2006年08月08日

2006.08.08| クァルテット・エクセルシオ

初めまして、クァルテット・エクセルシオ1stヴァイオリンの西野 ゆかです。

10月のせんくら、私たちエクのコンサートも勿論ですが、フェスティバル全体がどんなふうに盛り上がるのか今からドキドキわくわくしていますっ!!

実は、ブログ初体験で一体何を書いたらよいのやら、と今も悩みながらパソコンに向かっておりますが・・・ここはやっぱりマジメに、「エクの今まで」を簡単に(ほんとに簡単です)お話しすることにします。

エク誕生から、今年で12年目になります。結成当初はただただ楽しくやっていたものが、いつの間にか楽しいだけでは許されない雰囲気になっていた事に気づき、無我夢中で突っ走り、成功した時の喜びは4倍ではなく4乗になるのだということを実感し、続けることの大変さに苦しみ、それでもクァルテットの魅力からは離れられず・・・あっという間ではありませんでしたが、12年も活動してきたと思うと結構びっくりです。

メンバーとはほとんど家族のようなお付き合い・・・というか、家族以上に長い時間を一緒に過ごすこともあり、いろんな意味で深い世界なのです。

みなさん、4人で作り上げるエクの「音」をぜひ聴きにいらして下さい!!

クァルテット・エクセルシオ(室内楽アンサンブル )

2006年08月08日

2006.08.08| 森下幸路

気付けばヴァイオリン持ってスーツケースをごろごろ引いて電車のってる自分、旅芸人です。

夜中に目がさめて、いったいどこにいるか判らない事たびたび。あげくには昨晩のコンサートの内容すらちょっと考えないと出てこない(T_T)、なんたることかと。

けど、先のプログラムは練習しなきゃって脅迫観念とともに忘れはしないからまだ大丈夫!

夢に出てくるくらいです。練習しないでいきなり本番の悪夢ってやつ(汗)。生涯つづくのかしらぁ〜。

森下幸路(ヴァイオリン)

2006年08月07日

2006.08.07| 原田哲男

秋のフェスティバルには、県外からのお客さまも多いでしょう。仙台でお迎えする側の一人として、コンサートの合間に楽しんでいただきたいお勧めの店を、と考えてみたところ・・

思い浮かんだのはうちの近所の普通のお店だけでした。

これぞ仙台!宮城!というお店は意外に知らないものだと思います。もちろん、牛タンはここがお気に入り(仙台人なら誰もが贔屓のお店をもっているかな?)というのはありますが、恐らくその店は普通にガイドにも載っているだろうし、わざわざブログでこっそり教えるものでもない。

自分はこの7年間何を食べていたのだろうか?

仙台に来る直前には「美味しい店を沢山探して、休日には山形のそば街道にも足を延ばそう」と夢を膨らませていたのが、実際にはそば街道どころか、行くのはほとんどが近所の店。しかも毎回同じメニューというのが実状です。

あそこのラーメン屋は長男特製ラーメン、中華屋はニラレバ定食(普通はレバニラだと思うのだが、ここではニラレバなので注文の前に口の中で数回練習するというややこしい作業が必要)、あのお好み焼き屋はスペシャル1にホタテトッピング、うどん屋はきのこ汁うどん大盛。

どのお店にも他のメニューがたくさんあるのですが、店に入って型どおり品書きを眺めても・・結局いつもの・・となります。店員も「あ、やっぱりね」という顔。

考えてみるとこれは食に限らず、演奏でも「ここはこう弾くべき」と決め付けすぎてはいないか?こうも出来るしああも出来る、と弾く度ごとの違いを楽しむ余裕や柔軟な感性が、毎回食べるメニューの少なさと同じように狭まってきているようで・・・

いや!男なら、これと決めたメニューを太く貫く生き方も捨てがたい。

いずれにしても、音となって表れる内容はその人間そのものだろうから、う〜ん 試しに一度次男ラーメンを食べてみようか。

遠くから【せんくら】に足を運んでくださる皆様、仙台には牛タンの他にも美味しいものが沢山あります(あるはず)。是非いろいろなものを召し上がって、音楽と共に仙台の滞在を満喫してください。

