2014年の初出演以来、一昨年まで6年連続でお招きいただいている「せんくら」。
全国には数多くのクラシック・フェスがあり、幾つかのフェスに参加をしてきましたが、
僕たちのような飛び道具?変わりダネ?を毎年呼んでいただけるのは、「せんくら」だけです。
この情勢で昨年は残念ながら中止となってしまいましたが、今年は復活!
スタッフの皆様の並々ならぬ努力を思うと、頭が下がります。
もちろんそれは、毎年楽しみにされている「せんくら」ファンの皆様の思いがあってのことですよね。
良い意味で「クラシック」を広義に捉え、
さまざまなアーティストが交わる唯一無二の素晴らしいフェスに、
初心に帰った気持ちで参加をさせていただこうと思っています。
コロナ禍で生み出したスギテツ独自のニューノーマルな演出、
「ステイホーム」などのキーワードをクラシックの名曲と融合させた新曲群、
そしてお馴染みの冗談クラシック十八番、もちろん鉄道ネタも・・・。
さらに今回は、毎年恒例の「仙台の宝・浅野祥」さんとの和洋折衷マリアージュと、
仙台では初共演となる「栗コーダーカルテット」さんとのコラボと、盛り沢山のステージです。
僕たちの普段のコンセプトは「クラシックで笑顔を創る」ですが、
今回の2ステージは、「音楽で笑顔を創る」をテーマに掲げたいと思っています。
ぜひ、楽しみにしていて下さい!
とはいえ、先ずは無事開催されることを祈るばかりです。
ご来場を予定されている方々も、スタッフの皆様も、くれぐれもご自愛下さい。
ブログ2日目は、今年のコラボアーティストについての紹介です。
引き続き、ピアノと編曲担当の杉浦がお届けします。
まずは仙台出身の若き津軽三味線奏者、浅野祥くん。
昨年もご一緒いたしましたが、祥くんは最年少チャンピオンを獲得した宮城の誇る三味線プレイヤーで、共演の機会のとても多い音楽仲間です。
ブラームスの名曲「ハンガリー舞曲第5番」を韻旋律に置き換えた「日本舞曲第五番」、バッハの名曲が、教会からお寺に演奏会場を移したような仕上がりとなった「仏よ、人の望みの喜びよ」、ヴァイオリンと津軽三味線の超絶技巧対決、パガニーニ「ラ・津軽じょんがネラ」などなど、西洋音階でできているクラシックの名曲を、日本の伝統的な「和音階」にアレンジをしたコラボ曲の数々を演奏する予定です。
和洋折衷なステージを、是非お楽しみいただければと思います!
そして、今回 せんくらへの出演が初となる、溝口肇さん。
日本を代表するチェリストですが、僕たちとの出会いは5年ほど前。
日本レコード大賞の企画賞を受賞させていただいた、東海道新幹線50周年トリビュートアルバム「走れ!夢の超特急楽団」に参加をしていただきました。
以来、何度かご一緒させていただいていますが、仙台ではもちろん初めて。
あの「世界の車窓から」もトリオで演奏をさせていただく他、スギテツのレパートリーにも混ざっていただきます。
溝口さんの美しい音色、そしてほっこりとした僕たちとのトークもぜひ楽しみにしていて下さい。
せんくらブログをご覧の皆様、こんにちは!
2014年から6年連続で「せんくら」にお招きいただいているヴァイオリンとピアノのデュオ、スギテツのピアノと編曲担当の杉浦哲郎です。
僕達は「クラシックを遊ぶ音楽実験室」をテーマに、誰もが知っているクラシックの名曲をさまざまな音楽や環境音とマッシュアップ(=融合)させ、聴くだけでなく観て楽しいコンサート活動を全国各地でしています。
今回も素晴らしいアーティストが出演される中、2日間、ステージに立たせていただきます。
皆様、よろしくお願いいたします!!
毎年同じことをお伝えしているような気もしますが、僕達のことをご存知ない方のために、一体どんな音楽を奏でているのかと申しますと…
そのルーツは、偉大なる作曲家ながら、冗談音楽の元祖とも言われるアマデウス・モーツァルトさんにあります!
その意志を勝手に受け継ぐべく… と言うよりは、お互いにお笑い好きだったことから、2人は意気投合し、このデュオを結成したのが15年前。
そう、今年はスギテツ結成15周年というメモリアルイヤーです。
6月に15周年記念アルバム「SUGITETSU UNO SCERZO」を、東京フィルハーモニー交響楽団の皆様との共演という形でキングレコードよりリリースいたしました。
15周年記念ツアーでは仙台にもお邪魔いたしまして、仙台フィルの弦楽奏者をお迎えしたプレミアムなステージをお届けしたばかりですが、せんくらでもこのアルバムからの曲も演奏する予定です。
ぜひ、楽しみにしていて下さい!