばあちゃま、どの世代の方にも気軽にお楽しみ頂けたらと選曲を致しました。
今日はこの夏の私の音楽の旅のお話を少し。
梅雨寒の仙台から夏の日差しいっぱいのスペインバルセロナに到着。そして更にそこからに車で4時間の山中vilallerは私が2000年に初めて海外の講習に呼ばれた地でした。そのあと何度かこの地を演奏や指導で訪れました。今回は11年ぶりにコンサートの為に訪ねたこの村は今も変わらず緑濃く、抜けるような青空と太陽が眩しい懐かしい町でした。今回の演奏の後、11年前に泊まった宿のおばさんがお元気でお変わりなく、コンサートを聴きに来て下さいました。そして何となく見たことがあるおじさんも声をかけて下さいました。何と2000年に初めてこの村に来た時に泊まった別の宿の息子さんでした。その時のおじいさんに会いたいと思って出かけたのですがこの春亡くなったそうで代わりに息子さんがコンサートの後で声を掛けて下さいました。なんと温かい気持ちの方々でしょう!カタラーニャ語と日本語まじりの英語の会話でも人と人は繋がりました。この村を再訪できただけで感激していた私です。人の気持ちの温かさはきっとこの自然が人を育てるのでしょうね。
バカンスでこの村に滞在していらした方も、村のおじさんもおばさんも気軽にコンサートに足を運んで楽しんでくださり立ち上がって沢山の拍手をしてくださいました。
日本にもこんな文化が欲しいなあと思います。村の一角で行われるコンサートにみなさんがおしゃれをして出向いて下さるなんて素敵です!
そして夏の終わりには軽井沢の音楽祭に(これは聴衆として)1人で出かけてきました。東京の蒸し暑さをぬけ軽井沢の駅に降り立つとまだ日差しは強い昼下がりでしたが大賀ホールの側にはススキが顔を出しコンサート帰りは日没も早くなり心細さを感じます。そんな中で聴いたブラームスのクラリネット五重奏は夏の終わりの感傷的な気持ちに寄り添うように流れます。ブラームスが晩年に書き上げた傑作。クラリネット奏者の熱い音楽への気持ちはゆく夏を惜しむかのように憂いに満ちたものでした。
スペインの焼けつくような太陽の元で温かい心に触れながら夏を迎え演奏をする事ができ、今は心静かにブラームスを聴き秋の美しい光景を思いながらコンサートへ向けての準備を進めております。
10月皆さまにお目にかかるのを楽しみにしております。
音楽隊うたうたう 庄司美知子
全国のせんくらファンの皆々さま、こんにちは。
仙台フィルコントラバス奏者の助川龍です。
今年もせんくらに出演させていただける事とても嬉しいです!ホストオケとして仙台フィルはもちろん、それ以外に2公演に出演致しますので今日はそちらのご案内をしたいと思います。
ギタリストの兄、助川太郎さんとのデュオユニットで、主にブラジル音楽とクラシックを掛け合わせた音楽をオリジナルアレンジで演奏しています。
今年のテーマは”うた”です。日本の唱歌や昭和歌謡には理屈抜きに僕たち日本人の心に直接響いてくるものがあります。
一方、遠い遠い国ブラジルの”ウタ”にも何故か懐かしいような心に語りかけてくるものがあります。
遠く離れた2つの国の歌が手を繋ぐ、そんなイメージで今回は「謡 -UTAI-」というタイトルを付けました。
兄と一緒に演奏して一番嬉しい事はリハーサルを気の済むまで続けられる事です。つまりリハーサルではなくそれ自体が目的な様な気もします。
そして#公演番号30では兄、太郎と彼のギターの師であり日本を代表するギタリスト尾尻雅弘さんをお迎えして3人でのステージです。
クラシックギタリストとして著名な尾尻さんですが、兄とは米ボストンにあるジャズの名門バークリー音楽大学で先輩後輩関係でもあります。
ブラザーズアレンジによる、禁じられた⁉︎「禁じられた遊び」(笑)尾尻さん全般編曲による「ニュー・シネマ・パラダイス」メドレー。そして僕と尾尻さんでマイヤーズの「カヴァティーナ」この曲は僕の師匠とそのまた師匠の十八番で初挑戦します!