仙台フィルハーモニー管弦楽団 http://www.sendaiphil.jp/

原田哲男(チェロ)

2006年08月07日

2006.08.07| クァルテット・エクセルシオ

初めましてこんにちは!エクの第2ヴァイオリン奏者山田百子です。

「せんくら」この楽しいコンサートに興奮気味です。でもちょっぴり心配なことも。。。

3日間で101回もコンサートがあるなんて、可能なんだろうか?スタッフがどんなに大変か、考えただけでも卒倒しそうです。そんな中、たくさんの方に支えられて出演させて頂けるなんて、本当に光栄です。

演奏をすることも大変ですが、コンサートを準備するって本当に大変なんです。私たちはエク主催で定期公演を東京と京都で行いますが、会場予約、宣伝、チラシ&プログラム制作、集客、公演後の打ち上げ(これはしたくてやっている?)これをほとんど自分たちで手配します。これだけでいつもヘロヘロになってしまいます。

でも、演奏当日はお客様の対応はできないので、さらにたくさんの方に協力してもらいます。だから、いつも演奏に集中できるのは当日に協力してくださる方のおかげ、そしてもちろんその日までに準備に携わってくださる方、すべてです。

そんな行程が、こんどの「せんくら」では101回分あるんです!!私たちは演奏するだけ!スタッフにはとっても、とっても、とっても大変なことなんですよ。

こうやってブログを書かせてもらったりしても、最終的にどなたかが編集してくださるのです。すべてに人のぬくもりと熱い気持ちが「せんくら」に詰まっています。クァルテットの内声を主に担当している身としては、なんだかスタッフと同じ宿命を感じます。私も縁の下の力持ちのように、密度の濃い音楽の土台づくりをして登場できますように。

改めまして、スタッフのみなさま、いつもどうもありがとうございます!

そして、今後ともぜひよろしくお願いします!

http://www.quartet-excelsior.jp/

クァルテット・エクセルシオ(室内楽アンサンブル )

2006年08月07日

2006.08.07| 森下幸路

ピアノを弾いていただく川畑陽子さん

やっぱ夏は暑いのが当たり前!汗かいて代謝代謝…とは思うものの、なかなかしんどいです。けど室内入るとクーラー効きすぎ、外に出りゃ熱風、こんなんじゃアップダウンについてくのが大変です。

その上、コンサートのユニフォームは十二単衣まがいの燕尾服…まいります(汗)。

いくら伝統とかいったって少しでいいから機能的にして欲しいですよ。世の中、クールビズなのに!

森下幸路(ヴァイオリン)

2006年08月06日

2006.08.06| 森下幸路

仙台から離れて5年目に突入(☆。☆)

まだ八木山に住んでいる気持ちを持ちながらも関東、関西をバタバタとヴァイオリン片手に過ごしています。

梅雨もあけて、あぁ仙台の夏が恋しいです!!
湿気充満の梅雨、体も心もそして楽器も鼻声でしたぁ。カラッとしたイタリアから連れて来られたヴァイオリンは何年たってもこの時期にはショボショボです。

しかし暑い(>_<)!

森下幸路(ヴァイオリン)

 

2006年08月06日

2006.08.06| 原田哲男

皆さんこんにちは チェロの原田哲男です。

10月の【せんくら】ではオーケストラ、四重奏、合奏団、デュオと様々なジャンルで多くの公演に出演させていただくこととなり、大変光栄に思っております。

パンフレットには「仙台を拠点に活躍する九州男児」とあったので(有難うございます!)それだけで宣伝文句になるとは得してるなぁ、と我ながら思いました。ただ、鹿児島というと皆さん西郷さんをイメージするらしく・・「あまり似てないねー」と無茶な事をおっしゃる方もいます。自分では、太い眉毛は南九州ならではと思っているのですが。

仙台の街のオーケストラとはいえ、仙フィル楽団員の出身地は様々です。実際、団員77人のうち宮城県出身は9人という少なさ。それは、宮城の若者が(若者という言葉を使うとは・・・もうおじさんだ)音楽を学んでいないという事ではありません。オーケストラの場合、それぞれの楽器に専門的な技術を要します。そして一つのポジションが空くのは数年に一回。楽器によっては数十年に一回。
ですから、そこを狙って全国から人が集まるのは当然のこととなります。

僕だけでなく、各地からの楽員は「まさか仙台に住む事になるとは・・」と思ったはず。しかし、この街の住みやすさ、聴衆の温かさに支えられ、気持ちよく音楽に取り組める事に、皆大変満足しているのです。オーケストラの音は、その土地の気候や言葉、県民性が大きく影響するものと思います。各地から集まった77名がこの土地に暮らし作り上げる、仙台ならではの音を【せんくら】やその他の機会に是非お楽しみ下さい。

仙台フィルハーモニー管弦楽団 http://www.sendaiphil.jp/

原田哲男(チェロ)

2006年08月06日

2006.08.06| クァルテット・エクセルシオ

みなさま、こんにちは。クァルテット・エクセルシオ(通称「エク」) のチェリスト、大友です。

せんくら、とても楽しみにしております。

さて、仙台といえば、なんといっても伊達正宗。(あれ、牛タンじゃないんだ、ガク。)織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、武田信玄、そして伊達と、よくもまあとんでもない天才達がこう一時期に現れたものだと、驚きを感じます。もし伊達正宗がもう少し早く生まれていたら・・と想像を書き立てられるのも、歴史の面白いところです。

せんくらで演奏させて頂く中に、ヤナーチェクの弦楽四重奏曲第2番「ないしょの手紙」という作品があります。(せんくらでは時間の都合で第1楽章のみの演奏ですが)これは作曲される経緯としては少し変わっている作品です。

というのは、ヤナーチェクさんは、いうなれば自由恋愛家でありました。63歳のときに出会った40歳も年下の人妻に恋をし、10年の間に700通も手紙(もちろん熱烈なラブレター)を送っておりました。これが、自身がつけた「ないしょの手紙」という副題に通じるものといわれています。ヤナーチェクはこの曲の一音一音は君にくちづけをする、などという恥ずかしい手紙を山ほど送った、情熱家でした。

ヤナーチェクさんも結婚していたのですが、奥さんとはうまくいっておらず、結婚という約束を面倒なものと考えていたようです。第1番「クロイツェル・ソナタ」(トルストイの「クロイツェル・ソナタ」を読んでの作曲)も、トルストイの考えに共感したのではなく、登場する女性が結婚に縛られ、自由に恋愛も出来ない不幸(と、ヤナーチェクは感じた。)を描いた作品です。

家に来たヴァイオリニストがベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ」を弾く姿にみとれた妻を、夫が疑心暗鬼にとりつかれ射殺してしまうのですが、まあ昔は、そんな事もあったかも知れません。今では見とれたからといって射殺する人は・・いや、最近びっくりする事件も多いから絶対ないと言い切れないところも書いている私も自分で驚きです。

ともかく、いい年した老人が、外聞もなく40年下の女性に恋をして、10年700通(平均月に6通ぐらいか)書き続けたその情熱だけには、頭が下がります、わたしは。

ヤナーチェクの「ないしょの手紙」、人間ヤナーチェクの感情を包み隠さずに表した、とてもロマンチックな作品です。ぜひ聴きにいらしてください。全楽章聴きたくなったかたは、11月11日、東京文化会館で演奏致しますのでそちらもぜひ!それではまた。
http://www.quartet-excelsior.jp/

クァルテット・エクセルシオ(室内楽アンサンブル )

第2最後 — 猛暑 —

2006.08.05| 松山冴花

センクラの平井Producer様、ブログいっぱい書かさしてもらってありがとうございます!