ジャズスタンダードの”星影のステラ”からとったタイトルは大人の夜のコンサートをイメージして名付けました。こちらも是非ご期待下さい!
ソロ楽器としてコントラバスを弾く時、他の楽器との音量のバランスにいつも苦労しますが、ギターとのアンサンブルは音量も音色もとても自然に調和するので僕はとても好きです!
せんくらはどの公演もどのアーティストも沢山の思いを込めて演奏しています。
1つお目当てのコンサートを軸に、そのまま同じ会場の次の公演、もしくはお隣の会場とハシゴしてみるのもきっと新しいステキな出会いがあると思いますよ!
僕も空き時間にどの公演を聴きに行こうか楽しみにしています。皆さまともどこかの会場ですれ違うかも知れませんね!
ではまた明日!
せんくらブログをご覧の皆様、こんにちは!
2011,2016,2017年と出演させていただき、2019年で4回目の出演となります、仙台出身バリトン歌手の草刈 伸明です。
9月も半ばを過ぎますとそろそろ「せんくら」が始まる!と緊張とワクワクが入り混じった気持ちになってまいります♪
今年は2つの公演に出演させていただきます。
本日は1つ目の公演、公演番号【14】『“音楽隊うたうたう”0歳からのコンサート みんなで歌おう 懐かしい童謡・歌い継ぎたい名曲たち』をご紹介致します。
2011年にはじめて出演させていただきましたときから、子供から楽しめるコンサートを企画してまいりました。
2年前に子供が生まれ、その成長に音楽がというものが大きな影響を及ぼしているのを目の当たりにし、自分が「せんくら」で行っていた演奏の責任感というものを再確認させられました。
今年は妻である草刈 理恵子と一緒に、以前演奏させていただき好評だった曲と新たに歌わせていただく曲、デュエット曲をふんだんに散りばめたプログラムを御用意致しました。
★楽しくうたおう動物の歌
小鳥の歌
ぞうさん
七つの子
5匹のこぶたとチャールストン
猫の二重唱
★童謡メドレー(トマト~ドロップスのうた~アイスクリームの歌)
★リズムにのって
おもちゃのチャチャチャ
こぶたぬきつねこ
バスにのって
★大人の皆さんへ
モーツァルト:歌劇「魔笛」より パパパの二重唱
荒木とよひさ/三木たかし:心の瞳
レハール:メリー・ウィドー・ワルツ
プログラムの前半はいろいろな動物が登場します。
冒頭の「小鳥の歌」では、小鳥は大歌が好きで、何でも歌で呼んでしまします。
当日名前を呼んでもらえるかもしれないですよ~!
「5ひきのこぶたとチャールストン」はリズムが楽しいですね。
自由に体を動かして楽しみましょう!
「猫の二重唱」では2つの匹のネコがどんな物語をみせて、聞かせてくれるのか楽しみにしていてください♪
童謡のメドレーは意識していなかったのですが、食べ物のメドレーですね!
トマトは食べるのが嫌いな人もいると思います。
実は私もその一人だったのですが、子供と一緒に食べるうちに大分克服出来たと思います。
おもちゃのチャチャチャからは実際に体を動かしていただきます。
手を叩いたり、動物の真似っこをしてみたり、バスに乗ってみたり
全身で楽しんでいただきたいと思います。
プログラムの後半は会場へいらしていただいた「大人」の皆様へおおくりいたします。
快活なモーツァルトの「魔笛」、坂本九さんの最後の曲「心の瞳」、そして愛にあふれた「メリー・ウィドー・ワルツ」
大人の方々がいい曲だなぁと思うと、内容はよく分からなくても子供も良い曲だと感じてくれまよね。
会場へいらして下さったお客様皆さんが、満足して笑顔になっていただける様に力の限り頑張ります!!
御存じの曲が始まったら是非是非大きな声で歌って下さい♪
我々の公演は静かに座ってお行儀良く聴き入るのではなく、全員参加型ですのでまったく恥ずかしくないですよ♪♪
それでは10月4日に会場でお会い出来ますことを楽しみにしております!!
音楽隊うたうたう 草刈伸明(バリトン)