一回目書いた後また書きたいとお願いしたら快く0Kしてくれました。またチャンスがあればお願いします。

最後のブログ、なんか面白い事ないかと脳の隅々まで探しても暑くて暑くて脳細胞もバテてるので私の一番苦手な事書きます。

アツイノ、キライ。

今週NY、毎日毎日35℃以上が続くみたいでその事考えるだけでゲソっとします。先月仙台が36℃になった時もちゃんといました。私は寒いの大好きで、真冬のマイナス10℃になっても窓を開けて寝るたちです。出来る事なら冬眠じゃなく夏眠したい。冷凍マグロになりたい。

で思い出したのが色々な夏の暑さの思いで。

日本にいた頃、両親がどっかに出かけていって兄キと私で少しの間お留守番。彼らが出かけていったその直後、兄キ、なにを思ったのかエアコン消しました。彼、私以外の事にはすごく正義感が強く、なんでエアコン消したんだって文句言ったら‘うるさい!ちょっとは地球環境の事考えろ!’って言われました。地球もきっと冷房欲しいと思ってるよ。お昼、汗だくでカレーを二人で作って、さあ食べようってゆう時に空気の匂いを気にする彼、家の中の空気の循環をよくしようって勝手に決めて窓をガラガラっと開けました。

...

唖然として文句も言えない私。いままでせっかくかすかに冷えてた部屋の空気が一発で外に。カレー食べる気一気になくしました。

ドイツのSchleswig-Holsteinも暑かった。オケのリハで汗だくになって休憩時間部屋に走って戻って冷水シャワーを。カラスシャワー浴びてる時、コンマスの私がいなかったらリハも始まらないだろうって冗談で思って、リハに戻ったら遅刻。...めっちゃ申し訳ない、オケのみんなリハ始めるのを待っててくれました。友達+オケ全員に冷やかされてこっちは冷や汗ダラダラ。ゴメンナサイ。

夏の冷え方法、多少は控えてます。一番好んでるのはやっぱり冷水シャワーの後冷凍庫の前に仁王立ち。昔は親やアニキに怒られて出来なかったので、今は冷凍庫解放とガンガン冷房でめっちゃ幸せ。

でも今月の電気代の請求が恐ろしい...

とゆうことで涼しくなった10月の仙台、楽しみにしてます!
松山冴花(ヴァイオリン)

関西人

2006.08.04| 松山冴花

マッサージ、大好きです。

この前行ったのは真冬の時。自分でバキバキ背中の骨をいくらならしてもしっくりしなかったのでマッサージへ。

インターネットでスパのマッサージ師さんを選択して、予約一週間前からワクワク。余談ですが私を知ってる人は、私が大の酒好きだってことみんな承知してます。飲みにいこうって誘われたら誘われる前に0Kするぐらいいつも飲み友達を募集してます。マッサージ当日、前働いてたオフィスのボスから飲みに誘われましたがそれもぶっちぎってマッサージの所に走っていったら彼、私の心外行動にびっくりしてました。

待ち遠しかったスパ。マッサージ師は大きい男の人。マッサージ台の上に飛び乗って待ちにまったマッサージ、スタート。

...

イタイ。

ちょっと待って、マジ、痛い。兄ちゃん、冗談じゃないよ、その力。

息するのも忘れるぐらいの力。冗談抜きに鼻血が出てきそうなぐらいの力。そしたらマッサージ兄ちゃん、

“プレッシャーどうですか?強すぎませんか?”って。

...めっちゃ強すぎよ。

でもここで実感したのは私、やっぱり関西人の血が流れてるってこと。その時瞬間的に思ったのはどうせ同じ値段なら強くしてもらったほうが得するだろう。マヌケに‘完璧です’って言ったその後80分、彼の怪力に耐え続けました。

お酒もほとんど同じ事。スピリッツ系が大好きでビール系は嫌いです。ビールの味が好きじゃないのと、どうせ飲むんならアルコール度数が高い方がお安くつくんじゃないかって思ってます。

ってゆう訳で仙台行った時は一緒に遊んで下さい。

松山冴花(ヴァイオリン)

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